551.
自分で調べた
552.
マジで何もかも出てこない
553.
これはこれは
さらに疑わしいんじゃないか
554.
掌門の助けを求めた
555.
そうだった
掌門は留守だった
ぴえん
556.
もういい
やめる
557.
とでも言うと思った?
558.
あの人を身元調査して特定しないと
私がどれほど暇なのかお前らには伝わらない!
559.
山を越え川を渡り
大自在殿長老を訪ねて往生録について伺った
560.
長老:姉ちゃん、本当に暇なのね?
561.
往生録を閲覧した
562.
あの人は三百年前に私と会う縁が一回あったようだ
563.
回夢香を借りて
自分があの人とはどういう縁だったのかを見てみた
564.
いつかの日和の午後
自分が掌門にボコボコにされて山麓までぶっ飛ばされたことを夢に見た
565.
小さな村を通りかかった
566.
村の入り口で子供たちが泥合戦をしていた
567.
楽しそうだな私も混ぜてと言った
568.
頭が変な人だと思われて
大人たちが子供たちを連れて帰った
569.
腹立つ
だから唯一残った子供にヤツらは見る目がないと話しかけた
お前が私を父さんと呼べば
絶世秘伝を教えてやる
泥合戦で無双することを保証するさ
570.
目を覚めた
571.
?
572.
これだけ?
573.
長老が
彼に絶世秘伝を教えたから
あなたたちはそれで師弟の間柄が実となり
彼は自然とあなたの弟子になるのじゃ
574.
?
泥合戦もありなの?!
575.
これはさすがに適当すぎないかと聞いた
576.
長老はそんなことないと答えた
その上、父さんと呼ばれたじゃないか
お子さんの誕生めでたしめでたし
577.
?!?!?
578.
いいだろう
弟子はマジでもういらないから
息子をやらせても別に問題ないだろう
だったら息子の身元を調査してくれ
579.
長老:オーファッキンケー
580.
身元調査
581.
上尊、息子さんやばいよと長老が言った
582.
どうしたと聞いた
583.
息子さんの魂はもう三界*を逸脱している
今世はもう輪廻転生を一回している
おそらく縁が大いにあると
584.
長老に人間がわかる言葉で言わせた
585.
長老:死に戻りしたものじゃよ〜
586.
?
587.
じゃあ今私の息子であること以外
他になんの身分を持ってるんだと聞いた
588.
長老:両親が亡くなっているよ〜
長老:天煞孤星*じゃよ〜
長老:上古法器をいっぱい持ってるよ〜
長老:中におじいさん*がいるかどうかわからないよ〜
589.
ファック
母さん!
主人公見つけたぞ!
590.
くそ怖いんだけど
殺されないのかな
591.
長老:それは知らないのぅ
592.
息が詰まる感じがする
593.
だめだ
弟子たちを守らなきゃ
あっ
あと掌門も守らなきゃ
チッ
594.
帰る途中で誰かにぶつかった
595.
頭を上げたら、主人公の見知らぬ人だった
596.
後ろへ一歩下がって
胸を押さえながら彼に指して
597.
「この親不孝者め……」
598.
見知らぬ人:?
599.
離れようとしたところ
お腹から馬鹿でかい音が鳴った
600.
主人公が微笑みながら私を止めて
私に飯を奢ると言った
三界*=神様・仙人、妖怪・悪魔、人間で三界に分かれている。たまに三界より六界というところもある。
天煞孤星*=周りの人にとんでもない災害をもたらすので、一生孤独でいる運命という星座
おじいさん*=主人公がゲットした上古法器にありがちな精霊
だいたい典型的な俺ツェェェ小説の主人公設定ですね