目が覚めたら管理人になってた   作:口裂小鳥

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リスタートからのハイパー残業TIME

端末の垂直同期実行

優先順位の決定…

施設の電圧チェック…

TT2コンポーネントにアサイン…

エンケファリン活性化…

エネルギー抽出及び精製工程再開…

クリフォト抑止力を縮小…

すべての職員を配備

 

同期中…

 

同期完了

 

【DAY 1】

 

「こんにちは、X。ロボトミー社への入社、心より歓迎し

ます。」

 

心地よい声で目が覚める。

目の前のAIの目は、相変わらず閉じられていて退屈そうだ。

 

「私は、あなたがより快適に我が社に適応できるようサポートするアシスタントであり、話し相手であり、秘書を務めますAIの___。」

 

「あぁ、また会ったな。アンジェラ」

 

「! 貴方、もしかして……。」

 

「ご名答。まだまだエラーは治ってないらしいな?

……ところで、あの盲信爺ちゃん怖すぎないか…?」

 

「……。

ええ、見つけた時は赤い靴を履いた職員が人を襲ったのかと勘違いする程でした。頭部も原型がありませんでしたし。」

 

「こっわ……。」

 

まぁクソノマパーリナイ★からやり直せて結果オーライだけどね?

にしたって怖いのよ。

もっと顔布さん(認知フィルター)は外れないように努力してくれ。

なんとなく他のメンツともトラブル起きそうだし、アンジェラたんどうにかなりません?

 

「そうですね。強力な接着剤ならありますが……。塗りますか?」

「さーてやり直しになっちゃったけど、次こそは50日め目指しますかっと〜!」

 

うだうだ言ってないで早よやれオーラが見えた。ごめんて。

顔面接着剤はやだ。あとなんでその接着剤毒々しい紫色なの?

 

さーて今日のアブノマは〜〜〜!?????

 

ドゥルルルルラ……デン!!

 

"それはあなたを裁く救世主であり、

奈落へ落とす執行者です。"

 

はい、いつも通り罪善さんっすね。フレーバーテキストかっこいいなぁ。

そしたらかちかちっと職員を雇って雇ってっと。スタート〜!

 

 

モニターには忙しそうに働くオフィサーとメインルームをうろつく職員が二人。

初期から居た緑髪の無愛想な子と、さっき雇った愛想が良さそうな紺色っぽい髪の子だ。お名前はたしかジェイクとジョシュア。

現実だから当たり前だけど、無為に左右にうろついたりせずリアルに動くし職員やオフィサーの会話内容も文字として見える。見てて飽きないね。

 

さて、マイクあるみたいだし初日の挨拶しよっかな。

スイッチを入れ、声を張る。放送の瞬間みんなキョロキョロするの面白いなぁ。

 

「あー、あー。聞こえるか?俺は今日から管理人を務める____」

 

なんてことない挨拶が終わった後は楽しい業務の時間である。

 

初日だし試練も出ないのをいいことにめちゃくちゃ残業させた。

二人は初日からランクⅣになった。

もっと残業したかったんだけどアンジェラたんに止められちゃったからなぁ……。でもしないと死ぬのは職員なんだよな。

残業か死か……、つくづく現実は非情である。

 

【DAY 1 業務終了】

 

 

1日が終わって次の日に行く間、脳内機能を漁ってみる。wiki以外にも使えたりしないかな。

お、何だこれ。……日記機能?




次から日記風ダイジェストでお送りするっす。
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