でもたまに先の展開を予想してくれる人がいるんですけ、ヒヤヒヤものです。
何しろ書くか書かないかは別として一度は頭の中で考えたことを言い当てられるのは、ね(笑)。
ということで第四話です。
どうぞ。
月日は流れ、機動六課の稼働初日。
様々な部署から引き抜かれてた所謂エリート部隊は長い時間をかけようやく稼働に至ったのだった。
各部隊から将来性のある優秀な管理局員を引き抜いたため、部隊の平均年齢はほかの部隊に比べてかなり低いものとなっている。
そんな中、陸士訓練学校時代からコンビを組んでいるティアナとスバルは……。
『ヤバイヤバイ、マジ無理……!』
『ちょっと、このタイミングではそれこそ無理でしょ!!』
『無理だって、あと何分続くかわからない
念話で言い争いをしていた。
どちらも顔には出さないところは流石と言いたいところだが、スバルの顔にはダラダラと冷や汗が浮かんでいた。
『……朝食った納豆がまずかったのか……?
いや、納豆に入れた卵か……!?』
『とにかく、我慢しなさい!!
こんな初対面の人が大勢いる中で抜けてみなさい、あんたはともかく、コンビのあたしまで笑われるわ!!』
『いや、もうまずいんだけど……。
もう出口にまであと数分ってところなんだけど!!』
「長い挨拶は嫌われるんで、話はここまでにしたいと思います。
以上、機動六課課長兼部隊長、八神はやてでした!」
『ゴーッ!!』
『ちょ、スバル!?』
部隊長挨拶が終わり拍手が鳴り響く中、一人の少年がその場から姿を消したのに気付いたのは隊長陣を含め極僅かの人だけだった。
「ふぅ~、ギリギリだった……」
「あんたって……。
なんでこんなのとコンビ組んだんだろ……」
稼動式が終わり、スバルがトイレに駆け込んだ後、彼らはフォワード部隊の集合場所であるロビーに向かっていた。
「それにしても、俺たちのチームメイトってのはどんなのなんだろうな。
年下ってのはあまり考えられないけど……」
「そうね……。
こんな部隊だもの、少なくともあたしたちと同じくらいか、隊長たちの年代ぐらいでしょうね」
「あ、あの。
スバル・ナカジマ二等陸士とティアナ・ランスター二等陸士でしょうか?」
二人がそんな話をしていると、ロビーの方から駆け寄ってきた彼らよりも年下の二人組の少年少女が二人に声をかけてきた。
「あぁ、そうだが。
もしかして、君ら二人が俺たちのチームメイトってことか?」
「は、はい!
自分はエリオ・モンディアル三等陸士、10歳であります!」
「私はキャロ・ル・ルシエです。
えぇと、私も10歳であります。
そ、それでこっちが白竜のフリードです」
赤髪の少年、エリオが元気に自己紹介をすると、その隣にいる少女、キャロと幼竜のフリードが同じように挨拶をする。
まぁ、フリードはキャロの紹介の後に一声鳴いたぐらいだが。
「まさか本当にあたしたちよりも年下の子がチームメイトって……。
まぁいいわ。
あたしはティアナ・ランスター。歳は16よ」
「俺はスバル。スバル・ナカジマだ。
歳はティアナの一つ下で15だ。
しっかし竜と来たか。
話には聞いたことがあるが、本物を見るのは初めてだ。
触ってもいいか?」
キラキラと輝く瞳のスバルはキャロに尋ねる。
というか、尋ねる最中でも手をワキワキとしてフリードにジリジリと近づいていた。
「えっと……、いいよね、フリード?」
苦笑しながら聞くキャロにフリードは肯定の意を示す鳴き声を一声上げる。
「おぉ……まさかここに来て本物の竜に触れるとは……!」
キャロがその意を伝える前にすでにスバルはフリードの頭を恐る恐る触っていた。
その様子を見たティアナはため息を吐き一言。
「竜なんて爬虫類の仲間みたいなものでしょ?
どこがいいのか……」
その一言にスバルとフリードはピシッ!と固まってしまった。
すぐに立ち直ったスバルは竜の素晴らしさをティアナに一から十まで伝えようとするが、訓練開始の時間が迫っていることをエリオに言われて渋々と引き下がった。
後日、
場所は移り男子更衣室。
そこではスバルとエリオが陸士の制服から訓練用の服に着替えているところだった。
「あの、スバルさんはティアナさんとは長いんですか?」
「ん?あぁ、そうだな。
訓練校からコンビ組んで、前の部隊にも一緒に行って、今も同じチームだからな。
結構長いな、3年くらいか?
だけど、これからはお前とキャロ、それにフリードも一緒のチームだ。
同じ
スバルはそういうとエリオの頭に手を乗せグリグリと撫でまわした。
いきなり撫でられ驚くエリオにスバルは笑いながら言葉をつづける。
「わわッ!?」
「ハハッ!なんか困ったことがあったら相談しろよ?
同じルームメイトでもあるんだからな」
「はいっ!!」
「いや、これマジでシミュレーターなのか?
触れるなんて驚きを通り越してもう何も言えないな」
訓練スペースに着いたスバルたち四人は技術職員のシャリオ・フィニーノ曰く『機動六課自慢の訓練スペース』を見て感心していた。
もはやシミュレーターの域を超えてるだろとスバルは呆れも交えたため息を吐く。
『よしっと、みんな聞こえる?』
「「「「はい!」」」」
未だに周りを見回していた四人に対して彼らの背後のビルの上にいるなのはから通信が入る。
『それじゃ、さっそくターゲットを出していくよ。
まずは軽く8体から!』
なのはがシャーリーに指示を出すと、四人の前方に8つの魔法陣が現れ、そこから今回のターゲットが出てくる。
『私達の主な仕事は、捜索指定ロストロギアの保守管理。
その目的の為に、これから戦うことになる相手が……これ』
魔法陣から出てきたターゲット―――ガジェットドローンと呼ばれる機械兵器のホログラムが8つ。
ホログラムといえども、周りの建物同様触れることのできるとんでもないものだ。
『自立行動型の魔道機械。これは、近付くと攻撃してくるタイプね』
「俺やエリオは必然的に攻撃されるわけだ」
「気を付けないといけませんね……」
スバルの言葉に同調するようにエリオが気を引き締める。
『まぁ、今回はお試し版だから実際のものとはちょっと違うけど、意外と攻撃は鋭いから気を付けて。
一人で相手にするのは少し厳しいかもしれないからね』
「あんな気の抜けるようなデザインで手強いなんて……」
『まぁ、百聞は一見に如かずっていうからね。
この魔道機械の手強さは、自分達で確かめてみて』
「「「「了解!」」」」
なのはの言葉を聞いた四人はそれぞれのデバイスを構え真剣な表情になる。
『それじゃ、第1回模擬戦訓練。
ミッション目的、逃走するターゲットの捕獲、又は破壊。
制限時間は15分。
ミッションスタート!!』
さて、今回は六課の稼働初日をお送りしました。
やはりこのスバルは何か違う!と思えてもらえれば幸いです。
そして、やっとフォワード新人組がそろいました。
フリードを見た時のスバルの瞳はキラキラと星が出ていると思ってもらって結構です。
さて、今後のことなんですが……。
作者は大学に入りたての新入生。
だというのに再来週には中間テスト。
なぜだ、テストはもうないと思ってたのに……(ちくせう
というわけで、更新が少し遅れるかもしれません。
まぁ、少しはストックがあるのでいいですけど……。
さて、今回の登場人物紹介は、スバル(♂)のおかげで原作、何それおいしいの状態のメインヒロイン、ティアナです。
それでは
名前 ティアナ・ランスター
年齢 16歳
B/W/H (バキューンッ!)/(ズドーンッ!)/(頭冷やそうか)
最近の悩み スバルといういつ爆発するかわからない爆弾を抱えていること
主人公スバルによって原作から序盤だというのに原作以上のツンツンツン子になっている。
訓練校時代に彼とコンビを組み、学年トップを爆走した。
スバルの大事なブレーキ役として訓練校の教官たちには期待されていた。
兄ティーダの死をきっかけに執務官を目指すのは原作と同じだが、スバルの影響で原作とは違い、自分が今できることをしっかりやっていくという考えでいる。
六課に入ってからはスバルのブレーキ役となるのがほかにも増えた(主になのは)ためほっとしているが、いつの間にかそのブレーキ役もスバルのペースに乗せられ結局は自分がやらなければならくなっている現状に不満を持っている。
スバルの裏のない言動に惹かれているところもあるが、決して自覚しようとはしない。
しょっぱなにスバルが過小評価する癖を無理やり直したので、原作とは違い今のところは、そこまで機動六課にいることに焦りを感じてはいない。
スパロボ風精神コマンド
「集中」「努力」「必中」「攪乱」「直撃」「熱血」
スパロボ風特殊能力
「最強の凡人」:気力110以上で発動。敵ユニット撃墜につき経験値110%ボーナス
スパロボ風エースボーナス
「熱血が愛に変化。戦闘終了後得る経験値さらに50%アップ」