時は、呪いの王が蘇るより前の話。

肉親が呪いに殺され、天涯孤独となった娘を引き取った七海。
「あなた、見えてますね?」
仇を討つため少女は教えを願うが、七海は首を振らず。
仕方なく少女は己の有用性を独自で示していく。
やがて七海が折れ、強力な手駒を増やしていく少女。
そんな彼女に迫る、魔の手。
「あなた誰?」
「初めまして。私は夏油傑。寶月夜宵ちゃん。君をスカウトに来た」


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ジャンプSQ連載【ダーク・ギャザリング】のヒロインが呪術世界にいたらという話。
思いつき。かなりガバい。


カース・ギャザリング

「・・・・・・・・・」

「ちゅごー」

 

 七海建人はかつてない苦悩の最中だった。

 場所は都内のファミレス店内。

 彼の前にはひとりの少女。

 小学生はじめからなかばが精々の幼女とも言い換えれるがともかく。

 寶月(ほうづき)夜宵(やよい)

 つい先日、身寄りのなくなった子供。

 さらには、七海の遠縁筋にあたる。

 彼女の両親は車での事故死、だったそうな。

 夜宵自身も事故には巻き込まれたのだが、幸い命に別状はなく、ひどい後遺症はなかった。

 かに、思われていた。

 

「・・・・・・あなた、『見えて』ますね」

 

 ジュースをすする少女の目は、常世ならざる怪異を追っていた。詳細に表すなら、ホールを移動する男性店員の頭に張り付いた呪いを。

 

「正確には、元々見えてたけど()()が直った」

 

 彼女は俗に『重瞳(ちょうどう)』と呼ばれる先天疾患を持つ。眼球の中に瞳孔が二つ以上あるという症状だ。視力に多少の影響はあるものの、彼女のそれはまだ軽微なほう。

 ただ、「普通の風景に混じって妙なモノが見える」、と語っていたらしい。

 そのブレが、先日の事故で頭を打ったことをきっかけに直った。いや、最適化したのか。

 

(古いテレビじゃあるまいし)

 

 夜宵に呪霊が見えているのはわかっていた。

 瞳孔が二つという見た目もあまり余人に好まれるものではない。

 だからこそ、彼女は身寄りを失った。親戚筋はみな、彼女の子供らしからぬ不気味な落ち着きと静けさを恐れたのだ。

 呪霊の存在を知る、七海以外は。

 

「あなたは本来、施設に預けられるはずでした」

「知ってる。そこを七海が横からかっさらった。・・・・・・ロリコン? 身体目当て?」

「違います」

 

 引き気味に告げられた戯れ言を顔色ひとつ変えず一蹴。呼び捨ても一旦スルー。

 本題に入る。

 

「あなたが見ているモノは呪いと呼ばれている。人々のストレス、後悔、罪悪感、恨み・・・・・・平たく言って負の感情が人の身体から溢れ形をなした悪霊のようなもの。彼らは元来の性質から人間を害するようデザインされている。毎年決まって報じられる自殺者や行方不明、不審死の多くはこの呪い、呪霊によってもたらされた被害です」

 

 淡々と、定型じみた文句が流れ出す。

 大人として生きるうち情動がすり減り、日常を呪いに蝕まれている七海からすれば昨日食べた献立を並べるより簡単な解説だった。

 

「寶月夜宵さん。あなたは生まれながら呪霊が見えていたがブレによって正しく認識できていなかった。しかし、これからは違う。呪霊を正確に目視できるということは、呪霊のターゲットとして狙われるリスクが跳ねあがることを意味する」

「だから、普通の暮らしは望めない?」

「いえ。そんなことはありません。無意識に呪いが見えていても、関与されないパターンは数多い。ぶっちゃければ呪いに狙われるかは運任せ。見えてしまうのなら、それを逆手に徹底して関わらないようにもできる」

「でも絶対じゃない。七海がわたしを預かったのは、施設で管理されるよりも自分が管理したほうが他への影響が出にくく安全と思ってのこと。あってる?」

「・・・・・・はい」

(やはりこの子は)

 

 呪いへの認識力だけではない。

 夜宵は事故をさかいに多くが変質してしまった。後遺症がないとは大胆な誤診だ。

 年相応だった仕草に達観性が交じり、小学生を相手にしているとは思えない。病院で受けた知能指数試験ではIQ160を叩き出したという。脳の損傷が思わぬ呪い(ギフト)を授けたらしい。

 天才、などと高らかに評するには、彼女はさまざまなものを失いすぎた。しかも一概に代償に見合う価値とも呼べない。

 

「仰る通り、呪いを観測もできない素人に任せておくよりは我々のような立場の人間が監視下に置くべきだと、組織の上の人間は考えている。呪いへのスタンスは人それぞれ。私は呪術師として呪いを祓う仕事柄、呪いへの対処法も心得ています。万が一を考えれば、あなたは私が保護したほうが早く、被害が拡大しにくい」

「七海。戦いかたを教えて」

 

 話をぶつ切りに、夜宵が突っ込んできた。

 眉をひそめる七海。

 

「それは、呪術を学ぶという意味ですか?」

「そう」

「なんのために。あなたはまだ子供だ。無茶をさせることはできない。呪術師はクソです。将来を決めるのは早計かと」

「さりげにでぃすった・・・・・・」

 

 乱暴な物言いはまぎれもなく本心である。

 がむしゃらに呪霊退治に明け暮れ、友を死なせ、逃げ出した先でも目を伏せ淡々と。

 舐めた辛酸の経験があったのだ。

 

「お母さんが殺された。お父さんが殺された」

「・・・・・・」

「あれは事故じゃない。確かに見た。あれは呪霊の仕業。二人とも持っていかれた」

 

 夜宵の認識は的を射ている。

 呪術高専の鑑識によれば事故現場には微量の残穢が確認された。

 さらに、夜宵の両親からは目玉が綺麗に摘出されていた。捕食ではなく収集が目的だったのか。詳しくはわからない。呪霊のアルゴリズムを調べる物好きもいない。ただ端から祓っていくだけ。

 ただ、近頃似たような怪死が関東で相次いでいる。被害者はみな、老若男女問わず目玉をくり貫かれていたと。

 明らかに知恵のある存在の仕業。目的は不明。残穢があるとなれば呪詛師か呪霊のどちらかに絞られる。

 

「復讐、ですか」

「違う。奪ったものを返してもらう」

「呪霊に狙われて五体満足であれば御の字と考えたほうが最善です。仮に奪われたものが失われていたら、あなたの努力は無駄になる」

「なら今度はこっちがもらう。ソイツの命を」

 

 七海は細くため息をついた。

 少女の語気は決意の固さをうかがわせる。遣り甲斐などと言って出戻った自分より理由として真っ当な部類だ。

 しかし。彼女の行き道に終わりはない。

 

「ダメです」

 

 分別ある大人として、呪いを知る先達として。

 七海は夜宵を嗜めねばならないのだ。

 

「先も言ったように、あなたはまだ子供だ。一度呪術師となって呪いと向かい合う道を選べば待っているのは無限地獄。呪霊が存在しない世界などない。発生の多寡はありますが、人間が生きる限り呪いは常にどこかに生まれる。それを止める術は見つかっていない。つまり、呪術師は海からバケツ一杯ほどの水を取り除くことしかできない、実に徒労な仕事なのです。とはいえ、誰かがやらなければ犠牲が出る。ままならないものです」

 

「・・・・・・」

「どうか、我々に任せてほしい。あなたまで、こちら側に来ることはない。呪術師にならずとも、あなたの先行きは広く大きいものであるべきだ。それがご両親へのせめてもの慰めになる」

 

 死者を引き合いに出す卑劣さに嫌気がさす。が、こうでも言わなければ止まらない。

 やがて。

 

「・・・・・・、わかった」

 

 渋々といった具合の返答だった。精神が育ったようで、やはり元の通りなのか。

 ずず、と夜宵がジュースを呑みきったタイミングで、伝票を手にレジへ向かう。

 

「ありがとうございましたー」

 

 途中、会釈した男性店員の頭から蠅頭(ようとう)を祓っておくのを忘れずに。

 呪力をまとった手刀は、祓われた本人にすら察知できないほどさりげなく。

 ファミレスを出た七海の隣を、感心した風の夜宵が並び立つ。

 

「すごい、早業。仕事人みたい」

労働者(仕事人)ですから」

 

 

 

 

 

 

 夜宵との共同生活を初めて半年ほど。

 27年独身を貫き恋人も作らなかったむなしい青春を送った七海だ。当初は他人との、ましてや子供との暮らしぶりなど想像だにできなかった。

 だが、プライベートスペースに他者が居座る不快感も、よくよく考えれば出張だらけの七海には無縁な話だった。よくも悪くも夜宵は普通とは言いがたい。たまに帰っては出張中の異常の有無や日常の出来事を無難に話し合う。まるで業務報告のような平坦な関係性だ。

 夜宵はおとなしく近場の小学校へ通っている。いまの彼女の知能からすれば時間の浪費でしかなかろうが、自分以外の誰かとの関わりは必要だと七海は判断した。どれだけ煩わしく、鬱陶しかろうと、価値観のすり合わせはトライアンドエラーが基本だ。

 変化と言えばただ帰宅のたびに部屋のぬいぐるみが増えていくこと。感性はまだまだ子供のままらしいことに若干の安堵を覚えた。

 サブ口座のカードを預け、生活費諸々は好きに使うよう言ってある。積みあがるばかりでろくに使い甲斐のない金がお菓子やぬいぐるみに化ける程度なら可愛いもの。一級術師ともなれば給料に困るようなこともない。思えば外資系企業に就職してからもそうだったが。

 

(・・・・・・なぜか、違和感)

 

 あれ以来、呪術関連の話はまったく振られない。いっそ不自然なほど。

 それがどうしようもなく、七海の嫌なセンサーに引っ掛かる。

 

「なーなみんっ! どうした~? 悩みか!? よし当ててやろう! んぅズバリ! 人間関係で!」

「占い師の常套句みたいな適当言っても説得力ありません。ただあなたのウザ絡みをどうすれば止めさせられるのか悩んでるのは事実なので当たらずとも遠からずですが」

 

 馴れ馴れしく肩を組んできた白髪目隠しの不審者・・・・・・もとい、五条悟。

 呪術界隈で知らぬ者はいない。いたとしたらそれはモグリだ、と断言できてしまう知名度を誇る、現代最強の呪術師。

 七海はなぜか学生時代から露骨にお気に入り認定され、一般企業勤めのさい一度は切れた縁が再び交差し続いている。

 

「わかった。なら女絡みか。七海にもようやく春がめぐってきたのかな?」

「そんなこと微塵も思ってないでしょうに。・・・・・・例の、保護した子供のことを、少し」

「ふぅん。一丁前に親やってるってわけだ。いいねぇいいねぇ。所帯染まり」

「まさか。ただの同居人です。私に親など勤まるとは思えない」

「そうかねー? 七海はクールなビジネスライクを志してる印象だけど、ホントの根っこは情熱家でお節介だと思うぜ。だからあの、なんだ、猪野とかを筆頭にお前を慕ってる奴も多いだろ? もちろん、僕も信頼してるZE☆」

「ハイハイ」

 

 信頼=体のいいパシリか小間使いではなかろうか。

 

「けどまぁ、子供と言わずとも後進を育てるのはいいもんさ。ついこの間も、新しい生徒を招いたんだけど・・・・・・」

 

 段々と自分の請け負う生徒の自慢話じみてきたので生返事をしながら意識をシャットアウトしていく。任務は佳境。五条が同行する中で自陣の敗北はあり得ない。

 今日は残業せず真っ直ぐ帰れそうだった。

 

 

「答えなさい。これはなんですか?」

 

 テーブルに鎮座する新顔のぬいぐるみを指して、七海は問いかけた。有無を言わさぬ詰問の体裁。

 エイリアンを模した人形は、ポリ袋のなかで白い粉にまみれ塩漬け状態である。

 

「呪霊」

 

 それはそうだろう。明らかに残穢が漏れでているのだから。

 

「なぜ、呪霊がぬいぐるみに入っているのですか」

「わたしの術式」

「いつから?」

「七海の家で暮らすようになってすぐ、使い方は覚えた。術式の覚醒自体はたぶん事故のあとから。呪霊って存在を定義して、認知できるようになったから使えるようになったみたい」

「・・・・・・・・・」

 

 一切後ろめたさをほのめかさない堂々とした振る舞いに、しばし頭を押さえた。開き直っているのとは違うようだ。

 

「隠さないのですね」

「いずれバレるのは必然。なら成果を見てもらって直接判断してもらおうと思った」

「成果?」

「呪霊の捕獲、調教、使役。これでわたしは、無力じゃない」

 

 どうやら夜宵はあの一件を諦めていなかったようだった。

 妙に静かだったのは、嵐の前のなんとやらであったらしい。

 

「以前、呪霊について話したとき納得してくれたのではなかったのですか? 復讐は我々に託すと」

「わかったとは言った。でも納得するかは別」

(このガキ)

 

 こめかみがヒクつくのを自覚する。約定を屁理屈で無碍にされて黙ってられるほど温厚ではない。

 

「・・・・・・目覚めた以上、術式への理解を深めるのは悪いことではない。どんな技術も身につけておけば損はないのですから。しかし、呪術師になって呪霊を討伐することを許可するかは別。私は、あなたを認めない」

 

 カタカタとぬいぐるみが震えている。封じられた呪霊が暴れ出そうとしているのだ。

 

「夜宵さん、君の術式【宵宮(ヨイノミヤ)】は形代に呪霊を定着させ封印する、でしたね」

「うん」

「確かに呪霊を捕獲するには悪くない。だが、戦うとなれば意味合いが違ってくる。そも、あなたの術式はあくまで捕獲するだけであって『使役』するものではない」

 

 七海はある男を思い出す。

 呪術高専の先輩で、特級術師のひとりに数えられた、今や裏切り者の烙印を押される男。

 夏油傑。

 察するに、「宵宮」は彼の持つ生得術式「呪霊操術」の下位互換。

 夏油が取り込んだ呪霊を自在に使役できるのに対して、夜宵の力はあまりに信用性に欠けている。もし制御を誤って、引き込んだ呪霊が自分や仲間に牙を向けばあっという間に呪詛師認定されかねないのだ。

 

「このぬいぐるみに封じられた呪霊も、等級換算するに三級から二級。準一級以上と渡り合うなら役不足です。それがさらに上ともなれば・・・・・・」

「じゃあ七海、ついてきて」

 

 続く言葉を遮って、夜宵はきっぱりと言い放った。

 

「もっと強い子、見せてあげる」

 

 

 

 

 

 

 絶句。

 いまの七海はまさにそれだ。

 夜宵に案内されるがまま連れてこられた、都心離れの廃屋。

 東京の都会風景と田舎風景が交錯する地帯に、それは安置されていた。

 

(一級、下手をすれば特級に匹敵する呪力量・・・・・・っ!)

 

 それもまた、別の動物を模したぬいぐるみ。

 

 「宵宮」で形代に定着された呪霊であった。

 

 が、自宅で見たモノと目の前のコレとでは明らかに込められた呪いの桁が違う。

 いや、もっとも恐ろしいのは、呪霊そのものではなく夜宵の発想か。

 

(呪霊を食わせ合って成長を促し利害を申し込み切り捨てられたなら実力行使。・・・・・・子供の、いえ、真っ当な人間の発想ではない)

 

 呪霊の蟲毒。

 支配に至るまでの手管。

 夜宵はあまりにスムーズに、手際よく、強力な呪霊を飼いならす術を構築している。

 仮に同じことを思いついたとしても、常人なら絶対に足踏みする方法だ。

 死ぬのは怖い。

 呪霊相手なら、死よりも恐ろしい目に遭うかもしれないのに。

 止めるべき理性が蒸発しているのか? 情動が死んでいるのか?

 否、だ。

 

(・・・・・・この子の持つ、覚悟の深さ、闇の濃さを見誤っていた)

 

 すべては、七海が夜宵を正しく測れていなかったことが原因。

 だが、知ったならば、まだ修正は利く。

 

「あなたの決意は分かりました。ですが、やはり私はあなたを呪いに巻き込むことには反対します」

「むぅ・・・・・・頑固者」

「はい。それが大人です。凝り固まった観念は容易に捨てられない。だからこそ、安全を確保し、自分の身を守れる。ないし、それが他人の命を守ることにも繋がる」

 

 しゅん、とした様子でアホ毛をしなびさせた夜宵。

 まさに叱られた子供のよう。

 その頭に、七海はそっと手を置いた。

 

「あなたを認めない。けれど、これ以上勝手をされても対処に困ります。なので、私に状況や行動を逐一報告する義務を課します。それを聞いた上でなら、あなたの思うようにやってみるといい」

「七海・・・・・・」

 

 思えば、夜宵にこうして触れたのはいつ以来だろうか。

 もしかしたら、預かってから初めてかもしれない。

 

(この子は危険だ。わずかな期間で己の術式を把握し特級を造り上げるなどという前代未聞を成し遂げた。褒められるべき才ではありませんが、末恐ろしいのは事実。私だけの手には余る)

 

 頼りたくはない。ものすごく。けれど、背に腹は代えられない。

 夜宵を撫でる七海の頭に、目隠しの不審者の顔が浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 出会う仲間。呪術師の若芽たち。

「このチビ、とんでもねえモン持ってんな」

「ああ。憂太とどっこいだ」

「シャケ」

「お前は同類なんじゃねえの? パンダ」

「着ぐるみとぬいぐるみを一緒くたにすんなよ。オレのほうが愛嬌あんだろ?」

「はは・・・・・・はじめまして、僕は乙骨憂太」

「寶月夜宵。ヤバイのに憑かれてるね。手伝う?」

「大丈夫。里香ちゃんは、僕がなんとかしなくちゃいけないから」

 

 

 

 

 

 

 非術師を嫌悪し、呪いを振りまく、野望深き男。

「あなた、誰?」

「自己紹介がまだだったね。私は、夏油傑」

「君をスカウトに来たんだ」

 

「君の呪い(チカラ)は、呪詛師(われわれ)の下でこそ生かされると思うよ」

 

 

 

 

 

 

 東京・大阪の街中で行われた呪術テロ。

 百鬼夜行のさなかに、傷つき、危機に陥る高専術師たち。

 過酷な修羅場のただなかで、七海は・・・・・・。

「ナナミン!」

「まったく。五条さんの悪影響ばかり真に受けて・・・・・・」

 

「心配無用。私も腹を括ります――定時はとっくに過ぎているので」

 

 一級術師の本領。

 半端者の意地。

 かつてはこの手から取りこぼしてしまった。

 今度こそ、七海建人は大切なものを守り抜く。

 

 

「黒閃っ!!」

 

 

 決意の証、漆黒の稲妻が咲き誇った。

 

 

 





設定とか
・術式「宵宮(ヨイノミヤ)
 呪霊を特定の無機物に封印できる。あくまで封印するだけで支配するような拘束力はない。
・反転術式「(アカトキ)
 呪霊に烙印(サイン)を施し浄火で焼く。烙印同士は共鳴するので苦痛は連動。一人がやらかせば他の呪霊からリンチを受ける。

特級相当呪霊 ※「ダーク・ギャザリング」本誌ネタバレ注意
「■経■■僧■」
「殉■■獄■■■」
「■魂華■■刃■■」
「■啜■■弟切■■」
「斎■■レ■」
「■■■■黒■修■」
「■渡■■■霊」

領域
「■■桔■」


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