元気娘の青春   作:アッシュクフォルダー

23 / 35
第二十三話 教えて!まふゆ先生!

平田直志と星川真凛は、赤点を回避した。

が、東雲彰人と小岩井よつばは、再び赤点を叩き出し、

追試を受けざる負えなくなった。

 

さらに、追い打ちをかけるように、

桐谷遥が、よつばと彰人の為に、新しい家庭教師を呼んでいたようだ。

 

それも、宮益坂女子学園の高等部でも、成績は優秀な優等生らしいが…?

 

「見当はついている」

 

「だれだ?」

 

「よつばも、会ったことがある奴だ」

 

「ほぉ~」

 

「彰人くん、よつばちゃん、今日はよろしくね」

 

声の主は、前に出会った、朝比奈まふゆだった。

 

「姉貴のか…宮女は優秀な子が多いな…

俺やよつばと違って」

 

「うん」

 

「遥ちゃんからの頼まれて、今日は家庭教師をすることになりました。

朝比奈まふゆです。よろしくお願いします」

 

と、優等生の、いい子モードのまふゆだったが、

彰人は素の状態だった。

 

「どーしよう…マジで挽回しねーと、留年の危機が迫っている!」

 

「よつばもだ!」

 

「それで、二人は、どの科目が苦手なの?」

 

「俺は数学と英語」

 

「よつばは国語」

 

「わかった。私に任せてね」

 

小岩井家にて。

義理の父親である、小岩井葉介が、まふゆと彰人を出迎えてくれた。

 

「よつばの友達か。よつば、彰人と共に、

また、赤点取ったらしいな」

 

「とーちゃん、よつば、留年しそうだから、

頑張って、赤点を回避する!」

 

「あぁ、頑張れよ。後でジュース、淹れるから」

 

と、義理父は、ジュースを汲みに、台所へ…

 

「ふふ、それじゃあ、二人とも、頑張ろうね」

 

「うぅ…」

 

「どうしたの?彰人くん?」

 

「いや、何でもない…です…」

 

彰人は前より成績は良くなったが、

英語と数学で赤点を取り、他の科目はいい成績だったようだ。

 

「それじゃあ、二次方程式に関数、円を説明するね」

 

まふゆが、彰人とよつばに、数学の解き方を解説した。

 

「わかりやすいな!」

 

「ホントにわかってんのか…よつばは…」

 

「でも、やる気があるのは、いいことだよ?」

 

「…」

 

 

次は英語。

 

「次は英語だね。テストの範囲だと、

学期末の総集編で、一般動詞、疑問文否定文

疑問詞、命令文、三人称単数現在、現在進行形、

一般動詞の過去、名詞の複数形、代名詞、過去進行形と…

うん。これなら、全部、教えられるよ」

 

「マジかよ…」

 

「すげー優秀だな!よつばより、頭いいな!」

 

「そりゃ、そうだ。

だいたい、俺らと宮女の生徒を比べるんじゃない。

頭の良さの次元が違う」

 

ちなみに、まふゆは英会話が得意なため、

ほぼ、英語は流暢だった。

 

彰人とよつばは、まふゆの説明に付いていくのに、必死だった。

 

果たして、まふゆの指導で、

彰人とよつばは、追試で単位が取れるだろうか…?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。