元気娘の青春   作:アッシュクフォルダー

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第二十八話 あけましておめでとう

遂に新年になり、今日はお正月である。

 

そんな、小岩井よつばの今日の服装は、振り袖姿である。

 

「おーい!あきとー!なおしー!」

 

「おう。よつば。あけおめ」

 

「あけましておめでとう。よつばちゃん。

振り袖姿、似合っているね」

 

「よつばの気持ちがわかるのか?」

 

「う、うん…」

 

「よつばをおだてても、何もでねーぞ?」

 

「あきとー!よつばをからかっているのか?」

 

「さぁな?」

 

と、彰人とよつばの口喧嘩は絶えなかった。

だが、よつばはある事に気が付く。

 

「真凛がいないぞ!」

 

「真凛の奴、風邪で寝込んでいて…」

 

「そっか…よつば、心配だぞ!お見舞いに行くぞ!」

 

「待て待て、真凛は孤児院だから、難しいだろ?」

 

「お、おう…」

 

三人は早速、おみくじを引いた。

 

「俺は中吉」

 

「俺は凶!?」

 

「直志。マジでついてないな…!」

 

「おい!よつばは大吉だぞ!」

 

「へいへい、そりゃ、めでたいな」

 

三人は参拝を済ませた後、お店がどこも閉まっている為、解散した。

 

小岩井家。

 

「とーちゃん!よつばの振り袖姿だぞ!」

 

「お、似合っているな。見返り美人!」

 

「そっかーよつばも美人になったのかー」

 

「あれから、15年か…すっかり、成長したな。よつば」

 

「よつば、成長しているのか?

よーし!やんだやジャンボにお披露目だー!」

 

「あっ、じゃあ、久々に行くか」

 

と、義父とよつばは、そのまま、義父が運転する車で、

やんだの所へ…

 

「おい!やんだ!あけおめ!よつばの振り袖姿だ!見ろ!」

 

「はいはい、似合ってる、似合ってる」

 

やんだは、10年経った今でも、同じ会社で働いている。

 

「よつば、高校生になってなー彼氏が出来た!

やんだみて―な奴」

 

「俺みたいな奴?」

 

「彰人って言ってなー」

 

よつばは、やんだに対して、東雲彰人について言及した。

 

「よつばにお似合いだな。彰人って奴」

 

「よつばのケッコン相手だ!」

 

「マジかよ…俺、今年で34だけど、未だにケッコンなんてしてねーし…」

 

よつばは、振り袖姿で、ジャンボのところへ…

 

「あけおめ!ジャンボ!」

 

「よつばちゃん?久しぶりだな!」

 

「よつば、おとなのいろけがついたか?」

 

「ついていると思う」

 

と、ジャンボは10年経っても、花屋さんをしている。

 

「あっ、小岩井さん。お正月の花、どうする?

よつばちゃんを久々に見れたから、お代はいいよ?」

 

「じゃあ、少しだけ…」

 

お正月の花を手に入れた、義父はよつばを連れて、東京へと帰った。

 

そして、義父は、よつばを見て、こう感じた。

 

(やっぱり、よつばは、10年経っても、よつばはよつばだな…)

 

と、小岩井葉介はそう感じた。

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