シブヤの公園にて、
よつばは、寧々と出会った。
「あっ!寧々!」
「よつば…」
「この子が、よつばちゃん?」
「そ、そうだけど?」
よつばの前には、寧々ともう一人、
見知らぬ女の子が、寧々の隣にいた。
「よつばちゃん!初めまして!
鳳えむでーす!」
「小岩井よつば!15さい!
よろしくな!」
「うん!よろしくね!よつばちゃん!
今日は、何して遊ぶ?」
「遊ぶ前提なの…」
「寧々!よつばとゲームで勝負しろ!
よつばが、圧勝してやる!」
「よつばに出来るの…?」
「やってみねーと、わかんねーだろ!」
「う、うん、わかった…」
「それじゃあ、ゲームセンターに、行くぞ!
えむ!寧々!」
「二人とも、頑張って!」
「えむに、応援されているし…
うん、やってみる!」
「頑張れ、頑張れ!寧々ちゃん!
頑張れ、頑張れ、よつばちゃん!」
こうして、三人でゲームセンターへと、向かった。
「よし!寧々!最初は、これで勝負だ!」
「これ、カードゲームだよ?
やったことが無いし、遊んだことも無いし、
カード自体、持っていないし…」
ゲームのタイトルは、
昆虫女王メスクイーン。
どうやら、昆虫相撲をするゲームだが、
カードが一枚もない状態だった…
「別のゲームにしよ、興味ないし」
「でも、なんだか、面白そうだよ!」
「だから、カードが無いと、
遊べれないから」
「じゃあ、この子から借りるとか?
カードいっぱい、持っているようだし!」
えむは、小さな男の子に、話しかける。
「ねぇねぇ!そこのキミ!
カードゲームで遊びたいけど、
終わったら、返すから、
ちょっとだけ、借りてもいい?
寧々ちゃんと、よつばちゃんが、
カードゲームで勝負がしたいみたい!」
小さな男の子から、了承を得て、いざ対戦。
しかし、寧々の圧勝だった。
「どうして負ける…彰人と一緒にゲームをやっていたのに…」
「あの、二重人格者と…
まぁ、このゲーム、意外と簡単だったし、
じゃあ、次は、何で勝負する?」
男の子に、カードを返した後、
次に、よつばが選んだのは、
対戦核とゲームだった。
「次は、これで勝負!今度は、よつばが勝つ!」
「格闘対戦ゲーム?私に勝てるの?」
「勝てる!」
「よーし!二人とも頑張れ!」
対戦格闘ゲームで、寧々とよつばが対戦。
寧々の圧勝だった。
「私の勝ち越しね」
「負けない!次は!」
それ以外にも、シューティングゲーム、音楽ゲーム、
レースゲームで遊ぶものの、寧々が圧勝していた…
「なぜ勝てない」
「私に勝てるわけ無いでしょう?
文化祭の時の仕返しとはいえ、
大したこと無いじゃん」
「ぐぬぬ…じゃあ、次はこれ!」
「これは…?」
「ポケットサーキットって、書かれているよ!
行ってみよー!」
「おーっ!」
「ちょっと、えむ!よつば!」
三人は、ポケットサーキットの特設会場に、
やって来た。
サーキット会場には、小さな子ども達が、
遊んでいた。
「最後は、これで勝負だ!」
「えっ、これで…?」
ポケットサーキットとは、
巷で人気の小型電動自動車玩具の事であり、
車の模型をカスタマイズして、
その速さを競って楽しみます。
100種類以上のパーツを集めて、
最速のマシンを作り上げよう。
小学生の間で、人気らしい。
「寧々!必ず、これで、勝って見せる!」
「興味ないんですけど…」
「ビビっているのか!」
「わかった、でも、私が勝つのに変わりはないけど」
ポケットサーキットで、
車の模型をカスタマイズした、
寧々とよつばは、小さなサーキットで、
対戦するのだった。
結果、よつばが、初めて勝つのだった。
「やった!よつば、勝ったぞ!
どうだ、まいったか!?」
「はいはい、参りました…」
「それにしても、ポケットサーキットって、
面白いよね!あたしも、今度、やってみようかな?
あっ、みんなを誘ってみようかな?」
「よつばも、またやりたくなったぞ!」
「はぁ…二人とも…」
こうして、寧々とよつばのゲーム対決は、
寧々の圧勝で終わった。