幻想郷の接触   作:ゼロ・ワン

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すみません遅れました。
理由は土日疲れて書く気力が無かったからです。

前回、沢山のお気に入り登録と感想と投票ありがとうございます。
欲しいと言ってみるものですね、なんとその結果日間二次創作ランキング18位に到達しました。
なんと久し振りにランキング入りしました。

この結果から毎回欲しいと言いたいところですが、うざったくなりそうなのでたまにしか言わないことにします。


太陽のライブ会場

人数が膨れ上がって百人に到達しそうな外交使節団一行は妹紅の開いた隙間から太陽の畑に着いた。

 

「ここは…、夏は大量の向日葵が咲いているものだけど…冬は侘しいものね~。」

レミリアがそう溢してしまうくらい今の太陽の畑はスッキリと何も無い。

「そうですね、私も夏が一面の向日葵なら誰か冬にも咲く花を植えれば良いのに、と思います。」

レミリアのその言葉に咲夜も追随する。

「いえいえ、何も無いわけではないですよ、何故ならあそこに見えるとおり、プリズムリバーウィズHの公演用特設ステージを設置してありますから。」

そんな二人の言葉の反論として、妹紅がとある1ヵ所に指を指しながら言う。

『それにしても、プリズムリバーウィズHのライブを直ぐ間近で聞けるのは、いちファンとして嬉しいな』

妹紅がそんなことを考えながら示したその場所は一目で豪華と判る色とりどりの垂れ幕が掛かる木製の大きなステージ(東方憑依華のやつ)と沢山並べられた座り心地の良さそうな木製の椅子があった。

「おお~!あそこでライブをするのか!スッゴい楽しそう!」

そんなチルノの期待に満ちた声を皮切りに妖精達がハシャギだす。

其を見て妹紅は苦笑しながら「妖精の皆さんが早くして欲しそうなので、早速向かいましょうか。」そういうことなので全員で向かった。

 

 

全員がステージにたどり着き、妖精のうち椅子と体のサイズが合わないものは誰かの肩に乗り、他は着席したところで幕が上がった。

そこには、それぞれ別の楽器を手前に浮かべており、服の形状が統一され、一人一人別のカラーリングに細部が少しずつ違った三人の少女と、浮かぶドラムの上に乗った三人とは違い、ロックバンドのドラマーのような服装の少女が居た。

「ヤッホー!皆さんこんにちは!今日はね!私達がもてなすよ!」

「…少々違う方も居られるようですが、…外交使節団の皆様は我々プリズムリバーウィズHが、…もてなさせていただきます。」

「その内容はね、我々がこの幻想郷一と自負する音楽でもてなすのよ。」

幕が上がった数秒後、先ず服装が統一された三人がこちらに話す。

「それじゃ、いってみよ~。」

三人が言い終わるとドラムに乗った少女が始めだそうとした。

「…!ってメルラン勝手に話し始めないの、…釣られた私も悪いけど、…先ずは自己紹介からって決めたじゃないのよ、…リリカと雷鼓もよ。」

『あれ?どうした急に。』

妹紅もつい心の中でそう溢してしまうくらい、初っぱなからグダグダな雰囲気が漂い出す。

「他の世界からのお客さんだったからついやっちゃったの!」

「えへへ、私はおかしいと思ったけどこのまま始めて後で自己紹介しようかなってね。」

「私はノリで~。」

グダグダの原因は全員がそんな軽い理由で起こした様子だ。

 

「…はぁ~じゃ…私からするわよ、…すみません皆様改めて自己紹介から始めます、…先ず私から私はプリズムリバー三姉妹の長女にして、このプリズムリバーウィズHのリーダー担当兼ヴァイオリニストのルナサ・プリズムリバーです。」

先ず最初に名乗ったのは統一された服装に黒いカラーリングで、被った帽子の頂点にその名前に由来してか赤い三日月の飾りが付いた、真ん中で分けた金髪のショートボブをした気だるそうな雰囲気の少女だった。

「じゃあ!次は私ね!私はプリズムリバー三姉妹の次女にして!プリズムリバーウィズHの花形担当兼トランペッターのメルラン・プリズムリバーよ!」

次に名乗ったのは右が長く左を揃えた薄い水色の髪に白いカラーリングの服装に、帽子の頂点に青い太陽の飾りを付けた若干自信過剰気味な雰囲気の少女。

「えへへっ、次は私だね、私はプリズムリバー三姉妹の三女にして音の調和担当兼キーボーディストのリリカ・プリズムリバーで~す。」

三人目は亜麻色をしたふわっとしたショートの髪に赤いカラーリングの服装と、帽子の飾りは緑の星のぶりっ子そうな少女で、彼女の自己紹介でプリズムリバー三姉妹は全員名乗った。

「じゃ、最後は私だね~私はプリズムリバーウィズHの一員だけど~、前身であるプリズムリバー楽団にはいなかったドラマーの堀川雷鼓よ~。」

赤いショートヘアーに白いジャケットピンクのネクタイと白いラップスカートをしたノリのよさそうな少女を最後にこれで全員が名乗った。

「…さてこれで全員が名乗ったので、…これから我々は先ず最初に博麗神主が作曲したこの幻想郷をテーマにした名曲と名高い、神々が恋した幻想郷を演奏させていただきます。」

『漸く四人の音楽を聞けるけど最初はそれか…幻想郷に来たことを歓迎するのだから当然だな、それに大分待った分楽しみだ。』

いろいろとグダグダした自己紹介だったが、この場所の全員がその美しい音色に心を踊らせた。

 

 

「これにて、私達のライブは終了といたしま~す。」

「素晴らしい演奏だったわ!神々が恋した幻想郷の後に妹紅の曲から始まって雷鼓の曲に咲夜の二曲にチルノの曲をしてから、最後に私の曲!思う存分楽しませてもらったわ!」

プリズムリバーウィズHの公演終了宣言と同時にレミリアが大絶賛して、会場は拍手に包まれる。

『これだけレミリアが大絶賛するのは、最後に自分の曲を演奏されたからだろうな、でも実際素晴らしい演奏だったな。』

そんな拍手喝采の最中一人だけプリズムリバーウィズHに待ったを掛けたものが居た。

「待った!未だこの場の全員の曲を演奏していないでしょ!アンコール、アンコール。」

それはチルノである。

そして、チルノが言う未だ演奏されていない曲とは勿論、眼前で演奏していた彼女達のことである。

『!?そうだった、未だ全員分ではなかったな!なら私も。』

「アンコール、アンコール」

チルノに乗って妹紅も言い出して会場はアンコールの声に包まれる。

そうして、会場のアンコールにプリズムリバーウィズHはというと。

「そういえば、私達の曲は私の始原のビートしかしていなかったわね、どうするよ~?やっちゃう~?」

そんな雷鼓の問いかけと観客のアンコールに対して、

「皆~アンコールありがと~う!そんな皆の声にお応えして私達もやっちゃうよ!」

そうメルランが言い出し、

「良いね、姉さんそうしましょう。」

それにリリカも乗って、

「…我々のテーマ曲を聞きたいとここまで言われたらやるしかないですね。」

ルナサも乗り気であり、

「それじゃあ、神主が作曲したもののなかでもこれまで演奏してきた曲らと並ぶ人気曲、

幽霊楽団~Pantom Ensembleをいってみよ~。」

そんな雷鼓の宣言で全員大興奮なアンコールが始まった。

 

 

 

そうして、完全に公演が終わった後に、また交流会をすることになった、今度はチルノ達湖の妖精とプリズムリバーウィズHも加わって先ほどより賑やかだ。

「ねぇねぇ、貴方の世界はなんていう名前なの?」

「そうですね…、無いといえばよいのでしょうか、取り敢えず私達は私達の世界の国の一つの日本から来ました。」

こんな風に外交使節団に興味津々だった湖の妖精が質問をしたり、

「…我々三姉妹から皆様にお願いしたいことなのですが、…そちらの世界に居たとある人物達のその後について調べてくれませんか?…特徴としてその人物達は我々と同じ名前をしています。」

真剣な依頼をされていたりした。

そんな交流会の最中、他の皆と少し離れた場所で空っぽのキャリーケースを持った外交使節団の一人がとある妖精と話していた。

 

「え!本当にそちらの世界に連れて行ってくれるの!駄目だと聞いていたのだけど、…本当に良いの?」

「はい、本当は駄目なのですが、我々ももっと幻想郷の方々に話を聞きたいですので、それはそれとしてバレる可能性はありますか?」

「大丈夫!私は冬は殆ど誰も居ない魔法の森の中にある別荘に居るし、魔法の森から来たからチルノ達と一緒に来た訳でもないからその面からバレることも無いし。」

彼女はそこで一息ついて言う。

「それに私には!この隠れることに使えるアビリティカードの「小石ころ帽子」があるから、それの中に入って居ればバレることはないわ!」

そう力強く断言する。

ちなみにこんな会話をしているが少し離れていて会話が聞こえないことと、妖精が多すぎて全員妖精の区別が、良く話していたチルノ以外不可能なこと、そして多くの者が妖精と話しているので、その点でこの二人は周りと同じなので誰も気にしていない。

「それなら、どうぞこちらへ。」

そうして、その妖精はカードを使いながらキャリーケースに入った。

 

 

そんな交流会から暫くして、外交使節団の帰る時間となった。

「私はお客様方との交流会楽しかったわよ、咲夜はどうかしら?」

「私は…そうですね、幻想郷の多くの者と比べられない程皆様本当に礼儀正しい方々と感じました。」

そんな主従の見送りの言葉を皮切りに集まった者が見送りの声を上げる。

「じゃあね~」「楽しかったよ~」「また来てね~」「最強の妖精であるあたいを忘れるなよ~」「私達の頼みごともお願いね~!」

そんな声の中、妹紅が外交使節団に声を掛ける。

「では、隙間を開きますね。」

そうして、外交使節団は隙間から日本の大使館へ帰って行く。

「少し待っていてください、私は霧の湖から連れて来た皆様を帰すので。」

だが、妹紅は少し幻想郷に留まるようだ。

「はい、では我々は先に行って藍さんのところで待っていますね。」

何時もの外務省職員と話して妹紅は外交使節団を先に帰す。

 

隙間を閉じた妹紅は、実際霧の湖の者を帰す前に先ほどから、気になっていたことをとある人物に聞く。

「ルナサに聞きたいことがあるんだが、構わないかな?」

「…聞きたいのはあれかしら、…さっき私達が頼んだことかしら?」

そんな妹紅の疑問はルナサにはお見通しらしい。

「そうそれのことだな、そんなに自分達のオリジナルが気になるのか?」

「…レイラももう居ないけど、…レイラは最後までオリジナル達のことを気にしていたからね。」

ルナサがそう言って妹紅は「そうか…。」と少ししんみりとした空気が流れる。

そんな最中、レミリアがその空気を無視して会話に割り込む。

「はいはい、あんな楽しい公演の直後だからしんみりとしないの。」

「それもそうだな、なら外の世界で分かったことがあったら、逐次三姉妹の誰かに伝えるよ。」

「…オリジナルのことよろしくね。」

レミリアのおかげで空気は少し改善されて、話は落ち着いて終わった。

 

それから数分後

「それじゃあ、私達は公演を聞けて楽しめたわよ、だから紅魔館に帰るから、霧の湖までよろしくね妹紅。」

「今回は協力してくれて助かったよ、じゃあまたな~。」

そんなレミリアの頼みで妹紅は隙間を開き、レミリアと咲夜に湖の妖精達は紅魔館の前の霧の湖に帰った。

「さてと、外の世界に待たせて居るから早く行かないとだな。」

そういうことなので、カードを振り下ろしたところで疑問を抱く。

『そういえば、今回はフランとか五行の書とか怪しい部分があったが、結局何かしら計画が進行したのか?』

そう思いながら外の世界の大使館へ向かった。




結局、外交使節団は幻想郷から彼女を持ち帰ってしまいました。
これがどう影響するかは追々ですね。

ちなみに神主は原作で存在が言及されており、射命丸文は博麗神主と名乗る人物について、博麗神社に神主なんて本当に存在するのか疑問視していましたね。
他の原作での記述では多くの曲を作曲したかのように言及する謎の人物らしいですね。

大・東方Project展行って来ました。
原作の纏め映像や一流のイラストレーターの絵が沢山有って、それに撮影禁止エリアに神主と公式漫画のラフ絵が色々有って楽しかったです。
禁止エリアは模写している方が沢山いました。
最後に売り場でポスターとか買って帰りました。

追記
最近、今後の展開をどう書くかの悩みとか、書く気力があんまり無くなってきているので、悪いのですが次回の更新も遅れそうな気がします。
遅くとも年内には完結させたい思いはあるので、その辺は心配しないでください。

更に追記
雷鼓の曲について書いていなかったので、レミリアと雷鼓の台詞を追加して演奏したことにしました。
雷鼓ファンの方にはすみませんでした。
後、悩みと気力はある程度どうにかなったので日曜日ならどうにか出来そうです。
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