遅れた理由として、クロノアを完全クリアしたので更新しよう、と書いていたらダンカグの終了告知のショックから現実逃避で、執筆しないでいろいろなゲームをしていました。
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結果は後書きに記載します。
後、タイトル通りに今回は前半部分を日記形式で試してみます。
条約で報告の義務を負っていたのに日本政府の手によって、幻想郷から連れ出された妖精エタニティラルバ。
彼女は外の世界で今何をしているのだろう?
その答えはこの、とある研究員の日記を読めば分かる。
1月4日
今日から大きな仕事が始まった。
それに合わせて今回その仕事の内容とそれまでの経緯を改めて振り返ろうと思う。
先ず前提として事の発端は幻想郷が我々の世界、具体的には我々の日本政府と接触を図ったことから始まる。
その際接触の方法として、幻想郷の大使こと藤原妹紅が記者会見で妖精は不老不死だと発言したことが発端となり、経済界と政界の金と権力が有り余っている老害共が不老不死を求めて始動した計画だった。
おっと、毒が漏れてしまった。
というか、なんで私は誰かに説明するかのように日記に書いているんだ、…いやあの可憐な容姿の彼女にこれからする所業からの罪悪感からかもしれない。
兎も角、不老不死である、そんなものを手に入れるために当然の様に妖精を幻想郷から連れて来て研究する計画が立てられ、…それが成功した。
そう成功した。
予定では、幻想郷に招かれたその状況を利用して行ってきた担当の自己判断で連れてくるかどうかは決められていた。
自己判断で良かった理由は今回が最初であるから、次回以降でも許すという考えだったが、現地でスカーレット姉妹の決闘を見て決断したようだ。
その結果、揚羽蝶の妖精を名乗り揚羽蝶の羽をした妖精の彼女、エタニティラルバがこちらの世界に連れて来られた。
幻想郷が戸籍等を全く管理していないことを利用したとは言え、それが政府主導な辺りこの国も終わりかもしれない。
それは兎も角エタニティラルバ、彼女は面白そうという理由で来たらしいが、そんな彼女を研究対象とするのは凄まじい罪悪感を感じる。
経緯はこの辺までとしておこう。
彼女を対象としたこの研究の方針とは、先ず我々の研究所に貸し与えられた複数の候補地の一つである蜜柑果樹園跡地で彼女と共に暮らす。
どうやら妖精は自らの自然に執着するようなので、揚羽蝶の好む自然である蜜柑が多くあるこの場所で彼女の機嫌を取りつつ彼女から、公式発表だけではわからない部分の幻想郷についての情報と魔法技術を習う予定らしい。
そして、信頼が最高潮に達して尚且つ幻想郷の情報と魔法技術を粗方搾り取ったところで彼女を何回も何度でもバラシテ、妖精の不老不死の原理を人間に適用出来るよう研究する予定である、全く反吐が出そうだ。
おや、今日は不満からか日記が長くなってしまったからこの辺で切ることにしておこう。
1月7日
昨日、幻想郷の公式アカウントに庭師として就任した魂魄妖夢さんの鼻歌を歌いながらの紹介映像と慌てて噛みながら自己紹介する映像が流れたが、その直前に許可を貰った幻想郷の住人は大使館内であればこちらの世界に来れるようになったと公表され、実際に魂魄妖夢を除いて六人の妖怪が訪れた。
だが、そのうちの一人である古明地こいしは予めこちらの世界に来る許可を貰っていたものの、今日来ることの申請をせず勝手に来たようだ。
その結果として、どうやら大使館に来た人物達を行きと帰りにしっかり数えることにしたようだ。
逆に今までしていなかったのかと言いたいが、この研究計画にはそれを利用して、これから増えるであろう妖精を含めた妖怪を何食わぬ顔で連れ去る計画があったが、その計画はする前から失敗したらしい。
そんなことをお偉いさん達と話したと所長が言っていた。
さて、我々の研究対象であるエタニティラルバはどうかと言うと、果樹園跡地で我々と遊んでばかりである。
これには我々も予想通りであったものの、予想以上に遊んでばかりなので本来の目的である魔法技術の習得が難しくなっている。
この途中経過を所長達と一緒に政財界に話したら、日本の魔法技術の確立は紅魔館によってもたらされた五行の書で一応進むが、もっと早めるためにどうにかしろとせっつかれた。
本人が積極的に話そうとしないのが問題なので、我々に詰め寄るのは辞めて欲しい。
1月31日
今日はいろいろとあった。
今まで見てきたエタニティラルバの印象はやはり話に聞いていた妖精らしく非常に気紛れである。
我々研究員も巻き込んで遊んでばかりで、聞きたかった様々なことを話すかどうかは気分なので確実に聞けるかはわからない。
なので、我々は遊びに付き合いながら根気よく待つしかなかったのだが、何故かその結果私が懐かれた。
全く意味がわからない、私はエタニティラルバにそこまで優しく接したりはしていないし、彼女からするとよく遊んでくれる人間に過ぎない筈なのに不思議だ。
だが何故か、お姉さんと呼ばれて懐かれてしまった。
懐かれた結果、彼女はなんとか私の頼みだけは聞いてくれるので、今日正式に彼女に応対する担当の中心に私がなった。
給料は増えるが、私が書かなくてはならない書類などが増えるし、直ぐ側だから余計罪悪感が刺激されるので辞退したい。
2月7日
私が担当の中心になってからラルバは、幻想郷の様々な知識を確実に教えてくれるようにはなった、主に私に。
他の研究員にも教えてはくれるのだが、比率として今まで教えてくれた知識の半分は主に私を通してだった。
作戦は成功したと言えるがもう少し私に教える割合を減らして欲しい。
おっと、文句はここまでとして兎も角、彼女がもたらした知識の数々は興味深いものが多かった。
特に今回の目的に合致しそうなものとして五行の書ではわからない四季属性や三精属性の技術。
そして捨食と呼ばれる魔法を使用することによる種族魔法使いになることによる飲食睡眠の不要化とその後に捨虫と呼ばれる魔法を使用することによる不老が挙げられる。
予定では不老不死を手に入れたいので妖精のそれを人間に適用させるという視点からすると少しずれているが、魔法を研鑽することで何れ三大欲求の存在意義を無くせるのなら彼女が来た意味はあると言えるだろう。
彼女自身は魔法をある程度使用出来るとは言っても元々、飲食も睡眠も不要で不老不死なので捨食も捨虫も存在は知っていても使い方は知らないらしい。
なので今後の方針は我々が魔法を取得し我々のうち誰かが魔法使いとなり、魔法使いになる技術を確立すればいいだろう。
妖精だから長生きな分、彼女は様々は知識を持っているようだが知識を全て我々が手に入れてしまえば用済みになってしまう、どうにか出来ないものか。
2月20日
我々は最近漸くラルバから魔法を習えるようになったものの、我々には魔力がよくわからないために未だ使うことが出来ていない。
だが、五行の書を研究している方は既に五行属性を使えるようだ。
ようだ、とは言っても五行の書を手に持っていないと不可能らしい。
何故なら、五行の書には魔法の使用を補助する機能があって補助なしでは不可能だからとのこと。
そのことをラルバと遊んでいる時に話したら、魔法は幻想郷でもある程度情熱を持って修行しないと覚えられないものだから、それが普通とのこと。
3月1日
今日、ラルバに付き合って二人遊んでいたら彼女の秘密を聞くことが出来た。
本人曰く、昔は神として崇められていたらしくその神としての名を常世神というらしい。
仲の良い友達だからという理由で、私達だけの秘密として教えてくれたらしい。
私は何時か貴女を裏切るのだから、そんなことを無邪気な顔で言わないでお願いだから。
さて、気を取りなおして夜になってから調べたが、常世神とは過去に朝廷によって邪教として討伐された教団の神らしい。
邪教の神?あんなに無邪気そうなのに?どう考えても彼女が悪い筈が無い。
恐らく悪いのは当時の教祖か暴走した信者のどちらか、あるいは両方だろう。
3月31日
先日、大使館にこちらの世界で八雲紫と並んで名が知られる幻想郷の賢者、摩多羅隠岐奈が訪れたが彼女は何がしたいのだろうか?
巷では摩多羅隠岐奈は八雲紫と仲が悪いとの噂がある、だから対抗して訪れたのだと考えられている。
この賢者はラルバの教団を直接滅ぼした者と同一視されているが、彼女に確認したところ本人らしい。
このことに関連して、彼女の教団が滅ぼされた経緯についての話を聞けた。
彼女は昔、分霊を通じて人々に豊かになる方法を説いていた。
その方法として自らが持つ財産を使ってより大きな財産を手に入れようと説いていたが、…勘違いされた。
勘違いされて自らの財産から大量の食事を作りそしてそれを並べるという、無駄に財産を使い果たす邪教になってしまった。
そのため、経済に大きな悪影響を及ぼしてしまった。
更に悪いことに自らが不老不死のため若返りを司るとも考えられたのにそうはならなかった。
それらの結果、最後は滅ぼされてしまったとのことだ。
それを悲しそうに彼女は話していた。
これらを総合して考えるのなら、当時の彼女は資本主義を説いたのだろう。
実際、現在の世界を見ても分かるが資本主義は大きな発展をもたらす。
恐らくこの考えを広めることで、人間に発展をもたらそうとしたのだろうが、誤算として当時の財産と言えば貨幣ではなく食料だったので、食料の使い道と言えばで料理となってしまったのだろう。
逆説的に言えば、資本主義が一般的な現在ならば彼女の教えは成功するのかもしれない。
自分の教えが曲解されて、邪教となってしまうのはどのような感覚なのだろうか?
本人の反応を見る限りそれはとてつもなく辛いことなのだろう。
4月1日
昨日のことを今日一日中考えていたが、悲しそうだった彼女のために私が教祖となるのはどうだろうか?
彼女を利用している研究所の一員である私のせめてもの罪滅ぼしだが、それでも何かせずにはいられない。
そう考えて本人に直談判したところ複雑そうな顔だったが、他にも賛同してくれる人がいるなら現代に教団を復活させようかな?とのこと。
明日から他に私以外にも彼女を利用することに罪悪感を感じている研究員を探して、仲間にならないか聞いてみよう。
4月2日
今日、仲間になりそうなのを探してみたが、結構な人数が彼女の今後に強い罪悪感を抱いていた。
何故こんなにいるのか気になって個々に話を聞いてみると、どうやら彼女の優しさとその可憐さに魅了されたようだ。
仲間になってくれたのは嬉しいが、ロリコンが多いのはこれから問題になりそうな気がする。
4月3日
仲間が増えたので、皆でラルバに話したら神として復活することを嬉しそうに了承してくれた。
そして、これからの方針として仲間を増やしつつ今度こそ勘違いされないように、ラルバから話を正確に聞きながら教義を皆で考えることになった。
これから忙しくなるが、よくよく考えたら仲間が増えればラルバを助けることが出来るかもしれないので、頑張らなければならない。
4月10日
我が教団、常世教団の教義はその内容として一般的な宗教にもある内容や、独自性な部分として株の売買や妖精の神聖視を盛り込んだ。
独自すぎるかもしれないが、そもそも昔から彼女は資本主義を説いていたし、彼女は神であると同時に妖精なので何もおかしくない筈だ。
4月30日
先日、教義が完成し仲間に出来そうなものも大体取り込めた。
だが、ラルバを救うには数も力も足りないので活動が行き詰まってしまったが、ラルバと話し合ったところ彼女が持っていたアビリティカードの小石ころ帽子を貸してくれることになった。
これを使って、教祖として秘密裏にこの研究所から出て外部に信者を作る役割を負った。
その間、仲間ではない者に私が居ないことが仕事の進捗や報告書でバレる可能性があるが、その辺はラルバや仲間の協力で隠してくれる手筈だ。
彼女は教団の復活を喜んでいた。
ならば、信者が増えれば彼女は救われるだけではなく、大層喜んでくれるだろう。
ここまで読めばラルバが現在どうなったのかは、分かるだろう。
研究所は常世教団に乗っ取られた。
さて、ここから先はもう少し先の話になる。
この研究員がラルバと仲間と共に作った教団はどうなったのか見てみよう。
常世教団の崇める神エタニティラルバ、彼女の一日は朝の日差しによって元は蜜柑果樹園だった聖域の、蜜柑の木の枝の上から目覚めるところから始まる。
「ふぁ~、今日もいい朝ね、やっぱり初夏の空気は心地好いわね。」
ラルバが目覚めると教団内での地位が高い存在である側近達にお世話をされる。
「おはようございますラルバ様、今日もいいお目覚めですね。」
「おはようございます、今日は朝食をどうなさいますか?」
ラルバが目覚めると直ぐに二人の側近が声を掛け、ラルバは本来食事が必要無い妖精なので今日の朝食を取るのか尋ねる。
「う~ん、今日は別にいいかなそれより遊びたい気分なの。」
「それでは、聖域の中でかくれんぼでもしますか?」
「そうだね、それにしましょうか、じゃあ今から始めるから二人とも探してね~。」
「はい、二人で十秒数えるので隠れてください。」
「いーち、にー、さーん……。」
「頑張ってね~、フフフッ。」
このようにラルバは朝は遊ぶか、朝食を取るのが普段の朝だ。
「どうぞこちらへ、この扉の向こうに常世神様が居られる聖域ですので、くれぐれも失礼のないように。」
昼は研究施設であった蜜柑果樹園跡地だった聖域に、敬虔な信者を入れてここで神として信者と会う、ラルバからすると自らの教団での存在感の確認であり、信者からすると少しの間だけだが神と会える神聖な儀式が行われる。
「おや!貴方が今日面談したいって人かな?私は貴方達に常世神と呼ばれる者よ。」
「あ、貴女様がですか!私の名は…」
「大丈夫だよ~、貴方の名前は聞いているわ~、貴方が名乗ろうとしたなら私も名乗るわね~!」
「名乗る?ですか?名乗るも何も常世神なのではないのですか?」
「いやそれは~私の名前の一つよ~、私にはもう一つの名前があってエタニティラルバというのよ!」
この儀式とは前提に大部分の信者が常世神とだけ知っている。
そんな彼女の名前であるエタニティラルバというのを教えた上で彼女と話せるというものだ。
そして夜、聖域にて。
「そういえば、どうして貴女はこの世界に来たのですか?」
「うん?お姉さん急にどうしたの?」
予定が開いていたらだが、ラルバは毎日寝る前に教祖と情報収集も兼ねて話す。
「いえ、最近気付いたのですが貴女は常に様々なことを考えています、ならこちらの世界に来ることは罠であることに気付いていたのではと思いまして。」
教祖はラルバがもし気付いていなかったのだとしたら衝撃的すぎることを言う。
「お姉さん気付いていたのね~そうよ、私は最初から具体的には話を持ち掛けられたあの時から、気付いていたわ~。」
「なら何故ですか!?何故罠だと分かってこちらの世界に来たのですか!?」
教祖はラルバが何故、わざわざ辛い道を選んだのか分からず大きな声を出す。
「…だって、私が出てこなくても不老不死を求めて人間は我々妖精を連れ出すでしょう、それに私を含めた一部の大妖精以外はどうしても頭が…ね。」
「だとしても、何故貴女が犠牲になろうとなんて。」
「だって私は大妖精の一人なのよ、大妖精だから妖精全体を守るのが使命なの、だから私一人が犠牲になるだけで良いのならね~、それに私は神でもあるからこれで人間が幸せになるのならね~。」
「…その使命感があっても、貴女はそれでいいのですか?」
「別にいいのよ~、結局お姉さんのおかげで私の覚悟は必要無くなったし、人間のためになる神として復権出来たんだもの感謝しているわ~。」
「…そうですか、そうですよね♪今はもう違いますものね。」
そんな話をしてから、教祖は聖域から出て行った。
深夜、聖域に一人な筈のラルバはとある賢者と話していた。
「いや~ありがとうね隠岐奈、私を外の世界に出してくれて、お陰でこうして妖精を絶対視する団体を作れたし、神として復権することも出来たしね。」
「本当にお前に頼んで良かったよ。妖精が不老不死であることなど幻想郷では常識だから、外の世界と関われば隠し通せないが、これでその対策は出来たからな。」
その賢者、摩多羅隠岐奈はラルバと共に今回の作戦について楽しく談笑していた。
「まぁ、私も妖精が幸福に生きられないのは困るから危険を承知で隠岐奈に頼まれなくても、虎穴に入らずんば虎子を得ずで自分から頼んでいただろうけどね。」
「フフッ、やはりお前はそうだろうな、チルノと並んで妖精全体のためには直接動くタイプだからな。」
二人はそんな話を少しして、話題が切り替わる。
「それで、久し振りに神として復権してどうだった?楽しかったか?感慨深いものはあったか?」
「それ、昔の教団を滅ぼした隠岐奈が言うの?」
ラルバは十四世紀以上前に隠岐奈に教団を滅ぼされているので呆れながらそう言うが、その声音には恨みは存在していない。
「フッ、滅ぼされても今まで大して気にせず楽しい妖精生活をしていたお前が何を言う。」
「ま、そうなんだけどね、やっぱり私は妖精として過ごす方が性に合うから、神としての私はどうでもいいかな~、崇められるようになって四季異変の時くらい強くなったのは嬉しかったけどね。」
ラルバはあくまでも、妖精達のために再び神として立っただけであり、教祖に向けて言った内容は建前でしかないようだ。
「それで~、なんで私を出したの?」
ある程度話したところでラルバは隠岐奈に先ほどの理由があるのに、何故自分が出られたかの疑問を呈する。
「まぁ流石にお前は気づくか、そうだ妖精の保護等お前を出した理由の一部でしかない。」
この質問に隠岐奈は邪悪の笑みを溢しながらそう答える。
「あ、やっぱりそうなんだ~♪うんうん、隠岐奈は一つの作戦で複数の利益を手に入れるのが好きだもんね♪」
「おいおい、それでは私が暗躍が大好きな黒幕のようではないか、違うぞ紫も黒幕だ。」
「それは兎も角、教えてよ~♪他にはどんな理由があるのよ~。」
ラルバがそう頼んで隠岐奈は裏の目的を話し出す。
「今回の件で妖精の実験体を外の世界は手に入れた訳だが、後で妹紅に日本政府と幻想郷での密約としてお前を連れ帰させる。」
「へえ~、それでそれで。」
「その後で、ヨーロッパのとある国にお前と似たような経緯でとある奴を送る。」
隠岐奈は話を続ける。
「お前を日本が持ち帰ったことは世界中の大国の上層部が知る程度には有名だ、そして今回の件で幻想郷はこの世界との関係を気にして条約を無視されたことを黙殺する、そんな前例として機能するから次回もしてくれるだろうさ。」
「目的は分かったんだけど~なんでヨーロッパなの?そういうのは世界情勢的にアメリカからじゃないの~?」
理由は分かったが、大きな疑問があったのでラルバは質問をすると隠岐奈は笑みを深める。
「前提として私は今、アメリカと秘密裏に交渉をしている。」
「ええ~!もうそんなことまでしていたの~!」
「ああ、金と石油に各種マジックアイテムを格安で売る代わりに紫の勢力である妹紅などと関係を持ったり、大使館から幻想郷に来ることなどをしないでくれと言ったら簡単に契約してくれたよ。」
「あ、そっか~!隠岐奈は紫と仲が悪いってリリーを利用して外の世界に認識させてたね!このためだったんだね~!」
「そうこのためにだな、そうそう話は少し戻すがそれらに加えて、とある生物を渡しておいた。」
「内緒で?」
「いや、本人達は知っているよ、その結果がどうなるかは気付いていないがな。」
「成る程~つまりアメリカが関わらないから次点のヨーロッパになるのね~♪」
二人はそんな話をした。
そんな謀略の話をして暫くして。
「それで~少し話は変わるのだけど、連れ帰されるってことは後少ししたらこの研究所が私の教団に乗っ取られていることを政府に暴露してしまっても、いいんだよね~。」
「ああ、お前を連れ帰るための前提条件として後で暴露してもらうが、この教団に奴らは恐怖で何も出来ないだろうさ。」
最後にそんな話をして夜がふけていった。
アンケートの一位は冗談半分で入れた秘密結社の総統でした。
これが一位だったのは爆笑しました。
二位は正解の宗教法人設立でした。
そして三位がこれもある意味冗談枠だった、会社設立だったのもすごい笑いました。
笑ったとは言っても、この三つの選択肢全ての要素が入っているので、皆さん鋭いです。
では残りです、四位は冗談半分枠の野山で暮らすで、五位は真面目に入れた政府から逃げて親切な人に泊めてもらう、最後にその他でした。
作者は常世の神を崇めていた宗教の教義を聞いて、その教義は今で言う資本主義だと思って現代と相性が良さそうだと思い、一昨年の冬にこのエピソードを書こうと思いました。
最後に関係無い話しですが、ダンカグが終了するの今から皆で課金すればどうにかならないですかね、最後は華々しく散るみたいですが、こんな早く終わって欲しくないので。
追記
現在更新がまた止まっていますが、今月中には更新します。
遅い理由はありますが、大した理由ではないです。