507.
最近用事ができたので
しばらく門派のことを任せたと掌門が急に言った
508.
なになに
クランクアップか?
509.
掌門:俺の扱いもっと良くしてくれない?
510.
掌門:給料上げてあげるから
511.
私を見下してるんじゃねぇ
霊石*千個じゃ足りんよ
512.
調息して寝る
513.
女弟子がいきなり訪ねてきて
私を明日の夜の花灯*見物に誘った
514.
だめだ
最近はオリンピックが観たい
515.
女弟子:?
女弟子:それでもいいですよ、私のテレビ結構大きいので
516.
女弟子と一緒に花灯を観る
517.
凡人の世にある花灯を観に行きたいと女弟子が言った
私と平民の夫婦として転籍したいと
518.
それはよくないかなと、私が言った
私は今年でもうすでに千なん歳になるけど、あんたはまだ二百歳なんだ
夫婦になるのは常理に反する
祖母と孫として転籍するのはどう
519.
女弟子:?
520.
結局姉妹として転籍した
521.
女弟子と縁日へ遊びに行った
楽しかった
522.
女弟子は私がはぐれるのを心配して
私の腰をぎゅっと抱え込んでいた
523.
女弟子とはぐれた
524.
?
いや早すぎるだろ
525.
女弟子を探してみた
だめだった
526.
途中で誰かにぶつかった
527.
謝って
離れようとしたところ
急に引き止められた
528.
あの人は眼中の驚きを隠せず、瞳孔を見開いていた
529.
あの人は私としばらく見つめ合って
何かあったかと聞いた
530.
孫とはぐれたと答えた
531.
「き…きみ、孫がいたのか???いつのこと?!」あの人は驚愕そうだった
532.
いるよ、2時間前にできたの、おっぱいが大きいタイプ
533.
見知らぬ人:?
534.
見知らぬ人と一緒に女弟子を探した
535.
見知らぬ人が私においしいものをいっぱい奢ってくれた
私の大好きな喜智障*ゼリーも
センスあるな
536.
見知らぬ人と連絡方法を交換した
後日またお礼をしに行く
537.
女弟子を見つけた
538.
女弟子が私を守ろうと前に立ちはだかった
539.
大丈夫、紹介するよと、私が言った
これはいい人だ
彼の名前は見知らぬ人というのだ
540.
見知らぬ人:?
見知らぬ人:マナーわかります?
541.
見知らぬ人と別れた
542.
女弟子はしょんぼりそうに見えた
543.
イケメンそんなに好きなんですかと、女弟子が私に聞いた
544.
……イケメン?
さっきのあの見知らぬ人イケメンだったのか?
545.
さっきのあの見知らぬ人本当にかっこよかったのかと私が言った
546.
女弟子が私をひと目見て
確かにカッコよかったと渋々認めた
547.
問題の深刻さに突然気づいた
548.
理屈から言えば
イケメンの身分はだいたい普通じゃない
調べ
三分間以内に彼の情報を全て手に入れたい
549.
一ヶ月後女弟子はこのお化けのようなもん調べても何もかも出てこないと報告した
550.
?
わざとだろと疑ってもいい?
霊石*=修真世界に流通するお金。ほぼ凡人の世界へ行かない/干渉できないので、独自の通貨が必要。霊石から霊力を吸い取ることができる。下品・中品・上品に分けられる。
花灯*=飾りをつけた灯籠・提灯。特に元宵节(旧暦一月十五日)に観賞するものを指す。
喜智障*ゼリー:ごめん、私も意味わからなかった