盆栽を貰って早2か月。条件通り毎日(一方的に)構っているのだが、この梅がおかしいということに気が付いた。
元々色が見たこともない色をしていると思っていたのだが、なんとこの梅、時期が過ぎているというのに
うーん、と唸るが別に原因というかこの現象が分かるわけでもない。でも病気でもないし、梅の匂いも本物なので造花というわけでもない。新種か、とも思ったがこの梅を研究の為に誰かに渡すのも嫌である。
「不思議なこともあるんだなぁ」
別に害があるわけではないし、綺麗なので気にしないことにした。
▽▽▽
梅を貰って半年が経った。やはり花が散っていない。それどころかなんか咲いてる花が増えた気がする。
そこまで大きい梅ではないのだが、日に日に花の色も濃くなってるような気もするし、何だったら一つは色が変わってきてる。ピンクだと思っていた梅が
あり得ないのだが、目の前にある鉢は変わってないし、花の形は梅である。なのに紫。最早不思議とかそういう問題じゃない、新種どころの話でもない気がする。
「紫…紫?」
もしかしたら突然変異であるのかなー、と希望的観測でネットを漁るもヒットするものは無し。若干は英語が読めるので論文も探してみたがそれらしいものはなかった。
「…まあ綺麗だしピンクの方と並んで可愛いから良し!うん!」
植物だし、生き物だからそんなこともあるだろうくらいの感覚でそのままにすることにした。
そして今日は天気も良く、これと言ってやることもないので剪定などをすることにした。
本来の剪定は初夏のころに行うのだが盆栽サイズで小さいということと、この謎の色変わりなどがあり最低限しか行っていなかったのだ。この際思い切って綺麗にするべきだろうと思ったのでやることにしたのだ。
剪定用のはさみで葉の芽を枝元の1つ2つ残して切り落とし、アブラムシなどが付いていないかを入念に確認する。毎日確認していてもいきなりつくことも十分あるので、これは結構気を使っている。そして土替えも行うのだが、ここでちょっと問題が起きる。
「土替えって2月か花が散ってすぐなんだけどどうしよっかな、これ」
そう、花が散らないという謎現象もあるので土替えのタイミングをがっつり逃しているのだ。
そも土替えは2月頃、あるいは花が散った直後が好ましい。しかしこの梅を買った時点でそのタイミングは過ぎているし花は散っていない。いっそ花が付いた今の状態で土替えを行うべきなのか、少々悩みどころである。水はけは問題ないのが救いだろうか。
そんなことを言えばきっちりとした剪定を行うタイミングを逃している時点で駄目駄目なんだが。
「どうしよう…代わりの鉢はもう買ってあるんだけどなぁ。花が付いたままで交換していいのかな…?」
『変えてもいいんだけどなー』
「…ん?」
何か聞こえた気がする。女の子っぽい声がしたけど小さかったから外で遊んでる子の声だろうか。ここら辺に子供がいる家庭は覚えがないので、誰かの家に遊びに来たとかそんな感じだろうか。でも女の子の声だけ聞こえる、というのはあるのだろうか。だからと言って自分が気にすることは無いのだが。
「暇だし、まあ鉢も変えちゃうか」
『やったー!』
パチン、と剪定用のはさみがいい音を鳴らして枝を切った。なんかまた声が聞こえた気もしたけど気にしないことにした。
書いた手入れ方法はネットで調べました。盆栽はお隣さんがやってるのを見てましたが、蜂に襲われてちょっとトラウマがあります
2人とも出てこないが???