そんな大切な女性が第一次大規模侵攻により 、 致命傷を負って攫われていたとしたら … ?
何故 、 太刀川慶がボーダーに入ったのか 。
そしてどんな思いでA級1位 , 総合1位の座を取っているのか 。
・ 夢主 = 太刀川慶の愛する女 (妄想)
・ 過去 、 現在 、 未来の捏造
・ 設定過度 、 過多 、 過剰の三拍子
・ 時系列行方不明 ・ 誤字 、 脱字 、 矛盾 ◎ / 語彙力 ×
彼 、
強硬排除派に属するA級1位太刀川隊隊長
No.1
眠たげな目つきの黒目は虹彩と瞳孔に当たる部分がハイライトのない格子模様で特徴的な容姿だ 。
胡散臭い笑みを浮かべ 、 飄々とした性格に苦手意識を持つ者も少なくはない 。
だが 、 戦闘面では頼りになる 。 「 趣味はランク戦 」 「 好きなものはランク戦で勝つ事 」 というボーダー屈指 、 生粋の戦闘バカではあるが 。
戦術面の師は幼馴染みである
持てる才能や努力は全て戦闘に注がれているせいか否か 、 日常面では非常に残念な男である 。
数々の
興味のある事柄にしか知性が働かせない 、 これまた残念で難儀な話である 。
─── 以上が〝太刀川慶〟の
side : KAZAMA
いつの日に聞いたか 、 あの男はこう言った 。
凍てつく氷のような瞳をした太刀川は明確な殺意を持ち 、 真剣な表情をしていた 。
その時 … いや 、
楽観的で馬鹿な彼奴がどうしようもなく恐ろしい顔をしているのはどうも心地が悪い 。
ただ … こうにも思う 。
──────〝太刀川慶〟の本質はそこにあると 。
8月29日は太刀川の誕生日だ 。
A級 ・ B級メンバーとの無限ランク戦をプレゼントすると嬉々とした様子でブースに駆け込んでいく 。
初戦の相手は
特別にノーマルトリガー使用を認められたらしい 。 次に
「
「 ああ 、 今行く 」
きらきらと目が輝いている (ような気がする) 太刀川はいつもの如く
オプショントリガー ・
「 風間さん ! ! もう1回 ! ! 」
「 他の奴らとも戦ってやれ 」
「 えー 、 お … ! ! 忍田さーん ! ! 」
俺以外の奴を薦めたが 、 まさか忍田本部長のところに行くとは … 。
仲の良い師弟関係は良いことだが 、 大人なんだからそろそろ互いの立場を考えて行動しろ 。
「 あれ 、 太刀川さんは ? 」
「 迅 、 太刀川なら本部長と一戦交えに行ったぞ 」
「 風間さん ! ! いやぁ … ちょっと
「 … 何が
___ サイドエフェクト
超感覚的な特殊能力の総称のこと 。
意味は 「 副作用 」 。 あくまで人間の能力の延長線上である 。
高いトリオン能力を有する人間の中には 、 稀にそのトリオンが脳や感覚器官に影響を及ぼして超人的な感覚を齎す ─── … それが
___ 未来視
いくつかの
所有者の名は
「 太刀川さんが暴走する未来だよ 」
「 暴走だと … ? 」
「 うん 、 原因は分からないんだけど … 。 100
極めて曖昧な内容だが 、 確率は非常に高い 。
飄々としたあの戦闘バカが 、 と言われてもどうにも納得出来ない 。
迅のサイドエフェクトを信用していない訳ではないし 、 むしろ迅がいなくては組織の存続は有り得ないのだから 。
ただ 、 きらきらと目が輝いている (ような気がする) 太刀川がいきなり暴走すると言われても … というような心情だ 。
神妙な面持ちで話していると 、 太刀川隊に所属する出水が 「 どうしたんですか ? 」 と問いかけてきた 。 傍には米屋と緑川 __ 通称 A級3バカの面子が揃っていた 。
「 … 太刀川はどこにいる ? 」
「 太刀川さんは … あそこです 。 誰かと話しているみたいですけど 、 あいつはB級ソロの … 」
「
俺の問いに出水が答えると 、 付け足すように嫌悪感を隠さずに米屋が言った 。
陽気で社交的な性格の米屋の態度に驚きつつも話に出てきた〝門叶千影〟と言う男の話を聞く 。
「 … 彼奴 、 前に
「 随分と不躾な奴なんだな 」
「 あーそういや 、 俺 … つーか
「 俺も俺も ! ! 迅さんについて聞かれたよ ! ! 」
米屋の話に出てきた秀次 こと
私事を追究されたりすれば 、 傍にいた米屋が嫌悪感を抱く事も頷ける 。
出水の話に出てきた唯我 こと
恐らくコネについて "追究" されたんだろう 。
緑川の話に出てきた迅さん こと 迅悠一に関しては恐らくサイドエフェクトについて掘り下げられたのだろう 。 目の前にいる顔色の悪い迅を見れば分かるが 、 あまり気持ちの良い事ではなかったようだ 。
いずれにしても〝門叶千影〟という人物は非人格者であるようだが 、 一緒にいる太刀川は大丈夫なのかと迅に問おうとした時 、 迅の表情が強ばった 。
「 … これはまずい 。 風間さん 、 未来が動き出した 」
迅がそう言い 、 傍らの出水達3人が首を傾げた瞬間の出来事だった 。
___ ダァァァン
物凄い音がランク戦のロビーに響いた 。
太刀川を祝う為に集まったA級 ・ B級のメンバーが息を呑んでその方向を凝視した 。
太刀川が孤月を抜刀し 、 門叶の首に添えていた 。
音の正体はは抜刀の際に太刀川が踏み込んだ足音のようだった 。
あまりにも突然の出来事に驚愕し 、 放心していると不意に太刀川の表情に目がいった 。
その殺気を孕んだ真剣な表情を見たことがあった 。 凍てつくような氷の瞳には酷く覚えがある 。
「 ブース入れよ 」
低くそう言った太刀川は恐ろしい顔をしていた 。
門叶の襟首を引き 、 ブースに押し込むと
勿論ではあるが 、 太刀川の圧勝である 。 迅の予知の通り完膚なきまでに叩き潰していた 。
孤月を納刀し 、 冷徹な目をした太刀川がブースから出てくる すっかり太刀川に怖気付いてしまった門叶は逃げ腰で口を開いた 。
「 ず 、 図星なんだろ ! ? "神童" と持て囃されていたアンタは
DANGERをダンガーと読み 、
パソコンのコンセントが抜けている事に気付かずに壊れた ! と大騒ぎし 、
フルーツグラノーラに入っているドライフルーツを全部食べた ___ と日常的ダメ人間が ?
何の面白い冗談だと思ったが 、 門叶の表情には嘘が見えない 。 まさか本当に 、 と信じそうになる 。
「 だったらどうした ? 」
いや 、 着目すべき点はそこではない 。
太刀川が変わった ? その理由は女を失ったから ?
初めて聞いたばかりの事で事態の収拾がつかない 。
「 はは 、 笑えるな ! !
鋭い一閃と同時に 、 光が飛んだ 。
一瞬にして抜刀された太刀川の孤月により 、 門叶は
立派な隊務規定違反であるが 、 厳罰は軽いだろう 。 何人もの人間が尋常ではない太刀川と門叶の様子を見ているのだから 。
「 はーっ … 迅 ! ! 風間さん ! ! もう1回戦おうぜ ! ! 」
殺気を孕んだ氷のような瞳をした太刀川はぎらぎらと嗤ってみせていた 。
side : IZUMI
太刀川さんの誕生日の一件から 、 かれこれ1ヶ月は経とうとしている 。
あの日 、 個人ポイントの剥奪や3日の謹慎があったものの割と軽い厳罰で済んでいた 。
迅さんや風間さんの口添えがあってのことだと書き記しておこう 。 太刀川さんは知らないだろうけど 。
元凶の門叶も1週間の謹慎の厳罰を言い渡されたと噂で聞いた 。
ただ一つ 、 疑問だけが残る 。
何故 、 太刀川さんは … と考えて頭を振った 。
確かに気になるが 、 それでは門叶の "追究" と同じ類いの興味本位になってしまうからだ 。
「 おい 、 出水 」
「 三輪じゃん 、 どうした ? 」
「 太刀川 … さんは見なかったか 」
酷く焦燥に駆られている三輪はそう言った 。
迅さん … は 、 まぁ別として 。 太刀川さんに対して苦手意識を持つ三輪が何故 ?
「 いや 、 防衛任務は夜からだしなぁ …
「 そこは探した … 出水も見かけたら連絡してくれ 。 一刻も早く太刀川さんを見つけなければならない 」
「 何でそんな必死なわけ ? 」
今日が10月6日だからだ 、 と三輪は言った 。
だからなんだ ? と思考する 。 誰かの誕生日とか ? と考え 、 ついこの間三輪の誕生日を祝ったばかりだと消去する 。
「
「 は 、 待てって … 何で太刀川さんが ? 」
「 … 無事に見つかったら 、 な 」
意味深な言葉を残し 、 三輪は去っていった 。
本部を暫く歩いていると 、 何人もの人が太刀川さんの居場所を聞いてきた 。
三輪を含めた13人 。
風間さん ・ 迅さん ・ 月見さん ・
現ボーダー発足時のメンバー 、 太刀川さんと同じく20歳のメンバーばかりの豪華な面々だった 。
太刀川さん嫌いの二宮さんが探しているくらいだ 、 と事の重要性に漸く気付いた 。
近隣の皆様はご注意ください
耳馴染みのある警報が鳴り 、 不意に昼の防衛担当は三輪隊だったかと思い出す 。
先程まで太刀川さんを探していた三輪も今は任務かと納得した 。 防衛任務前で焦っていたのも頷ける 。 太刀川さんを探すのは緊急性がないと結論をつけ 、 作戦室に戻ろうと踵を返す 。
「 出水くん ! ! 」
「
「 太刀川さんが ! ! 」
作戦室に戻ると 、 オペレーターである
酷く動揺した様子で太刀川さんの名前を繰り返す 。
「 三輪隊に保護されたって … ! ! 」
「 は 、 何で警戒区域に ! ? 」
「 分かんないよぉ … 今医務室だって 、 」
防衛任務でもないのに警戒区域にいるなんて … と医務室に駆け出した 。
途中で廊下を走るなと注意を受けたが 、 そんなことお構い無しに太刀川さんの元へ直行した 。
「 太刀川さん ! ! 」
「 … ああ 、 出水か 」
憔悴した様子の太刀川さんがベッドに寝ていた 。
周りには三輪隊の面々と太刀川さんのことを懸命に探していたメンバーが囲んでいる 。
驚く俺を他所に 、 年長者 且つ 最も偉い立場にいる忍田本部長が話を切り出した 。
「 何故 、 警戒区域にいたんだ 」
「 言いたくない 」
「 慶 … ! ! これでは1ヶ月前の二の舞だ ! ! 」
「 それでも言いたくない 」
二の舞 … ? 門叶との一件でも今のように何も事情を説明しなかったのだろうか 。
太刀川さんは酷く冷たい目をしていた 。
尊敬する師の前でこんな表情をするのか 、 と思考が別の場所へと飛んだ 。
「 太刀川 、 それでは話が進まないだろう 」
「 何かしらの処分を下せば良いだけの話じゃん 。
俺は何でも良いよ 。 自宅謹慎 ? ポイントの剥奪 ? トリガーの使用禁止 ? それとも … 降格とか ? 」
「 太刀川 … ! ! 」
初めて
ランク戦の時に感じる強者の格とはまた違う 。
平然とした表情で言う太刀川さんがまるで知らない別人のように感じた 。
迅さんの言葉に太刀川さんは首を横に振る 。
安堵したのはつかの間 、 壊れそうや笑みを浮かべた太刀川さんは胸元を探り 、 チェーンにかかり揺れる
そう言い 、 そっと
哀愁漂う太刀川さんに俺は何も言えずに俯く 。
安価に見える指輪が鈍く輝いているように感じた 。
side : MIWA
遠征部隊の帰還から数時間後 、 裏切り者の
"他者のトリガーを学習してコピーする" トリガー故か 、 決行が今晩と太刀川によって判断された 。
A級1位太刀川隊隊長 ・ 太刀川慶 。
約4年前 、 現ボーダー発足時に同期として入隊した人で迅と同じく食えない部類の男 。
剣の腕は信用 ・ 信頼に値するが 、 日常生活に関してはまるでダメ 、 見本にしたくない大人断トツ1位 。 飄々したあの男にも何かの事情があると察した 。
一度だけ刃物を自身に向ける姿を見てからは放っておけなくなってしまった 。
現ボーダー発足時のメンバーや同い歳の連中も同じような感じだろう 。
きっと
──────〝太刀川慶〟はこの世を憎んでいる 。
「 なるほど 、 "未来視" のサイドエフェクトか 。
ここまで
「 やれやれ 、 そう言うだろうなと思ったよ 」
"旋空" で瞬間的に拡張された一太刀が放たれる 。
玉狛支部と本部長派が組み 、 敵となった迅と嵐山隊が屋根へと飛び上がり 、 攻撃を躱していった 。
太刀川の指示で出水と共に陽介《ようすけ》と合流し 、 嵐山隊の方へと向かう 。
嵐山 ・
「 嵐山隊 … 何故玉狛と手を組んだ ?
玉狛は
「 玉狛の狙いは正直知らないな 、 迅に聞いてくれ 」
「 何だと …… ! ? 」
「
「 そんな曖昧な理由で
「 おまえが
恨みを捨てろとか言う気は無い 。 ただおまえとは
納得いかないなら 、 迅に代わって俺たちが気が済むまで相手になるぞ 」
___ ドンッ
「 誰か飛んだぞ 」
「 誰だ ? 」
___ ドンッ
「 また
“ 「 風間隊の
太刀川くんもダメージが大きい 。 形勢はかなり悪いわね 」 ”
「 … 迅 …… ! ! 」
「 やれやれ 。 どっちが足止めされてんのか 、 分かんなくなってきたな 。
こりゃマジで早く片付けないとやばいぞ 、 三輪 」
「 分かっている ! ! 」
拳銃型の
出水が
時枝に防御されたが 、
「 よしよし … 足が止まったな 。 シールドごと削り倒してやる …… ! ! 」
「 出水 、 後ろだ ! ! 」
「 "テレポーター" か ! ! 」
頭と心臓部を守ったと出水は
戦闘を続行すると 、 陽介と木虎が飛び出てきた 。
「 弾バカ ! ! 出番だぞ ! ! 」
「 誰が弾バカだ ! ! ハチの巣にするぞ 。
"アステロイド" … ────── マジか 」
「
「
「 これで3対2 、 しかも2人とも足は封じた 。
このまま捻り潰すぞ 」
民家に沿って動き 、 後退していく嵐山隊を追う 。 嵐山と木虎は路地裏へと入るが 、 出水を制して作戦を立てる 。
迅を信頼する嵐山は
「 嵐山さん見っけ … "メテオラ" ! !
うおぉ … 耐えるなー嵐山さん」
「 深追いするなよ 、 木虎の奇襲を警戒しろ 。
嵐山さん 、 アンタの有能な部下はどこに行った ?
アンタを囮にして奇襲するんじゃないのか ? 」
態とらしく誤魔化す嵐山に
___ ドンッ
木虎の奇襲は当真さんに向かい 、 俺と出水の片腕は佐鳥の "ツインスナイプ" で落とされる 。
___ ドドンッ
“ 「 三輪くん 、 作戦終了よ 。
太刀川くんと風間さんが
作戦は失敗し 、
迅も嵐山も何も分かっていない …
「 甘く見てるってことはないだろう 」
嵐山は迅が母親と師匠を亡くしていると言った 。
じゃあ何故だ ? 何故 、
「 三輪のように敵討ちだけが入隊の目的じゃない 。 遠征部隊に選ばれている太刀川さんなんかはきっと
「 ! ? 嵐山さんは 、 太刀川さんについて何か … 」
「 … あぁ 、 太刀川さんのご両親と話す機会があっただけだが … 致命傷を負った大切な女性が
想像以上に俺は何も知らなかった 。
だが 、 やはり
side : TATIKAWA
可憐な乙女 ──── 金糸を編む如く繊細な
白と赤の装束を纏う彼女は神社の巫女をしている 。
竹箒で掃除をする姿にまるで物語の中にいるようだと揶揄い混じりに言い合えるくらいの仲である 。
「 お 、
美しい彼女の名前は
小さな頃から親しい大学生の近所のお姉さん (20) 。 俺の初恋は4つ歳上の祈織さんで 、 今も変わらず 。
お嬢様の通う女子大に通い 、 巫女として神社で働く優しくて他人思いで面倒見が良い善い人 。
「 課題は終わらせたのかしら ? 」
「 え" … ! ! 」
「 あらあら … 見せてご覧なさい 、 力になるわ 」
俺にとって祈織さんは特別な存在だった 。
憧れであり 、 恋心を抱く相手で大切に想っていた 。
また 、 祈織さんにとって俺は特別だったと思う 。
俺以外に優しく接するところを見たことがないし 、 断言は出来ないが彼女は俺に良くしてくれた 。
「 祈織さん ! ! これ 、 」
「 まあ 、 指輪 … ? 私に ? 」
「 おう ! ! 俺と祈織さんでお揃いだぜ 」
花が舞うよう微笑んだ彼女の白い手を取り 、 そっと右手薬指に填めた 。
決して高価なものではない指輪だったが 、 彼女が俺と共にいてくれるような未来の証として渡した 。
高校生の俺を拒絶せず 、 彼女はいつも指輪を填めて過ごしてくれていた 。
ただ彼女は優しすぎた 。
────── 俺のせいで祈織さんは … 。
「 慶くん … ! ! 」
「 え 、 なんで … 祈織さん ! ! 」
「 バイバイだね 、 慶くん 」
「 待っ … 俺を置いていくな 、 祈織 ! ! 」
第一次大規模侵攻 、 2月21日 。
近界民から攻撃を受けそうになった俺を庇い 、 脇腹から肩に致命傷を食らった祈織さんは
宙に舞う鮮血は 、 まるで宝石のような鮮烈な
side : SUZUKA
眠たげな格子模様の瞳と視線が合い 、 時が止まったかのように動けなくなった 。
近界最大級の軍事国家 "アフトクラトル"
通称『 神の国 』は玄界にて "金の雛鳥" を捕まえる作戦を決行していた 。
玄界遠征部隊のメンバーは精鋭 。
私の名前はエイル 。
国宝級
形状は巨大な
投擲で吸収して回帰 ___
また
「 いのり 、 さん … ! ! どうして 、 」
「 私はアフトクラトル ベルティストン家直属
グレース家のエイル … ─── 敵は排除致します 」
「 待ってくれ … 俺を覚えていないのか ! ? 」
一つの巨大な
次に二つ 、 三つ 、 四つ ___ と
「 祈織さん ! ! 俺だ 、 慶だよ ! ! 」
「 人違いでしょう ? 私はアフトクラトルの 、 」
「 違う ! ! アンタは俺が愛する鈴鹿祈織だよ ! ! 」
どくりと脳に電撃が走った 。
まるで走馬灯のように知らない記憶が駆け巡る 。
いつの間にか空は黄金色に輝いていた 。
薄暗い雰囲気は消え去り 、 隊長 ・ ハイレインの策略によって敵陣に取り残されたのだと悟る 。
彼に生身のまま 、 ぎゅうと抱き締められた 。
「 その指輪が証だ … 」
「 ────── … 慶くん 」
「 祈織さ 、 」
___ ドカンッッッ
突如 、 私のトリオン器官が爆発した 。
彼の名前を呼んだ途端 、 起爆した
「 あ 、 あ … 祈織さん ! ! 死ぬな ! ! 」
「 けい 、 くん … ────── 」
意識が深く深く沈んでいく 。
────── あなたを愛してるから 、 ずっと … 。
side : No
● 太刀川慶の愛する女性
約4年前 : 第一次大規模侵攻にて致命傷を負い 、
・
太刀川慶の初恋を奪った近所のお姉さん (24) 。
4つ歳上で女子大に通い 、 巫女として働いていた 。 神社の神主の娘で竹箒の似合う
優しくて他人思いで面倒見が良い典型的な善人 。
・エイル
立場 : ベルティストン家直属 グレース家の淑女
玄界遠征部隊の国宝級
隊長 ・ ハイレインに溺愛されており 、 連れ帰れないとなった時 「
◽︎ 国宝級
形状は巨大な
効果は
投擲で吸収して回帰 ___
また
✽ イメージ :『 グラブル 』のカルメリーナの武器
◽︎ パラメータ (
・ トリオン : 48 , 攻撃 : 14 , 防御 . 援護 : 26 ,
« 祈りと癒しのヒロイン »
・ 歳下の幼馴染みに愛され 、 将 (記憶消去済み) に愛され 、 永遠の眠りにつく悲劇のヒロイン
銀色の指輪を外したことはないし 、 記憶を消されたとしてもやはり幼馴染みを愛していたというオチ 。 将の執念が恐ろしい 。 自分の手でとか有り得ない 。 そもそも爆破したら死ぬんじゃ … というツッコミはなしの方向で 。
● 太刀川の地雷を踏んだ男
・
地雷を踏んだら 、 完膚なきまでに叩き潰された挙句首チョンパで
趣味が追究とか言う非人格者 。 三輪の地雷も踏み 、 迅の気分も害したヤバい奴 。 A級3バカもドン引き 。
◽︎ ノーマルトリガー
◽︎ パラメータ ( ノーマルトリガー装備時 )
・ トリオン : 5 , 攻撃 : 7 , 防御 . 援護 : 6 ,
彼 、 太刀川慶の殺したいほど憎い奴は "自分自身" である 。
愛する女性に庇われ 、 挙句の果てに攫われてしまったことから自責の念に駆られている 。
彼女にもう一度巡り会い 、 永遠の眠りについてしまった今 ── 彼は自身を二度と許せなくなったと 、 冷徹な目をして風間蒼也に言った 。