友達「やれ」

ぼく「はい…」

という経緯で生まれたぼくの幻想マシマシなトレスズのSSです
新年迎えるまでに書き終えられるか?って言う感じで生まれたので誤字が多いかもしれません…許し亭許して

それでは、皆様にとって今年も良い年になりますように!
シラオキ様にお祈りしておきますね

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新年スズカさんとトレーナーの幻想

「はー…今年ももう終わりかぁ…

歳をとると月日が経つのは早いって言うけど…歳はとりたくないもんだな。」

 

 

「まぁ、今年は忙しかったから…

やることが多いとその分早く感じることもあるみたいですよ」

 

 

「そうだなぁ…」

 

 

トゥインクルシリーズでの挑戦も、天皇賞・秋を制し、URAファイナルズでも優勝することが出来た。

来年からはドリームトロフィーリーグへの挑戦を見据えてトレーニングや調整をする事になる。

 

 

「でも良かったのか?こっちに来てて」

 

 

「?

何がですか?」

 

 

「いや、向こうでも年越しのパーティーとかやってるんだろ?

わざわざ俺と一緒に過ごさなくても良かっただろうに」

 

 

「いいんですー!

スペちゃん達にはこっちに来る前に挨拶はしておいたので」

 

 

「そうか?

それならいいんだが…」

 

 

そう、何故かは知らないが…

今、我が愛バのサイレンススズカはしがない独身男トレーナーの家に居るのである。

最初はなにかの聞き間違えかと思ってたのだが…どうやら本気のようで、つい一週間ほど前のことである。

 

 

 

『トレーナーさん』

 

 

『んー?どうしたスズカ?

何かあったか?』

 

 

『大晦日の日なんですけど、トレーナーさんの家に行っていいですか?』

 

 

『…は?』

 

 

『…?』

 

 

『いやいや、そんなキョトンとした顔されても…』

 

 

『ダメ…ですか?』

 

 

『』

 

 

 

という訳で、今日彼女はここに居る事になった。

どこであんな殺し文句を覚えてきたのだろうか?

多分同室の後輩だろう、あの子ならそうする。

現にあの子も今頃あっちのトレーナーと…いや、これ以上は無粋か。

 

ともあれ、大晦日だろうが大して変わったことをするつもりはなかったのだが…せいぜいがカップ麺の蕎麦を啜るのがオチだろう。

だがしかし!教え子とはいえ、いや教え子だからこそ、そして女性の前でそんなだらけた事をするつもりは無い。

というわけでその日から大晦日の日のために多少はしっかりした食事の準備をしてきた。

もちろん、蕎麦も(乾麺とはいえ)用意した。

普段から多少は料理をするとはいえ、いつもより疲れたがら愛バの喜ぶ顔が見れたのでヨシとしよう。

そんなこんなで今は引っ張り出してきたコタツに入りみかんを食べながらテレビで流している赤〇を見ているのだった…

 

 

「そういえばスズカ、お前さん二年参り行くか?」

 

 

「はい、そのつもりですよ」

 

 

「んじゃ一緒に行くか」

 

 

「はい!」

 

 

ゴーン…ゴーン…ゴーン…

 

 

「除夜の鐘、か…今年もほんとに終わるんだなぁ…」

 

 

「実感湧かないんですか?」

 

 

「まぁなぁ。

色んなことがハイスピードで進みすぎたよ…

っと、もういい時間だな。いつものあの神社でいいよな、そろそろ出るぞ」

 

 

「はい、じゃあ準備しますね」

 

 

「寒いからちゃんと厚着しとけよー」

 

 

 

 

 

「はー、寒…」

 

 

「トレーナーさんって割と寒いのは苦手ですよね」

 

 

「そうだな、というか気温が変に上がり下がりするとダメになる」

 

 

「変温動物ですか…?」

 

 

「そうかもしれん」

 

 

「ふふっ、トレーナーさんったら」

 

 

「はっはっは」

 

 

 

とまぁそんな話をしているうちに同じように二年参りに向かう人だろうか?が増えて来た。

今向かっているのはこの辺りで一番大きな神社だ。

よく石段でトレーニングすることもあり、トレセン関係者も辺りにチラホラと見かけることが出来る。

 

 

 

 

「しっかし混んでるな…」

 

 

「そうですね…」

 

 

「スズカこういう人が多いところ苦手だもんな」

 

 

なんて話をしているうちに、辺りがザワザワとしだした

 

 

 

「ん?」

 

 

「なんでしょうか?」

 

 

「あぁ、そういうこと…

ほらスズカ、時計見てみ」

 

 

「え?

ああなるほど…じゃあ…

あけましておめでとうございます、トレーナーさん!」

 

 

「ん、あけましておめでとう、スズカ。

今年もよろしくな」

 

 

「はいっ、こちらこそよろしくお願いしますね」

 

 

「今年も一緒に頑張ろうな。

目指せドリームトロフィーリーグ優勝!」

 

 

「そうですね。

まぁ私はあの景色を何度でも見るのが目標なので…

それにしても良かったです、私が今年一番最初に挨拶できたので」

 

 

「んー?そんなもんか?

まぁ、俺もスズカに一番最初に会えてよかったよ」

 

 

「!

トレーナーさんったら…もう…」

 

 

 

 

と、そんなことを言っているうちに神社に到着した。

やはり人が多いが何とか参拝するところ(なんて言うんだったか、こういうの?)までたどり着けた。

 

 

「パチパチ…

さて、さっさと退散するか…寒いし人多いし…

あ、おみくじでも引いていくか?っと…凄い並んでるな…なんだ?」

 

 

「ギャーッ!ゴムタイナーッ」

 

 

「んー、あれは近付かない方がいいかな…」

 

 

「フクキタル…」

 

 

「そーいえばスズカは何お祈りしてたんだ?

やけに熱心に願ってたみたいだったけど」

 

 

「そうですね…言ってもいいんですけど…

言ったら叶わなくなるって言うじゃないですか?」

 

 

「あー、そういうのもあるな…

じゃ、やめとく。ちゃんと叶えて欲しいし」

 

 

「そうですか?

今年こそ、ちゃんと勇気出して…!」

 

 

「おーい、どうしたスズカ。

えらいボーっとしてたけど」

 

 

「はっ!?

い、いえ、なんでもないです…」

 

 

「そうか?ならいいや

よーし、早く帰って暖かい部屋でのんびりゲームでもするかぁ

スズカもやろうぜ、簡単なやつだからさ」

 

 

「いいですよ、あんまりそういうのやったことないので…

でも負けませんよ?」

 

 

「おー?経験者に勝てると思うなよ?」

 

 

「ふふっ」

 

 

こうして迎えたスズカとの新しい年。

何が起こるか分からないが、それでもスズカと一緒なら楽しくなるだろう。

よーし!今年も頑張るぞぉ!!


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