体育祭が終わって、しばらく経った頃…
都立 神山高校に
宮益坂女子学園の生徒である、
鳳えむが、草薙寧々と小岩井よつばに会いに、
やって来たのだった。
(白昼堂々の不法侵入だが…)
「寧々ちゃーん!よつばちゃーん!」
「おぉ!えむ!」
「じゃないでしょう…よつば…
にしても、えむ!
また、勝手に入ってきたの?」
「えへへっ!会いに来ちゃった!」
「何しに来たの?
後、何度も言うけど、
えむは、宮女でしょ?
勝手に入ってきて、先生に見つかったら、
大変なことになるよ?」
「えーでも、あたし、
寧々ちゃんと、よつばちゃんに、
会いたくて、遊びたいから!」
「よつばも、寧々とえむと遊びたい!」
「あーもう…とにかく、正門の入り口に行くよ?
ここじゃあ、先生の目が通っているから…」
「はーい!」
三人は神山高校の正門前に向かった。
「なーなーえむ、
今日は何して遊ぶ?」
「うーん、いっぱい遊びたいな!」
「何も考えてなかったの?」
「あっ、よつばちゃんに紹介したい子がいるんだ!」
「新しい友達か?」
「うん!花海陽菜ちゃんって、言ってね、
すっごく、人見知りだけど、いい子だから!」
「私は知っているけど、よつばは、会ったことが、
なかったね…」
「よつばも、陽菜っていう子に会いたい!」
「じゃあ、宮益坂にレッツゴー!
そこにいるから!」
三人は陽菜がいる、宮益坂女子学園の正門に向かった。
「おーい!陽菜ちゃん!」
「えむちゃんに、寧々ちゃん…
後…この人は…?」
「よつばちゃんだよ!陽菜ちゃん!」
「小岩井よつば!えむの友達だ!」
「は、初めまして…花海陽菜です…」
「ねぇねぇ、みんなで、どこかに行こうよ!」
「急すぎるよ…うーん、じゃあ、
アップルパイでも、食べに行く?
友達に教えてもらったんだけど?」
「もしかして、寧々ちゃん、穂波ちゃんから、
アップルパイがおいしいお店を知ったの?」
「うん、望月さんから、
美味しいお店を教えてくれたから、
そこに行こうかなって…」
「よーし!それじゃあ、そこにレッツゴー!」
「穂波って、誰だ?」
「あっ、よつばちゃんは、知らないんだった!
えっとね、あたしの友達でクラスメイトなの!」
「そーなんだ!」
こうして、4人でアップルパイのお店にやってきた。
「結構な行列だね…」
「でも、待ち時間、20分もあるよ?」
「大丈夫!いっぱい、お話ししていたら、すぐだよ!」
「でも、話のネタが…」
「ない…」
「よつば、こうやって、みんなと遊ぶの好き」
「あたしも好き!
これからも、いっぱい、遊ぼうね!」
「うんっ!そーだな!」
途切れ途切れだが、話をして、
アップルパイを4人で食べるのだった。