ようこそ天の御遣いのいる教室へ   作:山上真

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実力とは印象である。――実像と偶像、或いは仮面と素顔――
18話


「……来たか。3人はついてこい。橘、俺たちは隣にいるが、緊急、かつ重要度の高い案件以外はお前たちで対処しろ。他の者にも伝えてくれ」

「了解しましたが、今から行われるのはそれほどの案件なのですか? 会長と副会長が揃って当たられるなんて……」

「現時点ではまだ何とも言えん。生徒のプライバシーも関わってくるのでな。だからこそ確認を取るために呼んだのだ。……が、場合によっては、より上の判断を仰ぐことになるかもしれん。取り越し苦労に終わる可能性もあるが、気構えだけはしておけ。――待たせたな、行くぞ」

 

 生徒会室に着き、私たちの姿を確認するや否や、学は隣室へ来るように促した。

 私にとっては見慣れたものだが、生徒会室は2つの部屋――執務室と会議室で構成されている。

 執務室は基本的な業務を行う場所であり、一般的には生徒の対応もこちらで行う。

 もう一方の会議室は名前の通りだ。……が、普通の会議以外に問題案件の話し合いなどでもこちらが使われる。

 どちらも生徒会室であることに違いはないので廊下から入ることも出来るのだが、普段会議室側は施錠されている。

 わざわざそちらを使うということは、どうやら思った以上に厄介事の様だ。茜に対する説明からも、そのことが窺える。

 

「坂柳、すまんが茶の用意を頼む。俺が淹れるよりもお前の方が上手いのでな。他の2人は掛けてくれ」

 

 会議室へと私たち3人を招き入れた学は、執務室とのドアを施錠しながらそう言った。

 

「――だ、そうだから、取り敢えず掛けなさいな」

 

 緊張する鈴音と佐倉に腰掛けるよう促し――所詮は味気ないパイプ椅子だが――私は言われたとおりに茶の準備を始めた。会議室の一角には簡易的な給湯室も用意されているのだ。

 作業の傍らチラリと横目で見てみれば、学はパソコンと巨大モニターを接続しているところだった。

 

「お待たせ」

 

 茶の準備が終わる頃には学の方も席に着いていた。巨大モニターには最早見慣れてしまったホーム画面が映っている。

 

「さて、2人には待ちぼうけをさせてしまったが、改めて今回呼んだ理由を説明しようと思う。……が、佐倉愛里。そのことで最初に謝っておく。今回の件は著しくお前のプライバシーに関わる問題だ。俺とて余り吹聴したくはないが、1人だけでは手が回らんのもまた確か。よって、ここにいる坂柳にはお前の過去を知らせることになる。何故ならば、彼女は生徒会副会長の役職に就いていることもあり、俺の代行を出来るだけの権限を有しているからだ。時と場合にもよるが、わざわざ俺の判断を仰ぐ必要もない。

 本当であればもう1人ここに呼びたかった人物がいるのだが、生憎と俺には心当たりがなくてな……。監視カメラの映像を見せてもらうことも考えたのだが、お前たちが仲を深めた時期を詳しく知らない以上、絞り込むのも難しい。それよりは、直接お前たちに確認した方が早いと判断した。

 まあ、それは後に回すとしよう。話の流れ上、そちらの方が分かりやすいだろうからな」

 

 そこまでを口にして、学は強い視線を私に寄越した。その目が告げている。『いざという時にはお前が対処しろ』……と。

 まあ状況次第ではそうすることも吝かではないが、今の私は事情がよく分かっていないのだ。これでは対処出来るかどうかの判断を下すことすら不可能である。

 

「分かりました。私と堀北さんが呼ばれた時点で、薄々予想は出来てましたから。私と彼女を結び付けたのにも、私の過去が関わってますので……。

 ただ、一つ疑問が。そこまでの、案件なのでしょうか? 私が我慢しているだけでは、ダメなのでしょうか?」

 

 顔を上げることもせず、ただただ机の一点を見つめながら佐倉が零した。心なしか、その声は震えている。

 

「ダメだ。どう落ち着くかも分からん状態ではあるが、それだけは断言出来る」

 

 それに対し、学は真っ向から佐倉を見据えて、力強く断言した。

 

「お前が普通の生徒であれば、或いはそれも可能だったかもしれん。だが、お前の過去との繋がりは、今もって完全に切れているわけではない。そしてそれこそが、この状況を複雑にしている」

「一段落つくのを待ってるつもりだったのだけど、いい加減に口を挿ませてもらってもいいかしら? さっぱり話が見えてこないのだけど?」

 

 無礼と承知で、私は横から口を挿んだ。言葉通り、内容が全く分からないからだ。

 

「ああ、そうだったな。……そこの佐倉は過去にグラビアアイドルとして活動していた。そして問題はここからだ。今の彼女は活動を休止してこの学校に通っているだけであり、所属事務所との契約が切れているわけではないのだ」

 

 佐倉がグラビアアイドルだったことには驚きだが、何となく話が見えてきた。

 芸能人、契約状態、閉鎖空間。これらが結び付けられることなど、そう多くはない。

 

「ひょっとしてだけど、『ストーカー問題』ってやつかしら?」

「未だ誰とも分かっていないがな。しかし、頭が痛いことに十中八九この学校の敷地内にいると思われるのだ」

 

 私の問いかけに学は肯定を示し、溜息を吐いて頭を押さえた。

 なるほど、確かに頭の痛い話である。

 佐倉は学生であると同時に、半分社会人なのだ。……である以上、この学校に通っているのには、所属事務所の善意に依っている部分もある、ということだ。

 何故ならば、3年間敷地内に出ることが出来ず、外部との連絡も出来ずとあっては、会社としてそれだけのビジネスチャンスを棒に振っているも同然だからだ。無論、100%完全な善意というわけではないだろうが……。

 

「俺が佐倉のことを知ったのは、鈴音から自撮り写真を見せられたことに端を発する。それまでは生徒として認識してはいたが、それだけでしかなかったからな。

 俺とて血の通っている人間だ。鈴音に友人が出来たと聞けば、最低限の調査はするとも。いくら可愛い妹とはいえ、対人能力が極端に低いのは否定出来んしな。

 公私混同と言われればそれまでだが、元より完全に切り離せるわけもない。それに、生徒会長には生徒のパーソナルデータを閲覧出来るだけの権限もある。生徒会の戦力を欲しているのも事実であり、折を見ては調査をしているのもまた確かだ。佐倉のことは、たまたま鈴音が要因となったに過ぎん。

 ともあれ、そうして佐倉の資料を閲覧した俺は、必然としてその特記事項も目にすることになった。『雫という名義で、グラビアアイドルとして活動経験あり』としか書かれていなかったがな。だからこそ雫のことも調べ、今が活動休止中であることや、彼女のブログにも辿り着いた。

 そして、問題はそのブログにあった。彼女自身に問題があるわけではない。自撮り写真の投稿は今でも続けられているが、何一つとしてコメントは発信していない以上、『外部連絡の禁止』には当たらない。……問題なのはそのコメント欄――より詳しく言えば、特定ユーザーからの書き込みにあった」

 

 言いながら学はパソコンを操作。ネットに繋げ、佐倉の所属事務所が公開している雫についての情報ページを開いた。

 モニターが巨大であるためハッキリと見える。確かに雫については活動休止中として発表されているだけで、決して引退とはなっていない。

 紹介写真に写っている雫は、眼鏡を掛けておらず、活動的な雰囲気で、髪型も異なる、と一見しただけでは佐倉と似ても似つかない。……が、その一方で髪色や体格などは佐倉と遜色ない。見る者が見れば、同一人物として結び付けることは十分に可能だろう。前情報があるなら尚更だ。

 全員が雫の情報を確認したところで、次に学は別のタブで佐倉のブログを開いた。

 

「これがその問題のユーザーだ」

 

 カーソルが動いてコメント欄にある数多ある名前の中から1つを選び、グルグルと円を描く。ユーザーネームは無機質な文字の組み合わせで、少なくとも私には何かしらの意味がある様には思えなかった。

 

「以前はそこまででもなかったが、今年の4月を機に書き込みが過激化している」

 

 操作に従い、コメント欄を遡っていく。件のユーザーネームを注視してみると、活動開始からの熱心な古参ファンというわけでもなさそうだ。コメントへの初書き込みは、ブログを開設してそこそこの月日が経ってからとなっている。ある程度の知名度が出て、それを機に知った口だろう。

 その書き込みは、確かに他のファンと遜色のないものだった。『応援してるよ』だの、『これからも頑張って』だの、ありきたりと言っていい。

 しかし、今年の4月。

 

「『運命って言葉を信じる? 僕は信じるよ。初めて神様に感謝したんだ。これからはずっと一緒だね』から始まり、数日後には『友だちかな? クールそうな綺麗な子と一緒だったね』……か。学が佐倉を知った経緯からすると、間違いなく『クールそうな綺麗な子』を鈴音と結び付けるわよね。私だってそうだもの」

 

 私の知る限り、佐倉もまた対人能力は低い。方向性は違えど、鈴音と遜色ないほどだ。ある程度そこら辺を知っていれば、佐倉の交流相手として真っ先に思い浮かぶ相手は鈴音となるだろう。

 学の言葉に納得を抱きつつ、コメントを読み進める。するとまぁ、その後の書き込みも酷いものだ。段々とエスカレートしていく内容も合わさって、一見すればファンの行き過ぎた妄想に等しい。しかし、私たちの現状と照らし合わせれば、そうと切って捨てることなど出来るわけがない。

 

「もっと早い段階でお前たちに確認することも考えたのだが、中間テストに支障が出る可能性を考えれば、それもまた難しかった。佐倉がこの件を把握している保証もなかったことに加え、うちの高校は赤点を取ったら退学だからな。……赤点を取っても情状酌量の余地はあると思うが、何ら確認が取れていない段階では『気にしすぎ』と言われたらそこまででもある。

 時に佐倉、お前はこれ以前にこの件で学校側から質問を受けたことがあるか?」

「いえ、ありません」

「かもしれんとは思っていたが、やはりか。まったく、こうなる可能性自体は想定しておくべきだろうに何のフォローも無いとは、上は一体何を考えているのか……。俺は確かに生徒会長だが、1生徒であるのも間違いないと言うに。何だって生徒が学校側の尻拭いをせねばならんのか……。――ああ、すまんな。事情の重さについ思わず。ともあれ、ここで初めに言った『もう1人』が出てくる」

 

 片手で頭を押さえ、深い溜息と愚痴を吐きながらも学は操作を続け、やがてカーソルはあるコメントを指し示した。

 

「『友達が増えたんだね。類は友を呼ぶって言うのかな? 3人で歩く姿は楽しそうだったよ』……か。私と佐倉さんと一緒の3人目となれば、まず間違いなく長谷部さんでしょうね。

 それにしても、ごめんなさい佐倉さん。私はこんなことになってるなんて思いもしてなかった。……以前から一刀さんに視野の狭さについて注意されていたのだけど、これほど痛感したことはないわ」

 

 鈴音もまた痛そうに頭を押さえ、次いで佐倉に頭を下げた。

 又聞きしただけの学がここまで把握しているのに対し、紹介した当の本人は思い至ってもいなかったのだ。それは頭が痛くもなるだろう。

 

「わ……ッ!? 頭を上げて、堀北さん。私は、気にしてないから。友だちなのに、相談しなかった私も悪いし……」

 

 佐倉も佐倉で、バツが悪そうに鈴音へ頭を上げるように促している。

 

「それで長谷部とは?」

「私たちのクラスメイトよ。そして、クラスでも佐倉とタメを張るほどに巨乳の持ち主ね。まず間違いなく、『類は友を呼ぶ』はそこを指しているのでしょうよ。……言われてみれば、いつからか3人で勉強するのを見るようになったわね」

 

 そんな2人を放置して、学は私に確認してきた。

 何ら隠すことなどない。私もまた知る限りのことを答えた。

 

「謝りあっているところを悪いが、この長谷部という生徒を呼ぶことは出来るか? 放送を掛けてもいいが、既にホームルーム終了から結構な時間が経過している。これでは校内に残っている保証もないのでな……。

 ここ最近はテストのこともあり、自撮り写真の投稿が滞っていただろう? そして、こんな妄言にも等しい内容を書きこむ相手が、敷地内の人物だろうことも言った通りだ。中間テストが終わった今、我慢をしきれずに接触を図る可能性はゼロではない」

『……ッ!? 今すぐに連絡を取ります!』

 

 学の言葉で初めてそのことに思い当たり、危機感を刺激されたのだろう。2人は異口同音に声を上げた。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

 長谷部と連絡を付けることには成功したそうだが、やはり帰宅の途にあったようで来るにも時間が掛かるそうだ。

 それを聞いた学は休憩時間を設け、自身は颯爽と会議室を後にした。おそらくは根回しやら何やらをしに行ったのだろう。執務室のメンバーに後から長谷部が来ることを伝えておかなければ、呼びつけた相手をとんぼ返りさせることになってしまう。

 学の消えた会議室は沈黙に包まれている。見るからに2人は焦燥していたが、私はそれを放置した。

 焦る2人には申し訳ないが、私は長谷部の無事を確信している。しかし、それとて確証があるわけではない。……ただ、わざわざ学が校内放送で呼び出した時点で、目敏い者なら気付いているだろう、という推測があるだけだ。

 実のところ、この推測は――佐倉はともかく――鈴音であれば出来てもおかしくはない。……と言うか、普段の鈴音であればまず間違いなく出来るだろう。それが出来ないポンコツと化している時点で、私はある種の安堵を得ていた。

 鈴音もやはり人間だな……と。

 実際にどれほどの仲なのかは分からないが、2人と長谷部の間に親交があるのは間違いない。そんな相手の安否を煽られたのなら、気が動転するのは普通なのだ。

 そうして時間が経つこと5分か、或いは10分か。待たせたな、と言いつつ席を外していた学が戻ってきた。

 生徒会長たる学が纏う空気は、2人の焦燥を吹き飛ばす効果はあったようだ。徐々に冷静さが戻っていく。

 そんな2人を見つつ、ある程度の時間を置いてから学は声を発した。

 

「さて、長谷部が来るまでの間、出来るだけのことは先にやっておこうと思う。……それで、どうだ? このコメントの書き込み主について心当たりはあるか?」

「すみません。私も考えてみて、ある程度までは絞り込めたんですけど……」

「何でもいい。教えてくれ」

「この、書き込みです。この日付は、私と堀北さんが、初めて一緒に行動した日です。出かけた先は、ショッピングモール内の、家電量販店とブティック。ただ、流石にそれ以上は……」

「……そうか。特定が難しい以上、佐倉にはすまないが、今回の件は理事長に報告することとなる。――いや、たとえ犯人が特定出来たとしても報告しないわけにはいかない。今回の件は、それだけの問題を孕んでいるのだ。

 この学校は数多の信用信頼の上で成り立っている。政府主体の運営。小さな街とも言っていいほどに門を構える多種多様な店舗。その店舗にしても、どれもこれもが『大手』と言われるに値する。……こういった、いわゆる『ブランド』で固めてあるからこそ、生徒も、その親も、我が校を信用信頼している一面があるのは否定出来ない。実際、謳い文句に対してどこか『怪しい』と感じても、入学希望者は後を絶たない。

 しかし、それ故の脆さもある。……分かるか?」

 

 学は私たちを見渡して訊いた。……私には『黙っていろ』と視線で釘を刺して。

 

「『許可のない外部連絡の禁止』。この校則が、その答えを暗に示しているかと思いますが?」

「そうだ。ある一定以上、外部の者から怪しまれてはならず、疑われてはならないのだ。『秘匿』というヴェールに包まれているからこそ、正常な――と言っていいのかどうかは微妙だが――運営が出来ているのは紛れもない事実。……確証はないが、おそらくここの敷地内で働くすべての者は、我が校の生徒と似たり寄ったりな誓約を受け入れた上で働いていると思われる。

 だが、この一連の書き込みはヴェールに切れ込みを入れている。信用信頼にヒビを入れている。

 大多数の者は『佐倉愛里』と『グラビアアイドルの雫』と『高度育成高等学校』を結び付けて考えることは出来ないだろう。しかし、無論のことながらその例外もいる。それが――」

「佐倉さんの両親と――」

「グラビアアイドル雫の契約事務所ね?」

 

 学に挿む形で鈴音と私の言葉が続いた。

 

「そうだ。そして今回ネックとなるのが後者だ。芸能人の所属事務所となれば、一般家庭以上の情報発信力、及び影響力を有していて然り。実態を知らないので確かなことは言えないが、それでも雫のブログチェック位はしていると見ていいだろう。

 特殊なシステムを組み込んでいるとは言え、うちの学校もテスト期間や長期休暇は外の学校と大差ない。多少のズレこそあるだろうがな。……考えようによっては、だからこそ件の事務所も沈黙を保っている、と捉えることも出来るのだ。

 そして、もし本当にそうである場合、時間的な猶予はない。最低でも、残り僅かな今月中にこちらから話を持ち掛ける必要があるだろう。佐倉の入学に際し、件の事務所とどの様なすり合わせをしているのかは見当も付かんが、それが礼儀というものだ。保障されている筈の、『最低限の安全』が妨げられようとしているのだからな。

 また、このコメント主への対応もある以上、事が更に広がりを見せるのは明白だ。誰かは特定出来ず、それでいてこの敷地内の人物である可能性が高いと分かっているのが現状だ。運営を続けていくためには、敷地内施設の経営陣とも話を詰める必要があるだろう。

 当然ながら、そんなことは一介の生徒会長に出来ることではない。よって、どう足掻いたところで理事長に報告することになる。また、その際は佐倉、鈴音、長谷部の3人にも協力を願うことになるだろう。それが口頭か書面によるものかまでは分からんがな……」

 

 それっきり、学は口を噤んだ。

 広い会議室は沈黙に満たされる。

 私と鈴音はともかく、直接の当事者たる佐倉は沈鬱な表情を浮かべている。

 そんな折、コンコンと執務室とを繋ぐドアがノックされた。

 学の視線に促され、解錠してドアを開けると、姿を見せたのは丙家。

 

「1年Bクラスの長谷部さんが来られました。また、同クラス所属の北郷さんと綾小路くんもご一緒ですが、こちらはいかがいたしましょう?」

 

 部屋に入ることはせず、丙家は学を見ながらそう言った。 




学が原作よりも早く佐倉を認知したが故のバタフライエフェクト。原作よりも早く佐倉のストーカー問題に取り組みます。
普段起こるような問題とは桁違いの厄介さに、さしもの学も頭が痛くなってます。学内で完結するのとは違い、十中八九学外が絡んでくるので当然ですね。

ぶっちゃけ、少なくとも人事部は佐倉のグラドルとしての過去を知っている筈であり、である以上、『高度育成高等学校』の運営を考えるとある程度のフォローはして然るべきだと思うんですよね。
ブログに対するコメント――つまりはネット環境さえあれば誰でも確認出来ることも相俟って、放置しておけば佐倉の所属事務所から文句を言われることは目に見えてるんですから。
原作のような事態にまで陥ってしまえば、理事長の不正以前に不祥事で叩かれると個人的には思います。

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