都立神山高校全日制は、ゴールデンウイーク明けに、
神山祭が行われる。
小岩井よつばは、いつもよりも、
楽しそうな表情をしていた。
「おーこれが、神山祭か、楽しそうだなー」
「ご満悦してくれて、なによりで、ございますよーだ」
「彰人、お前は、何をする!」
「何をするって…フツーに店番だよ」
「そっかー」
「よつばは、どうするんだ?」
「いろんな所を、周るー」
「ふーん」
こうして、よつばの、神山祭の冒険が始まる。
まず、初めにやって来たのは、
ゲーム大会の会場、
対戦格闘ゲームで、対戦することになった。
ある女の子と対戦したが、ボコボコに負けてしまう。
「お前、強いな!」
「う、うん…」
「小岩井よつば!覚えておけよ!」
「く、草薙寧々です…」
しばらくして、廊下を歩いていると、
冬弥と彰人の出会った。
「よ、楽しんでいるか?」
「お!楽しんでいるよ!」
「よつばは、ボーイッシュな口調だな」
「5歳の時から、ずっとこう!」
「そ、そうなんだね…」
「あっ、弟くんと、冬弥くん!
それに…この子は?」
「小岩井よつば、一言で言って、変な女の子だ、
俺に、やたら、付きまとってくるしな」
「へぇ~そうなんだね!面白い子じゃん!」
「どこだだよ?」
「小岩井よつばだ!誰だ?オマエは?」
「ボク?ボクは暁山瑞希!よろしくね!」
「よろしくな!瑞希!」
「じゃあ、よつばは、どこかに行っているね!」
「どこかって、外に出る訳じゃねーよな?」
「はい!ご名答!」
「彰人は、よつばのことを心配しているんだな」
「るっせー」
よつばは、屋台を観に行った。
わたあめの屋台の前には、草薙寧々がいた。
「あっ、しろい、ふわふわだ!」
「わたあめ、食べたいの?」
「あっ、さっきの強い女の子!」
「強い女の子って、ゲームに強いってこと?」
「うん、そーだよ!」
「はぁ…で、わたあめは、食べるの?」
「買うから、ください!」
「はいはい…」
寧々は不愛想な表情をして、
わたあめを、よつばに渡した。
わたあめを食べた後、
よつばは、杏とこはねに出会った。
「あっ、よつばじゃん!」
「よつばちゃん」
「おっ!杏にこはね!」
「神山祭、楽しんでいる?」
「うん、すっごく、楽しい!」
「それは、よかった、
どんな所に、行ったの?」
「ゲーム大会や、わたあめ!
寧々って人に会ったんだ!」
「へぇ~そうなんだね」
「彰人って、いつも、パンツまるだしだ!
変な奴で、ヘンタイだ!」
「えっ、東雲くんが?」
「ま、まさかね…」
「いつも、いつも、よつばのこと、
変な奴って、言っているんだ!」
「よーし!後で、彰人を懲らしめてやる!」
「多分だけど、よつばちゃん、
東雲くんに、からかわれつつも、仲良くしているみたい」
「そ、そうなのかな?」
「彰人はヘンタイだ!ドヘンタイだ!
いつか、ぶっとばしてやる!」
杏とこはねは、よつばの発言に、ドン引きしつつも、
共感するのだった。