人間がウマ娘に勝てるわけ……あれ? 作:賢さG
感想、ここすき、評価、などなどありがとうございます!! 嬉しいです!!!!
投稿はあんまり速くないけど、バクシン的思考で、長距離適性が伸びているものと考えます。
タイトルからして分かる通り、今回はライスとウララ。まあ私ライス持ってないんですけどね!!(ストーリーシナリオたくさん読み返してきた)(ウララはいます)(かわいいよね)
春の天皇賞を終えて暫く経ったころ。チーム『シリウス』には数人のメンバーと一人の破天荒ウマ娘が加入し、どうにかチームとしての体裁が整い出した。
尤も、メンバーが揃うまでに時間がかかったのは、純粋に走りを求めて加入を希望するウマ娘――即ち、マックイーンの走りに惹かれて集うであろうウマ娘をトレーナーが待っていたから、という面がある。
目論見は功を奏し、マックイーンを慕うウマ娘と、マックイーン『も』慕う芦毛の暴走船が仲間となった。各々の目標とトレーニングを洗い出し、エースであるマックイーンは六月初めの『宝塚記念』へ向けて調整を行う――そんな、ある日のこと。
梅雨にはまだ早い五月半ば。トレーナーは、季節外れの豪雨の中、水を吸って軟らかくなったグラウンドを駆ける一人のウマ娘の姿を目にした。
「えっほ、えっほ! はあ、はあ……まだまだ〜! がんばるぞ〜!」
桜色の髪をポニーテールに纏め、桜色の目を光らせ走る。人目を引く容姿に愛嬌のある笑顔を浮かべ……しかし、その走りはお世辞にも速いとは言えないもの。すわオーバーワークか、あるいは体調不良か、とトレーナーは彼女を注視するものの、その様子は見られない。
ならば重バ場特訓か、と考える。成程確かに、こんな大雨の中で走ることも無くはないだろう――それにしても、今日の雨模様は他のウマ娘が大人しく屋内訓練を選択する程のものだが。その上で、速度が遅いことを考えると、朝早くから練習でもしていたのかもしれない。
そう結論付け、『シリウス』のチームルームへ向かうトレーナー。昨日全員に追い込み特訓を行った関係で、今日は休養日だ。書類仕事でも片付けよう――時間をとって丁寧に片付けないと書類もパソコンも壊してしまう――と、その場を離れたのが午前七時。
「……えっ、ほっ! ……えっ、ほっ! はあ、はあ〜!」
そして、食事のためにチームルームを出たトレーナーが、より強まった雨脚の中で変わらずに駆ける桜色のウマ娘を見たのが、正午の頃であった。
そのウマ娘は、息も絶え絶えといった雰囲気で走っている。だが、止まる様子はない。これ以上は走り過ぎだ、と監督している筈のトレーナーを探すも、その姿はない。ならば自主練か。
「止めねば……いいや。まずは話を聞かねばならんな」
トレーナーはそう呟くと、床を思い切り……ではなく、破壊しない程度に蹴って走り出した。床は破壊されなかったが、残念ながら、床より脆い窓ガラスは伝播した衝撃により粉砕した。今日も今日とて、メジロ防衛隊工兵科の出動であった。
ところ変わって、雨中のグラウンド。もはやヒトのランニング以下の速度でへろへろと走る桜色のウマ娘の横に、ずどごむっ、という足音。視線を向けるより速く、巨大な特注の傘が差し出された。
「一旦、そこまでにしておくべきだ。その根性は称賛されるべきではあるが、休まねばトレーニングの効果も出まい」
「はあ……はあ……あれ? だれ……ふわー、おっきいねえ! すごーい!」
トレーナーは僅かに驚いた顔で目を瞬かせた。初見で恐れられることや思考停止されることはあっても、純粋な興味と称賛を向けられることは、今まで数える程しか無かったからだ。
「……そうか」
「うん! なんかね、どかーん! って感じ!」
トレーナーは僅かに相好を崩した。見るものが見れば驚くような表情かも知れないが、そんなことはつゆ知らず。桜色のウマ娘も、にへらと笑った。
「そうか……それで、君の名前は、なんと言うのだ。そして、担当のトレーナーも。……姿は見当たらないようだが」
「あ、そうだった! えっとねー、わたし、ハルウララ! トレーナーはね、まだいないんだー」
「……何?」
ハルウララは、へにょり、と耳と尻尾を垂れさせる。
「えっと、せんばつレース? っていうのに、わたしも出たんだけど……トレーナーたち、ほかのみんなのスカウトに行っちゃったんだー」
「成程。つまり、これは……」
「うん! 晴れの日だとほかのみんながコースを使ってるけど、今日は予約が空いてたんだ! だからラッキー! って、とっくんしてたの!」
トレセン学園裏の大コースの使用は、基本的に自由使用が可能である。強豪一チームだけが占有し、そのチームしか練習ができないということはない。しかし、実際問題コースは有限であり、また誰がいつ、どこを使用するかは安全管理の面からも記録としては残さねばならない。
トレーナーたちは故に自分たちの使用予定を予約、という形で残すのだが……その辺りの機微に関しては、トレーナーか、一部のウマ娘しか詳しくない、というのも事実。チームがコースを予約しているから今日はグラウンドで練習、のような認識のウマ娘が大多数であった。
そして、それはこのハルウララも同じであり、だからこそ普段はグラウンドで練習できない、と思っていたのだろう。
「その直向きさは非常に好ましいものだが、しかし走り過ぎるのが脚に負担をかけるのも事実だ。わかるな、ハルウララ」
「うん……楽しかったけど、止まったらなんだか胸がうえーっ、て感じだから、疲れてるのかなーって」
「全身の疲労だ。雨に濡れ過ぎるのも身体を冷やして、良くない。……休んでいる間、少し話でもしよう」
「えっ!? わたし、トレーナーとお話しできるの!? やったー!」
「ああ。二人ならば……む?」
トレーナーは、傘を片手に、もう片手にハルウララを抱えようとして、ふと視線をずらした。気配を感じる――観客席、ちょうど雨に濡れない位置になっている座席の影から、黒鹿毛のウマ耳がちょこんと覗いていた。
「二人ではなく、三人か」
「んぇ? トレーナー、見えないお友達がいるの?」
「そうではない。君のことを見ていた者がいるようだ……しかし、そうなると傘では収まらんな」
トレーナーは傘をハルウララに渡すと、すっ、と右手を掲げた。掲げ、その右手の親指と中指を擦る。ぱちん、という大音量が雨音を裂いて鳴り響き――
「ゴルシちゃん」
「応」
――
「お探しのものはコレかい、アンちゃん?」
「それだ。世話をかけるな」
「言いっこナシだっていつも言ってるだろ、おとっつぁん。アタシは働けるからさ」
「急に時代劇を始めないで貰えるか」
――誰が呼んだか暴走特急。芦毛の問題児、あるいは黄金の不沈艦……ゴールドシップ。端正な顔に人好きのする笑みを浮かべて、彼女は現れた――その手に、折り畳まれた状態のワンタッチテントを抱えて。
「えーっ、あれーっ!? どこにいたの!?」
「お、知らねえのか? ゴルシちゃんは遍在するんだぜ」
ゴルシちゃんは遍在する―― 誇張でも虚偽でもなく事実である。ターフで練習していたと思えば同時刻に動画を配信していた、同時に複数の箇所で見かけた、などの通報もとい報告は既に異常でもなんでもない。チーム『スピカ』の沖野トレーナーはこのチームメンバーの奇行を半ば諦めているし、チーム『シリウス』のメジロマックイーンもチームメイトの奇行に毎度ツッコミを入れている。
そう、もう理解できたことだろう……このゴールドシップというウマ娘。『スピカのゴルシ』も存在するし、『シリウスのゴルシ』も存在する。メジロマックイーンに至っては、フルゲート十八人のうち十七人がゴルシのレースに参加した、などと正気を疑うような経験をした――と言い張っている。
なお、学園側はこれらに関して完全な沈黙を保っており、沖野トレーナーと『シリウス』のトレーナーは会うたびに『うちのゴルシが世話になっています』とお互いに挨拶を交わす間柄である。国家機密級の出自と家族構成を含め、いろいろととんでもないウマ娘であるが、ゴルシ故致し方なし、というのが学園・トレーナー側の――この巨大な漢を除いてであるが――共通見解であった。
「へんざい? うーん……よくわかんないけど、すごいね!」
「……おいアンちゃん、こいつめっちゃいい子だな……あ、テント出来たぜ」
「うむ。……さて、ハルウララ。テントの下に入りなさい……そこの、黒鹿毛の君もだ。雨には当たらぬが、気になる事があるから、そんなところに居るのだろう」
声を掛ければ、ウマ耳がびくーん、と天を衝く。やや暫くして、観念したようにそのウマ娘も客席の陰から姿を表した。くるりと外はねの目立つ長髪に、片目を隠した前髪。濃紺の帽子と、目を引く青薔薇の色。
「あっ、ライスちゃん! どうしたの? あっ、ライスちゃんもとっくん!?」
「あっ、その……ウララちゃん……えっと、特訓じゃなくてね……?」
ライスシャワー。その未来、漆黒のステイヤーとして名を馳せる希代のウマ娘。現時点では、未だ『将来有望』程度の評価のウマ娘である。そのライスシャワーが、駆け足で簡易テントの下へ潜り込んだ。両手に抱えていたタオルとドリンクは、ハルウララのために用意されたものだろう。差し出されたそれらを、ハルウララは嬉しげに受け取った。
「どうやら彼女は、君のことが気になっていたようだ、ハルウララ」
「え、えっと……うん。ライス、ウララちゃんが一人でずっと走ってたから、心配になって……」
「そっか! えへへー、ライスちゃんが見てくれてたんだ! 嬉しいなー」
「え、えへへ……そ、それに、雨がどんどん酷くなってるのも、ライスのせいだし……怪我しないように見ておかないとって」
ライスシャワーの言葉に、トレーナーはぴくり、と反応した。側にいるゴールドシップは、面白そうなものを見つけた、と言わんばかりの顔をする。
「ふむ? ライスシャワー。それは一体、どういうことなのだ」
「ひゃっ、そ、その……と、トレーナーさん、ライスね、周りにいる人を、不幸にしちゃうから……」
――聴くところによると、どうやら、この豪雨はライスシャワーのせいであるらしい。元々大雨の予定ではあったが、ライスシャワーがハルウララのトレーニングを見に行った時から雨脚が強まった、と本人は言っている。
そんなものは気のせい、あるいは偶然だ――と、俄には言い難い。ウマ娘という種族は、時に人智を超えた現象を誘発するものだ、とトレーナーは思う。噂に聞く『幽霊の見えるウマ娘』然り、無いと断ずることは出来ない。本人の気質と思い込みが、実際に不運を呼び込んでいる、と言うことも無いではないだろう。
そう思い、ふとトレーナーは横を見る。どう思う、と問おうとした相手は、好奇心を抑えられぬといった表情で、尻尾を揺らしていた。
「どうした、ゴルシちゃん。随分と気が弾んでいるではないか」
「いやさ、だってアンちゃん。聞くだけで分かんだろ? ぜってー楽しいやつじゃん。無人島に何か一つ持ってけるならライス、ってのもあながち間違いじゃないと思うぜアタシは。十徳ライスだ」
「んー? よくわかんないけど、ライスちゃんと無人島にりょこう? ウララ、ライスちゃんがいるなら楽しいと思うな!」
「え、えぇ……? あの、そういうことじゃなくって……」
否定をするように手をぶんぶんと振りながらも嬉しそうな顔をしているあたり、本心はどちらにあるのか窺い知れるというものだ。不幸を呼ぶ体質、相手を想う優しさを持つが故に相手と距離を取り、しかし己を傷つける……なればこそ、シリウスのトレーナーは口を開く。ウマ娘を守ることこそが、使命であるが故に。
「ライスシャワー。君の体質である、不幸とやらだが」
「な、何? トレーナーさん……やっぱり、トレーナーさんもライスに近づかないって……」
「いいや。具体的にどのようなものか、私に教えてほしい。力になれることが――」
瞬間。横殴りに吹き付ける暴風が、折りたたみテントを横倒しに吹き飛ばした。捲れ上がるビニールの屋根、その向こうから飛来する――巨大な、倒木。
「トレーナーさんっ!! 避けてっ!!」
ライスシャワーは己を呪った。そして、自分の身長よりも大きな飛来物の直撃コース上にいるトレーナーをせめて助けようと飛び出しかけ、
「ぬんッ!!」
ライスシャワーの眼前を通り過ぎる、倒木よりも巨大な『何か』。轟音、風圧、裂帛の気合、そして無惨な破砕音。思わず目を閉じてしまったライスシャワーが目を開けると、
「えぇ……」
「わー! トレーナーすっごーい!!」
トレーナーの足元に散らばる倒木
「ね、ライスちゃんすごかったねー! トレーナー、ずどーんって!」
「う、うん……ライスびっくりしちゃった。まさか……っ! またっ!? トレーナーさ――」
「破ッ!!」
話の途中に飛び込んできた廃ベンチが真っ二つに叩き折られ、ターフの端に突き刺さる。無邪気に喜ぶハルウララと、うずうずと我慢を堪えきれなくなってきたゴールドシップ。ライスシャワーはと言えば、あまりの展開に目を白黒とさせていた。
「……ライス、夢でも見てるのかな」
「んなわけあるかよ。見ろよアンちゃんの丸太みてーな脚、あれじゃ多少の不幸なんて蹴っ飛ばして終わりだぜ――おっ、ゴルシちゃんレーダーに感あり! ほら来たぜライス!」
「ゴールドシップさん? 来たって?」
「おかわりの弾幕だ!」
「喜んで言うことじゃないよ!?」
迫る屋根瓦、屋根瓦、屋根瓦。その合間には大小様々な木片、石片。その不幸体質が引き起こすものか、局所的に巻き起こった
「ぬんッ! せいッ! おおおッ!」
「で、出たーッ! アンちゃんのゴルゴル⭐︎連打コンボ! カーッいつ見てもやるねぇ! っと次は上から来るぜ!」
「むぅんッ!!」
「わーっ! トレーナーすっごーい!!」
殴る、殴る、蹴る、踏みつける、吹き飛ばす。万が一にも破片が背後のウマ娘へと降り掛からぬよう、トレーナーは飛来するすべてを打ち壊す。それはまさしく、神話の再現であった。
「まだまだ! 次は後ろからアンちゃんがぶっ壊したイスの残骸がエントリーだ! これは硬いぜ!?」
「なんで嬉しそうなのゴールドシップさん!?」
「この程度ッ!!」
「ヒューっ一撃かよぉ! ……」
「……ゴールドシップさん?」
「――もう我慢できねぇぜ次はアタシだ! とりゃぁぁあいっ!!」
「ゴールドシップさん!?」
「甘いッ!!」
「ぐわぁぁぁぁあっ!?」
「ゴールドシップさーーーーん!?!?」
椅子の残骸へ裏拳。ゴールドシップのドロップキックへ……胸板を向け、衝撃を吸収し、そして吹き飛ばす。攻撃の衝撃をすべて吸収し切りゴールドシップの脚へダメージを残さない、それは完璧な受け技であった。
「へへ……流石はアンちゃんだぜ……次は何しよっかな」
「ダメだよ!?」
「おいおいライス、せっかくアンちゃんが遊んでくれるんだぜ? 乗るしかないだろ、この……あん?」
「トレーナーさん、遊んでるわけじゃ……えっ?」
「これは……!! 皆、退がれッ……ぬんッ!!」
吹き付ける暴風のなか、不意に暗い空が輝く。雷光、次いで雷鳴――着弾。寸前でトレーナーの震脚に吹き飛ばされたウマ娘達が見たのは、巨大な光の柱に呑まれるトレーナーの姿であった。
「と、トレーナーさーーーーん!?!?」
「おぉ……こりゃあやべえな……」
「あわ、あわわ……トレーナーだいじょうぶー!?」
いつの間にか、暴風雨は止まっている―― 濛々と立ち込める土煙。流石のゴールドシップでさえも動けない状況に、一般的なウマ娘である二人が動けるはずもない。戦慄したまま、暫し時が流れ……やがて、煙が晴れる。
――其処に立っていたのは、正しく神話の英雄であった。
雷霆を身に受けた影響か、活性化し膨れ上がった筋肉。
力強く大地を踏み締める脚、荒々しく逆立つ髪、輝く双眸――そして全身に纏う、未だ空気を焼く音を放ち続ける、稲妻。
「それで……ライスシャワー。君の『不幸』が、どうかしたかね」
その姿は、天の神、雷鳴の子が如く。天雷を完全に呑み干した、チーム『シリウス』のトレーナーが、泰然と――不幸ごとき、何するものぞ。君一人背負えぬほど、私は弱くはない、と。その立ち姿が、雄弁に語っていた。
「この程度、どうということはない。百聞は一見に如かず、と言うだろう、ライスシャワー」
「と、トレーナー、さん……」
「心配することはない。君も……そして、ハルウララ、君もだ。『シリウス』に来なさい。準備期間もあるから、直ぐにとはいかないがね」
「えっ……わたしもいいの?」
「ああ。……君の身体の頑丈さと、パワー。そして、何よりもその根性。目を見張るものがある。君の、君たちの夢を叶えられるよう、私に手助けをさせてくれないか」
「……っ、うん! えっへへー、うれしいね! ライスちゃん!」
「うん、うん……!」
花の咲いたように笑う二人。それを見守る、巨体がひとつ。――そして、無遠慮にそれに触るウマ娘もまた、一人。
「うわ、マジでビリビリしてるじゃねーかデンキナマズかよ……電気トレーナー。アリだな。おいアンちゃん? トレーナーに電気流すのはやっぱ止めといた方がいいか?」
「流石の沖野先輩も死んでしまうだろうから控えてくれ」
「しゃーねーな。アタシの
「む? ああ、流石に効いたな。いい具合に肩凝りが解れた」
「いやそうじゃねーだろ見てた他のトレーナーぶっ倒れてたぞ」
暴風雨の中に立つトレーナーとウマ娘たちを見かけ、傘とタオルを準備していた桐生院トレーナーは、いつの間にか保健室へ運ばれている。
つまり、そういうことであった。
余談そのいち。
今後の流れですが、トレーナー達との会話(夏合宿前後)→カフェ・タキオン話(秋天直前、話の最後に秋天描写)→晩秋イベント→ライス編開始、みたいな流れになるかなと。
ゲーム内で描写されているところと変わらないとこはスキップしつつ、ほかのウマ娘の話でも挟んでいけばと。
あとはどこかでエイシンフラッシュの話かな。見たいウマ娘の話があれば聞いてみたいけど、感想で意見募集は規約的にダメだった気もする。
余談そのに。
『シリウス』のチームメンバー、二人はおそらくそれらしい娘が判明してるんだけど黒髪ボブの子だけ不明らしい。この話で出すなら、どうなるかなあ。
・ヘアサロンで寝てる間に髪の毛をバッサリいかれた『マンハッタンカフェ』
・ギリシャから留学に来た、大英雄Tの海外での知り合いで妙なウマソウルを宿しているヒシ……ではなく『ヒッポリュテアマゾン』
・特にドイツ生まれでもない(自称)し親がパティシエとかでもない(自称)しスケジュールにこだわっているわけでもない(自称)し自分の理論を破壊しうるトレーナーの偵察に来たわけでもない(自称)、普通の覆面ウマ娘『サカエススムヒカリ』
この辺かなあ。