よつばの名前は、小岩井よつば
都立 神山高校全日制に、この春、入学することになった。
高校一年生の15歳!今日は入学式に来ているぞ!
高校の進学を機に、よつばは小岩井葉介と共に、
都内に移り住むことになった。
「ここが、神山高校か…」
よつばは、自分のクラスを表で探していた。
8 小岩井 よつば
11 東雲 彰人
21 平田 直志
22 星川 真凛
「えっと…よつばのクラスは…C組8番か…」
よつばは、C組の教室に入るのだった。
担任の先生が、第一声を放った。
「みなさん!都立神山高校全日制へ、ようこそ!
それでは、みなさんで、自己紹介をしましょう!」
「小岩井よつば、よつばです!
15歳ですっ!よろしくお願いしますっ!」
「どうも、東雲彰人です」
「平田直志です」
「僕の名前は星川真凛です。
よろしくお願いします」
こうして、C組の27人の生徒の自己紹介が終わるのだった。
「それでは、みなさん!!それでは、入学式の
ミーティングは終わりです!」
こうして、よつばの高校生活、最初の一日目が、
終わりを迎えるのだった。
高校進学を機に、引っ越すことになり、
一緒に住んでいた、紫陽花町から、
義理の父と一緒に、都内に引っ越した。
そして、今に至る。
よつばが、学校に登校した、ある日の事だった。
「あっ、彰人くん!」
「?キミは、小岩井さん?」
「うんっ!同じクラスの、東雲彰人くん?」
「そうだけど、何か用かな?」
「ううん、言ってみたかっただけ…」
「そ、そうなんだね…」
「よぉ、小岩井、男ばっかりに、人気があるらしいな」
そう言ってくるのは、同じクラスメイトで、
背が高くて、細見で、メガネをかけている。
高田康一くんだった。
「それが、どうしたの?」
「彰人には、気を付けろよ?
アイツ、二重人格者だから」
「なんで?」
「なんでって…アイツ、表の顔と裏の顔が、
激しいからな…気を付けろ、餌食になる前に、
関わらない方が良い」
「ふーん、そうなんだね」
「呑気だな…お前、まぁ、東雲彰人には、気を付けろ」
それから、小岩井よつばは、
東雲彰人のことが気になっていた。
恋心なんて、一切抱いていなかった。
純粋に、彼に興味があるだけだったのだった。
「なーなーあきとー」
「どうしたの?小岩井さん」
「お前、変な奴だな」
「何言ってんだ?コイツ?」
「よつばは、高校生だから、
何でもできるぞ!」
「そんな訳ねーだろ…だいたい、高校生になって、
何でもできるとは、限らねーんだ。
そこは、勘違いするなよ?」
「ふーん」
こうして、よつばの、ハチャメチャな、
高校生活の一年間が、幕を開けるのだった!