【悲報】転生したら住んでた星が滅ぼされた【どないしよ?】 作:暗黒勇士トリガー
407:名無しの転生者
そろそろスレ主が誘拐犯に追いついたかな?
408:名無しの転生者
着いたらライブにする筈だから、今は待っていよう
409:新・上弦の伍
イェーイ♪ カナエさんの鬼化&従属化に大・成・功!! どう? スゴいでしょ? 最っ高でしょ? 天っ才でしょ?
410:名無しの転生者
キッサマァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!
411:名無しの転生者
何してんだテメェェェェェェェェェッ!!!!
412:名無しの転生者
おまッ!! オマエェェェェェェェェェェェッ!!!!
413:名無しの転生者
やっていい事と、悪い事の区別もできねぇのかァッ!!
414:名無しの転生者
誰かー!! スレ民の中に鬼殺隊の柱の方はいませんかー!?
415:新・上弦の伍
ハッハッハッ!! 童貞どもの喚き声が聞こえるなぁ?
416:名無しの転生者
おーしお前、そこを動くなよ?(丸太)
417:名無しの転生者
お前ら、準備はいいか?(火炎瓶)
418:名無しの転生者
もちろん(チェーンソー)
419:名無しの転生者
何時でもいいぞ(ガトリング砲)
420:名無しの転生者
こっちもOKだ(ビームサーベル)
421:名無しの転生者
アイツは倒さねば(日輪刀)
422:名無しの転生者
鬼殺隊いたァッ!?
423:新・上弦の伍
良いのかな~? この俺に楯突いて?
424:名無しの転生者
今さら命乞いか?
425:名無しの転生者
もう遅いんだよ!!
426:名無しの転生者
もはやギルティ以外あり得ない
427:名無しの転生者
それとも、この状況を覆す策でもあるのか?
428:名無しの転生者
いや~、どう考えても無理だろ?
429:名無しの転生者
アイツは俺達の怒りを買ったのだからなァッ!!
430:新・上弦の伍
なら、コレを見てもそれが言えると?
【胸元をはだけさせたカナエのセクシー画像】
431:名無しの転生者
こ…これは…!?
432:名無しの転生者
グハァッ!?
433:名無しの転生者
な…なんて隠し玉を…!!
434:新・上弦の伍
俺の機嫌を取れば、定期的にカナエのセクシー画像を投稿してやろう。さあ、どうする?
435:名無しの転生者
貴方にィ…忠誠を……誓おォォォォォォォォォう!!
436:名無しの転生者
何なりとご命令を!!
437:名無しの転生者
この命、貴方様に捧げましょう
438:名無しの転生者
上弦ニキに栄光あれ!!
439:名無しの転生者
上弦ニキ、バンザーイ!!
440:名無しの転生者
手のひらクルーが酷すぎる…
441:ラストリシュリアン
『Liveモード』
『おーい、皆見てるかー?』
442:名無しの転生者
お、スレ主がライブモードにしたぞ
443:名無しの転生者
やっと追いついたみたいだな
444:新・上弦の伍
いや~、愉快愉快♪ 余は満足じゃ~!!
445:名無しの転生者
上弦ニキは少し黙れ
446:新・上弦の伍
アッハイ…
447:ラストリシュリアン
『超能力で廃屋にある車を発見して、透視で中を調べてみたんだけど…』
448:名無しの転生者
どうした? 他に何かあったのか?
449:名無しの転生者
もしや……透視で美少女の裸を見たなッ!?
450:名無しの転生者
なにィッ!? マジだったら許すまじ!!
451:名無しの転生者
今のは本当という意味の【マジ】と、許す【まじ】という言葉を掛けた大変面白いダジャレです
452:名無しの転生者
そんなつもりはなかったけど、そう言われると何か恥ずかしいから止めてぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!
453:名無しの転生者
或人社長とイズで草
454:新・上弦の伍
それよりも、美少女の裸を見たのは本当なのか!? なら画像を貼れ!!
455:名無しの転生者
そうだそうだ!!
456:名無しの転生者
俺達童貞に恵みを寄越せッ!!
457:ラストリシュリアン
『見てねぇよ!! それより、こっちを見てほしい。これって宇宙人だよな?』
【縛られてる女の子と、その周りを囲っている3体の異形の画像】
458:名無しの転生者
これは……ゴドラ星人か?
459:名無しの転生者
外見的に間違いないな
460:名無しの転生者
ウルトラセブンだと、普通に地球侵略を狙ってたけど…
461:名無しの転生者
あの子に地球を支配できるほどの力があるのか?
462:名無しの転生者
この場合だと、ジードの時みたいな母星繁栄の為じゃないのか?
463:名無しの転生者
どっちにしても、あの子に特殊な力があるのは間違いないかな…
464:ラストリシュリアン
『とりあえず、そろそろ突撃するわ。女の子も危ないだろうし』
465:新・上弦の伍
ゴドラ星人の武器はリング状の光線を放つゴドラガンだけだけど、超能力や擬態能力の他に赤い霧による反重力化が厄介だぞ。気をつけろ!!
466:ラストリシュリアン
『了解。さぁ~て…(ドゴォン!!) ちわ~!! 三河屋でーす!!』
467:名無しの転生者
草
町外れの廃屋……そこに1人の少女が縄で縛られており、その周りを3体の異形…ゴドラ星人達が囲っていた。
(私…どうなっちゃうんだろう…)
少女はゴドラ星人達に怯え震えていた。そもそもこの地球には、宇宙人の来訪は未だ無く、空想の存在としか思われていないので、彼らは恐怖の対象でしかない。
「この地球人がそうなのか?」
「そうだ。姿形は地球人でも中身は別物だがな」
「コイツの力を調べ、それを手に入れれば我が星の繁栄に繋がる」
そんな少女の思いなど知らず、ゴドラ星人達は母星の言葉で会話を続ける…その時だった。
―ドゴォン!!―
「ちわ~!! 三河屋でーす!!」
「「「ッ!?」」」
「え…?」
廃屋の扉を蹴破り、ハイパーガンモードにしたブラックスパークレンスを持ったアグニが突入してきたのは。
『HOROBOROS!!』
『BOOT UP』『LIGHTNING!!』
「貴様ッ!! 何も「はい遅い!!」グアァァッ!?」
1体のゴドラ星人が反応するも、アグニはそれよりも早くブラックスパークレンスにホロボロスキーを装填、引き金を引いて放たれた雷撃がゴドラ星人の1人に直撃し、爆散する。
「「兄貴ィィィィィィィィィィィィッ!?」」
「ちょいとゴメンね?」
「え? キャッ!?」
どうやらゴドラ星人達は兄弟だったらしく、兄の死に絶叫を上げるが、アグニはその隙に少女を脇に抱えて素早く離れる。
「しまッ!?」
「悪いけど、この子は返して貰うぜ?」
そしてアグニは、少女を抱えたまま廃屋から脱出した。
「あの…助けてくれてありがとうございます!! 貴方は!?」
「単なるお節介焼きの宇宙人だよ」
「へ?」
助けた少女の御礼を聞きつつ、アグニは全速力で走る。何故なら掲示板で、スレ民達がある危険を予測して彼を急かしているからだ。
そして数瞬後、背後で廃屋が吹き飛ぶ程の大爆発が起きる。
「うわぁッ!?」
「きゃあッ!?」
その爆風に2人は吹き飛ばされる。アグニは咄嗟に少女を抱き抱え、念動力で自身の体を浮かせる事で地面との激突を防いだ。
「とと…!! 大丈夫?」
「は、はい…」
少女の無事を確認してホッとしたのもつかの間、後ろから巨大な影が2人を覆った。
「え……嘘…」
「チッ…スレ民達が言ってた通りかよ…」
少女は影の正体に絶望し、アグニは舌打ちする。果たして影を作った正体は…50m程の大きさになったゴドラ星人だった。
「よくも兄貴をォォォォォォォォォッ!!」
「絶対に許さんぞッ!! 踏み潰してやるッ!!」
「ちょッ!? さすがに巨大化はズッコイだろ!?」
巨大化したゴドラ星人達は、アグニを踏み潰そうと足を振り下ろしてくる。それをアグニは少女を抱えたまま、右に左に動き回って回避する。だが、少女1人を抱えながら走っている為、アグニの体力はかなり消耗しており、逆にゴドラ星人達は巨大化したことで歩幅が大きくなった事で体力の消耗は大きく減った。このままではやがてアグニの体力が尽き、潰されてしまうだろう…
「こうなったらしょうがねぇ!! お嬢さん!!」
「は、はいッ!?」
「俺の左腰にある、金とグレーのUSBメモリみたいなのを取ってくれ!!」
「わ、わかりました!!」
逃げ切れないと思ったアグニは変身を決意し、その隙を作る為に、抱えている少女にトリガーダークキーを持ってもらう。
「これですか!?」
「そう!! そしたらそれの端子部分にあるボタンを押してくれ!!」
「ボタン…………あった!!」
『TRIGGER DARK』
「そしたら、それをここに挿してくれ!!」
「はい!!」
『BOOT UP』『DARK ZEPERION』
「うしッ!! 喰らいやがれッ!!」
キーの装填まで終わったアグニは、振り向き様にブラックスパークレンスの引き金を引き、ダークゼペリオン光線を放つ。
「「ウワァァァァァァァァァッ!?」」
「今のうちに…!!」
体格差故に倒す事はできなかったが、怯ませる事は成功し、その間にアグニは少女を近くの木陰に隠した。
「君はここに隠れてて。アイツらは俺が倒すから」
「えッ!? そんなの無茶です!! あんな大きいの相手に…!!」
「大丈夫。その代わり…俺がこれからする事を、誰にも内緒にしてほしい。できるかな?」
「……分かりました」
「良い子だ」
アグニは少女の頭を撫で、ゴドラ星人の前に飛び出す。
「そこにいたかァッ!!」
「死ぬ覚悟は出来たようだなッ!!」
「おあいにく様、死ぬのはお前達だよ」
ゴドラ星人達にそう返しながら、アグニはブラックスパークレンスを開き、インナースペースに入る。
「未来を染める、漆黒の闇……トリガーダーク」
『TRIGGER DARK』
「ジェア!!」
そして決め台詞と共にブラックスパークレンスを掲げ、トリガーダークに変身した。
「な、何ィッ!?」
「ウルトラマンだとッ!?」
トリガーダークの姿に驚くゴドラ星人。トリガーダークはその隙を逃さず…
「
「「グェアッ!?」」
ダブルラリアットを御見舞いした。
同時刻……戦場から少し離れた場所で、トリガーダークとゴドラ星人の戦いを見ている者がいた。
「あれは……どう、■■■■■?」
『間違いありませんね。掲示板の配信映像と合致しています』
『という事は、あの我が好敵手はスレ主とやらか…』
『それで? どうするんだい、■■■?』
その声に、人物の頭の中で別の3人の声が響く。
「今は様子を見るけど、危なくなったら介入するつもり」
『まあ、トリガーならあの程度の奴ら、敵じゃないよ』
「■■■■は相変わらずね…」
『しかし、万が一という事もある。町への被害に備えて、準備はしておくべきだ』
「うん。■■■■に他の2人もよろしくね?」
『はいよ』
『うむ』
『承知しました』
「あ、また面白い投稿されてる……とりあえず【草】っと…」
その人物がアグニと出会うのは…そう遠くない。