中央鎮守府の工廠長   作:猫神瀬笈

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いよいよ演習開始です。


第6話 力の差

〜演習場〜

 

ついに呉鎮守府VS 中央鎮守府の演習が始まろうとしていた。

既に呉鎮守府の面々は準備を終えており、流提督と作戦の確認をしている。

 

「それじゃあ、最後の確認をしよう。」

「対策はできたのか?出されたのはユキからのヒントだけだぞ。」

 

いつもは事前に編成が伝えられるため相手知れるが、今回は「ユキの料理を食べた艦娘の中にいる」というヒントだけであり、誰が出てくるのか分からない。一応ユキからリストを貰っているため、その中から対策を立てるしかないのだ。

 

「変に対策を立てるのは良くないと思うんだ。身構えすぎていつもの動きが出来なくなってしまうと思う。だから、普通の艦隊が来ると仮定しよう。その上で、このリストの中で出てきそうなメンバーを考えよう。」

 

ユキに貰ったリストを見ながらそれぞれが出てきたら要注意すべきメンバーを挙げていく。

 

「ネルソンやプリンツは要注意だろう。私と大和の改良された艤装のスペックがあるとはいえ、そう簡単に倒せる相手ではないぞ。」

「加賀さんも要注意ね。鍛錬を見ても無駄な動きがなかった。私と翔鶴姉が全力で戦っても多分勝てないわ。秋月が加わっても劣勢がいいところかもね。」

「五十鈴たちの方に潜水艦はいないから海防の子たちは来ないと思うわ。向こうの方は来るかもしれないから潜水艦2人に注意ってところかしら?」

「駆逐艦の子たちも侮れません。特に江風さんや黒潮さんは注意すべきかと。私と武蔵の主砲では捉えるのが難しいかと…」

 

各々が意見を出し合い、作戦を立てているとユキがやってきた。

 

「おまたせ〜。こっちの準備がようやく終わったよ。そっちはどうかな?」

「はい、ある程度の作戦は立てたので、後は現状を見ながらと言ったところですが…」

「了解、後5分したら始めるからそれまでに準備しておいてね。それとこれを渡しておくね。」

 

そう言って渡されたものは大きなタブレット(12.9インチ/30.5×22cm)*1だった。画面をタッチしてみると、呉鎮守府の艦娘のステータスが表示された。

 

「これは?」

「演習用タブレットだよ。リアルタイムで艦娘の状態を見ることができるんだ。それと、演習が始まると演習用のマップと艦娘の位置が表示されるし、索敵が出来たら相手の場所もリアルタイムで映してくれるよ。」

「すごい代物じゃないですか!」

「まぁ、それを活かせるかどうかは流提督次第だからね。せめて1人は追い詰めてね。

それじゃあ、僕は審判だからその準備をしてくるね。」

「分かりました。」

 

ユキは始まる前に合図するからと言って戻って行った。

流は始まるまでにさっき挙げた艦娘に注意しつつ、いつも通りで行くことにした。

流提督の作戦は以下の通りだ

 


1.複縦陣で進行、空母の索敵を行う

2.索敵をして敵空母有りで輪形陣、敵空母無しで空母2人を残してそのまま接近

3.五十鈴が潜水艦を警戒しつつ、大和、武蔵が砲撃しながら接近

4.後は状況次第で五十鈴が前線と後方を行き来する。


 

 

「五十鈴が忙しくなると思うから、秋月にはできる限りフォローに入ってほしい。」

「分かりました。」

「五十鈴は接近時に先頭で潜水索敵を頼む。潜水艦がいないと分かれば、大和たちが安心して攻撃できるからね」

「潜水艦相手なら五十鈴におまかせよ。」

「よし!作戦は以上だ。みんな、頑張ろう!」

『おーー!』

 

作戦会議を終えて少しして、タブレットに連絡が入った。画面にはユキと咲の顔が映っている。

 

『マイクテス…マイクテス…。聞こえる〜?』

「はい、聞こえます!」

『こっちも準備、終わったわよ』

『了解、艦娘のみんなに所定の位置につくように指示をしてね』

 

流と咲は艦娘に指示をし、お互いが所定の位置に着いたこと確認した。

 

『始める前に確認するよ。お互いに使うのは演習用ペイント弾。付着する色が赤色になった子は退場、その際はアナウンスするから離脱してね。戦闘スタイルは自由だよ。ただし、実弾や刀とかを含めた殺傷系武器の使用は禁止だからね。使うなら木刀とか使うこと、いいね。

それじゃあ、5カウントで始めるよ。』

 

緊張した空気の中、カウントダウンが始まる。どこまで咲に食らいつけるか分からないが、やるだけだと集中する。

 

『5・4・3・2・1・スタート!』

 

合図と共に翔鶴と瑞鶴が弓を引き絞る。

翔鶴と瑞鶴は相手を索敵するために矢を穿つ。

勢いよく放たれた矢は、その姿を艦載機に変えて天高く飛び上がる。艦載機には妖精が乗っており、他の艦載機にいる妖精と放った本人に連絡を取れるようにしている。

しばらくして、翔鶴達に連絡が入る。

 

「敵艦発見したわ。…えっ!」

「こっちも発見。…って何よこの編成!」

 

2人の声を聞き、周りを警戒しつつ武蔵が聞いた。

 

「どうした、2人とも。そんなに変わった編成なのか?」

「違うわ!完全に舐められてる!」

「瑞鶴さん、落ち着いてください。翔鶴さん、どんな編成でしたか?」

「フードをしていて全身が分かりづらいですが…重巡か軽巡だと思われます。人数は…2()()です。」

「なんだと!」

 

伝えられた敵編成はフードを被って姿を隠している重巡か軽巡と思われる2隻。しかし、どの艦種でどれだけ練度が高くても艦数の差がある。いくら最強の艦隊とはいえ、舐められているようにしか思えない。

 

「ちょっと待って、潜水艦も一人いるわ。それにとても早い。…今は相手の下から動いてないし、大丈夫よ」

 

五十鈴はソナーの索敵込の範囲が広いため、相手の潜水艦を補足できていた。潜水艦は敵艦の下を移動しているだけだった。()()()()()()()()()()()

 

「相手が誰か分かるか?」

「艤装の膨らみと身長から長良さんと大井さんだと思います……。」

 

リストの中で該当する艦娘は艤装の関係上、長良と大井の可能性が高くなったため、1番心配していたネルソンやプリンツの可能性が低くなった。そのため、事前の作戦通りにことを進めることにした。

 

「分かった。とりあえず、提督の指示通りに五十鈴は潜水艦を頼む。私たちは敵駆逐艦を討ちに行き、後は戦況と支持で行動する。それでは、行くぞ!」

「行くわよ、全航空隊、発艦始め!」

「第1次攻撃隊、翔鶴姉に続いて!」

 

武蔵の合図で、空母の2人は攻撃機を放ち、残りのメンバーも砲の届く所まで接近していく。

この時、翔鶴にはある可能性が頭を過っていた。ここの工廠主がユキであるため、使われる艤装は普通のスペックでは無い。それに、大和と武蔵の艤装を本人に合わせた改良したのだ。それなのにここの艦娘に合わせていないはずがない。

しかし、考え過ぎるのもいけないとすぐさま戦闘に集中した。

 

 

<中央鎮守府side>

 

艦載機を発見し、呉鎮守府が行動を始めたことに気づいた中央鎮守府側。先程まで咲と話しており、今から行動に移る前に確認をとる。

 

「お〜、飛んでる、飛んでる。あれ全部落としていいんだよね?」

『ええ、いいわよ。好きに戦いなさい。無いとは思うけど、何かあったら連絡して』

「りょうか〜い。それじゃあ、あたいたちの本気見せたげる!」

「久しぶりに私たちの出番ですね!2人とも頑張りましょうね!」

「おう!3人で力を合わせれば百人力さ!」

「私も頑張ります、ですって!」

「それじゃあ、いきましょうか」

 

そういうと潜水艦は潜り、1人は艦載機の見える方へ進む。()()()()()()()()()、ただただ進んでいく。しかし、そんな行動を妖精たちが見落とすことは無く、一斉に襲い掛かる。

 

「さーて、あたいの出番だね。全部落としたげる!」

 

しかし、艦載機はその艦娘を攻撃する暇なく1機、また1機と上空で爆ぜて落ちていく。後ろにいるもう1人が次々に撃ち落としているのだ。仕舞いには、襲ってくる()()()()()()()()()()()()

 

「ふ〜、ぜんぶ落とせたかな?さてと、あたいも着いてくか〜。」

 

最後の1機も落とし、もう1人も先に行った艦娘を追うように行動を開始した。

 

 

〈呉鎮守府side〉

 

『みんな、聞こえるかい?』

 

武蔵たちが移動している途中、突然通信が入った。

 

「どうした?まだ会敵してないぞ。それとも何かあったのか?」

『ついさっき、翔鶴たちの艦載機が全て落とされた。』

「なんだと!敵艦には対空戦闘に長けた奴がいるのか?!」

『実は妖精たちが、撃ち落とした相手を教えてくれたんだ。最後の1機が落ちながら頑張って情報を送ってきたから、それを共有するよ。』

 

最後に撃ち落とされた1機は、落下していく中で相手の情報を送ってきたらしい。

妖精たちは戦闘を行う前に自分たちで情報を共有するグループを作り、そこで集めた情報を艦娘に送っている。流はさっきのこと*2もあり、妖精と情報共有ができるようになっていた。

 

『相手の艤装は()()()()()()()()()で、それを使っていた艦娘は白露型10番艦、涼風だ。』

 

その正体は白露型10番艦の涼風だった。濃い青色の髪に丸く、くりっとした緑色の瞳をした江戸っ子口調の艦娘だ。しかし、涼風には秋月のような飛び抜けたステータスは無い。艤装だけでここまで化けるのは相当な手練である。

 

「涼風か……。」

『駆逐1人に私たちの子が落とされるなんて…』

「どうする提督、このままでは空母が機能しないぞ?」

『2人は次の指示があるまで待機していて欲しい。今ので全部だと思わせて、スキを見て攻撃して欲しい。どうやらこっちに向かってきているようだから、迎え撃とう。』

「っ!来たわ!」

 

どうやら五十鈴のソナーに反応したらしく、来るであろう方向を見ると敵影が見えた。

 

『武蔵と大和は夾叉弾*3で牽制してくれ!五十鈴は潜水艦に集中、秋月は五十鈴を守ってくれ!』

「了解!行くぞ大和!」

「本気で行くわ!」

 

2人が敵影に向かって砲撃する。夾叉弾のため当たることは無いが、衝撃でフードがめくれた。ようやく正体不明の艦娘と対面することができた。その正体は…

 

「バレちゃいましたね。それじゃあ、行くよ!涼風!」

「ガッテンだ!さみ姉!」

 

この鎮守府の初期艦にして救世主の1人である白露型6番艦五月雨だった。

正体が判明し、流はすぐに指示を出す。

 

『五十鈴はすぐに潜水艦の索敵を!

秋月は周囲の警戒!

大和!武蔵!懐に潜り込まれる前に敵を撃て!』

「行くぞ!う…グワッ!」

「武蔵!くっ、きゃあああ!」

『どうした?!大和!武蔵!』

「すまない…砲身をやられた…。」

 

一瞬の事だった。砲撃を打つ前に()()()()()()()()()()、攻撃が出来なくなってしまったのだ。大和も同様にボロボロになっていた。

 

「だが、まだこの程度で…この武蔵は…沈まんぞ!」

 

そう言って武蔵は突撃していく。距離はかなりあるが、格闘戦に持ち込みに行く。それを見計らったように流が合図した。

 

『今だ!翔鶴!瑞鶴!頼むよ!』

「行くわよ!全機突撃!」

「第2次攻撃隊、稼働機、全機発艦!」

 

武蔵の動きに合わせ、2人が低空に艦載機を放つ。武蔵と共に五月雨、涼風に突撃する。武蔵に飛んでくる砲撃は艦載機によって阻まれる。次第に距離が近くなり、中距離ラインまで近づいた。

 

「さみ姉、どうする?」

あれをやるから、涼風はあの子と一緒に空母をお願い。」

「ガッテンだ!」

 

元気よく返事をした涼風は、最高速で武蔵の左側を大きく迂回して通過していく。

 

「行かせません!」

「邪魔でい!」

 

涼風を足止めしようとした大和だが、逆に足を打たれて走行不能に。

 

『大和、走行不能』

 

ユキのアナウンスが入った途端、電がやってきて大和がすごい速さで運ばれていく。涼風はそれを見届けながら翔鶴たちの方に向かう。

ようやく空母達の元に着くと、既に秋月と五十鈴が待ち構えていた。

 

「これ以上好きにはさせません!」

「そこの潜水艦もまとめて倒してあげる!」

「さっきはよくも落としてくれたわね!今すぐ倒してやるんだから!大人しくしてなさいよ!」

 

瑞鶴が「大人しくしてろ」と言った瞬間、涼風の雰囲気が変わった。すると手に持っている艤装を背中の艤装に収納し、目をギラつかせる。

 

「あたいに命令かい?べらぼうめ!あたいに命令していいのは、あの人と提督と、さみ姉だけなんだよ!」

 

そう言うと、一瞬で五十鈴、秋月の後ろにいる瑞鶴の目の前に移動した。

 

「えっ……。」

 

涼風は体をひねり、瑞鶴のお腹に拳を繰り出す。

 

柳緑花紅(りゅうりょくかこう)

「ぐふっ、カハッ…」

 

殴られた勢いで瑞鶴は翔鶴の方へ吹き飛んでいく。

 

「瑞鶴!えっ…きゃあああ!」

 

その勢いが消えることはなく、何度も海面をバウンドしながら演習海域ギリギリまで吹き飛ばされた。瑞鶴は殴られて大破、翔鶴は中破まで行かなかったが、衝撃が強かったせいか気絶してしまった。

 

『瑞鶴大破、翔鶴戦闘続行不可能』

「くっ、よくも2人を!」

「よそ見してていいのかい?突っ立ってたらただの的だよ?

「なにをい…「いやあああ!」秋月!」

 

秋月が被弾してしまった。涼風に気を取られていたせいで、潜水艦の探知が遅れてしまったのだ。

そして、涼風がこの隙を逃すわけがなく…

 

「戦場でよそ見は厳禁だよ」

「はっ!しまっ…」

飛花落葉(ひからくよう)

「あぅっ!」

 

顎に掌底打ち(しょうていうち)*4をされ、ダウンした。秋月も動ける状態では無い。

 

「悪いけど、最後までやらないといけないから。ごめんな。」バァン

「い…いやっ、うっ」パタッ

『秋月大破』

 

これで残りは武蔵ただ1人となった。すると、潜水艦の子が海面に顔を出した。

 

「この人どうするんですか?」

「多分もう少しで終わると思うから、あたいたちで運ぼうか」

「了解、ですって!」

 

涼風は秋月を背負い、ゆっくりと海域範囲のギリギリまで進んで行った。

 

 

〈五月雨side〉

 

ユキのアナウンスで武蔵以外の全員が退場した頃、未だ傷1つない五月雨とボロボロの武蔵が対峙していた

 

「涼風の方も終わったようなので、私達も終わらせましょうか。」

 

いつもの笑顔で余裕を見せる五月雨。武蔵はボロボロになり、立つこともギリギリの状態であった。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

「もう諦めたらどうですか?」

「まだ…だ……。まだ、終わってない!」

「そうですか…、じゃあさよならです。」

 

そう言って五月雨は武蔵から距離をとる。武蔵は突撃したいが、体が鉛のように動かない。

 

「気張ってくださいね、じゃないと沈みますよ」

 

そう言うと、五月雨の足元に()()が広がる。

 

『永遠と思えるその雨があなたを狙い降り注ぐ』

 

五月雨が唱えると足元の波紋が増えていき、次第に武蔵の周りにも広がった。不意に空を見上げると、同じような波紋が広がっていた。

 

「なんだ…これは……」

 

『幾千の波紋より注がれる悲しい涙の雫たち』

 

「いったい…なにを……」

「それでは武蔵さん、また後で」

 

『遠し雨』

 

「っ!うあああ!」

 

最後の一言で、波紋から青い弾が放たれる。それがしばらくの間、武蔵に浴びせられた。

波紋が消えると、そこには倒れ伏した武蔵がいた。すると、すぐにユキのアナウンスが入る。

 

『武蔵、大破。これにて演習終了!勝者、中央鎮守府!』

 

アナウンスの後、すぐにユキと電がやってきて武蔵を運ぶ。あまりにも圧倒的な力の差を見せつけられた呉鎮守府。流はとても悔しい思いをしていた。艦娘たちは全員入渠施設(風呂)に入れられている。(武蔵は電と五月雨が運んで行った。)

 

 

〜工廠〜

 

咲と流は執務室で反省会、艦娘たちは入渠中のため、ユキは全員の艤装の修理をするために工廠に篭っていた。先程の演習で3人(主に2人)が容赦なく、ボコボコにしたため、艤装がめちゃくちゃになっている。

武蔵と大和の艤装は徹夜作業確定だが、やるだけのことをする。

 

「まったく涼風と五月雨のやつ…、めちゃくちゃにしすぎだっての。今日は忙しくなるのに…後で説教してやる。」

 

今日は夕食の手伝いもするため、早めに終わらないといけない。今は16:00前で17:30には仕込みをする。そのため17:25にタイマーをセットし、今できる最短効率の修理に取り掛かる。

 

「キュ〜」

「お疲れ様、しっかり休むんだぞ」っヨシヨシ

「キュキュ〜」ギュー

 

長10cm砲ちゃんたちは、あぐらをかいているユキに足に挟まり、コテンと横になった。その姿を見ながら翔鶴と瑞鶴の艤装を直す。弓はそこまで壊れていないが瑞鶴の胸当てはかなり壊れていた。

 

「これは…、メンタルケアもいるかな……。」

 

瑞鶴にトドメを指した涼風の技。かなりの衝撃を受けていたため、トラウマになるかもしれない。その事も考えつつ、胸当てを修正していく。

 

ピピピ ピピピ ピピピ

 

「ん、もう時間か」

 

時間は17:25、長10cm砲ちゃんたちも目を閉じていた。ユキは2機を優しく毛布に包み、工廠から食堂へ大急ぎで向かう。今夜は寝れない夜になると考えながら…。

*1
最新型iPadの大きさ

*2
ユキの料理を食べたこと

*3
斉射した複数の砲弾が、敵艦を前後か左右に挟む形で着弾すること。別の意味で弾ブレで命中しなかっただけと言われる。

*4
掌の手首に近い部分で相手を叩く技




ようやく演習まで書き終わりました。
五月雨たち救世主はそれぞれ名前に冠した技を持っています。
(こんなことを作中に思いつくから完成しないんだよ…)

涼風は、とある技使いです。詳細は次回に書きます。
圧倒的な力の差を分からされた呉鎮守府の面々はどのように感じているのか
次回をお楽しみに

感想は励みになるのでたくさんくーださい。
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