元気娘の青春   作:アッシュクフォルダー

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第二十二話 アイドルが先生!?

早速、桐谷遥という、特別課程教師の下、勉強が始まった。

 

遥は4人の勉強を見て、こう分析していた。

 

星川さんは、真面目で勉強も熱心に取り組んでいるけど、

それが、テストの成果として、出ないことが問題か…

そう言えば、共演した時の番組でもだけど、

舞台の模擬演技の時には、感情的なシーンが得意なのに、

それ以外は、イマイチって、ある監督が、そう言っていた。

 

小岩井さんは、鳳さんみたいに、素直で、はいと言えるから、

頑張れる姿勢が、十分に感じられる。

何だか、みのりに勉強を教えているみたい。

 

平田さんは、可もなく不可もなく、

でも、不可の方が大きいって感じがする。

成績も、星川さんと、そんなに変わりないけど、

でも、小岩井さんや星川さんと比べると、

勉強に対する、向上心とやる気が感じられない。

 

そして、最後に東雲くんは…

聴いたことは無いけど、歌に情熱があり、熱意があり、

歌に対する、向上心とバイタリティーは、

私よりも上で、実際、イベントの時も、大活躍しているけど、

でも、勉強に対する姿勢は、逆と言っても過言じゃない。

 

彰人以外の面々は、目を細めつつ、

死ぬ覚悟で、勉強をしていたが、

彰人とはというと、目が死んでいた。生きた遺体のように、

ゾンビみたいに、魂が抜けて、もぬけの殻になっていた。

 

「彰人くんが、歌に対する姿勢は、間違いなく、

僕が見ても、本物だけど、勉強の時は…」

 

「よつばと一緒にやっている!」

 

「そうなんだ」

 

「決めた。俺は東都大学に行くわ。

アイドルから勉強したことは、応用する以外、他ない!」

 

「直志。お前、いつから、そんなに、燃えているんだ?」

 

「今日、この瞬間から!見てろよ、俺は学年トップ10に入ってやる!」

 

と、直志が数学のプリントを、次々と解いていった。

 

「小岩井さんの方は、どうかな?」

 

「よつば、頑張って、彰人と解いた!」

 

「うん、頑張っている」

 

「よつば、褒められている!」

 

「フフッ、なんだか、みのりや、鳳さんみたいだね」

 

「えむは、よつばの友達だぞ!よく遊んでいる!」

 

「そうだったんだね」

 

「彰人くんは、僕と直志くんとで、見ておくよ」

 

「うん。じゃあ、私は、小岩井さんの事を見ておくから」

 

「よつばのことは、よつばって、呼んでいいぞ?」

 

「じゃあ、よつばちゃん。

次は、連立方程式に、少数と分数をやってみようか!」

 

「はーいっ!」

 

桐谷遥の勉強の教え方が、上手だったのか、

東雲彰人以外の、3人は、どうにか、数学の問題を解いていったのだった。

 

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