師尊今日も悪役だ   作:ピー様

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https://zhuanlan.zhihu.com/p/391580407


1−50    てか弟子が五人いるんだけど

1.

主人公の悪役師尊*に転移した

 

2.

ちゃう、なぜまた転移したんだ?

 

3.

てか弟子が五人いるんだけど

だれが主人公なのかは知るもんか

 

4.

だから弟子を五人全員呼んできて

だれが主人公なのかを聞いてみた

 

5.

頭がどうかしてませんかと大弟子が聞いた

 

6.

よくも言えたな?

 

7.

てかなぜ私が悪役なんだろう

 

8.

しょうがないか

目の前にいる五人を一わたり観察してみた

こうとなれば

全員を主人公扱いにするしかない

 

9.

女弟子いないの?

 

10.

まあいいわ

大事じゃない

 

11.

そう

主人公五人をダメ人間に育てれば

悪役に打ち勝つことができない

 

12.

計画通り

 

13.

でもダメ人間の育て方がわからないわ

ミスった

 

14.

本を参考にした

 

15.

慈母に敗子ありらしい

 

16.

了解

 

17.

大弟子の見舞いに行った

 

18.

大弟子が調息していた

 

19.

そばに座って

彼を優しく見守ながら

虹色セーターを編んであげた

 

20.

頭がどうかしてませんかと大弟子が聞いた

 

21.

よくも言えたな?

 

21.5

私に慈母さが足りなかったのか?

 

22.

怒った

とりあえず大弟子を放置

 

23.

二弟子を探しに行った

 

24.

二弟子が霊植*の手入れをしていた

 

25.

手先器用上手―と煽てて

色々媚び諂った

 

26.

ついでに霊植を一本勝手に抜いて彼の頭に被せて

美貌をたたえた

 

27.

霊植に毒があった

二弟子が意識を失った

 

28.

くそ

やらかした

 

29.

大弟子が二弟子の具合を診にきた

 

30.

頭が本当に本当にどうかしてませんかとすごく言いたげな顔をしていた

 

31.

わかった

 

32.

本に書いてあるものは嘘だ

 

33.

だから掌門*に聞きに行った

どうすれば彼のように

食いしん坊でサボるばかりのダメ人間をこの門派*ごと育てられたのかと

 

34.

掌門:?

掌門:挑発?

 

34.5

殴られて追い出された

 

35.

反省

 

36.

また反省

 

37.

まさか……

私に女らしさが足りなかったのか?

 

38.

合歓宗*からセクシーなメッシュワンピースを奪いに行った

 

39.

ワンピースを身につけて

魅力を上げるのに舞姿もいると思った

 

40.

オッパカンナムスタイルを踊った

 

41.

大弟子がさらっと扉から入ってきた

 

42.

大弟子の動きが一瞬止まった

 

43.

大弟子が無表情で扉を閉めて離れた

 

44.

どうした?

お前の師尊が私で

何かご不満?

 

45.

夜、枕元に服が二大袋増えた

 

46.

掌門が髪の毛ボサボサで、涙ポロポロこぼしながら乱入してきた

 

47.

「師妹*、君の修為*がずっと突破できなかったことを知っているが、それでも合歓宗のように採陰補陽*の術をやってはいけないんだ」

掌門が私の手を繋いだ

 

48.

勘違いだ、別のことで悩んでいると伝えた

本当にやってないと掌門が何度も確認した後ホットした

 

49.

「じゃあ、師妹が最近なにで悩んでいるの?」

掌門が問いかけた

 

50.

掌門の美しい顔を見て

よく考えれば

彼の方が振る舞いが私よりずっと女っぽいんだわ

 




師尊*=師匠。最近「師父」より「師尊」の方が多い気がする。正直違いわかりません

霊植*=修仙世界で、丹薬にして食べると「霊力」を提供してくれる植物

修仙・修真・仙侠=日本のアニメの概念でいうと、魔法が使える異世界+ナルトみたいな感じですかね。「魔法」を「法術」に、「マナ」を「霊力」に置き換えるとわかりやすいでしょう。修行して、ランクアップして、最終的に神になる、という中華風厨二病ファンタジーです。レベルが高ければ高いほど、寿命が伸びる。どれぐらい長いのかは小説の設定によるものなので、数万年までいく設定もある。

掌門*=強い人たちが集まって「宗派」や「門派」を作って、師匠になって弟子を受け入れる。掌門は宗派のリーダーで、宗派の運営や外交を管理する。実力は必ずしも一番強い人ではないが、それでもトップに入る。

宗派・門派=魔法学校みたいなところ。修真者になるためには子供の年齢で選抜試験を受けて弟子入りする。

合歓宗*=ざっくりいうと、せっくすを通してレベルアップを図る宗派?修仙・修真世界では、せっくすは肉体的と精神的に別れてて、後者は「双修」と呼ばれ、せっくすすることで強くなるみたいな笑笑。普通に双修すると、両方にもメリットがあるが(特に弱い方が得する)、合歓宗では、相手のエネルギーや生命力までも奪っていく陰湿な修行になる、確か。よって、だいたい正義の派に軽蔑される。

師妹*=自分より遅く弟子入りした同じ代の女弟子のこと(男:師弟)。年上でも「師姉」(男:師兄)とは呼ばない。逆に自分より早く弟子入りしたが年下の場合は「小師姉」と呼ぶことが多い。同じ代とは、師匠が違っても「師妹」と呼ぶが、例えば師匠の師匠(師祖)が新しく受け入れた弟子だと、自分より上の代になり、師匠と同じ代になるので、「師叔」と呼ぶことになる。

修為*(境界)=ランクのことです。ランクアップすればするほど体に溜め込める「霊力」が多くなる。魔法レベルアップすればするほどMPが上がるみたいな感じですね。詳しくはまた今度あったら。

採陰補陽*の術=合歓宗双修のことです
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