超常存在に「愛してやる」と言われて素直に「嫌だ」と言ったら更に愛された、解せぬ。   作:ていん

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 魔障から身を守るために重要なのは日結晶と立地だ。

 基本的に人類から魔障へ打って出ることは少ない。それこそ聖女総出で倒しに行かなくてはならないような最上級の魔障が集落を滅ぼしたという報告でも上がらない限り。

 だから対魔障の基本は防衛戦だ。

 その要となるのが、日結晶と立地……というわけである。

 

 前者は言うまでもない、魔障は日結晶を嫌うから、日結晶のある場所には近寄らない。他にも横着を好む彼らは、谷や山に囲まれた場所を通ろうとはしない。

 今回の村は特にそういった立地にすぐれる。日結晶の鉱脈が鉱脈の名の通り大きな山の洞窟の中に在り、その入り口に集落が存在している。

 つまり、鉱脈と集落の周囲が山に囲まれており、魔障の通る道は自ずと人間の通る道と一致する。そして、この集落へ繋がる道は一つしか無い。だから魔障の攻めてくる方向が一方向だけなのだ。

 さらにその道も、一番狭いところに日結晶の壁を作り、そこから先は魔障が通れないように細工していた。もちろん、全てを封鎖してしまうと魔障は諦めて日結晶の壁を登り始めるが、敢えて一箇所だけ道を開けておくと、怠慢な魔障達はそこを狙って突撃してくる。

 

 流石に千年モノ間魔障から生き延びつづけてきただけあって、人類のそういった対魔障ノウハウは蓄積されている。魔障の多くは知能が低く、怠慢であることを人類は知っていた。

 こういった場所に集落を作り、魔障がやってくる方向を制限してそこに日結晶の壁を作れば、必要最小限の人数で村を防衛することができるのだ。

 

 もちろん、その最小限の人員とは聖女のことなのだが。

 今回は俺とニュウだ。

 

 ニュウは天騎だが、太陽結晶によって戦う力を得た俺はなんと言うのだろう。騎士……ではあまりに普通すぎるが、まぁそういうのは格好つけの天騎あたりがきめてくれるだろう。

 今は目の前の魔障である。

 

 集落を守る壁、その出入り口に俺たちは立つ。俺はナイフを取り出し――自分の手を覆っていた手袋を脱ぐ。太陽結晶を手に入れた証なのか、俺の手には太陽のような痣が浮かびっぱなしになっている。

 太陽結晶の起動方法は単純。ナイフをその手で握れば――自然と発光し、光の剣が出現する。

 

「……し、行くぞ!」

「…………ああ」

 

 俺が気合を入れると、隣でニュウがどこか晴れない顔で同意する。

 先程のことが、未だに衝撃となっているのだろう。俺が戦う姿勢を示したことで、一度はそれに納得したものの天騎が人類を認めたという衝撃――天騎の使徒である聖女がそれを受け入れたことには受け入れがたいものがあるのだろう。

 いや、それだけではないのではないか。

 今俺達は魔障を迎撃するためにここにいるが、そこに他の人間の姿はない。それは俺たちにとって好都合ではあるが、この世界の人間のあり方としてはかなり怠惰な部類だ。

 

 この場所は大丈夫、聖女が守ってくれる。そんな考えが、いつの間にか彼らの中に浸透しているのだろう。きっと、誰も武器を手にとって戦うことが無意識のうちに選択肢から抜けているに違いない。

 

 ともあれ、すでに目の前まで魔障は迫っていた。

 

「……数が多い、とてもじゃないが二人で迎撃できる数じゃない」

「アタシが全力を出せば、一発だぞ」

「もちろん、被害を出さないためにもそれは手段の一つだ。でも、最終手段だよ。まずはこの道を通ろうとする魔障を迎撃する!」

 

 いいながら、俺は飛び出していった。

 魔障は様々な種類が見て取れるが、一番多いのは狼型だ。このタイプが特にポピュラーというのもあるが、今回はかなり数が多い。他にも熊やトラのような姿をした魔障もいるものの、明らかに狼が全体の八割を占める。これは異常事態だ。

 少し、嫌な予感がするが、今はそれを考えている暇はない。

 

「オオオオッ!」

 

 叫び、剣を振るう。迫ってくる狼に対し、それは一振りで絶命という結末を与えた。駆け抜けざまにナイフを回転させて、逆手に持ち変える。そのまま次の狼を斬り伏せ、更に回転。順手に持ち替えてもう一閃。それを繰り返しながら敵陣を駆け抜けていく。

 俺と魔障の身体スペックは、当然ながら魔障の方が上だが剣に触れた時点で魔障が面白いくらいにスパスパと切れていくものだから、俺が囲まれることはない。数も相まって、前世における無双ゲーを思い出すくらいだ。

 

 わざわざ剣を振るう度に持ち替えるのには、当然理由がある。光の剣を出現させると、手に刻まれた紋様が非常に高温の熱を発するのだ。それは下手に長時間そのままにしていると手がやけどでただれてしまうだろうというほどのものである。

 人の域を越えた力を使う代償というやつだろうか。

 だが、光の剣は俺がナイフから手を離すことで解除される。だったらナイフを回転させる動作を挟むことで、一度手からナイフを離し、光の剣を一瞬だけ解除する。

 こうすることで、俺は熱による影響をあまり受けずに光の剣を扱うことができるのだ。

 

 幸い、光の剣を“握っている”ことによる代償はあるが、光の剣を“生み出す”ことによる代償は存在しないらしく、ニュウと出会ったあの任務から帰って自室でひとしきり検証してみても体調に影響はなかった。

 そして今回実戦で使ってみてわかったが、光の剣は魔障を切り伏せる度に熱が強くなる。これはつまり、切り伏せるごとに切れ味が増すのかもしれないが、通常の魔障相手にはどう考えても初期状態で十分である。

 そういう意味でも、持ち替えによるリセットは剣の代償踏み倒しと相性が良い。

 

「レイト!」

 

 ニュウの叫び、俺が飛び退くと俺がいた場所の周辺をニュウのレーザーが駆け抜けていく。見れば、俺の死角に一体魔障が紛れ込んでいた。

 いきなり不意打ちで死ぬようなことは無いだろうが、それでもこういった不確定事項は分かるやつが対処するに限る。

 そして、ニュウはといえば壁の通り道に立ちはだかり、俺の撹乱を無視して道を通ろうとする魔障の中でも少しだけ知能の高い連中をレーザーで撃ち落としていた。

 

 ニュウの武器は初対面のときにも使った、このレーザーだ。火力は調節が容易らしく、絞ったり解放したりして、器用に立ち回ることができる。

 俺の光の剣のように、短い形でレーザーを固定して接近戦も可能なそうだが、流石に接近戦は経験の少ない素人にはおすすめしない。

 これでも俺は何年も魔障相手に切った張ったを繰り広げてきたのだ。多くの場合は聖女の横をうろちょろしていただけだが、それでもニュウとでは年季が違う。

 

「助かる!」

 

 戦場の基本、声がけ。感謝も報告も、声に出さなければ相手には伝わらない。何よりニュウは俺がそう伝えるととてもうれしそうに気合を入れてレーザーを連射する。

 モチベーション、というのはそれだけで武器だ。それは、おそらく今も俺たちの勝利を信じて集落に引きこもっている人間にも言えるだろう。

 

「……なぁ、レイト」

 

 戦いの中で、俺とニュウは言葉を交わす。

 俺たちは危なげなく戦闘を進めているが、それ故にニュウはそれ以外の部分へ意識が向いてしまうのだ。わかっている、致し方のないことだと俺も思う。

 

「この世界の人類ってのは、天騎にその輝きを見せることで、天騎に守られているんじゃなかったのか?」

「……そうだな」

 

 そういうお題目で、この世界は回っている。

 

「天騎ってのはそんな人類の輝きを愛し、守るために戦っているんじゃないのか?」

「……そうだな」

 

 それがそもそも天騎と人間の最初の約束で、今もその約束を前提に俺たちは戦っている。

 

「じゃあ、これは何だよ。どうしてここで戦っているのが、アタシとレイトだけなんだ?」

「……」

「聖女も、人間も、天騎も戦おうとしない。アタシの思ってた人間って、聖女って、天騎ってそうじゃないぞ! もっとこの場で皆が協力して、明日のために死力を尽くすもんじゃないのかよ!」

 

 ――原因は、きっと俺にあるんだろう。

 ニュウは俺を人類の輝きそのものだと思った。契約のとき、ニュウは世界に大きな期待を抱いた。俺がそうした。悪いのは俺じゃないか、俺がそれを否定しないからニュウは誤解してしまったのだ。

 何より同時に俺はニュウの言葉に同意してしまうものがある。

 

 この世界はどこか可笑しい。

 天騎っていうのは、人類の輝きのために試練を与える。それはつまり、人類に期待しているからじゃないのか? 自惚れかもしれないが、俺のように前に進もうとするやつを愛するために試練を与えるんじゃないのか?

 少なくとも、ニュウはそうだ。人類に期待していた。そのうえで試練という言葉を知らないくらいに彼女は純粋だった。

 

 それが今の天騎の姿と乖離している。

 天騎ベータはどうだ。アレは何か俺たちに対して思うところがあるらしいが、それでもここに現れたりはしない。その態度も俺の知る傲慢な天騎の姿と変わらない。

 彼女が何を考えているかわからないのだ。

 

「ニュウ、俺は――」

「……アタシは、もっと期待してたんだ。世界は輝いていて、人類は頑張っていて、天騎は人類の守護者で――だってのに、これだ」

 

 ニュウの言葉は、悲痛にあふれていた。

 千年、もしも彼女がそれだけの期間幽閉されていたのだとしたら、その期待はあまりにも大きなものだろう。俺には、想像もできないほどに。

 

「アタシ、どうすればいいのかなぁ?」

 

 その言葉を、俺は――

 

「……ごめん、ニュウ。俺はそれに答えられない」

「……っ!」

 

 だって、俺がニュウを誤解させてしまったんだから。そんな俺の言葉に説得力はない。

 ああ、でも――だとしても。

 

「でも、一つだけ。ニュウに見てもらいたいものがある」

「……見てもらいたいもの?」

「ああ、この戦いが終わった後に、――この集落を、守りきった後に」

 

 俺が、そう告げた時だった。

 

 

 パキリ、となにかが砕ける音がする。

 

 

 ――見れば魔障が、日結晶の壁を乗り越えようとしていた。日結晶に触れた魔障は日結晶に力を奪われ衰弱するが、その衰弱した魔障を踏台に、別の魔性が壁に手をかける。

 その繰り返しで、壁を越えるための山を奴らは築こうとしていた。

 

「チ……もう気付いたか!」

 

 俺は歯噛みしながら、壁を作ろうとしていた魔障のもとへ駆けて剣を振るう。山は崩れるが、見ればあちこちで同じように山を作る魔障の姿が見えた。

 

 魔障は知能が低い。

 多くの場合にそれは言えるが、例外もある。魔障の知能には個体差があるのだ。中には人並みに知恵の回る魔障もいて、ここにいる連中はそこまでではないが、多少頭の回る個体も混じっている。

 そいつらが気付いたのだ。一部を犠牲にすればこの壁を越えられる、と。

 これは魔障の襲撃に見られるオーソドックスな戦況の変化である。

 多くの場合魔障は、最初は通れる道を通ろうとするが、いずれ覚悟を決めて一部を犠牲に壁超えを始める。知能は低いが決して愚かではない。それ故の行動パターンの変化だった。

 

「ど、どうする!?」

「これ以上は二人での防衛は難しい。ニュウに殲滅してもらうしかない!」

 

 正直、こうなる原因は俺にある。

 単純に言って俺の剣は対多数には向いていなさすぎるのだ。一匹に対してはオーバーキル。だが、武器としては接近戦しかできないので、一度の剣閃で屠れるのはせいぜい数体。

 相手は数百、時には千にも及ぶ大群。片方がお荷物だってのに二人で守りきるのは、無茶が過ぎた。

 

 とはいえ、それを言っても仕方がない。

 ニュウが力を振るうことは、彼女の存在が明るみになることを踏まえてもあまり得策ではないが――人命より優先されるものではないのだ。

 

「……わかった!」

 

 それをニュウも理解しているために、覚悟を決めてうなずき、その体に力を込める。

 引っ込めていた翼を出現させて本気になるのだ。

 

 だが、

 

 

「もう、お兄様――なんて無茶をなさるのですか」

 

 

 それよりも先に、状況を打開できるやつがその場に現れた。

 言葉の直後。

 

 無数の針のような何かが、壁をよじ登ろうとする魔障に突き刺さる。

 

 魔障にだって心臓のようなものは存在し、そこをつけば比較的簡単に魔障を倒すことができる。俺がナイフで狼魔障を撃退したのも、それが大きい。

 しかし、だからといって簡単にその心臓を狙えるかといえばそうではなく。

 だけれども、今目の前で放たれたそれは――その全てが寸分違わず心臓を貫いていた。

 

 一瞬で魔物が溶けて消えていく。

 

 たった一撃。それだけで彼女は――

 

「――レーア!」

 

 ――聖女レーアは数十の魔物を屠りながら、上空から降臨するように現れた。

 

 

 +++

 

 

 レーア、最強と呼ばれるその聖女は、主に二つの意味で強さが知られている。

 彼女は特に、多数の魔障を一人で相手取って勝利することに特化している。今俺たちの目の前に現れた彼女がそうしているように。

 

 レーアは手に何かを握っていた。

 それは、細く鋭い、針のようなナイフだった。――かつて、故郷ファリーソで作った彼女の一人前の証。レーアに残された唯一の故郷の証。

 そのナイフが光を帯びる。すると、彼女の周囲にナイフと同じ形をした“弾丸”が出現した。

 

「――散りなさい」

 

 その言葉とともに射出された針の弾丸は、一目散に周囲の魔障へと飛んでいき、その心臓を貫いて殺す。鮮やかすぎる手際、たった一手でまたも数十の魔障が殲滅された。

 

 これがレーアの強さ。

 彼女はこの世界において最も多い戦場――無数の魔障を迎撃するという状況で非常に強い。たった一人で数十の魔障を一撃で撃滅するその戦闘スタイルは、間違いなくそういった場においては無類の強さを有していた。

 

「……あ、アレが聖女の強さか?」

 

 ぽつりとニュウが零すのも無理はない。こんな芸当ができる聖女はこの世でおそらくレーアだけ。

 規格外としか言いようのない彼女の強さは、しかしそれだけにとどまらない。

 

「まだまだ数が多いですわねぇ。せっかくお兄様と一緒になれましたのに、これでは逢瀬の時間がなくなってしまいます」

「いや、一緒にはなっていない」

 

 とりあえず訂正しておくが、聞き届ける前にレーアは魔物の群れへと突撃していった。

 一切躊躇うことなく宙を舞って、魔障たちを踏みつけながら進んでいく。その度に数十、百ちかい魔障をナイフの餌食にしながら。

 

「“敵”を滅ぼすのに必要なのは、何だと思いますかぁ、皆さん」

 

 ぽつり、とそうしながらレーアはつぶやく。

 それは俺にも、ニュウにも、魔障にも問いかけているように思えた。ニュウは、その言葉に思わず考え込むように腕を組む。突如現れたレーアの存在に困惑していることもあるのだろうが、ニュウは正直だから雰囲気に呑まれているのだろう。

 ともあれ、

 

「勇気? 根性? 負けたくないという意地? ええ、それも正しいのでしょう」

 

 レーアはそのまま一人語りを続ける。くるくると回るように、彼女が通った後に魔障の死体を築き上げながら。魔障たちが、またたく間に消えていく。

 

「でも、勇気だけで誰かを守れますか? 根性だけで諦めなくてすむのですか? 負けたくないという意地だけで――勝つことは果たしてできるのですか?」

 

 そのまま、彼女は空中に飛び上がる。ようやく彼女の存在を理解した魔障たちが飛び上がりそれを追ってレーアに迫るが――

 

「ですから、それらは正しくあっても一番ではないのですねぇ!」

 

 ――レーアに覆いかぶさろうとした魔障が、一斉に針につられて串刺しとなった。さながらミノムシのように魔障へ囲まれたレーアは、そのまま。

 

「であれば何が一番正しいのか。何が一番“敵”を滅ぼすのに必要なのか」

 

 戦場を覆うほどのナイフを出現させる。

 流石に一度の戦闘でこれほどの数を出現させるのは、できて一度がレーアの限界だが、それでも。これだけあれば残る魔障はまとめて殲滅できる。

 

 すなわち、これがチェックメイトだ。

 

 ぼろぼろと串刺しになった魔障が剥がれ落ち、顔を見せたレーアは、笑っていた。

 

 

「それは――すなわち、愛ですわ」

 

 

 どこまでも、どこまでも妖艶に、俺に見せつけるかのように笑っていた。

 

「愛とは誰かに対して向けるもの。勇気のように個人で完結していないからこそ愛のためなら勇気以上のものが湧いてきます。愛とは根気強く育てるもの。根性のように曖昧でないからこそ愛のために人は頑張れるのです。そして愛を成し遂げるということは――」

 

 そして、

 

 

「すなわち、勝利したということに他なりません」

 

 

 ――降り注ぐナイフに、魔障はまとめて滅ぼされた。

 

 俺たちが見ていることしか出来ない状況で、あっという間に魔障をすべて薙ぎ払ってみせたレーア。そのままゆっくりと着地して、彼女はこちらへと近づいてくる――

 

「ええ、ですから」

 

 戦闘の中で、彼女は感情を高ぶらせる。死地でありながら、その場は彼女にとって何よりも至高の場所なのだ。思いの丈を存分に力に変えることのできる、それが許される場所。

 

 そう、聖女レーアの強さとは、すなわち。

 

 

「――愛していますわ、お兄様」

 

 

 愛。

 

 戦いの中で愛する気持ちを高ぶらせることで、その精神性はどこまでも揺るぎないものとなる。ゆえにこそ最強、レーアはその実力と、そして愛で誰にも負けない強さを手にいれた。

 だが――

 

「……遠慮しておくよ」

 

 俺たちは兄妹だ。残念ながらその愛に兄妹愛以外で応えることはできない。

 だってのに、

 

「あはぁ、そうでなければ燃えませんわ、お兄様!」

 

 ――どうしてレーアは嬉しそうにするのか。

 ああ、これ前にもいった気がするが、それでも俺に言えることは唯一つ。

 

 ……解せぬ。




レーアもまたヒロインで超常存在側です、つまり強い。
他にも各キャラの戦闘スタイルなんかも解説しました。
本作は恋愛とバトルとクソ超常存在の3つを軸に話を進めています。
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