ヘスティアファミリアが英雄の集まる魔窟なのは間違っているだろうか~番外編~ 作:red knight
ホワイトデーとは
バレンタインデーでチョコを貰った男性がお返しにキャンディーやマシュマロ、ホワイトチョコレートなどを送る日の事を言う。(Wikipedia参照)
ヘスティアファミリア直営レストラン『
店の看板にはこう書かれていた。
『本日、ホワイトデー記念執事喫茶デー』と………
「お帰りなさいませお嬢様。」
「何なりとお申し付けください。」
「シフォンケーキとハーブティーですね。ご注文承りました。」
執事服を着たベルとツナ、アツシがそれぞれウェイターとして接客していた。
「いいわね。美少年たちの執事姿………」(´∀`*)ポッ
「アリーゼ………鼻血拭け。」(*´Д`)
「アリーゼ………自重してね」(*´Д`)
アストレアとアリーゼ、輝夜も客として来ていた。
他にも
「いいわ。すごくいいイベントね♪」
「フレイヤちゃんも楽しんでるね。」(´~`)モグモグ
「フレイヤ様、少し落ち着いてください!?カナミさんもケーキ食べてないでフレイヤ様を止めてください!?」
うっとりするフレイヤと笑顔でケーキを頬張るカナミ、その二人をなだめているヘルン。
「これは中々盛況ではないか姉上。」
「そうだろうヘラ。エステル君が企画してエミヤ君とにゃん太班長が監修したからね。」
何故かいるヘラと彼女に色々説明しているヘスティア。
このイベントの発端は2週間前に遡る………
2週間前ヘスティアファミリア
「という訳でヘスティア様、『
「どういう事なんだいエステル君?」
「また突拍子もないことを………」(*´Д`)
執務室でファミリアの収支報告書に目を通していたヘスティアとクエストの月ごとの依頼達成の報告をしていたユーリの前に分厚い企画書を持ってメガネをかけたエステルが入ってきた。
「2週間後はホワイトデーですよね。だからその日に向けて一日だけ『
目を輝かせながらヘスティアに迫るエステルとそのエステルの気迫に圧されるヘスティアとユーリ。
「あのさエステル、何で執事喫茶なんだ?別に女性客半額とかそういった方がいいんじゃねぇか?」
「ユーリは分かってませんね。ここ数週間リタやパスカル、ハヤテちゃんに協力してもらって集めたアンケートがあるんです。」
そう言ってエステルが一枚の紙を見せる。
そこにはこう書かれていた。
・『
特定客層半額週間を設ける 12%
料理大盛りサービス 8%
メイド喫茶 24
執事喫茶 36%
その他 20%
「「………」」(-ω-;)ウーン
「このように『
『
そこのプロデュースを任されたのがエステルなのだが元々とある帝国の姫君でほぼ箱入りだった彼女に店のプロデュースができるか不安だったのだが………
「ハヤテちゃんやネロさん、ルルさんが手伝ってくれたお陰で店を軌道に乗せることが出来ました。」
金銭感覚に優れたハヤテや派手なイベントを思いつく芸能センスを持つネロ、情報収集能力の高いルルの下で経営能力を鍛えられたエステルの才能は開花しヘスティアファミリア直営のレストラン『
「あのさエステル。そのアンケートって女性だけのアンケートか?」
「いえ。ちゃんと男性の方にも応えてもらいましたよ。その結果がこれですよ。」
「「………」」(-ω-;)ウーン
嘘である。このアンケート、バレンタインデー終了直後ギルドの女性職員を中心に女性冒険者や中堅ファミリアの女神などからの解答をまとめたモノで男性の解答は皆無である。
「ちなみに執事喫茶で接客してもらう人のアンケートもしっかりと集めておきました。」
・『
第一位 エミヤ
第二位 ユーリ・ローウェル
第三位 ベル・クラネル
(上位3名のみ記載)
「俺もかよ!?」(;゚Д゚)
「そうですよユーリ。当日は貴方にも接客に参加してもらいますから。それとヘスティア様。」
「なっ何だい?」
「前日にプレオープンするので客として参加してくれますか?もし参加してくれるならベルに専属で一日執事をしてもらいますが」
「許可するよエステルくん!」
「ありがとうございます。」
「………(おいおい)」(-ω-;)ウーン
そしてプレーオープンの日
執事喫茶は大盛況だった。
特にユーリやクー・フーリン、ザフィーラたちワイルド系執事やベルやツナ、アツシのような年下系執事、エミヤやルル等正統派執事など正により取り見取りな執事たちに女性客(女性限定の為客は全て女性だが)から黄色い声援がとび朝から昼現在にかけてほぼ客が途切れることが無かった。
そしてエステルがプレオープンの客としてエイナ等のギルドの女性職員やアストレアファミリアやロキファミリアの女性陣に声をかけた事もあってプレオープンにも関わらずほぼ満員だった。
あと何処で聞きつけたのかフレイヤやアルフィア、オラリオの外にいたヘラも駆けつけていたのだ。
「ところでヘラ、君どうやってこの執事喫茶の情報を聞いたんだい?」
「私の所で世話しているビーの仲間達が持ってきた情報だ。我が孫であるベルの頑張りを見たかったから来たんだが来て正解だったな。」
「そっそうかい。(ビーくんの仲間達、ご愁傷様。(。-人-。) )」
ちなみにヘラはその情報を聞いた瞬間ビーとその仲間達のボスである人物?を脅し………説得して半日でオラリオまでやって来たのだ。
「ところで姉上、ちと噂で聞いたんだが………ベルに好意を抱く異性が複数いるらしいな。何でもバレンタインデーの日に祖母である私や義母であるアルフィアを差し置いて正妻戦争なる物を起こしたそうじゃないか?」
「………まぁあの時は僕もびっくりしたよ………」
「ほほう。それでその愚かな小娘共はどこだ?」
「さぁ~。(エステルくんが手を回して今日は来ないように色々仕組んだから大丈夫だよね。)」
豊穣の女主人
「む~何で今日はここで接客の手伝いしなきゃいけないのかな?かな?」
「私に聞かないで。」
「余がなんでこんな侍従のような姿をせねばならんのだ!?」
「あははは、いいじゃない別に。明日は普通に執事喫茶に行けるんだから。」
「ところでシル、何で私のスカートの丈だけかなり短いのですが?」
ナノハ、アイズ、ネロ、アーディ、そしてリューがメイド服を着て接客していた。
「しょうがないじゃないですか。今日は店の営業があって私執事喫茶に行けないんですから。それとリューの制服は私が改造した試作品です。」
「何故私だけ………」_| ̄|○
「だからって私達まで巻き込むのはどうかと思うの。」
「だって元はというとナノハさん、アイズさん、リューがバレンタインデーで大乱闘を起こしたじゃないですか。それに便乗する形でアーディさんやネロさんも途中参加してエミヤさん達が来るまで収集がつかない事態になったって聞いてますよ。」
「「「「「………」」」」」(-ω-;)ウーン
「乱闘の当事者の一人であるカサンドラさんも今日はミアハファミリアの店で仕事してますしね。」
そう言ってシルが一枚の紙を出し
「あの大乱闘の後、エミヤさん達から誓約書書かされてますしね。」
・『ベル争奪正妻戦争に関する誓約書』
1:武力行使してはいけない
2:当事者(ベル)の意思を無視してはいけない
3:アプローチをする際は正々堂々と
(他にも条項があるが長くなるので抜粋)
「だから正妻戦争も料理対決とかプレゼント対決とか平和的な決闘になってますしね。」
「う~レイジングハートが使えたら負けないのに………」
「剣を使えたら勝てるのに………」
「武力行使できんとは………」
「家庭的なことなんてやったこと無いのに………」
「ある意味被害を出さない解決策になりましたよね。」
「だってベルさんの事が好きな人達ってほとんど武闘派ばかりですしね。」
「「「「「………」」」」」(-ω-;)ウーン
シルの言葉に反論できない5人だった。
ちなみにホワイトデー当日『
本編が中々進まない中ホワイトデーが近いと思ったので書いてみました。
少し本編が行き詰っているのでしばらく番外編を中心に書いていく形になります。
できる限り早く本編を仕上げれるよう頑張っていきますのでもう少し待ってください。(。-人-。) ゴメンネ
あと作品に対して何か感想があれば下さい。今後の参考にしますので。
あと作品に対するリクエストはメッセージにて受け付けますので。