ようこそ天の御遣いのいる教室へ   作:山上真

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14話

「失礼します」

「来たか。待っていたぞ。……ん、お前1人か?」

「ええ、クラスのこともありますので。やれるだけのことをやって、あの結果ですからね。3人ともが参加してしまえば、クラスの方がガタガタになってしまいます」

「入学して初の評価で早速の入れ替えだ。……結果だけなら立派なものだが、内情はそうでもないようだな。――まあいい。生徒会へ入会するに当たっての誓約書だ。熟読の上で署名しろ」

 

 CPやらPPやらクラス入れ替えやらについて学校からネタ晴らしが入った日――つまりは5月最初の登校日の放課後、私は早速生徒会室を訪れていた。

 中にいたのは生徒会長1人。居るかと思った書記の子もいない。

 先月の内、既に当の本人から内定は貰っている。生徒会長は私がここを訪れたことを疑問に思ってもいない。一刀と清隆が来ていないことについて多少説明した後、渡されたのはA4サイズ程の用紙。ずらずらと項目が並び立てられ、一番下に署名欄がある。確認した後、迷いなくサインを入れた。

 

「これでよろしいでしょうか?」

「……結構だ。これを以て、今この瞬間よりお前は生徒会の役員となった。――それと、その似合わん敬語は使わなくていい。言葉遣いも礼儀として大切だが、時と場合によってそれは覆される」

「では、お言葉に甘えさせてもらうわね。……学と呼んでも?」

「フッ、許可を出して早速か。好きにしろ。お前にはそれだけの実力がある」

 

 流石と言うべきか。学はアッサリと名前で呼ぶのを許可してくれた。基本的には堅物であるようだが、凝り固まってはいない。

 

「今日は来ないヤツもいるが、他のメンバーが揃い次第自己紹介をしてもらうからな?」

「了解よ」

「ああ、そうだ。丁度いい機会だから、お前に渡しておく。以前一刀に頼まれたものだが、別にお前に渡しても構わんだろう。所詮はコピーだ。好きに使え」

「一刀に?」

 

 学はクリアファイルを渡してきた。ファイルの中には何枚かの用紙。書かれているのは、各教科の問題だった。

 なるほど、既に先手を打っていたか。私の方から頼むつもりだったが、それならそれで構わない。

 

「しかし、『男子、三日会わざれば刮目して見よ』とはよく言ったものだが、一刀の成長は著しいな。確かに妙な鋭さを見せる時はあったし、剣道をやっていたからか運動能力も平均以上にはあった。……が、それでも、入院前からは想像がつかんほどだ」

「本人によると異世界に飛んでいたらしいわよ? 著名な武将が女性化した三国志の時代に……ね。目覚めるまで自覚はなかったそうだけど、所属と役職を変えてその時代を繰り返していたとかいう話ね」

「フン、まるでよくある創作話だ。……が、事実は小説より奇なり。そうであるなら諸々納得がいくというものだ。

 古来より精神と肉体は密接な関係にあると言う。精神が離れていたのなら1年以上目覚めなかったのにも納得がいくし、かと思えば急に目を覚ましたのも納得がいく。また、精神だけとはいえ1生涯を何度も繰り返したというのなら、その経験は膨大な筈だ。全てでなくとも肉体にフィードバックされたのなら、飛躍的な成長を果たしてもおかしくあるまい。……実際の時間との関係など、精神だけなら意味も無かろうしな。

 そして、お前はその異世界からの来訪者というわけか。1年の頃、理事長が俺に対し『歴史資料展の見学中に意識を失った少年が目覚めたかどうか、確認を取ってもらえるかな?』と頼んできたことがあったが、ようやく納得がいったよ。お前と一刀に接点があったのなら、答えは自ずと出る。……なあ、坂柳華琳――いや、曹孟徳よ?」

 

 学は挑戦的な笑みを私に寄越した。

 

「ああ、あの日あなたも顔を見せていたものね。やはり生徒会役員ともなれば、監視カメラの閲覧権限を有しているということかしら?」

「誤解の無いように言っておくが、生徒会役員でも監視カメラを確認出来るのは、基本的に会長と副会長に限られる」

 

 明確な言葉にはせず、拍手で以てそれに応える。ついでとばかりに質問をすれば、学はすかさずに訂正を入れてきた。

 

「それで、お前は何を目的としている? 何のつもりでこの学校へ来た? 理事長がお前を養子とし、果てには入学を認めた以上、邪な目的でないとは思っているが、あくまで俺の予想に過ぎん。俺は生徒会長として、お前に直接確認を取らんわけにはいかんのだ」

「その責務を果たそうとする姿勢は立派よ。率直に言って好ましい。故に私も正直に答えましょう。

 最終的な目的は坂柳華琳として、後世まで轟くほどに名を遺すことよ。男性と伝えられているこの世界の曹孟徳に出来たのなら、この私に出来ない筈がないもの。

 この学校へ来たのは、そのための人脈構築ね。元より、その様な大望を私1人で成せるとは思っていない。曹孟徳の周りに『王佐の才(荀文若)』を始めとした煌めく英傑の名があるように、協力者は必要不可欠。謳い文句からして、この学校には豊富な人材が集うと踏んだのよ。

 そして、一刀の目的もまた同じ。だからこそ、私たちは手を組んだ。かつての敵なればこそ、その手腕はよく知っている。優し過ぎるのが玉に瑕だけど、大都督直々の教えを受けたその才略は、決して侮れるものではない。……まあ、実際には私の知る以上の能力があるようだけど」

「大都督直々の教えときたか。羨ましいと感じてならんよ。――お前には副会長を任せる。その手腕、存分に発揮してくれ」

「期待には応えたいものね。早速だけど、一つ訊きたいことがあるの。『――』ってSシステムに組み込まれているのかしら?」

「……いや、俺の知る限りでは無いな。だが、言われてみれば然りでもある。次の議題に挙げるとしよう」

 

 その言葉を聞き、私は笑みを深めた。

 

「それにしても、よくこんな与太話とも言えるものを信じたわね?」

「身近なところに、一刀の他にも作り話としか思えん経歴を持っているヤツが居るのでな……。一刀との違いなど、それが現実的要素かオカルト的要素かの違いでしかない。辻褄が合っているのであれば、無理に否定する意味もなかろうよ」

 

 ふと零した疑問に対し、ため息交じりにそう語った学は、頭が痛いとばかりに手で押さえた。そこに『堅物の生徒会長』としての姿はない。……が、程なくして態度を改め、続けた。

 

「それにだ。与太話というのなら、そもそもこの学校の制度そのものが作り話に近かろうよ。理に適っているのは認めるが、大衆に知られた場合、叩いてくるヤツは間違いなく一定数を超えるだろう。情報の完全な隠蔽など望めない以上、調べようと思えば調べられるのだから。

 何故そうなっていないかと言えば、そこまで興味を持っていないからだ。仮に興味を持って調べたところで、自分で納得してしまえばそこまでだ。そこに真実などどうでもいい。我が校のことに限らずな。

 それが一般的な人間というもので――難度や費用に目を付けず――どこまでも真実を追い求める者の中から、時に例外が生まれだす。『天才』や『成功者』などと謳われてな。……周りのヤツらは俺を褒めそやすが、俺は自分のことを天才だと思ったことは一度もない。ただ努力をしているだけの凡人だ。

 そんな凡人にしてみれば、一刀が一刀であるのなら、成長の要因など実のところどうでもいいのさ。お前に振ったのは話のタネに過ぎん」

「ふふ、本当に素晴らしいわね。一刀があなたを親友と認めるのも分かるというもの。……決めたわ。私はあなたを我が友として認めましょう。親友になるかはこれから次第ね」

「光栄だがな。生憎と俺はまだお前の人となりをよく知らない。暫くは後輩や同僚としてしか見れんぞ? 友とする保証もない」

「別に構わないわよ。『友』に明確な基準なんてないのだから、一方通行の想いであっても不思議はないでしょう。単に、私はあなたを友として認識したというだけの話よ」

 

 そんな感じに、メンバーが揃うまで私たちは雑談を繰り広げた。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

 華琳が生徒会に入会し副会長に就いたという情報は、想像以上に早く学校内に広まった。

 生徒会からの知らせは、主に月一で掲示板に貼られる『生徒会月報』で伝えられる。基本的にはフリーマーケットの日程を始めとした、ちょっとしたお知らせが載る程度だ。必然、興味がない生徒は見向きもしない。……生徒会長の交代ともなれば大々的に行うが、そうでないならそんなものだ。

 にも関わらずこれほどの速さで広まったのには、いくつかの理由が考えられた。

 第1に、華琳が新入生であるということ。普通に考えても、新入生が副会長職に就くなど異例に過ぎる。

 第2に、今が5月であるということ。例年、新入生から生徒会に参加する者はいないわけではないが、それでもこれほど早くに入会を認められるというのは稀であるらしい。

 第3に、華琳の所属クラスである。俺たちは今でこそBクラスとなったが、元はDクラスである。すなわち『落ちこぼれ』の集まりだったわけだ。それが僅か1ヶ月で評価を覆したという事実は、2、3年生にとっても驚愕せずにはいられなかったようだ。

 第4に、新入生で初の生徒会入会者ということ。華琳が入会する以前――4月の段階から、Aクラスの葛城や、今はCへと落ちてしまったが当時Bクラスだった一之瀬さんなどは生徒会入会の希望を出していたそうだ。しかし、そのどちらも門前払いに等しかったらしい。……結果的にであるが、これにより明らかになったことがある。何らかの基準を満たしていればクラスなど気にしない、という学の採用方針である。

 そういった諸々が合わさった結果、華琳の生徒会入会は学校中に驚くべき速さで広まったのだろう。

 

「はい、そこ間違ってるぞ~」

「うぇッ!? 本当でござるか!?」

「嘘なんか言うかよ。ちゃんと確認してみな」

 

 だが、そんなことは俺たちにとって関係なかった。……正確には、『そんなことを気にしている余裕もない』と言うべきか。

 先月末に受けた小テストの結果が発表されたことによって、俺たち現Bクラスの全体的な学力不足が明らかとなった。それも、入試より圧倒的に簡単な問題でありながら全問正解出来ない者が大半という始末である。280ポイントのマイナスを、この小テストのみで叩き出しているに等しいのだ。

 それだけでも頭が痛いのに、今月の下旬には中間テストが待ち受けているのだ。高校1年生として正規の難度の物が。

 この学校では、テストで1科目でも赤点を取れば退学処分となってしまう。だと言うのに、学力面でスタートラインにすら立ててない者が圧倒的多数を占めているのが、我がクラスの現状なのだ。

 そんなわけで、俺たちBクラスに出来ることは、ひたすらに中間テストに向けての勉強だ。放課後の時間を使って、教室なり図書館なりで勉強会を開いている。

 とは言え、これも参加は個人の自由だ。ヤル気の無い者に強制させたところで効果は薄い。能力が足りないにも関わらず、この土壇場で、こちらからも危険性を訴え働きかけ、それでもなお勉強する意思を持てない者、持てたところで意思の薄い者は、言っては悪いがこの学校で生き残れるとは思えない。

 中間テストでの赤点回避方法は既に確保しているので今回だけは助けられるが、こちらがフォローするにも限度がある。価値を示せないのであれば、厳しい言い方になるが切り捨て候補に挙げざるを得ないだろう。出来る限りどうにかしたいとは思うが、世の中は綺麗事だけで回らないのだ。

 

「うん、また間違ってるね。ハッキリ言うけど、ヤル気あるのかな? そりゃあ一緒の空間にいるんだからこっちを意識するなとは言わないし、私だってチラチラ見られても我慢はするよ。――けどね、それも成果を出せてこそなの。

 この勉強会に参加するに当たって『女子が教えてくれるなら』って条件を出したのはそっちでしょ? こっちはその条件を受け入れたからこそ、こうして私が教えているの。なら、そっちもちゃんと覚えてくれないとさ。……優しい顔をしていられるのにも限度があるよ?」

 

 勉強会の一角では山内や本堂、菊地といった切り捨て候補に対して黒桔梗が降臨していた。

 入学初日、クラスの前で僅かにその一面を見せたとはいえ、それ以降桔梗が黒い面を露わにすることはなかった。誰にでも友好的な美少女としてしか振る舞っていなかったのだ。

 しかし、それは桔梗が黒い面を表すことを厭っているからではない。単にその必要がなかっただけのこと。

 それも今では覆った。

 俺ですら半ば見捨てかけているのだ。俺よりシビアな桔梗はとっくに見捨てているだろう。それでも勉強を教えているのは、アイツ等を体の良い生贄、もとい見せしめとして起用したからだ。アイツ等を利用して、『櫛田桔梗は優しいだけの女じゃない』ということをクラスメイトに示しているのだ。

 

「うわぁ、おっかな~。……今まで忘れてたけど、櫛田さんって『中学の時に学級崩壊を引き起こした』って自己紹介の時に言ってたもんね。そりゃ優しいだけの筈もないか……」

「それには同意見だけど、そこ、違ってるよ」

「マジで!?」

 

 目論見は上手く運び、その場面を目撃した軽井沢さんが思わずといった態で零した。……が、すかさず松下さんに間違いを指摘されへこんでいた。

 軽井沢さんのグループには主に洋介が勉強を教えているのだが、生憎と彼は部活に勤しむ身でもある。勉強会への参加も、部活が終わった後に限られていた。よって、その間は俺や同じグループに属する松下さんが面倒を見ていた。……まあ、松下さんが優秀なので俺の出番はほとんど無いのだが。

 

「なあ北郷、ここってコレで合ってるか?」

 

 訊いてきたのは池だった。以前は綾小路が勉強を見ていたのだが、アイツは専ら幸村や三宅と勉強していることもあり、どうやら居心地が悪いらしく俺のところに参加しているそうだ。……なぜ俺なのかは分からないが。池のことだから、桔梗に教えてもらいそうなものなのだが。

 ともあれ、確かにあの3人だと静かに勉強してそうだもんな。おしゃべり好きな池にはとてもじゃないが耐えられないだろう。それでも、伊達に綾小路に勉強を見た貰ったわけではないようで、よくつるんでいる山内よりも小テストの点数は良かった。

 

「ああ、それで合ってる」

 

 その甲斐あってか、どうにか高校生の授業内容にもついて来れている。ちなみに山内たちは未だに中学の内容を抜け出ていない。……本当に大丈夫か、アイツら。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

 夜、気分転換の散歩に出ていた私は、偶然にも兄さんと出会った。

 既に私服に着替えた私と違い、兄さんは未だ制服姿だ。今まで学校に残っていたのだろう。生徒会の仕事だろうか。

 

「散歩か、鈴音?」

「ええ、気分転換に……」

 

 何とか返事をしつつも、兄さんと会うなんて思ってもいなかったら、私の内心は混乱していた。

 何を話すか一杯一杯になってしまった結果――

 

「あの……ッ!」

 

 気付けば、私は携帯を差し出していた。

 

「ん?」

「以前に『表情を変える努力をしろ』と言われたので、私なりに頑張ってみました。いわゆる『自撮り』というものをやってみたんですけど、どうでしょうか?」

 

 内心とは裏腹、首を傾げる兄さんを見た瞬間、私の口は思いの外回ってくれた。

 基本的にはデジカメを使うが、時と場合によっては携帯を使うこともある。それにデジカメの方を見せようにも、今は持ち歩いていなかった。

 

「まさかお前の口から『自撮り』などという言葉が出るとはな……。喜ぶべきか悲しむべきか判断に迷うが、まあ見せてもらおう」

 

 兄さんは携帯を受け取ってくれたが、操作するその顔は険しい。

 渡してしまった以上は仕方がないが、正直に言って自分でも自信はなかった。

 やはり、可愛くないのだろうか……? そう思う私の耳に届いたのは、無言で携帯を操作していた兄さんの声だった。

 

「コイツは……誰だ? どこかで見覚えがある気はするのだが……」

 

 首を捻りながら凝視していたのは、私と佐倉さん――雫ver.――が一緒に写っている画面だった。

 さて、今の言葉はどちらの意味だろうか。

 佐倉さんは以前にグラビアアイドルをやっており、雫名義で少年誌を飾ることは度々あったらしい。兄さんとて雑誌の類は読む筈だし、その際に目に入っていてもおかしくはない。……それを覚えていての一言か。

 或いは、単に佐倉さんと上手く結びつけられないが故の一言か。……兄さんは以前に私たちのクラスを訪れたことがある。その際に佐倉さんも視界に収めている筈だ。印象が異なるだけで、佐倉さんであることには違いないのだから、兄さんが覚えていても不思議はない。普通の人ならそんな一瞬のことなど覚えてもないだろうが、相手が兄さんというだけでその前提は崩れ去る。

 どちらにしろ、問われた以上は答えなければいけない。――けれど、『雫のことは秘密にする』と佐倉さんと約束している手前、そのまま言うわけにもいかない。

 

「クラスメイトの佐倉さんです。ふとした拍子に彼女が自撮りをやっていることを知りまして、色々と教えてもらったんです。その後も度々一緒にやってますね。基本的にはデジカメを使ってるので、携帯の方にはあまり写ってませんが……」

「なるほどな。俺の想定とはかけ離れていたが、確かにお前は成長しているようだ。……この佐倉という娘に櫛田桔梗、どちらも大切にするがいい。良くも悪くも互いに影響を与え合い、変化を齎していくだろう。それを退化と取るか成長と取るかは人それぞれだがな」

「……分かりました。お言葉、胸に」

 

 兄さんから携帯を返してもらい、受け取った言葉をしまい込むように胸元へ持っていく。

 

「それともう一つ。俺相手にはそんな固い言葉を使うな。俺たちは兄妹なんだからな。時と場合にもよるだろうが、もっと砕けた言葉で構わん。少なくとも、俺はその方が喜ばしい」

 

 そう付け加え、通り過ぎ様に私の頭を撫でて兄さんは去っていった。

 また頭を撫でてもらえた。その喜びのあまり、私は暫くぼうっと突っ立っていた。……そのことに気付いたのは、散歩を切り上げる目安としてセットしておいたアラームが鳴ってからだった。

 意識を取り戻した私は、この喜びを忘れないように――

 パシャリ。

 街灯の下で自撮りを行った。……画面の中の私は、だらしのない笑みを浮かべていた。 




華琳様の生徒会入会と、それに伴う学へのネタバレ。プロローグ以来ずっと抱えていた学の疑問がここにきて解き明かされました。
一刀以外にもギャルゲーの主人公を親友に抱えている学の耐性は高かった。

あとは今後の伏線とか何やかやと。

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