師尊今日も悪役だ   作:ピー様

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超正经番外:衡山玉 (上) 原作リンク

https://zhuanlan.zhihu.com/p/402255919


超真面目番外:衡山玉(ヘンシャンユ) ①

1.1

私は救いようがないほど恋に落ちた

彼のために

私の雑霊根を単霊根に浄化するように師尊にお願いした

 

1.2

「いいのか?」師尊が柔順な長髪を梳かしていた

「君の五霊根は十分均衡している。冠前絶後と言っても過言ではない。単霊根に浄化させると、逆にその価値を大幅に削ってしまう。」

 

1.3

いいんだ

単火霊根じゃないと

あの神剣を制御できないの

 

1.4

「いいだろう。ならばこの前鍛えていた本命剣を折るがいい。」師尊が細長い指で髪の毛を結び、私を引き留めなかった

「剣使いが剣を変えることは、(どう)を変えることとは同等だ。修為を全て失うことを自ら望んだのなら、その結果に対して責任を負うことだ」

 

1.5

殿門を出て

裏山で三日三夜座っていた

 

1.6

「あんたが剣を変えたことを耳にした。」

声に起こされて振り返った。来た人の姿をよく見たら急いでお辞儀をした

「これはおままごとじゃない。何剣に変えたんだ?」

 

1.7

唇を巻き込んだ

師尊はおそらくもう私にガッカリしてならない

上尊にも真実を告げる顔はどこにあろう

 

1.8

口にするのはあまりにも難しかった

誤魔化そうとしたところ、彼女の清明な目線に合った

……彼女は騙したくない

 

1.9

だから私は渋々と答えた。「師姪(わたし)が変えたのは附属剣です。名前は……鳳凰神剣です。」

 

1.10

もし剣使いが附属剣を本命剣にすれば

天下のお笑い種にされるだろう

附属剣の存在意義は炉鼎*と違いはない

一雌一雄、他人の修行にされることしかできない

こんなことをしでかすとは……万死に値する

 

1.11

あの人は聞いた末にしばらく黙り込んだ

彼女からガッカリした目線をもらうと思った矢先に

彼女がこう言ったーー

 

1.12

「……うぅわ、ダッサ。」

 

___________________________________________

 

n.1

どこかで見たことがあるような光景だ

 

n.2

上尊があの火かき棒を私に見せたとき

私は彼女の身分に見合った新しいものを買おうと既に考えていた

 

n.3

上尊はnononoと言った

目に留まらないものだが

それでも鳳凰の脊梁でできたものだ

値が付かない宝物とも言える

 

n.4

本当ですか

信じられません

 

n.5

上尊にあげるように鮫人に頼まれた海珠を出した

 

n.6

これを焼き尽くすことができれば信じますと、私が言った

 

n.7

海珠は焼き尽くされた

 

n.8

ニヤリ

計画通り

 

n.9

鮫人どもやはりカスだ

ごみを上尊に贈るとは

 

n.10

明日は一緒に桃花林へ遊びに行かないかと上尊に聞かれた

 

n.11

もちろん喜んで!

上尊はやはり私のことを心に置いているんだ!

 

n.12

でも……上尊は午後遊師兄(ユウにいさん)に誘われたばかりのはずだ

 

n.13

上尊は聞いたあげく真顔になり、振り返って私の手を握った

 

n.14

「綺麗な妹ちゃんをそばに置いて他に何がいる?」

山玉(シャンユ)、覚えていなさい」

「男に近づけるな」

「不幸になるぞ」




炉鼎*=修真者と体を繋げることで相手の修行を助ける性奴隷。双修とは違い、二人の間で高められた霊力は主人側が吸い尽くしてしまうため、炉鼎にとっては有害無益なやり方である。

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