元気娘の青春   作:アッシュクフォルダー

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第三十五話 不思議ちゃんの集い

よつばは、家を出て、石を集めに河川敷へと向かった。

 

よつば自身は上機嫌だった。

 

「今日は晴れだ。暖かい気候だ」

 

そんな、2月下旬のお話。

 

「よーし!今日も石を拾いに河川敷に行くぞー!」

 

と、一直線に向かった。

 

「どんな石が拾えるかな…」

 

と、よつばの前に、石を拾っている少女を見つける。

見た所、よつばと同い年の女の子が二人いる。

 

よつばは迷わず、そこの達に声をかけた。

 

「お嬢ちゃん。石を集めているのか?」

 

「えっ?」

 

「?」

 

と、二人の女の子は、首を傾げていた。

 

「よつばも、石を集めているぞ?」

 

「えっ?じ、じゃあ…仲間?」

 

「よつばの仲間なのか?」

 

「おもしれーな」

 

「あっ、た、高松燈…」

 

「らーな。要楽奈」

 

「よつばは、小岩井よつばだ!よろしくな!」

 

と、ほぼ赤の他人である女の子達と速攻で仲良くなった。

 

「よつばちゃん?」

 

「そーだぞ?」

 

「私と一緒に石を探してくれませんか?」

 

「もちろんだ!」

 

「仲間が増えた」

 

「嬉しいな」

 

「うん」

 

燈はどこかで満足していた。

 

よつばが、走ったら、なんとこけてしまう!

 

「痛いっ!」

 

「あっ、絆創膏があるよ?」

 

「おー助かるぞ!ペンギンか!」

 

と、よつばはペンギン柄の絆創膏に興味津々。

 

「ペンギンが好きなの?」

 

「よつばはペンギンが好きだ!」

 

「じ、じゃあ…オウサマペンギンとか、コウテイペンギンとか!

アデリーペンギンとか、イワトビペンギンは?」

 

「全部好きだぞ!」

 

結局のところ、燈のペンギン絆創膏を一つは使ったが、

残りの三つは、よつばが所持する事になった。

 

せっかく、仲良くなれたので、街探検する事になった。

 

コインランドリーを三人は見ていた。

 

「グルグル回っている…」

 

「おもしれー」

 

「目が回りそうだなー」

 

 

三人は楽奈がよく行く、廃墟ビルの一角へ…

そこは、野良猫が集う、パラダイスである。

 

「ねこ」

 

「ねこ」

 

「ねこ」

 

「うん…みんな、自由で生き生きしている」

 

「よつばも生きているぞ!」

 

「うん。私なんかと比べたら、ずっと、よつばちゃんの方が立派」

 

「そうか?」

 

「よつばちゃんは、私の希望。

私の何かを照らしてくれた、太陽みたいな存在」

 

「よつばは太陽なのか?」

 

「うん」

 

「よつば。おもしれー女」

 

「よつばは、おもしれーぞ?」

 

「そーだぜ?」

 

「よつばはなー燈ちゃんと楽奈ちゃんと、

一緒にいて―」

 

「私も一緒にいたい。ずっと傍にいたい」

 

「らーなはなーよつばがいるだけで、おもしれーぞ?」

 

「そうなのか?」

 

「らーなが保証する」

 

小岩井よつば、高松燈、要楽奈、考えている事は、

ほぼ一緒の模様。

 

そんな三人は、野良猫たちと交流するのだった。

 

 

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