やはり俺が黒の組織に居るのは間違っている。   作:ひよっこ召喚士

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「また此処に来ることになるとはねぇ…」

 

見上げる建物の一角であるバーへ視線を向け

 

予想外だと愚痴には満たない様な言葉を溢す

 

容姿は若々しくて優しい表情を浮かべており

 

カジュアルスーツでドレスコードは問題なく

 

濃紺のスーツと色鮮やかな髪が対照的で映え

 

肩まで伸びた赤い長髪は後ろで一括りにされ

 

目の色はコンタクトか少し人工的な黄色の光

 

「さて、入るとしようか」

 

迷うこと無く進みだした足は真っ直ぐバーへ

 

キリッとした顔付きから止められる事もなく

 

カウンターまで出向くとそっと席へと掛ける

 

「ご注文はいかがなさいますか?」

 

そう聞いてくる店員は長い水色の髪の女性だ

 

左胸に付いてる名札に()()()()と書かれてる

 

「普段はこれと言うのは決めてないんだけど……それじゃあスピリッツが良いんだが…そうだ()()()()があったら貰えるかな。 オンザロックで頼むよ」

 

何かと縁がある酒なんだよねと男は笑ってる

 

目の前の彼女はカクテルは作ってなさそうで

 

そのままか氷か割るだけで出せる物を選んで

 

「かしこまりました」

 

頭を下げると直ぐに酒がグラスに注がれてく

 

その姿を笑顔のままじっと男は見つめていた

 

「あの、何か他にご要件でしょうか?」

 

ただ見つめられるのも不気味なのか問われる

 

男は慌てた様に首を降ってみせると口を開く

 

「いや、不躾にごめんね。僕より若そうなのに中々様になってるなと思ってね。僕もバーを経営してるからつい店に入ると動きを目で追っちゃうんだ」

 

男がそう返すと納得がいった様で表情が戻る

 

そして話している間に品の準備も終わってる

 

「そうでしたか、こちらこそ失礼しました。こちらお待たせのフィーヌのオンザロックです」

 

規定量まで注がれたそれを受け取り喉を潤す

 

その仕草まで何処か色っぽく様になっている

 

浮かぶ笑みや顔付きは幼く見えるというのに

 

全てを見ると何処かチグハグで不思議である

 

「言葉遣いとかもよく出来てるしね。君さえ良ければうちでも働いて欲しいくらいだよ」

 

「お褒め頂きありがとうございます」

 

「それが結構冗談じゃなくてちゃんとした奴だとしたら? 女の子相手にどうかと思うけどちょっと見てよ」

 

少し上を開けさせ見えるのは痛々しい怪我だ

 

肩周りに大きく痣が出来て、腕には切り傷が

 

その近く首元周りなんかは肌艶があり綺麗で

 

雰囲気に呑み込まれ無い様に川崎は首を振る

 

「仕入れの途中にお店の人のミスで瓶が落ちてきてね。打ち付けたのと割れて切っちゃったので肩から腕に掛けて今あまり動かないんだよ」

 

「それでも怪我で済んで良かったですね。頭に当たっていれば命も危険な状況ですから」

 

本気で怪我に驚き心配の言葉を男へと告げる

 

優しくて真面目なのがひしひしと感じられる

 

男は心配ありがとうと笑顔で川崎へと返した

 

「仕事が仕事だから出来れば経験者が良くてね。こうして駄目元で勧誘したって理由なんだ」

 

その後も男は条件なんかをつらつらと語った

 

怪我で急募しているから給金はかなり高めで

 

不定期で開いてるからその分も手当もある等

 

具体的な金額と共に言うと中々に揺れていた

 

だが揺れているだけで乗り気ではない様子だ

 

「開いてない時も待機扱いだから給金は出るし、開いてる時も人手が必要なのは準備のある午前中が主だから夜遅くにはならないよ。それも魅力にならないかな?」

 

「確かに条件は良いですがあまりにも都合が良くて疑ってしまいますね。それにお金は必要なので私は夜でも問題はありませんので」

 

「えぇ、そう? この時間帯()()()()()()()()()?」

 

「えっ……?!」

 

笑顔を隠さず確信した様子の男と目があった

 

先程まで話を聞きつつも飄々としていた川崎

 

その顔が一気に青く、白く変わるのが分かる

 

少しばかり挙動不審になりながら男を見てる

 

「何の事でしょうか? 私は既に成人していますが」

 

それでも認めてはいけないと誤魔化し出した

 

目だけは近くに誰か居ないかチラチラ動いて

 

ポーカーフェイスから程遠い素直さが見える

 

そこに畳み掛ける様に更に男が言葉を紡いだ

 

「見た感じ八幡君と同じくらいにしか見えないんだよね」

 

「八幡君と言うとあの比企谷八幡でしょうか?」

 

少し驚きを見せたが有名人として名を捉える

 

川崎沙希(クラスメイト)として知ってる様には話していない

 

それも次の男の発言で簡単に崩れてしまった

 

「まぁね、うちの常連さんだから仲良くさせて貰ってね」

 

「えっ?!あいつバーに通ってるの?!」

 

口調さえも崩して少し声を荒げて驚いている

 

次の瞬間には口を手で隠して失敗を悟ってる

 

だがその失敗も中々に仕方ない事だったろう

 

川崎自身のクラスメイトで総武高校の有名人

 

そして弟の友人の兄かもしれない者の名前が

 

ヤバいで済まない話題で飛び出したのだから

 

「その反応…ふふ、やっぱり未成年だね。口調はそのままで僕は気にしないよ。それとうちはカフェ兼バーだから此処と違って高校生が通っていてもおかしく無いからね」

 

「あぁ……そうですか」

 

納得をしつつもしてやられたと機嫌は悪そう

 

明らかにボロが出るのを狙った話し方をされ

 

まんまと引っ掛かってしまっては無理もない

 

未だ話し方は正そうとしている辺り真面目だ

 

「こんな時間まで働くなんてそれなりの理由があると思うけど、あまり危ない事はしない方が良いよ」

 

「そんな事は分かってる!!…あ、すみません……」

 

お客に対して怒鳴ってしまい直ぐに謝罪する

 

幸いな事に声は荒げてもそこまで大きくない

 

他の店員も客も近くに居らず何も気付かれず

 

店内は何事もないいつも通りのままの空気だ

 

「大丈夫、大丈夫。ほらゆっくりで良いから、順番とかも考えずに話せる事を話して、ね」

 

「…うち下に三人もいて…両親共働きで忙しいし…直ぐ下は受験生だしで…わがままなんて言えないから……」

 

「そうなんだ。下の子のお姉さん頑張ってるんだね。とても大変だろうに偉いね。でも年齢詐称はお店側も困る事だし、学校にも迷惑がかかるかも、更には家族にもね」

 

認めつつも注意を織り交ぜて続きを促してく

 

ぼそぼそと整理する事なく心の内を溢してく

 

それを余すこと無く拾って集めて受け入れる

 

「でもお金がないと……私も大学は行きたいし…授業だけじゃ自信ないから…だけど誰かに相談なんて出来ないし…それなら……こうするしか……」

 

大学へ行く費用は出せても予備校は厳しいと

 

大変な中で高校生にもなって我儘は言えない

 

それでも諦めきれない中で何とか考えた結果

 

誰にも頼らず必要なお金を稼ぐ手段がバイト

 

その中でも賃金の高い深夜帯のバイトだった

 

「予備校かぁ…それだけ勉強したいならスカラシップって知ってるかな?」

 

「スカラシップ…?」

 

話を聞いていた男がふと思い出す様に言った

 

川崎は繰り返すも聞き覚えはないと首を振る

 

「成績優秀者の学費を免除してくれるシステムだよ。塾も実績が欲しいからね。受験対策してる所だと塾ごとに設定されててもおかしくないよ」

 

「そんな物が…何も知らなかった…でも最近授業も受けれてないし…このままじゃ……」

 

勉強の為のバイトで勉強が出来なくなってる

 

本末転倒な話だが本人には切実な思いである

 

スカラシップが難しい以上直近の手段は必須

 

その為の資金まではせめてなんて考えもある

 

しかしそれを打ち砕くに十分な爆弾もあった

 

「何方にせよこの店は辞めた方が良いよ。此処は裏で危ない所が絡んでるからさ」

 

そう言い懐から数枚の写真を隠しつつ見せる

 

そこには如何にも堅気でない男とチーフの姿

 

他にも裏口から何かを運び入れてる所などが

 

詳細に写されており川崎の血の気が引いてく

 

「こ、これ…?!」

 

「シー…ま、そういう事だね。これからを決めるにしても此処で働くのはおすすめしないよ」

 

そう優しく告げると何とか平静を装い頷いた

 

コクコクと必死に顔を動かしての意思表示だ

 

「それでも最終的には川崎さん次第だけど…どうする?」

 

自身で選択するべきと言う考えが根付いてる

 

そんな男の優しい声の厳しい問いが投げられ

 

「私は……」

 


 

やる事を終えた八幡は拠点(寒川別荘)にて休んでいると

 

嫌な着信を報せる振動が体へと伝わってきた

 

比企谷八幡は気怠げにしながらも携帯を取る

 

「何の様ですかベルモット」

 

最早見慣れた仕事用の番号に確認後せず返す

 

すると向こうも即座に声を出して話し出した

 

『少し気になる事があってね…仕事の一部を他に回すように頼んでるわよね?』

 

「それには理由が……」

 

焦る必要はなく冷静に弁解に入ろうとするも

 

『怪我の事なら知ってるわ。文句を言う気も頼み事する気もないから安心しなさい』

 

なんてこと無いように把握していると宣った

 

安心と共にどうやって知ったのか疑問が湧く

 

だが言動に一々反応を示しては身が持たない

 

一抹の不安と不思議は飲み込み用件を訊ねる

 

「…それじゃ本当に何の様でわざわざ電話を掛けてきたんですか?」

 

今すぐその用件を話してくれと意志を込めた

 

声から滲み出る思いは余り意味ないだろうが

 

ベルモットからは特に何もなく話へと入った

 

()()()を動かしたと私の耳に入ったのだけど……そんな状態で問題はないんでしょうね?』

 

なんてことないただの確認の為の電話だった

 

なら変に焦る事をついでに聞かないで欲しい

 

そんな思いを込めた溜め息を一つ吐き出して

 

八幡もなんてことない様に口を開き報告する

 

「その事でしたか、特に問題は無いですよ。勝手な評価ですが相手があの程度なら失敗するとは思えませんから」

 

それは強がりでもない純然たる事実であった

 

個人的に動かしたとしても問題もない存在で

 

危険も組織への不利益も発生しないと言える

 

八幡の主張に一拍おいてから反応の声が届く

 

『そう、なら問題ないわ。宇佐門は好きにしなさい。それと私のものである貴方の経過については随時伝える様に』

 

「了解」

 

用件は終わったと言いたい事だけを言い切り

 

一方的な命令への返答をもって電話も切れた

 

本当に何処から情報を仕入れてんだか…」

 

つい小声で呟き八幡は今度こそと休息へ戻る

 

静かな時間がまた数分後に壊れるとも知らず

 

束の間にも程がある短過ぎる一時を味わった

 


 

大通りからは少し外れた小さな路地の一角に

 

看板らしい看板など出されてない店がぽつり

 

窓はあるが中を覗き見る様な構造ではなくて

 

店が開いてるかも何の店なのかも分からない

 

扉に店名は書かれても入り難い事間違いなし

 

世間にも認知されてないその店の前に人影が

 

まだ若い学生らしきその女性は迷わず進むと

 

"パロマドラダ"そう綴られた扉へ手を掛けた

 

「すみません!!少し遅れました!!」

 

迷いが無いのは勿論だが急いでもいたらしく

 

一気に開いた扉からカランコロンと音が響く

 

「来てくれだけで有り難いから気にしないで、ただでさえ不定期なのも申し訳ないのに急な開店にも付き合わせてごめんね()()()()()

 

最近まで規則を破り夜遅く働いていた少女だ

 

そして少女を優しく迎え入れるのは赤髪の男

 

「いえ()()()()()には本当に世話になりっぱなしなんで、しっかり働かせてください」

 

それは危ないバーから自然と抜けさせた事か

 

それともかなり高い給金が支払われてる事か

 

もしくはスカラシップとい制度を教えた事か

 

それともその全てを含んでかは分からないが

 

川崎は多くの恩を宇佐門に対して感じていた

 

「とりあえず運び込みと奥の掃除からで大丈夫ですか?」

 

「うん、いつも助かるよ」

 

川崎がやってるのはなんて事ない雑用が多い

 

届く食材や飲み物を保管場所に運びこんだり

 

客が来た日は昼間に使われた食器を洗ったり

 

カフェを閉めてバーが開く間に店内の掃除と

 

大変と言える様な業務はこれっぽっちもなく

 

勧誘時に経験者が良いと言ってた意味もない

 

それなのに多くの給金を受け取って良いのか

 

働き始めてから直ぐに川崎は宇佐門に訊いた

 

すると宇佐門はなんて事ない様に笑って言う

 

「お酒の種類や名前とか扱う為の器具の知識があるだけで十分なんだよ。やっちゃいけない事とか危ない場所とかはなんとなく分かってるしね。一から全部教えるよりもずっと楽させて貰ってるから大丈夫だよ」

 

本当かもしれないが絶対でもない答えだった

 

探せば川崎よりも動ける人だっている筈だし

 

内心で納得してないがこれで終わりと言われ

 

店主の意向に従いせめてと仕事に力を入れた

 

川崎のパロマドラダでの日々はとても順調で

 

無駄にした時間分の勉強を見てもらうなどの

 

さらなる恩を受けたりもしながら続いていき

 

少し先の未来にて騒動はあるが今この時には

 

静かな店内にあるのは穏やかな空間であった

 


 

ファミレスの一つであるサイゼのテーブル席

 

そこに以前に顔を合わせた四人が揃っていた

 

「いやぁ、急に連絡したのに直ぐに集まって貰えるなんて、お二人共本当にありがとうございます!!」

 

そう告げたのは連絡役を担当した比企谷小町

 

呼び出された側の二人は気にしないでと返し

 

その内一人は待ったりはせずに本題へと入る

 

「それで相談の取り消しと聞いたのだけれど」

 

話を切り出したのは奉仕部部長の雪ノ下雪乃

 

視線の先にはこの集会の大元である川崎大志

 

「はい…なんか姉ちゃんなんですけど最近は普通に帰ってきてて…変な名前の店からの電話もあれ以来なくなったので…問題がないなら相談もこのままでで良いのかなって思ったっす……」

 

その様に口にする大志の声には余り力がない

 

大志としても解決と言い切るにはあやふやで

 

何が起きてどうなったのか分らなかったのだ

 

「こちらも家庭の事だからとまだそれとなく探ってる状態で接触すらしてなかったけど、何もわからない不透明なままで終わっても良いのかしら? 何をしてたのか分からないままでは再発の可能性も考えられるけど……」

 

動き出す前の今ならフェードアウトは可能だ

 

奉仕部としては依頼者からの意向には従うが

 

雪ノ下は納得していないのか大志へと訊ねる

 

「今まで何してたのかははぐらかされてるので全く分からないのは確かっす。それでも最近はそこまで言い方はきつくなくて、ピリピリしてた空気が無いのでたぶん大丈夫かなって、何の証拠にもならない主観なんすけど…」

 

「家族の事は家族である大志くんの方が気付ける事はあるとわたしは思うよ。それと教室で川崎さんを見てた感じ遅刻とかも全然しなくなってたから確かに良くなってるんじゃないかなぁ」

 

学校の様子も踏まえて言うのは由比ヶ浜結衣

 

不安そうに意見を告げる大志をフォローする

 

家でも学校でも現状では何も問題はないのだ

 

「そう、それなら調査はここまでね。また何か問題があったなら遠慮せずに連絡してちょうだい」

 

「はい!!皆さん本当にありがとうございました!!」

 

相談に乗ってくれた三人に大志がお礼を言い

 

その場は程なく解散しこの依頼も幕を閉じた

 


 

「それじゃありがとうございました。お先に失礼します」

 

元気に返事をして唯一の従業員が上がってく

 

掃除は彼女がやったのでもうやらなくていい

 

一見お断りなこの店では他店より客は少なく

 

業務の全体から見てもやる事は少ないけどね

 

そんな事を考えながらバー開店の準備を進め

 

バーの営業を開始してからは暇を潰している

 

常連には開店の報せを携帯に届けてるのだが

 

カフェの間は客層が広い為に零にはならない

 

だが客が大人に限られるバーは零の日もある

 

それでもやっていく分には何一つ問題はなく

 

のんびりとした時の流れすらも楽しんでいる

 

「夏休み中はけっこう開けるだろうし、沙希ちゃんも出勤するかな。となると直ぐにでも塾代くらいは貯まるかな……っと、珍しいな紹介かな?」

 

重くないが事情のある彼女の事を考えてると

 

バーの入口の方から扉が開く音が鳴り響いた

 

そしてその常連の横には見知った見ない顔が

 

「一見お断りの店とはさすが旭さんっすねぇ。しかし俺なんか紹介しても良いんですか。それに場違いな店だったりしませんかね?」

 

「はは、この店はそこまで厳しくはないさ。客を選んでるのもあくまでマスターのこだわり故さ」

 

そんな会話をしながら店の奥へ入ってきた

 

カウンター近くまできた客へと頭を下げる

 

「いらっしゃいませ旭様、隣の方はご紹介ですか?」

 

実業家でレストランを経営している旭勝義様

 

隣に立っているのはそれなりに有名な人物だ

 

「あぁ、ペットの猫探しを依頼させて貰ってね。名探偵の()()()()()くんだよ。依頼の報酬とは別に労おうと思って此処を紹介したいんだが構わないかね?」

 

「えぇ勿論です。初来店から規定の期間が経ち、規定数以上の来店をされていれば何方でも紹介出来ますので」

 

「そうか、それなら早速呑ませて貰おうかな。毛利くんも座ろうじゃないか」

 

初めは()()()ばかりだったがかなり広まった

 

それでも常連の人数は予定通り限られている

 

客が来るのは嬉しいが無駄に忙しくても困る

 

なんやかんや言っても今くらいのが丁度いい

 

「えぇとマスターさんお若いっすね。旭さんから紹介されましたが探偵の毛利小五郎です」

 

「毛利様ですね。お名前はかねがね聞かせて頂いております。このカフェ&バー"パロマドラダ"の店長兼マスターをしています宇佐門(うさかど)大西(たいせい)と申します。これからよろしくお願いいたします」

 






『0』


ジン  「仕事を代わらせてるらしいな?」
八幡  「あぁ?!なんだお前かよ…」
ジン  「……」
ウォッカ「兄貴、どうしやした?」
ジン  「切れた……」

ベルモットの数分後に電話かけたジンさん、タイミングが悪過ぎた様です。怪我した情報は確保しているのでよく分からないままご機嫌取りにお見舞いの品を送るジンさんの姿をウォッカが見守ります。

これにてFile5は終了となりますが、次の投稿は遅くならないと言いつつ一週間以上あきましたねぇ。原因はなんて事ないただのサボりです。遅れてすみません。

危ないある意味主役とも言える川崎さんですが今回一話の登場でおしまいとなりました。まぁ、パロマドラダに居るから宇佐門が出る際に顔出すかもね。

いやぁ俺ガイル原作よりも危なくなってしまったバーから無事に退職できて良かった良かった…(なお新しい職場の裏側の方が危険とかは考えない)

そして前回から匂わしていましたが、新しいキャラの登場ですね。まぁ色々とまた面白いキャラですが明言されてない事には触れないので詳しくは今後をお楽しみに。

言えることがあるとすれば依頼とか事件で一時的に出すオリキャラと違って寒川幸と宇佐門大西は基本的に終盤まで出てきますのでよろしくです。

宇佐門大西の姿は絵を作ってくれるアプリでAIに描いて貰ったんだけど、どうせならもう一人のオリキャラの寒川も作ってから公開しようと思ってたんですが……

挿絵ってあったら邪魔ですかね?なんかイメージと違うとかもあるかもしれないし、ない方が良いって意見も絶対にあると思うんですよね。だからちょっと悩み中。

アンケート取るほどのことでは無いし、そういう手法の作品でもないのに、自分の作品の事でアンケートに委ねるのはなんか責任から逃げてるみたいだしねぇ。

アンケートしたとしても選ばれなかった側にわだかまりは多少は残るだろうし、やるとしたら活動報告に載せてみたい人だけ見るが無難かな?

さて話がずれましたが他に触れる所があるとしたら旭勝義についてですかね。14番目の標的の登場人物と言う事は直ぐに分かってるでしょうし、予想は簡単でしょうが近い内にやります。

ですが劇場版をやる前に千葉村へと参ります。奉仕部に入ってないのに行けるのかって?そこいらへんは読んでからのお楽しみと言うことで(最近そればっかですみません)

千葉村と言うことは勿論ですがあのキャラが登場します。その他にも既に登場済みの俺ガイル勢もちゃんと登場します。

てすがコナン側との絡みは少ないと思いますのでその点はご了承ください。あくまで原作との変化を楽しむ感じになると思います。

他に言うことあったかなぁ……多分ない!!と言うことでね。次の投稿であるFile6は三月には上げられると良いなぁ(願望)と思ってますので気長にお待ち下さい。

それではいつものあいさつでさようなら。
読んでくれている方々に多大なる感謝を。

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