予防接種に行ったハズなのになんでVtuberになってるの?? ~地味女子JKは変態猫や先輩V達にセンシティブにイジられるそうです~ 作:ビーサイド・D・アンビシャス
三波くんが保存してた画像(ピクシプ)とか動画(YUTUBE)で一通りメスガキを見せてもらった。
「ねぇ三波くん? なんでこの娘、こんなに大人を下に見てるの? この年じゃ水道代も払えないのになんで大の大人に『ざぁこざぁこ』なんて言えるの? 『わからせたい』ってあるけど、これ因果応報じゃない? 屈服されて当然だよ」
「やめろぉおおおーーーーーっ‼ そんな純粋な目で一性癖をマジレスすんなぁあっ‼ つーか姫宮さんの意見が意外すぎる⁉ お主さてはSじゃな?」
「えっ、えええSじゃないよ‼ 何言ってんの、三波くん‼ このっ、変態っ‼」
「ほらSじゃん! もぉSじゃん、語るに落ちてんじゃん!」
そんな……ち、ちがうよ。私はいたって普通、SもMも無いよ。
確かにクレア先輩のお尻たくさん叩いたし、伽夜ちゃんにも痙攣するまで抉りくすぐるけどSなんかじゃ……あれ?
自分で言ってて、全然そうじゃない気がしてきたよ?
「私は――――S、だった?」
「ごめん姫宮さん、俺からは何も言えないよ。クラスメイトの女子の属性なんて断言したくねぇよ。責任なんか持ちたくない」
なっ、なんだろう……いつもと逆な気がする。どうして三波くんが引いてるの? おかしい、おかしいよ……とっ、とにかく!
メスガキについては分かった‼(現実逃避)。
つまりあれだね?
ふんすと私は鼻を鳴らす。
『だからレヴィアたんには、自分のやりたいことをやりまくって欲しい!』
三波くん。あなたはそう言ってくれたけれど。
だからってその気持ちに甘えたくないんだ、私。
―――――――やるよ、メスガキ。やってみせるよ。
だからこそ……三波くんの耳に狙いを定める。
手を筒みたいに丸めて、口元に添える。
そぅっと、バレないように、彼の耳元まで寄って行って……ささやく。
「ざぁこざぁこ……ド・変・態♡」
彼がバッと勢いよく振り返る、より前に私はパッと離れる。
そしてメスガキらしく、口の端を持ち上げて、
「こぅいぅ……感じ?」
首を傾げて魅せた。
三波くんは耳を抑えていた。顔が、真っ赤だった。
[ 早乙女咲良の
「は?」
たまたまだった。
たまたま弁当を作れなくて、たまたま購買に行ったけど売り切れてて、たまたま学外のコンビニに行って、たまたま普段じゃ寄らない場所で食べようと思った。
それだけだった。
「は?」
教室のある校舎とは、反対の校舎の裏。
うちと同じクラスの男女がいた。
三波君と姫宮さんが、二人きりで、肩を並べてご飯を食べてた。
「は?」
姫宮さんが三波君に身を寄せた。
すぐにパッと離れたけど……三波君の顔は教室じゃ見たことない、驚いた顔をしていて―――――それ見た瞬間。
「はぁぁああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~?」
ぶぢゅううううう‼ と、ストローから牛乳が吹き出す。
そうして、うち……