とある魔術と戦う乙女。   作:ぴょんぴょん

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長いです。

ちょっと手抜きのところが多々ありますが、少しずつ訂正して行きます!


戦闘。

土煙の中で上条は敵の気配を探っている。

(どこからくる…下手に動かず、土煙が晴れるまで待つか…)

上条は爆発の影響で、むき出しになった建物の鉄骨を引き抜いて構えながら気配を探る。

(もうすぐ晴れそうだな…)

その時、目の前から鋭い突きが放たれる。それを間一髪でかわし鉄骨を突き出す。

「普通の人間が、よく今のを避けたな…だが、攻撃を当てることはできない…」

と、余裕そうに言い、

「これで…終わりだ!」と、至近距離から黒い光線を放つ。

(これは…超能力か?…)

「くっ…なら…」と、上条は光線に向けて右手を伸ばす。

すると、何かを打ち消す音と同時に、光線が跡形もなく消える。

「何!?お前はまさか…………上条当麻か!?」と、驚く。

 

「あ、ありえなーい…ほのか…上条さんって一体…」

「分からないわよ!でも今、確かに攻撃が消えた…」

「あんなの見たことありませんね…ポルンたちは、何か感じない?」と、ポルン、メップル、ミップルに尋ねる。

「分からないメポ!…でも…」

「でも、なにか…あの人の周りからは、光の力が感じられないミポ…」とミップルがメップルに代わって言う。

「虹の園に溢れているはずの光の力が、あの人の周りだけ空っぽポポ…こんなの初めてポポ」と、ポルンも言う。

「それってどういうこと!?まさか、上条さんって、人間じゃない!?」と、なぎさが言う。

「なぎさ…流石にそれは飛躍しすぎじゃ……」

「とにかく今は、見守りましょう。」と、ひかりは冷静に言う。

「…ったく、不幸だよな…飯食いに来ただけなのに、こんな目にあっちまうんだからな…」と、ため息交じりにいい、「お前の目的は何だ?」と、聞く。

「目的?そんなのは決まってるじゃないか…この世界から幸せを消し去り、闇に染め、この世界を私の物にするためだ…そのためには少々能力が足りなくてね…こうやって時々高能力者の多い学舎の園で暴れさせてもらっていたのだ。」と、言う。

「そうか…なら、そんなお前の幻想を、俺がこの手でぶち壊してやるっ!」と、と言いながら、相手に向かって走り込み、右手で殴りかかる。

「君の右手は確かに脅威だが…」と、よけようともせずに言う。

右手が相手に当たるが、特に変化がない。

「ムダだよ、今の私の外殻は、科学技術によって構成されている…君の右手じゃ消すことができない………今度こそ、これで終わりだ!」と、今度は大量の黒い矢のような物を、上条の頭上に出現させる。

「これなら君の右手でも防ぎきれないだろう…」と、相手が言い、その矢を上条に放つ。

(くっ……流石にマズイな…どうすればいい…)

みるみるうちに上条に矢がせまる。

 

その時、どこからか飛んできた、爆発の影響で半壊した建物と、青いレーザーのような光線が矢に当たり、矢が打ち消された。

と、同時に上条の左側から、

「…ったく、何があったかと思ったら、またアンタ、変なことに巻きこまれているのね…」と御坂が、右側からは、

「よゥ…三下ァ…こないだは世話になったなァ…」と、一方通行が言う。

今の攻撃は、御坂の能力による超電磁砲と、一方通行のベクトル操作によるものである。

(なっ!?ビリビリに………一方通行!?ビリビリはともかくなんで一方通行がいるんだ?)

「一方通行!って、ミサカはミサカは勝手にいなくなってごめんなさいって意味を込めて、元気いっぱいで喋りかけてみる!」

「ちっとも反省してねェよなァ、クソガキがァ…」

「………ってか、なんでアンタがこんなとこにいるのよ!?」と、御坂が怒鳴る。

「あァ…そうだなァ…。…ガキの御守り…ってとこかァ…」と、一方がラストオーダーを見ながら答える。

御坂は一方通行の見たほうをチラッと見て、「ガキって……あの子のこと!?…アンタまだあの子たちと関わって………まぁいいわ………アンタには色々聞きたいことがあるけど………とりあえず、ここは一時、協力するしかなさそうね…」

「…そうだなァ…………三下ども…足引っ張んなよォ…」

 

(なるほどね…一方通行とラストオーダーが知り合いで、インデックスがハンバーガー奢ってもらったのが一方通行で………ってことは、ヴェントの時の電話の相手って!?まさか……はぁ…不幸だよなぁ…)

 

「インデックス、ラストオーダー。あの人達は?」と、ほのかが尋ねる。

「学園都市第三位、ミサカのお姉さまと、第一位でミサカの保護者の一方通行!ってミサカはミサカは説明してみる!」

「第三位と、第一位っ!?…流石学園都市…ね…」と、なぎさが呆れながら言う。

 

「これなら、私たちの出る幕もないかもしれないですね。」

「そうね、あの人たちなら…」

「何を話しているの?」と、突然インデックスが口を挟む。

「えっ!…いやぁ、なんのことかなぁ…あははは」と、なぎさが慌ててごまかす。

「ふぅん…まぁいいんだよ!そんなことより、当麻、大丈夫かな…」

「大丈夫!ってミサカはミサカは根拠なく自信有り気にいってみたり!」

「あの人たちなら、きっと大丈夫じゃない?」と、なぎさはお気楽に言う。

 

「これはこれは、学園都市第一位と、第三位…こんなところで会えるとは…君達を倒せば、私の計画もうんとはやまる…」と、相手が言う。

「……テメエが何を考えてるか、知ったことじゃァねェがよォ、あいにくこっちはガキの御守りで忙ししいんでなァ……」

「この学舎の園をむちゃくちゃにした報い、受けてもらうわよ!」

「はぁ、不幸だよなぁ…」と、上条は相変わらずである。

「さァ…ここから先は一方通行だァ!」と言うなり一方通行は相手に向かって跳び、左手、右手を鋭く交互に突き刺すが、相手はそれを全て体で受け止める。普通なら、体に穴が空いてもおかしくないが、相手にはなんの変化もない。

「一方通行、その程度なのか? ならこちらから行かせてもらうよ。」と、相手が先ほど、上条に放った黒い光線を一方通行に向かって至近距離で放つ。

「一方通行!」と、上条がすかさず間に入り、光線を打ち消し、「御坂!」と、いつの間にか背後に回っていた御坂に向かって叫ぶ。

「わかってるわよ!……」と言いながらコインを弾き、相手に向かって放ち、見事命中する。

「やったかァ?」

「いや、まだみたいだ…」

「ったく、どんな体の構造してんのよ…」

「素晴らしいコンビネーションだが…」と、そこには無傷の相手が立っていた。

「これで終わりにしてやろう…」と、拳を地面に軽く叩きつける。すると相手を中心に真っ黒い魔法陣のようなものと、その魔法陣を囲むようにして、同じ色の壁が現れる。

「何だこれは?……魔法陣?」

「上条当麻、君ならわかるだろう、魔術は火、水、土、風などの属性があるだろ?なら、火と水の力を等しく魔法陣に組み込めばどうなる?少なくともその魔法陣が発生した場所、その場所にいた人間は跡形もなく消滅するよ。人間を三人くらい葬るには分けないさ。もちろん、全てを一気に破壊するとはできないよ。」と、両手を天に向けながら言う。

「ちょっと何これ、出られないわよ!?」

「あァ、俺の力でも、かすりキズ一つつかねェなァ…」

(魔術だと!?なぜ科学側の人間にそんなことが…いや、考えるのは後だ。とにかくあいつらを…)

「おい御坂、一方通行!俺が一部をぶち破るから、先にそっから逃げろ!」

「…っ!あんたは!?」

「俺もすぐに出る!早くしろっ!」と、上条は拳を魔法陣のカベになっている部分を打ち消し、御坂と一方通行を無理やり押し出し、自分も飛び出す。

その瞬間、すごい音と共に、そこにあったはずの地面が跡形もなく消える。

「お前ら…大…丈夫か…」と、上条は消え入りそうな声で言う。その上条の背中は、血で真っ赤に染まっていた。

「…!ちょっとあんた!ひどい怪我じゃない!ほんとに…いつも無茶ばっかりなんだから……」御坂はは今にも泣きそうな声で言う。

「ちっ!お節介野郎がァ…」

御坂と一方通行は上条ほどではないものの、結構な重傷を負っている。

「さぁ、残るは二人か…」と、相手がゆっくりと御坂達に近づく。

 

「あーーー!もう見てらんない!いくわよほのか!ひかり!メップル!」と、なぎさが叫ぶ。

「そうね…インデックス、ラストオーダー、三人を安全なところへ!」

「どこに行くの?危険なんだよ!」と、インデックスはあわてて止めようとする。

「私たちなら大丈夫です。早く!」と、ひかりが促す。

「………シスターのお姉ちゃん、あの三人なら大丈夫な気がする…だから早く三人のとこへ行こ!ってミサカはミサカは自信を込めて促してみる!」

「………わかったんだよ…三人とも、気をつけるんだよ!」と、二人は三人のところへ駆け出す。

それを見計らい、なぎさが、

「いくよ二人とも!!」

と言って、なぎさとほのかがケータイのようなものにカードを差し込み、

「まさかこんなところで変身することになるなんてね…」

「まぁ、とりあえず早く倒してしまいましょう!」とほのかが言い、

二人が「デュアルオーロラウェーブ!!」と叫ぶ。

すると辺りに光が現れる。

「光の使者、キュアブラック!」

「光の使者、キュアホワイト!」

「「二人はプリキュア!」」

「闇の力のしもべ達よ!」

「とっととお家へ帰りなさい!」

「ひかりも変身するポポ!」

「えぇ!わかってる!」

「ルミナス・シャイニングストリーム!」

「輝く命!シャイニールミナス!」

「光の心と、光の意志、全てを一つにするために!」

 

 

 

「当麻!?大丈夫……?」

「あぁ……なんとか…な…それより、早く逃げろ…インデックス…」

「当麻をおいていけないんだよ!」と、インデックスは今にも泣きそうな声で言う。

「いいから…お前たちだけでも………!?」と上条が言った瞬間、周りが光に包まれる。

と同時に、上条の傷が癒えていく。

「おいインデックス、この光は?」

「わからない…少なくても魔術じゃ…でも、すごい力なんだよ!」

 

「お姉ちゃん、一方通行!?大丈夫? って、ミサカはミサカは駆け寄りながら声をかけてみたり!」

「あァ、何とかなァ…」

「またあいつに、借り作っちゃったわね…」

「借りだァ? あいつがただ、お節介なだけだろォが………」一方通行が言いおわるとどうじに、辺りに光が溢れる。

「……この光…すごい力!傷が治って……こんなことって…」

「能力者…かァ…………?でもよォ、ここまで完璧に怪我をなおせる能力者なんか聞いたことがねェなァ…」

一方通行が言った瞬間上条が叫ぶ。

「おい、あれは…」上条の目の前では、先ほどまで隠れていたはずのなぎさ達が変身していた。

「光の使者、キュアブラック!」

「光の使者、キュアホワイト!」

「「二人はプリキュア!!」」

「輝く命!シャイニールミナス!」

「なによ……あれ…光の使者?プリキュア…ってなに?」

「ありゃ一体なンなンだァ?」

「え…と、上条さんにはただのコスプレにしか見えないんですけど…」と、上条が言うと、

「「「ちがーう!!」」」とすかさず三人が答える。

「あっ!…ご、ごめんっ?」と、とりあえず謝る上条。

 

「コスプレねぇ…まぁ、ハタから見るとそう見えるよね…まぁいいわ、あんたが誰だか知らないけど、とっとと帰ってもらうわよ!」

「誰だか知らない?私の姿がわからないのか?…まぁ、こんな姿じゃわからないか。いいだろう。私の名は、ベルゼイ…かつて君たちに敗れた…ね」

「ベルゼイ…って誰だっけ?」と、なぎさがほのかに尋ねる。

「なぎさ…ベルゼイってほら、藤村君が捻挫したとき、病院で戦ったじゃない!」と、呆れながら答える。

「…あぁ!思い出した!っ?でも、確かジャアクキングに飲み込まれたんじゃ…姿も随分変わってるし…」と、やっと思い出し、さらに質問する。

「思い出してもらえたようでなによりだ。私も飲み込まれたときは終わった…と思ったのだが、目が覚めるとここ、学園都市にいて、この中に押し込められていてね…」と、自分を指差し言う。

「そのときに、テスタメント…といったか?それで無理やりさっきの力を学習させられて、その力を覚醒させるため、ここに攻撃をしかけていた…と言うわけさ。」

 

(テスタメント…って、妹達の!? なんであんなやつに…一体誰が?)

 

「んー、よくわからないけど、それは後でこっちの人に聞くとして…とりあえず今は、あんたを倒す!」

と言い、なぎさ=キュアブラックが飛び、殴りかかる。 ベルゼイはそれを避けるが、避けたところをほのか=キュアホワイトに追撃され、攻撃をモロに受ける。そこへさらにひかり=シャイニールミナスが蹴りを入れる。

「ほう…あの時とは比べものにならないくらい強くなったようだな…仲間も一人増えたようだし…」と、ベルゼイが余裕そうに言う。

「当たり前でしょ!私たちだって、ただ闘ってきただけじゃないんだから!」といい、つづけて、

「ほのか、ひかり、これで決めるよ!」

 

「漲る勇気!」

「溢れる希望!」

「光り輝く絆とともに!」

「エキストリーム・ルミナリオ」

と、各々が叫ぶと虹色のハート型光線が、ベルゼイに向かって放たれる。

「この程度…今の私にとっては、大した障害にもならないな…」といい、片手で受け止めるが、

「な…なんだと!?想像よりもかなり…くっ! やはりもう少し力が足りないか…仕方がない、ここは一旦引くとするか…」といい、ベルゼイはその場から消えた。

 

「あーぁ、逃げられちゃった…」と、なぎさが残念そうに言う。

「それにしても、片手で耐えられるなんて…なんて力なの…」と、ほのか。

「…とりあえず、撃退はできたのでよしとしましょう。」といい、座り込んでる上条に歩み寄り、

「立てますか?」と、ひかりは手を貸す。

「あ…ああ、ありがとう。」と、上条は手を取ろうとした時、

「「だっ、だめー!」」と、インデックスと御坂が叫ぶ。

「え、何が?」といいながら、ひかりの手を借りようとその手に触れた瞬間…何かを打ち消す音がした…

「う…ウソ…だろ…」と、上条はひかりを見つめながら悶絶する。

「何がウソなんですか?」と、不思議そうに尋ねるひかり。

「ひかり…服…服が…」と、なぎさ。

「服…っ!って…!」と、自分の視線を自分の身体(服を着ていたであろう)を向けながら、途中で異変に気付き、

「きゃーーーー!」と叫び上条にビンタをくらわし、自分の体を手で隠す。それだけですめばまだ良かったが…

 

「ア…アンタねぇ…」

「とーうーまー?」

「ちょっ…ちょっと御坂さん?インデックスさん…これはなんといいますか、不幸な事故でして、上条さんに悪気は…」

「「黙れっ!!」」と途中で二人に遮られ、御坂は電撃を食らわし、インデックスは思いっきり飛びついて噛み付く。

「ちょっ…ちょっとまっ…….!ぎゃーーーーーーーーーーーーー!不幸だーーーー!!」と、上条の悲鳴がこだまする。

「あの…」

「これは一体…」

「どうなっているのでしょうか?」と、被害者のひかりでさえ某然とする。

 

「まァ、自業自得だなァ…」

 

 

 

 

 

「ほんっとにごめんっ!」と、上条は土下座をしながら平謝り…

「いやっ!そんな…私こそ、上条さんに悪気はないのに…」と、とりあえず、その辺にあったカーテンを身に纏ったひかりが言う。

「まったく、当麻には注意力が足りてないんだよ!だからいっつもこんなことになるんだよ!」

「…いつも…アンタもしかしていつもこんなことやってるのかしら…?」

「おいっ!インデックスこの状況で余計なことを…いや…違うんですよ御坂さん…?いつものも今回のも、不幸な事故といいますか…」

「やっぱりやってんでしょうが!」と、御坂が上条に向かって電撃を放つ。

「ちょっ!?落ちつけ御坂!そんなことよりそろそろアンチスキルと風紀委員の連中が来るだろ!早く逃げねぇと…この状況どう説明すんだよ!」と、上条は御坂の電撃を打ち消しながら言う。

「それについては、同感だなァ…」と、一方通行。

「…ったく、じゃあとりあえず、私の寮ね…近いし、多分今なら黒子もいないし…」と、御坂が提案する。

「そうだな…そうするか…美墨、雪城、九条。状況が分からないだろうが、とりあえず来てくれ。」と、上条。

「分かってます。」と、頷くなぎさ。

 

 

 

 

 

「わーい、お姉ちゃんの部屋だぁ!って、ミサカはミサカは感激しながらふかふかベッドに飛び込んでみる!

「おい、ラストオーダー。じっとしてやがれ…」と、暴れるラストオーダーに言う。

「えっ…と、アンタと、ヘンテコシスター、美墨さん…に雪城さん、九条さん…だっけ?とりあえず、そこに座っててくれる?すぐ終わるから。」と、御坂はベッドを指差しながら言う。

 

 

「で、一方通行。なんでアンタがあの子と一緒にいるのよ….でもって、その首の黒いやつは? 電流流してるみたいだけど…」と、御坂が尋ねる。

「あァ….俺はかつて、過ちを犯した…この力さえあれば、あいつらだって救えたはずだからなァ…なのに俺は…救うことをしなかった悪党だからなァ………まぁ、ただの自己満足…っていったところかァ…首のチョーカーに着いちゃァ、脳に損傷を負ってなァ…電源を入れねェと、能力が使えなくなっちまってなァ…」と、一方通行。

「…そう。…あの件が終わってから、少しアンタのこと少し調べさせてもらったけど、確かに、アンタの過去じゃ、そうすることしかできなかったのもわかるわ。かといって、許そうって気にはならないけど…」

「調べたのかァ?俺の過去を…まァ、許してもろおうなンてハナから考えちゃいねェがなァ…」と、一方通行は答える。

 

一方通行と御坂が話している間に…

「上条さんは、ここにいるみなさんとはどういうご関係なんですか?」と、ひかりが尋ねる…

「あぁ、それを説明しとかないとな。まずインデックス。こいつは前に、うちのベランダに干されてたのに、飯をやったら住み着かれて…御坂とは…いろいろあるんだが、あいつのクローンを助けたのが一番かな。能力は電撃使い。一方通行は、その御坂クローンを殺そうとしてたから、俺がそれを阻止した…能力はベクトル操作…だったかな?って感じだ。ラストオーダーは、そのクローンの大元締めで、一方通行とはぐれていたラストオーダーと会った…ってとこだな…」と、上条は思い出しながら答える。

「…んー…よくわかんないけど、上条さんが本当に不幸だってことはわかった!」と、なぎさ。

「なぎさっ!失礼でしょ。…上条さん、すいません…」と、代わりに謝る。

「あぁ、いいよいいよ。事実だから」と、笑ながら答える。

「ところで、クローンって?国際法で人間のクローンは禁止されています…よね?」と、ほのか。

「ああ…そのはずなんだが、なんせ学園都市だからなぁ…うまいことごまかしたんだろうな…」と、上条。

「学生の街だからって、正しいことをやっている…ってわけじゃないんですね…」と、ひかりがつぶやく。

「そうだな…」と、上条、続けて、

「あっちの話も終わったみたいだな…とりあえず、三人のことと、あの敵のこと、それから…これからどうしたらいいかを話してくれないか?」

「わかりました。こうなった以上、全てお話します。」と、ほのかがこたえる。

 

 

 

 

「ごめんっ!こっちの話は済んだわ。」と、御坂。

「で、オマエらは一体なンなンだァ?」と、一方通行。

「それは僕たちから説明するメポ!」と、メップルたちはケータイからもとの姿に戻りながら言う。

「わっ!?な、なんだお前ら?ネズミか?つか、ネズミが喋ってる!?」と、上条。

「ちっ…違うメポ!メップルは光の園の選ばれし勇者だメポ!」

「ミップルは光の園の希望の姫君だミポ!」

「ポルンは光の園の王子だポポ!」と、各々が胸を張って答える。すると御坂が

「……かっ…可愛い!これはゲコ太にも勝るとも劣らない!」と、メップルを抱きかかえる。

「やっ…やめるメポ…」と、苦しそうに言うメップル。

「あ…あのぅ…御坂さん?話が進まないし…キャラ、崩壊してるんですけど…?」と、上条。

「……はっ!」と、我に帰る御坂。

「しっ…死ぬかと思ったメポ…」

「オマエ、好みがあのクソガキと一緒じゃねェか…」と、突っ込む一方通行。

「しっ…仕方ないでしょ!あの子は私のクローンなんだから!」と、御坂。

「ま、まあまあ…とりあえず、説明してくれるか?メップル…っていったか?」

「分かったメポ!まずは…世界を闇に染めようとする悪の勢力・ドツクゾーンが、7つのプリズムストーンを奪うため「光の園」を侵略していたメポ!5つものプリズムストーンが奪われてしまったんだけど、光の園の妖精・つまりメップルたち二人が二つのプリズムストーンを持って、「虹の園」に逃げ込むことに成功したんだメポ!そこでメップルたちを発見したベローネ学院中学のなぎさとほのかが妖精を追いかけてきたドツクゾーンの怪物に突然襲われてしまった時にメップルたち二人の力で伝説の戦士プリキュアに変身して、それぞれキュアブラックとキュアホワイトに変身してザケンナーって言う悪い奴らと戦うことになったんだメポ!」

「って、ことなんです。信じてくれますか?」と、ほのかが尋ねる。

「信じるもなにも、この目で見ちまったしなァ…」

「そうね…あんなもの見せられたら、信じるしか…」

「なぎさたちがそう言うなら、信じるんだよ!友達だもん!」と、インデックス。

「俺だって、今まで色々見てきたからな…今更そんな話…信じないわけがねぇよ。」と、上条。

「みなさん、ありがとうございます!」と、ひかりが言う。すると上条が尋ねる。

「いくつか質問が…虹の園っていうのはこの地球で、光の園は別次元の存在、さっきのベルゼイってやつは、ドツクゾーンってやつの一味って感じでいいのか?」

「だいたいそんな感じミポ!」

「でも今の話、九条とポルンってのがでて来て無いよな?」と、上条。

「それはポルンが説明するポポ!ドツクゾーンとの戦いが終わり、普通の女子中学生として3年生に進級したなぎさとほのかだったんだポポ!でも、光の園では先の戦いで傷ついたクイーンが12のハーティエルに分裂して虹の園に散らばってしまうという事件が起こってしまったポポ!虹の園ではジャアクキング復活を目論む闇の四天王が集結していたポポ!そこでなぎさとほのかは再びプリキュアとして戦うことを決意したポポ!クイーンの生命、ひかりがポルンの力でシャイニールミナスになって、闇の力と戦いながらクイーンを復活させるためにハーティエル集めをすることとなったポポ!」

「なるほど…ひかりは光の園のクイーン…それの生命が残った状態ってことなんだね!分かったんだよ!」とインデックス。

「お前…理解が早えェなァ…まァ、とりあえず…だ。これからどうすんだァ?」と、一方通行。

「まずあのベルゼイってやつだよな?おそらく、闇の力ってので、科学と魔術の両方を可能に…」と、つぶやく上条。

「マジュツ?って何?」と、御坂が尋ねる。

「えっ!?あっ!?いや…なんでもないよ、なんでも…」と、慌ててごまかそうとする。

(しまった…こいつらは、魔術には関わらせちゃいけないよな…)

「まァいい…とにかくだァ…今の話をまとめっと、お前ら三人…いや、二人か?が闘って敗れた奴が、いつの間にかこの街に侵入してやがって、そいつが世界を滅ぼすために再び現れた…そんなところかァ?」と、話をまとめる一方通行。

「多分、そんなところです…」と、ひかりが答える。

「そんなら、絶対に止めねぇとな…」と、上条。

「そうね…世界を滅ぼさせるわけには…」と、御坂。

「世界ねェ…?ンなもン知ったことじゃねえが、俺は………あのガキを守るって決めたからなァ」と、メップルたちと、ベッドで遊んでいるラストオーダーを見ながら答える。

「なら、決まりだな…美墨たちはどうする?」と、上条が聞く。

「どうするって…戦うにきまってます!」と、なぎさが言う。

「そうか…本来ならこっちで片付けないといけないんだろうけど…正直あいつには、俺たちの能力がきかないからな…」

「そうだなァ…俺の能力でも、ほとんど効いてねェみてェだったからなァ…」

「そうね………とりあえず、敵の出方が分からない以上、とりあえず今日は解散するしかなさそうね…」

「そうするのが無難かも。」と、インデックス。

 

一同は、御坂をのこし、各々の帰る場所へと引き上げて行った。

 

「本当に…あいつと関わると、ロクなことになんないわね…」

 

 

 

 

「で、美墨たちはどうすんだ?」と、尋ねる上条。

「あっ、私たちは、ホテルに泊まるので…なぎさ、チケット持ってる?」と、なぎさに尋ねる。

「もちろん持って来たよ!えっと……確かここに……っ!」だんだん顔色が悪くなるなぎさ。

「どうしたんですか、なぎささん?」と、ひかりが尋ねる。

「あ、ありえない…チケット…忘れちゃった!」

「なぎさ…」

「こうなる気がしてたメポ…」

「なぎさに預けた私たちが悪かったミポ…」

「ちょっとみんな…そんな目で見ないで…」

「そんなら、うちに泊まればいいんだよっ!」と、インデックスが提案する。

「ちょっとインデックスさん?さすがにこの人数は…」と、上条が言いかけたところで…

「いいのっ!?助かるよ〜!」と、なぎさ。

「ありがとうございます。上条さんっ!」

「すいません。しばらくお世話になります。」

「あ…あぁ。泊まるのはうちに決定なのね……」と、言い、諦めたように、

「よっ…よろしい!人間の四人や動物の四匹ぐらい、上条さんが面倒を見てあげましょう!ただ、かなり狭いけど…」

「いえ、泊まらしていただけるだけで充分です。」と、ひかりが言う。

 

(はぁ…不幸だ………っつか、食費足りるかな…)




いやぁ、長かった…
やっぱ上条のうちに泊まらしたかったので、なぎさに活躍していただきました。

次回から、あとがきでもショートストーリー的なことやります。
(なぎさたちが学園都市に着いた頃…ステイルたちは…的なかんじの…)
あと、これは今回に限らず、本編に結構訂正とかいれたりするので、ご了承ください汗

あ、あと敵ですが、大雑把に言うと、ベルゼイが機械化したって感じです。
プリキュアの敵に例えると、フレッシュの映画に出てきたトイマジンを、とあるサイド風にしたのをイメージしていただけたらとおもってます。
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