テレビ局に、小岩井よつばが見学に行っていた。
ある番組に、星川真凛と桐谷遥が出演する様だ。
星川真凛は、苺プロダクションに所属する役者で、
よつばのクラスメイトでもある。
(おー!真凛も、遥も、カッコイイな…!)
と、よつばが関心を抱いていた。
番組の収録を終えると…どうやら、
番組のプロデューサーとディレクターが、揉めていたようで…?
「何?遥ちゃんのマネージャーが、倒れた!?」
「えぇ、次の現場に行こうとしたら、急に倒れて、
病院に運ばれていて…命に別条は無いですが、過労かと…」
「うぅ…このままじゃ…」
現場を終えた、真凛は、よつばに声を掛けた。
「よつばちゃん。キミなら、どうする?」
「…やる。よつば!遥の一日マネージャーをやる!」
「急だね…まぁ、いいや。ちょっと待ってて!」
と、真凛が、その場しのぎの為と思い、
一日だけ、マネージャーをやらせてくれと、
プロデューサーとディレクターと交渉していた。
「わかった。ただ、失敗は絶対に許されない。
一応、これが、今日の遥ちゃんのスケジュールだよ」
「わかりました。任せてください」
モアモアジャンプは、マネージャーがいるようであり、
そのマネージャーは、プロダクションに入っておらず、
芸能界の知識は、皆無に通しい…が、
体調管理を正確に出来るような人らしい。
曰く、遥の大ファンである。
「よつばちゃん。今日は、よろしくね」
「よろしくな!遥!よつばだぞ!小岩井よつば!よつばだぞ!」
「桐谷遥です。よろしくね。よつばちゃん」
「それで、マネージャーは、どうしたらいいんだ?」
「そうだね…次の現場の場所が、そのメモ帳に書かれているはずだけど…」
「えっと…次は、B小町の、有馬かなとの共演みたいだぞ?
ついでに、黒川あかねとも」
「そうなんだね。かなとは、何度も共演しているからね。
小さい時から」
「うん。かなちゃんと、遥ちゃんは、公私共にライバル関係なんだよ」
「そーなんだな!」
「よし、それじゃあ、挨拶に行ってくるね」
有馬かなと黒川あかねと出会った。
「どうも、有馬かなです」
「黒川あかねです。今日は、よろしくね、遥ちゃん」
「よつばちゃん。かなちゃんはアイドルで、
あかねちゃんは女優として、活躍しているんだ」
「知ってるぞ!えっと…何かを舐める天才子役!」
「ちがーう!十秒で泣ける天才子役!
何度も、言わせるな!」
「よつばと、かなは、初対面だぞ!」
「ひとまず、次のお仕事のスケジュールを把握しておいてね」
「わかった。よつばちゃん、僕がサポートしてあげるね」
「そう言えば、真凛君は、よつばちゃんと同じ学校なの?」
「同じ神山高校でね、学年とクラスが同じなんだ」
「そうなんだね」
こうして、桐谷遥は、有馬かなと黒川あかねと共に、
トーク番組で共演するのだった。