元気娘の青春   作:アッシュクフォルダー

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第二十六話 クリスマスパーティー

今日は鳳家主催のクリスマスパーティーだった。

 

司会の人が…

 

「それでは、今宵は楽しみましょう!メリークリスマース!」

 

祝杯を挙げた。乾杯をした。

 

今日のえむの格好は、一着のドレスだった。

鳳家の令嬢に相応しく、落ち着いた雰囲気が出ていた。

 

なお、寧々とよつばは神山高校の制服姿。

夢葉、陽菜は、宮益坂女子学園の制服姿である。

 

「今日のあたしは、オトナだよ~?」

 

「はいはい…」

 

えむがいつもより、オトナっぽい為か、

と、寧々が言いだす。

 

「すげーオトナだー!」

 

と、よつばが関心した。

 

「今日は聖なる今宵!天の使徒が、わらわを祝福する時!」

 

「夢葉は、相変わらずだな…」

 

「こんなに、煌びやかな場所は初めてだ。

たぶん、一生に一度だけだな…」

 

と、陽菜が言いだす。

 

「よつばちゃーん!」

 

と、えむがよつばに抱き着く。

 

「えむから、フワーッって香りがする!お嬢様…!」

 

と、よつばの心臓が何気にドキドキしていた。

えむに抱き着かれて、頬をスリスリされていた。

 

「えむは、財閥の令嬢だけどね…」

 

と、寧々がツッコむ。

 

「ねぇねぇ、寧々ちゃん!一緒に踊ろう!」

 

「えっ?」

 

「ペアでダンスするの!」

 

「えっ…・ええええええっ!?」

 

寧々とえむが、一緒に踊り出した。

ペアの社交ダンスを踊った。

寧々が不慣れであるにも対して、えむは慣れたステップで、

寧々をリードした。

 

「つ、疲れた…」

 

「あっ、あっちに、バイキングがあるから、

一緒に食べよう!」

 

えむとよつばは特に、

好き嫌いが無く、バランスの良い位のメニューになったが、

後の三人は…野菜や果物やパンに偏っていた。

 

夕食を取った後…

 

「あたし、寧々ちゃんと夜景を見ながら、カンパーイがしたい!」

 

「はぁ…わかったから…」

 

と、三人は、どうしようと思った。

 

「陽菜!夢葉!よつば達も、のぞきに行くぞ!」

 

「あっ、うん」

 

「気になる…!」

 

三人がこっそりに覗きに来ると…!

 

「寧々ちゃん、あたしね、寧々ちゃんのこと、

出会った時から、大好きだったんだ!

それでね、オトナになったら、ケッコンするの!

だから、4年後まで…20歳になるまで、コイビトのままで、

いてくれると、嬉しいな…」

 

「わ、わたしも!えむのこと…その好きだから…!」

 

「あたしも!」

 

「相思相愛だ!」

 

と、夢葉とよつばが言いだす。

 

「あー!夜景デートで二人っきりだったのに~!

でも、みんなで観るのも良いかも…!」

 

と、えむが、いつもより、穏やかで大人しめの、

すました表情をしていた。

 

「いつまでも、続いたらいいね」

 

「この時間、この時が、いつまでも、続きますように…」

 

と、陽菜が言いだすのだった。

 

「とっても、わんだほーい!な、クリスマスだね!」

 

「うん!」

 

「あぁ!」

 

「うん」

 

「おう!」

 

5人の友情は、きっと永遠だ。

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