幻想郷の接触   作:ゼロ・ワン

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すみません、最近展開に悩みを抱えることが多くなっていましたので、前回前もって1日分更新頻度を遅らせると宣言しましたが間に合わせるのは無理でした。


秋が来る

妹紅が政府職員と話をした後、ホテルの案内をされ終わった秋姉妹と合流した。

 

そうして、妹紅は秋姉妹と合流してこれからの予定とその説明をしてから、二柱に尋ねる。

「では、秋姉妹これから貴女達は私と一緒に生放送番組の特番に出るために、東京都庁に向かいますがこのホテルの中で、まだしたいことはありますか?まだ時間はありますから、したいことがあるなら構わずに言ってくれて問題無いですよ。」

そう聞かれて二柱は顔を見合わせて話しあうが、話し合いの結果「ここで今したいことは無いことになったわ、穣子もそう言っているわよ、ねぇそうでしょう?」「うん!私は高い場所から~この街を見てみたいわ!」二柱も移動に賛成した。

「では、移動といきましょうか。」

政府職員に促され幻想郷から来た三人はリムジンに乗って東京都庁に向かった。

 

 

リムジンに乗って移動する妹紅と秋姉妹。

「わ~この世界は本当に幻想郷とは大きく違うんだね~こういう街並みって何て言うんだっけ?」

穣子は楽しげに窓から新宿の街並みを見ながら、静葉に質問をする。

「確か…、摩天楼と呼んだような……、これで合ってましたか?妹紅さん。」

「摩天楼と呼ぶのはビル等であって、街並みに言う形容詞では無かったような……。」

そんな風に三人は楽しそうに、幻想郷とは違う外の世界の風景や物を種に会話をする。

そんなに和やかに話しながらも妹紅は一人安堵していた。

『はぁ~今回は特に問題にはならなそうだな、前回はああ言ったが私も結構外の世界との関係に気を使っているし、必要な事では有っても極力問題は起こして欲しくは無いんだよその点、秋姉妹はどんな時期でも性格が落ち着いていて助かるよ。』

妹紅がそんな事を考えている中、同じくリムジンに乗っていた政府職員が前からの疑問を尋ねる。

「すみません、一つ質問なのですが二柱が来ることが決まったその時に、高い建物に連れて行きたいからということで、東京都庁に今向かっていますがそもそも何故ですか?」

妹紅から頼まれた二柱を東京都庁に連れて行くこの行動を日本政府は、基本的に幻想郷はこちらを驚かせたい節が見られるが、こちらに不都合にならないように配慮していることと、幻想郷へ恩を売るためにも直ぐに許可は出たが、東京都庁でする内容は知らない。

「私が神としての力を見せる予定よ。」

その質問にそう静葉が答える。

「神の力ですか、具体的には何をするのですか?」

「それは、秘密ということでお願いします。」

妹紅は意味深に笑みを浮かべながら、「少し考えれば何をしたいか、は分かると思います。」と答える。

そう言われたので政府職員はこの話は辞めて、何をするのか考えている間に東京都庁に着いた。

 

 

 

「はい、皆様こんにちは、今回諸事情あって4ヶ月振りに、幻想郷から来た方に話を聞くこのコーナーが始まりました。」

お昼になって、テレビのアナウンサーがカメラに向かって話しだす。

「今回の来訪者さんはスタジオでは無く、ここ東京都庁の展望エリアを希望したので、東京都庁からお送りします!」

盛り上がらせるためにアナウンサーはテンション高めに、カメラに話す。

「そして、幻想郷から今回来た方々は幻想郷からの使者として活動している藤原妹紅大使と、幻想郷の神であるこのお二方!紅葉の神の秋静葉さんとその妹である豊穣の神の秋穣子さんです!」

それに対して、この世界の存在では無いことを示すかの様に、ふよふよと浮かぶ二柱が返事をする。

「はい、幻想郷の紅葉を司っている秋静葉です。」

「幻想郷で豊穣神をしている秋穣子で~す。」

各々の個性を示すかのように、静葉は淑やかに、穣子は元気に返事をする。

「さて、今回はお二方とトークも勿論するのですが、それに加えてトークの後、静葉さんが神としての力を見せてくれるらしいです。」

「はい、今回は私の幻想郷での仕事をこの世界でも見せたいと思います。」

「今回は残念だけど~私の力は大都市ではあんまり効果が無いからね~、私はトークするだけだね~。」

そう今回は、静葉が神としての力を行使するが穣子は行使しない予定だった。

 

「それでは、先ほどより少し詳しい自己紹介をしてもらって、構わないでしょうか?」

「では私から、改めて名乗ると秋静葉です、種族は神ですがこの世界はおろか幻想郷以外…では…祀られていないですよ。」

最初に少し自虐的な笑みをしながら自虐的に名乗り、静葉は自己紹介を続ける。

「そして私は紅葉を司っているので、幻想郷の落葉樹を毎年紅葉させるのが仕事です。」

最後の方は少し明るく自己紹介した。

「成る程、自己紹介ありがとうございました、では穣子さんも自己紹介をお願いいたします。」

静葉の自己紹介が終わるとアナウンサーは穣子にも自己紹介を促す。

「じゃあ、私も名乗るね~さっきも名乗った通り私の名前は秋穣子、さっき名乗った姉の秋静葉の妹をしていて幻想郷で豊穣を司っていま~す。」

穣子は静葉とは対照的に元気よく名乗る。

「私も姉と同じく~幻想郷以外だと祀られていないんだけど~、紅葉の神と違って豊穣の神って沢山存在しているから~若干影が薄いとは思うけど、人里の皆は私を祀ってくれているんだ~。」

穣子も自虐的ながらも明るい雰囲気を醸し出しながら、自己紹介を終えた。

「はい、お二方とも自己紹介ありがとうございました、次は………」

その後、アナウンサーと秋姉妹は時折妹紅を混ぜつつ明るくトークをした。

 

「そう言えば静葉さんは紅葉を司っているとのことですが、どの様にして紅葉にしているのですか?」

トークをしていると、アナウンサーが静葉の仕事について尋ねる。

「そうですね、そろそろ丁度良い時間なので私がここに来た理由でもある私の仕事を見せましょう。」

「ここには木が存在しないですが、ここで見せるとは一体?」

アナウンサーの質問から静葉がその力を見せることを決めアナウンサーは不思議な様子だが、勿論アナウンサーは何をするかは知らないが妹紅にこの辺の時間でこの話題を振ってくれ、と頼まれていた。

「では妹紅さん準備をお願いいたします。」

「はい、少し待っていてくださいね。」

静葉に頼まれ、妹紅は「画面の境界」で隙間を開き大きな何かと細長い物を取り出した。

「それでは、私の仕事を始めましょうか!」




このままだと、悩み過ぎて更新が完全に無理になる嫌な考えが過ったので、少しキリが悪いかもしれません。
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