やはり俺が黒の組織に居るのは間違っている。 作:ひよっこ召喚士
笑顔のままで涙を流し抱き着いてくる実の妹
まず間違いなく一般的には異様な光景だろう
とりあえず右腕だけ避けさせたのは正解だな
見た目よりかなり力強く抱きしめられている
片腕で引き剥がそうと思うと面倒なくらいだ
「お兄ちゃんって呼んでるって事は比企谷くんの妹さん?」
周りへの説明を思うと面倒の一言で済まない
入る前までの事情は小町も知っているからな
逆に俺の過去を知られ過ぎるのも考えものだ
「泣きながら抱き着くってどういう家庭環境なのよ……」
特殊な事は理解してるからわざわざ触れるな
いや、俺が呟いた声を拾ってしまっただけか
事が事だから過敏に反応してしまってる様だ
コントロールが出来ないとは情けない話だな
だが目に入ってしまう状況なのは理解してる
周囲の客の中にも視線を向けてくる奴は居る
コーヒー呑んで現実逃避してる暇なんてない
「こういうの何ていうんだっけ修羅場?」
阿修羅と帝釈天は闘ってなく恋愛事でもない
話をややこしくするだけなんだから黙ってろ
まず小町を落ち着かせないと話にもならんが
組織に入ってからずっと関係を断っておいて
「お兄ちゃん」
兄を名乗る資格なんて物は俺にはないだろう
今さらどんな顔で何を話して良いと言うんだ
とっとと解消して逃げるべき状況であるのに
突然過ぎる事態に思考が乱され固まっている
「すみませんお客様…ドリンクバーの前で止まられると他のお客様のご迷惑になりますので……」
邪魔な位置を陣取り続けていた事を指摘され
ようやく動き出す事が出来たが逃げれはせず
俺達、雪ノ下達、小町と連れが一席に集まる
いや席は二つか、四人掛けと二人掛けの席だ
店側も店内でのトラブルは避けたいのだろう
移る許可を出し見え易い場所へと集められた
なんでこんな事になってしまったのだろうか
俺が自分から動いたからかつくづく嫌になる
この席はもちろんファミレス全体が物静かで
なんとも言い難い奇妙な雰囲気に包まれてる
俺も含めて口を開けずに時間が少し流れると
「……とりあえず事情を聞く気は無いけど、自己紹介でもしなければ話をしようにも出来ないんじゃないかしら?」
雪ノ下がゆっくり周りを確認しながら提案し
このままではどうしようもないと肯定を示す
誰からいくのかで止まるかとも思っていたが
「提案をした私から先に」と雪ノ下が口開く
「総武高校二年の雪ノ下雪乃よ。奉仕部と言うボランティア部に近い部活の部長をしているわ」
反応を示す様な空気じゃなく沈黙が流れてる
この雰囲気で名乗り上げるのは勇気がいるな
とは言え雪ノ下の次となるとほぼ決まってる
総武の面々は自然と由比ヶ浜に視線が向いた
「えっと、私だよね。同じく総武高校二年の由比ヶ浜結衣です。ゆきのんと同じく奉仕部に所属してます」
グループ毎に順番で話してく方が無駄がない
奉仕部組は終わりだから高校繋がりが無難か
隣に座ってる戸塚と目を合わすとそっと頷く
「総武高校二年の戸塚彩加です。由比ヶ浜さんや比企谷くんと同じクラスです」
由比ヶ浜の事まで言わなくても良いだろうに
だが考えても何一つ得はないので紹介に移る
「総武高校二年の比企谷八幡、小町の兄だ」
見覚えのない小町の連れに向けてそう伝える
他の奴らは小町の呼び方で分かってるだろう
少し視線を送ったからか少しビクついている
まぁ見た限り小町の友人は普通な人間の様だ
俺の端的な自己紹介が終わり最後のグループ
ここで何の繋がりもない男が名乗れる訳なく
順当にと言うより満を持して小町が口を開く
「お兄ちゃんの妹の比企谷小町と言います。中学三年生です……じゃあ次は大志くん」
そのまま続けて喋りそうにしてたが目が動く
連れの方を見てから開きかけてた口を閉じた
話しやすい様にとバトンを渡す所までやって
気配りと言うか小町も周りをよく見ているな
「ええっと、川崎大志っす…です。その、比企谷さんとは学習塾が同じでして仲良くさせてもらってて…今日は相談にものってもらって、あの本当に助かってます…はい」
緊張からと言うのもありそうだが俺を見たな
恐らく普段と違う喋り方の上にテンパってる
まぁ小心者っぽいが悪い奴でもない感じだな
提案の通り自己紹介はこれで終わった訳だが
その次はどうするかなんて決まってないのだ
また沈黙が戻り大志とやらが気不味くしてる
関係なくとも直前まで喋っていれば仕方ない
時間と共に場も流れるのであれば良いのだが
そんなどうしょうもない願いが叶うはずなく
小町が俺の方を向くと意を決して話し出した
「お兄ちゃん、なんで小町と会ってくれなかったの?」
最早理解者には成り得ないがただただ一途に
俺を想い、悲しげに溢す小町の目を見れない
まして会わなかった理由なんて語れやしない
「
「「「三年……」」」
妹と三年も音信不通だった事に驚かれている
一般的な日本の家庭では早々ない事だからな
言葉を失ってしまうのもおかしくない反応だ
大志が反応を示してないのは知ってたのか?
小町は勉強は出来ないが決して馬鹿ではない
「あの人達を問い詰めたら連絡取れなくなった少し前からお金の振込をしてないみたいだし、その時の家は解約されてるし、心配してたんだよ」
俺と違い行動的だから自ら情報を探ったのか
続けば決定的な何かに触れてくる危険がある
一方的に喋らせず下手な事も言わずに止める
そんな俺にばかり都合の良い言い訳を考えた
あぁやはり俺は逃げてばかりで変われないな
「あの人達とは少し経ってからほぼ縁を切った。成人してないから分籍まではいってないし、なんの効力もないけどな」
実際に親族関係調整調停位はしても良かった
彼奴等なら関わらないと言質も簡単に取れる
正式な文書に残せば抑止力にはなってくれる
俺等の発言からあの人達が一体何を示すのか
オーディエンスも確信した様で真剣な表情だ
何故だか雪ノ下が強く反応を示している様だ
完全に予想だが
偽りでも本当でもない曖昧な話でこれなのだ
彼彼女らは本当に極一般的な生に活きている
それこそ住む世界の違いを力強く感じられる
「頼るのは癪だから働いて自分で家を借りてるし、その職場の人に頼って携帯とかも新しく契約して、連絡を取れなくしたんだ」
諸々の保証人等は自分や同僚の偽名だけどな
安全な偽の戸籍がゴロゴロとあるから便利だ
本当に安全かとか使う予定がないかは調べた
保証人が逮捕されたなんて話は勘弁だからな
「それで小町とも連絡出来なかったの?」
「連絡せずに会える状況じゃないし、忙しいのもあった。それとこっそり会ってるのがバレるとまだ成人してない俺だと面倒になるって分かったからな。まぁ俺に関わりたくないあの人達はわざわざ調べようなんて思わないだろうけど、勝手にあれこれしたのに会うのも気不味くてな」
一字足りとも聞き逃しはしないと真剣な表情
ただ黙って俺の目を見て誤魔化しを聞く小町
本当の事を言ってるのかまだ怪しんでる様だ
一応筋は通っているが即興故に穴は大分多い
「
「…俺が悪かった」
とりあえずかやはり小町相手は厳しかったか
俺が本当の事を話してないのを確信している
その上でそう言う事にしておいてくれる様だ
「まったくもうお兄ちゃんは……これからは小町とも会ってね。約束だよ……」
その約束は了承出来る類のものではなかった
もっと具体性が低い分類ならば可能性はある
しかしこれからと言う継続的な期間の指定と
会うという直接の接触なんて危険でしかない
俺なんかの危険ではなく他ならぬ小町の危険
ただそれを真っ向から伝えてやる方法はない
それでもこの約束は無かった事にするべきだ
だが俺よりも本人が後悔し顔を青くしている
たった数秒前の過去を悔やんで引き摺ってる
思わず口から滑り出たたけの言葉なんだろう
だからこそ小町の心の奥を一番に表している
どうして良いのか分からず泣き出しそうな顔
初めの別れの時の絶望が向こうから覗いてて
「あまり時間は取れないけど連絡は必ずするし、会えるように努力はする」
俺の口からもそんな言葉が零れ出てしまった
言いながら隣の小町の頭をそっと撫でている
瞑った目は健やかな寝顔の様に穏やかなのに
笑顔を浮かべながらポロポロ涙が落ちている
止めてやる事も手を止める事も出来ない様だ
〜Close〜
『…勝手にあれこれしたのに会うのも気不味くてな』
正直私の学校の成績は下から数えられる
上から数えるより確実に早いお馬鹿です
それでも大切な家族の嘘一つは見抜ける
何をそんなに誤魔化してるのか訊きたい
本当を話して欲しいと願うのは悪い事か
それと同時に私にさえ話したくない我儘
それを受け入れたいとも思ってしまった
「
だからこれぐらいの仕返しは悪くない筈
チクチク以上が私の心にも刺さっている
永く長く伸びてまるで茨の様に巻き付く
そんな棘さえも繋がりだと思ってしまう
きっと私も何処かしら壊れてるのだろう
同じというだけで嬉しいのも一緒なんだ
だからこの棘を避けたら本当に赦さない
そう思ってお兄ちゃんを見つめていると
『…俺が悪かった』
気不味そうに申し訳無さそうに言ってる
少なからず私の事を想ってくれていると
その表情はきっと本心なんだと願ってる
でも私にも頼ってくれないのは許せない
守り育てる存在としか見てくれない兄も
頼られる存在だと思わせられない私にも
やるせなさと怒りがふつふつと湧いてる
それでも私はずっとお兄ちゃんの味方で
私はお兄ちゃんのたった一人の
「まったくもうお兄ちゃんは……これからは小町とも会ってね。約束だよ……」
棘よりお兄ちゃんを縛れる約束と言う鎖
弱みにつけ込むかの様なズル過ぎる方法
この約束はお兄ちゃんを困らせてしまう
こんな言い方をしちゃうと破れないから
すぐ嘘だよ冗談だよと言ってあげないと
「なんちゃって焦った?」なんて言って
私の口は接着剤で貼り付けた様に固くて
僅かに隙間を開けても息が溢れるだけで
嫌われてしまうのではないかと震えてる
そんな小町にもお兄ちゃんは優しかった
『あまり時間は取れないけど連絡は必ずするし、会えるように努力はする』
そう言いお兄ちゃんがそっと頭を撫でた
とても優しい暖かさを感じる素敵な手で
小町の頭を少しの間だけど撫でてくれた
あぁ、お兄ちゃんは小町のお兄ちゃんだ
意味の無い感情を反芻する様に味わった
小さな弱い幸せが失われない事を祈って
〜Open〜
大変な約束と共にしばらく撫で続けた訳だが
そのかいあって小町の精神は回復したようで
薄っすら目元を赤くしてるが落ち着いている
「ごめんねお兄ちゃん…」
「いや別に小町は悪くない……」
誰が悪いかと問われれば間違いなく俺になる
曖昧な善悪でも都合の良い罪過でも違わない
互いに譲る事ないのは分かってて話が変わる
「えっと…お兄ちゃんはそっちの人達と一緒に来てたの?女の人ばかりだけど…」
流れを変えるためとはいえそこに話を振るか
いや、あえて触れる事で確認しにきてるのか
俺の人間関係にまともなものは全くないから
お節介焼きな所は昔とちっとも変わってない
だが二人に対してばかりと使うのは大げさだ
おそらくばかりの中には戸塚も含まれている
色々と整理して話すつもりだがまず訂正だな
あいつ等が勘定に入るのも少し気に食わない
「そっち二人は偶然会っただけだし、クラスメイトと顔見知りだ」
一緒に来ていないしサイゼに来た目的も違う
俺は会話に混ざってないので知らなかったが
戸塚が言うには向こうは勉強会をしてた様だ
「ははは……」
「……ええ、彼の言う通り私達は偶然会っただけよ」
話題に出た二人は別方向に顔を歪ませている
由比ヶ浜の方は乾いた笑いを浮かべているが
視線は別の方向を向いており顔を俯かせてる
雪ノ下は少しだが怒りの感情が発せられてる
そのまま文句でも挟むかと思ってたが静かだ
あの教師が言ってた変化とやらの影響だろう
面倒がないのならば俺としてはどうでもいい
「今日はこっちの戸塚に誘われて来た。それと戸塚は男だ」
「えっ?! 男の人だったんですね。間違えてごめんなさい」
「よく間違えられるから気にしないで」
容姿だけを見て女子と判断しても仕方がない
周りの空気は感じ取れても見抜けはしないか
だが小町は俺の言葉を疑うなんて事はしない
失礼な事をしたと慌てて戸塚に謝罪している
戸塚も直ぐに信じたからか機嫌は悪くないな
紹介はしたし総武側の来店理由も軽く話した
プライベートの話等なく此方が訊くしかない
「小町達は…さっきそっちのが相談とか言ってたか?それに関する話があったんじゃないか?」
それとなく解散しやすい方向にも誘導しとく
約束はしたが今のこの状況では落ち着かない
とはいえそう簡単にはいかずに思惑は外れた
「ちょうど良かったかも…大志くん、お兄ちゃん達に相談してみれば?」
「えっ?!でも…」
「いいのいいの。お兄ちゃん、小町との約束は破らないからさ。ちょうど総武高校の人がこんなに居るんだから」
俺としても向こうからしても予想外の提案だ
大志とやらが遠慮しているが小町が押し通す
話し方からして総武かそれに付随した相談か
「それならこいつ等にしとけ、総武に関する相談事も一応奉仕部の活動内容に含まれてる」
初め適当に付き合う為にと詳細は聞いていた
方針はあるが基本は悩み相談にボランティア
奉仕部で受けるか受けないかは決められるが
内容が内容で無い限り悩みを話す事は自由だ
「「えっ?!」」
俺が話を振ると思ってなかったのか驚いてる
ただただ面倒を嫌う故に関わりたくはないが
こいつ等は別に絶対的な悪性の存在では無い
俺にとって損な相手であり苦手な相手であり
排除しなければならない障害でも敵でもない
過大評価で無ければ最近は成長してるらしい
放り投げたとして悪い結果には早々なるまい
「俺としては総武の人に相談にのってもらえればとにかく助かるっすけど……」
勝手にどんどん進んでく話に尻込みしている
チラチラと投げ先の二人の方に視線を向ける
由比ヶ浜は雪ノ下の方をじっと見て待ってる
雪ノ下は少し思案したかと思うと目を開いた
「出会ったばかりの私達に話しても良い内容であると思うのなら聞くだけ聞くわ。ただ私達で解決出来るかは聞いてみるまでは分からない。それでも良いと貴方が思うなら話して」
話の成り行きを見守るでもなくただ拾ってる
見ない内に雪ノ下は随分夢を見なくなったな
前のこいつなら私達に解決出来ない物はない
それくらいの事は平気で言う人間だった筈だ
融通がきく程度で片付けられる変化ではない
一応仲介人として最低限の保証は出来そうだ
そう認識すると相談しやすいように席を移る
隣の二人席の小町達と席を変わるだけだがな
今さら元の席には戻して貰えそうにはないし
俺等は食いに来ていただけだから直ぐに立つ
とはいえ横を向きながら相談するのも何だし
妹の為でもあると思えばこれくらいは譲れる
寄せていた席を離して座ると戸塚が口を開く
「色々あってなんか疲れたね。どうする追加で何か頼んでも僕は問題ないけど」
対面の俺に問題なく届く程度の大きさの声だ
隣の奴等も相談事だからある程度小さな声だ
聞き耳を立てるか耳がいい奴以外は聞けない
俺は聞こえてしまうがさっきよりはマシだな
そんな事を考えながら戸塚への返答を考える
疲れたかどうかで言えば俺も精神疲労はある
とはいえこうなるととっとと帰りたい気分だ
「そっちに問題が無ければ最後にドリンクだけ飲んで帰りたい気分だ」
ある程度は取り繕いながらもそのまま伝える
相手の気遣いだろう物を否定する言い方だが
「そっか、確かに少し寄るだけのつもりが時間も結構経ってるしね。比企谷くん、さっき淹れてたので良い?それなら淹れてくるよ?」
戸塚は全く気にした様子もなく意見を呑んだ
世話を焼くとは違うがまた仕事を請け負って
ドリンクバーから今回の起点となったからか
思ってた以上に疲れていたからかは知らんが
戸塚の提案に頷いて俺はそのまま席で休んだ
話し相手がいなくなり近くの会話が耳に入る
「姉ちゃん親の言う事全然聞かないんすよ。俺が何か言ってもあんたには関係ないってキレるし…………中学のときとかすげえまじめだったし、高1の時もそんな変わんなくって変わったのは最近なんすよ…………でも、朝の5時過ぎナンスよ…………それだけじゃないんす、なんか変なところから姉ちゃん宛てに電話がかかって来たりするんすよ。たしかエンジェルなんとかって店で…………」
彼奴等の反応は聞かずとも別にどうでもいい
いやそもそも話の内容の全てがどうでもいい
だというのに情報の源に耳が勝手に集中する
その中のエンジェルと言う単語が頭に響いた
家に電話をしたのは流石に非関係者だろうが
専門でない俺が簡単に内情まで把握している
なんなら店内を話し合いに利用できる程だし
犯罪組織としてのレベルはそこまで高くない
だからこそ何を考えるか分からない所がある
ああいう連中に限って無駄にプライドは高い
意地汚さまであれば未来の川崎は食い物だな
それはどうでも良いが問題は小町への危険だ
そのままでは繋がりなんて見えない間柄だが
仮に奉仕部が動けば多少は不審な点が見える
川崎と大志、そして大志と奉仕部を繋げる点
見る可能性は低いし見れる頭も無い相手だが
可能性が少しでもあるなら排除の必要も出る
他の組織を食い物にするのは珍しくもないが
仕事の代理や面倒を頼む現状で暴れられない
となるとやるべきなのは川崎の自然な離脱か
幸いな事に対象の問題点も勤務先も把握済だ
彼奴等が直接動く前に解決出来ればベストか
流石に帰宅して無ければ問題になってる筈だ
川崎は未だにあのバーに務めている事だろう
今日にでも会いに行けば良いんだろうがなぁ
比企谷八幡もフィーヌも動ける状態ではない
それなら使える奴を動かせば良いだけの話だ
「比企谷くん、おまたせ!!…あれ、どうしたの?」
険しい顔でもしていたのか覗き込み心配する
何も問題はない、問題らしい問題もなくなる
「なんでもない。飲み物は感謝する」
全てを飲み込む様な暗い暗い黒を呑み干して
自身の感情にさえ区切りを付けて嗤ってみせ
夢になり得ない早すぎる
『2』
八幡「リンゴン リンゴン リンゴン 」
川崎「うるさ?!」
↑あんまり良い小ボケが今回は思いつかなかったけど、とりあえず遅れながらも投稿しました。なるべく同じFileは纏めて投稿したいんですが、ちょっと今回時間が掛かってます。
年末年始の盲腸が主な原因ですね。そちらは薬で散らして治ったんですが今度は風邪を引いたりと、八幡には圧倒的な差で負けるけど私も中々にボロボロです。
さてさて小町ちゃんがしっかりと登場し、今後も八幡に関わるようになりました。これが八幡にとってプラスになるかマイナスになるかは時と場合によるかな?
そして間に挟むか非常に悩んだ小町視点です。CloseOpenを使ったの平塚先生以来かな?しかもあれだって話が変わってから入れてるのに今回は途中で視点変えてるし、八幡以外の心情を多く入れるのは本当に悩んだ。
けど小町ちゃんはこの小説においては色々と特殊な立ち位置になるので入れました。具体的に言うと対応間違えると死ぬかな?八幡か小町か、はたまたその両方がね。ただし八幡にとっては最重要な守る相手でもあるし、そんな片鱗までは読み取れない。
色々と話が進んでいく中で分岐点の様な物は私の手元に書き記しており、まぁ全て書くのは現段階では無理ですが終わりの形も色々とあります。もちろん共有してる部分も多いですがね。
基本的に小町ちゃんへの対応は失敗しない前提で今回は進みますのでゲーム風に言えば小町ルートのバットエンドにはいきませんので、読んでる側の考察にはそこまで影響しませんがね。
登場人物同士の関係性、仲の良さとかは結構細かく管理して話を進めてます。流石に全登場人物を双方性では無理ですが、八幡からのやじるしと八幡へのやじるしはあります。前回の関係値の補足ですね。相手からの評価と八幡の相手の評価で色々と事が進みます。
次で解決まで行く予定ですし、ようやく彼女が登場する事でしょう。名前こそ出てないのに姿は登場してからここまで無駄に長かった。
さて語り過ぎも嫌われますのでここらでいつもの挨拶でお別れしたいと思います。
読んでくれている方々に多大なる感謝を。
……予約投稿ミスった…2/4の朝に投稿する予定だったのに即投稿になってる……まぁ、良いか…特に問題はないし
……あ、次回の投稿に触れるの忘れてた…今回の解決までの道筋は完全に決まったのでそうかからずに投稿できる筈です…