後日。よつばと寧々は、
えむと夢葉、陽菜に会いに行くため、
宮益坂女子学園の正門に、やって来るのだった。
「えむが、神山高校に不法侵入するのは、
度々あったけど、今回は、私達から、
出向くからね」
「おー!よつばも、早くみんなに会いたいぞ!」
「はぁ…」
こうして、二人は宮益坂女子学園の正門に辿り着いた。
そこには、えむと夢葉、陽菜の三人が出迎えてくれた。
「寧々ちゃーん!」
と、えむが寧々を抱き着いてくる。
「ちょっと、えむ…いきなり、抱き着かないでよ…」
「だって~あたし、寧々ちゃんに、
早く会いたかったんだもん~!」
「今日は何をするんだ?」
と、陽菜が疑問符を付けて、よつばと夢葉に問いだす。
「そうだなーどこか、買い物はどうだー?」
「買い物か。私は、あまりしたことが無いから、
よろしく頼むぞ」
「陽菜。このメンツで買い物を、
学習するには、ちょっとアレだと思うけど…」
「陽菜ちゃんは、あまり外に出たことないの?」
「あぁ。ほとんど、外出して、何かをするという、
経験に乏しいからな。自慢では無いが」
「じゃあ、今日は5人で街探検だ!」
「街探検って…子どもじゃないんだから…」
「でも、陽菜ちゃんは、この街を知らないみたいだし!」
「もし、みんなが良ければ、案内して欲しい」
「よーし!街探検にしゅっぱーつ!」
「おーっ!」
こうして、5人で街探検に向かった!
「街探検といっても…色々行っているからな…
ゲームセンターに、カラオケ、神山高校に、
公園だな」
「でもでも!行ったことの無い場所に行ってみるのも、
楽しいよ!」
「そうか」
「勝手に納得しているし、ま、いっか」
5人が訪れたのは、ショッピングモール。
「ここのフードコートに行ってみない?」
「よつばは、そこの、ラーメンを、
彰人と、よく食べるぞ?」
「よつばちゃんの彼氏だね?」
「あの二重人格と、よつばが恋人って…」
「よつばは、彰人と一緒にいて、毎日が楽しいぞ!」
「そうなんだ…」
こうして、フードコートのラーメン店へ…
「何を頼もうかな…?
あっ、とんこつラーメンにしよう!」
えむが、とんこつラーメンを注文しようとした。
「私も」
「じゃあ、私も」
「よつばも!」
「そ、それじゃあ…わらわも…」
5人共、同じ、とんこつラーメン、600円を、
一杯ずつ、注文するのだった。
「結局、同じのを注文しちゃったね…」
「よつばは、この、とんこつラーメンを、
彰人と食べているぞ?」
「同じのを頼んでいるの?」
「おう、同じのだぞ!」
「そっか」
「みんなとラーメンが食べられて、
よつばは嬉しいぞ!」
「私は、みんなと、こうやって、食事をしたことが無いから、
新鮮な体験だ」
「そうだったんだ…」
「うぅ…ちょっと、熱いけど、でも、美味しい…」
「夢葉ちゃんは、熱いの苦手?」
「猫舌だから…フーフーしないと…」
みんなで、ラーメンを食べるのだった。
「美味しかった~!」
「また、行こうな!」
と、よつばは笑みを浮かべるのだった。