師尊今日も悪役だ   作:ピー様

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超正经番外2:游天枢(上) 原作リンク
https://zhuanlan.zhihu.com/p/402851293


超真面目番外2:遊天枢(ユウテンスウ) ①

1.

目を覚ましたら、私の体は彼女に片足で踏まられていた。彼女は肉屋用包丁を持っていて、私の方向に何かの手まねをしていた

 

2.

「信じてもらえないかもしれないが。」と彼女が言った

「メジャー持ってこなかったから、お前の採寸をするには肉屋から包丁を借りるしかない。」

 

3.

……どうぞ話を続けて見せてほしい

 

4.

「煮るなり、焼くなり、どうぞご自由に。」私は目を閉じ、運命を受け入れた

 

5.

「おう。」そしたら私の服は全て脱がれた

 

6.

?!

 

7.

「何を?!」驚きと怒りのあまり声を上げた

軍営に入れられた捕虜たちを思い浮かんだ

この女も……?!

 

8.

干からびた身体は一目瞭然だった

こう見つめられていると体は針で刺されたように耐え難い

 

9.

彼女は私の惨状に理解を示した

私が苦しみ続けないように

ついでに私を気絶させた

 

10.

 

11.

再び目を覚ますと草屋の中にいた

身体は傷口が手入れされていて

そして丈の合ったきれいな服を着ていた

 

12.

「気がついたか?」

やはり、彼女は遠くないところに座っていた

「もう三日も寝込んでいたぞ。」

 

13.

私はなんとまだ生きている

この認識にはほっとするどころか

恐怖すら感じていた

 

14.

「あなたは……」のどはまるで鉄で炙られたようだった

「雷鋒*。」と彼女が答えた

 

15.

ちゃんと処理されている傷口から見て、どうやら息の根を止めにきたわけではないようだ

どうであれ、基本な礼儀に従い、腰を屈めた

「雷恩公、命を救ったご恩に報いるものはございません。」

 

16.

彼女は一瞬止まり

憂いを帯びたため息をついた

 

17.

「雷恩公、ここは?」

「乱葬崗*。」

「なんですか?」空耳だと思った

 

18.

「乱葬崗だ。」彼女は言い直した

 

19.

窓から外を眺めた。確かに墓地だった。肉眼で見られる白骨の残骸は土から尖っていた

カラスの群れは遠いところをぐるぐる回り、羽ばたきが腐った匂いを寄せてきた

 

20.

「ここは……お宅ですか?」この結論に至った

この草屋はかなり丈夫のようだったからだ

臨時に建てられたものではないはずだ

 

21.

「違う。」彼女は弁明をしなかった。「名前は?」

 

22.

「私は…」私はためらった

「名前はどちらにせよ、もはや意味はありません。」

 

23.

「しょうもなっ。」と彼女は言った。

 

24.

「名前は?」彼女はまた尋ねてきた

遊天枢(ユウテンスウ)です。」私が言った

 

25.

「ふーんーーー」彼女は語尾を伸ばせた

「今年いくつだ?」

「十三です。」

「ん……っぽくないな。」

 

26.

心の中であざ笑った

この動乱のご時世、民は飢饉に苦しみ、十一二歳と変わらない成人男性すら散々いる

これぐらいはマシの方だ

 

27.

「目が覚めたら、私もこれで。」と彼女が言った

はっとした。こうであるべきではないと思った。

「これでもう行くんですか?」

「ん?でなければ?」彼女に反問された。「お母さんも見つけてほしいのか?」

 

28.

「私は……まだ恩公にしばらく引き取りをお願い申し上げたく存じます。」私は思い切って膝をついて額を床についた

「やだ。」きっぱりと断られた

「……助ける義務がないことは承知しています。しかし承諾をいただけたら、天枢(わたし)は牛馬の如く貴方様に仕えることを約束します。」

私は頭をさらに低く下げ、白いうなじをわざと見せかけた

「なぜ?」

「荒野では、天枢(わたし)は生き残れません。」

「生きたいのか?」彼女は眉毛を上げた。「そうには見えないな。」

 

29.

「……解放されたい気持ちはあるが、死ぬために死ぬわけにはいきません。」と私は言った

「私は自分自身に不義を働くわけにはいきません。」

 

30.

「簡単そうに言うが、お前にかかっている絶命花の毒はこの世に解毒剤がない。お前を助けたとしても、一ヶ月後は毒発で命を失うことは確実だろう。」

心の中で唖然とした。まさか見破られていたとは。

「でもお前の言葉に気に入った。」彼女は近寄り、私の髪をうなじを覆うように後ろに集めた。笑っているような笑っていないような

「いいだろう、一ヶ月間だけ約束してやろう。」

 




雷鋒*=中国の歴史人物で、よく人の鑑にされるらしい

乱葬崗*=集団墓地のこと。魔道祖師のパクリだと勘違いされそうですが、違います。元からあった名詞です。
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