師尊今日も悪役だ   作:ピー様

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超正经番外:衡山玉 (上) 原作リンク

https://zhuanlan.zhihu.com/p/402255919


超真面目番外:衡山玉(ヘンシャンユ) ②

1.13

私は金国の六公主(ひめさま)だった

下賤な女中の出身で

金帝の子供の中に一番の嫌われ者

 

1.14

手のひらには銀豆一両が眠っている

まるで鉄のように重かった

これが、お母様の命だった

 

1.15

山玉(シャンユ)公主(ひめさま)の身なんですから、皇家の責任を負わなければなりませぬ。」皇后が笑った。「あの王丞相も不服を言わないでありましょう。」

金帝が聞いたあと、目一つさえくれなかった。「日を選び婚儀を済ませよ。」

 

1.16.

公主の百五十箱あるはずの嫁入り持参金

私は十五箱しかもらえなかった

でも気にする人はいるはずもなかろう

これは私の死金だ

おそらく婚儀の夜に死ぬだろう

私は金帝が王丞相を片づけるための言い訳に過ぎなかった

 

1.17

あの人が現れた時は程よかった

私が猥褻なおじさんに床に取り押さえられ

体の中にあの手が探ってきそうなところに

彼が黒服を身に纏った姿で現れた

手を挙げ刃を振り 王丞相の頭をはねた

 

1.18

「金国は本当に落ちぶれているな。」

彼は私を邸宅の外へ連れ出し、金国の皇になりたいかと聞いた

 

1.19

あの頃は感動どころか、頭がぼーっとしていた

 

1.20

私は金国の皇になった

考えさえしなかったことだった

 

1.21

彼は私のために多くの人を殺した

あの百千百勝、嫡公主を深く愛した小将軍をも

 

1.22

認めよう。私は光を見たことがなかったと。

彼も光ではあるまい。

しかし彼の闇は、牢屋みたいに私を閉じ込め

私を夢中にさせた

 

1.23

彼は去ろうとした

彼がどこに行くつもりなのかを慌てて尋ねた

 

1.24

「凡人はいくら頑張ろうと、所詮塵埃でしかない。俺は東方にある仙門に修行をしにいく。」

 

1.25

彼は私を捨ててしまった

ぼんやりに過ごした日々だった

でもどう諦めればよかったのだろう?

太子の罪を赦免し、継続権を彼に返し

独り身で東方に向かった

 

___________________________________________

 

n.15

私の意中の人はいずれ七色の瑞雲に乗り私を迎えに来る

 

n.16

上尊は私の思いを裏切らなかった

あの日、彼女は七色の瑞雲に乗っていなかったが

ロバ二匹に腰をかけていた

四捨五入すると瑞雲とは違いはない

 

n.17

私が想像していたのと多少相違はあるが

どうでもよかった

 

n.18

お母様が皇后不敬の名で処刑されそうになったところに

上尊は軽く手を振り

ロバのお尻を皇后の顔に向かって投げていった

 

n.19

「五属霊根、天に賜った良縁であり、昇仙たるものであり。」

上尊が私を抱き寄せ、金帝を指し

「酒色に溺れ、政治が荒れ果て、民が生計を立てず。」

彼女は適当に手を振り、三ヶ月間もなかった慈雨を降らせた

「今後、金帝の座を太子に引き継がせ。私の意思だ。」

 

n.20

太子、ちがう

今はもう新帝だ

彼は割としっかり者だった

私の母親のお世話をし、毎月金銀をたっぷり供奉することを承諾した

上尊がロバを二匹残し、彼女の分身だと言った

「しっかりやれ、I am watching you.」と彼女が言った

 

n.21

あの頃は感動どころか、頭がぼーっとしていた

……どうしてロバを分身にする人間がいるの?

 

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