魔法少年リボルバースバル   作:飛鳥

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ノーヴェルート 第十六話

一閃、ビルの屋上に佇む少女―――チンクの腕から一振りで放たれた三本のナイフが、爆発によって起こった煙から飛び出したジエンドに迫った。

 

「戦闘機人No.5を確認、脅威度……」

「判断が遅いな」

 

ジエンドが迫るナイフを打ち払うよりも早く、チンクはそう呟きナイフを起爆。

轟ッ―――、と三つの爆発がジエンドの身体を吹き飛ばし、建物に押し戻す。

 

「シッ―――!」

 

チンクはビルから飛び降り、空中から続けざまに指で持った六本のナイフを投擲する。

 

「フィールド全開……」

 

接近するナイフを防ごうと左腕を掲げ、フィールドの出力を上げるジエンドだったが、迫りくるナイフはすべてそのフィールドを物ともせずに突破する。

パチン―――と、指を鳴らす音と共にジエンドの身体を爆発が呑み込んだ。

ビルから降り立ったチンクが振り返り、目の前の光景に呆然としているスバルに手を差し出しながら声をかける。

 

「さて、こうしてまともに言葉を交わすのは初めてだな、タイプゼロセカンド……いや、スバル・ナカジマ。

 知っているだろうが、戦闘機人、No.5のチンクだ」

「あ、あぁ。でもなんで……」

『それについては、私のほうから話そう』

 

差し出された手を掴み、引っ張り上げられるように立ったスバルに対して、チンク以外の男の声が答える。

その声と同時に呼び出された通信ウィンドウに映った顔を見たスバルは驚きの声を上げた。

 

「は……?」

『さてチンク、私が彼と話している間アレを近づけないでくれるかい?』

 

チンクは男の声に頷くと同時にナイフを呼び出し、彼らのもとに駆け出していたジエンドに向けて放つ。

放たれたナイフがジエンドに迫ると同時に、ジエンドは後ろへ飛び退く。

 

「甘いな……ッ」

「――――!」

 

だが、ジエンドが避けたナイフは爆発することなく瓦礫に突き刺さり、弾ける。

爆発によって瓦礫は吹き飛ばされ、ジエンドの眼前を煙が覆い尽くす。

そして、その煙の中からさらにチンクが放ったナイフがジエンドに迫った。

 

「今度はどうだ?」

 

迫るナイフが爆発し、ジエンドの身体をさらにスバルたちから離す。

離れるジエンドを追うようにチンクもまた煙の中へ駆け出した。

 

『さて、チンクが時間をかけている間に、話を進めよう。

 自己紹介はいらないだろう?』

「当たり前だ、ジェイル・スカリエッティ」

 

画面の中の男―――ジェイル・スカリエッティは、金色の眼を細めて笑みを浮かべていた。

 

「それで、あんたが何で俺を助けた?」

ジエンド(あれ)を破壊してほしい』

「あんたがあれを破壊してほしい理由はなんだ?」

『犯罪者の私、科学者の私としても理由はあるが……こう答えるのが正しいだろうね』

 

スバルの問いにスカリエッティは浮かべていた笑みを潜め、答える。

 

『大切な愛娘を殺そうとした相手を許すほど、私は出来た人間ではないということだよ』

 

彼の答えを聞いた瞬間、スバルは――――

 

「オラァッ!!」

「そこ……ッ」

 

チンクに向けて拳を振り上げていたジエンドに殴りかかっていた。

横合いからの攻撃に対してジエンドは腕をクロスすることで直撃を防ぐが、直後にチンクが放ったナイフが至近距離で爆発、二人から吹き飛ばされる。

 

「―――今の言葉、嘘だったらあとでぶっ飛ばすからな」

『感謝するよ、スバル・ナカジマ君』

 

スバルの言葉にスカリエッティは笑みを浮かべる。

その笑みは、今までの不快感を生むものではなく、一人の父親としての笑みであった。

 

「フェイトさん、聞いていますよね?」

『うん、ちゃんと全部聞いてたよ。

 高町隊長が指示を出せないため、私から指示を出します』

 

スバルの問いかけに応えるようにスカリエッティの背後にフェイトが現れる。

 

『ジエンドの破壊を執務官権限で許可します。

 これは重要参考人である戦闘機人たちの生命を守るためであると記録しました。

 スバル、気を付けてね』

「了解、スターズ3、ジエンドの破壊を実行します!」

 

 

 

「というわけだ、協力してもらうぞ」

「だが有効打を決めきれない、何か手はないのか?」

 

チンクの言葉にスバルは顔を顰める。

 

「あるにはあるが時間が……」

『かかると言うと思って、君のための贈り物を手配しておいたよ』

 

彼の言葉を画面の向こう側のスカリエッティが遮った。

 

「はッ!?」

 

スカリエッティの言葉に驚きの声を上げたスバルだったが、すぐ上空から響いてきた音と通信機越しから聞こえてくる声が彼の意識をそちらへ引きつけた。

 

『ようスバル!

 お届けものだぜ!!』

「まったく、やってくれるよ」

 

あまりの手際の良さにスバルは盛大にため息を吐く。

そんな彼を横目にチンクは新しくナイフを生成しながら彼に尋ねる。

 

「何分持たせればいい?」

「2分……いや、1分で戻る」

「了解した、行けっ!」

 

チンクの声とともにスバルはすぐさま上空に向けて道を切り開く。

そんな彼を標的としたジエンドが動き出す前に、その眼前にナイフが突き刺さる。

 

「さて、もうしばらく付き合ってもらうぞ」

 

そう言いながらチンクは2本目3本目とナイフを投擲する。

次々に放たれる攻撃を避けながら、ジエンドはまず攻撃してくるチンクを標的として捉えた。

 

「今なら、あの時のスバルの気持ちがよく分かるよ……」

 

自分の周囲にナイフを次々に生み出しながら一人口にする。

 

「ノーヴェとウェンディを傷つけた貴様だけはこの手で叩き潰したいという感情が吹きあがってくるのがわかる……」

 

周囲のナイフが次々に射出され、ジエンドの進行方向を無理やりに変えていく。

眼帯に隠されていない左目の金色が一層明るく光る。

 

「まぁ、私だけでは貴様を倒すことはできんだろうな」

 

進行方向を変えながら近づいてくるジエンドを認めながら彼女の両手にはナイフと呼ぶには巨大な刃渡りを持つ剣が生み出される。

 

「その腕の一つぐらいは貰うぞッ!!」

 

チンクは自分に向けて伸ばされたジエンドの腕―――特に攻撃に使用していた右腕―――に向けて右手に持つ剣を突きさす。

だが、その突き刺した剣先から振動によって砕け始める。

 

「―――ッ!!」

 

突き刺さった剣が完全に砕け散る前にチンクはそれを手放し、続けざまに左手のもう一本を同じ個所に突きさし即座に爆破させる。

その二本の剣による爆発で、彼女の身体は簡単に吹き飛ばされる。

 

「どうだ……ッ」

 

体勢を整え、着地する彼女は爆炎に包まれたジエンドを見つめる。

 

「対象の危険度を一段階上昇」

「チィ―――ッ!!」

 

その声とともに飛び出してくるジエンドの状態を見て、チンクは舌打ちをしながら即座に後ろに跳び下がる。

ジエンドの右腕はその人工皮膚を焼き、内部フレームを露出させることはできたが、その腕をもぎ取ることはできていなかった。

 

「破壊する」

「まだまだ……ッ」

 

跳び下がったチンクに拳を叩き付けるジエンドに対して、彼女は自分の足もとにナイフを撃ちこみ爆破。

爆風とジエンドの拳をその身に纏う外套でもろに受けるが、チンクの小柄な身体はさらにジエンドから距離を離すことに成功する。

 

「―――痛ッ、ハザードシェルコート、持ってくれたか」

 

吹き飛ばされた彼女の身体は地面を転がり、瓦礫にその背中を叩き付けられることでようやく止まった。

チンクは身体を起こすとともに右腕を抑えながら、自分の身代りに役割を果たした外套の性能に息を吐いた。

そんな彼女に向けてジエンドは止めを刺さんと駆ける。

迫るジエンドを見ながらもチンクは動くことはなかった。

 

「悪いな、もう一分経ったぞ」

 

チンクの言葉とともに彼女に襲い掛かろうとする凶器(こぶし)を上空から轟音と共に凄まじい勢いで落下してきた鉄塊―――否、盾が受け止めた(・・・・・)

 

「時間通りだな」

 

チンクは空から落下してきた彼の姿を見て笑みを浮かべる。

 

「だりゃぁぁああぁッ!!」

 

盾以上の速度で落下してきた弾丸(スバル)は寸分の狂いなく、ジエンドを捉えていた。

落下のスピードの直撃を喰らうのは拙いと判断したジエンドは初めて自分から後ろへ飛び下がり距離を取る。

直後、凄まじい轟音と土煙を生みながらスバルは地に降り立った。

 

「あとは任せたぞ」

「あぁ、任されたッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴァイスさん、コンテナを投下してください!

 あとはこちらでやります!!」

『了解だ、ハッチを開けろ!!』

 

ジエンドをチンクに任せたスバルは滞空しているヘリに近づきながらヴァイスに指示を出す。

ヴァイスの声とともにヘリの後部ハッチが開くのを確認したスバルは相棒(マッハキャリバー)に指示を出す。

 

「中身の接続は頼むぞ、相棒」

『任せてください、相棒』

 

スバルは相棒からの頼もしい言葉に頷き、ヴァイスに通信を繋ぐ。

 

「ヴァイスさん!」

『コンテナ、投下!!

 しくじるなよ、スバル!!』

 

ヘリから成人男性が二人以上は入りそうなコンテナが投下される。

自分に向けて落下してくるコンテナから目を逸らさずにスバルは声を上げる。

 

「マッハキャリバー!!」

『パッケージとの接続完了。

 コンテナパージ!』

 

マッハキャリバーの声と同時にコンテナの外装が弾け飛び、その中身がその姿を現す。

 

『フォートレスシールド、エクステンドブーストアーマーの制御に成功!

 相棒、行きますよ!!』

「いつでも来い!」

 

コンテナの中身……四枚の盾とその盾よりも小振りな人の関節を覆えるほどの装甲(パーツ)

それらがすべてスバルの周囲に集まる。

 

『コネクトサーチャー起動、ロック完了』

「コネクトッ!」

『コネクト開始!』

 

二人の声と同時に、装甲から彼の肩部、胸部、背部、腰部、脚部と全身に向けて赤色のレーザーが照射される。

 

『エクステンドブーストアーマー、コネクト確認。

 ナノマシン、注入開始!!』

「―――ッ!」

 

レーザーを頼りにスバルの身体に装着されたアーマーから彼の身体に向けてナノマシンが注入される。

わずかな痛み感じながらスバルは自分の中に入ってくるナノマシンを受け入れる。

 

「稼働率は!?」

『ナノマシン稼働率、現在65%

 戦闘に支障はありません!』

 

胸部の装甲の中心―――制御ユニットが収まるコアが輝きを放つ。

マッハキャリバーからの返答にスバルは、よしと答え、すぐさまその視線を下に向ける。

地上で起きた一際大きな爆発を視界に収める。

 

「ヘリはすぐにここから離れてください!」

『おう、あとは任せたぜ、スバル!』

 

ヴァイスを乗せたヘリが離脱すると同時にスバルは身体を傾ける。

 

「マッハキャリバー、盾の準備は」

『いつでもどうぞ、相棒』

「ぶっ飛ばせ、マッハキャリバー!!」

『イグニッションブースト』

 

マッハキャリバーの声とともに四枚の盾が地上に向けて射出される。

盾が射出されると同時に、スバルの腰背部の装甲が展開し、そこから覗くスラスターからナノマシンが勢いよく噴き出す。

そして、彼もまた地上に向けて射出されるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

地に降り立ったスバルは眼前にいる敵を視線に捉えながら背後にいるチンクに声をかける。

 

「数ブロック下がったところに、皆が集まってる。

 アンタも、すぐに下がってくれ」

「わかっている」

 

チンクは彼の言葉に従い、後方へ退くためにふらつきながらも立ち上がる。

 

「勝てよ、スバル。

 お前たちの話を聞かせてくれ」

「あれをぶっ潰して、時間ができたらいくらでも話してやるさ、義姉さん」

 

チンクはスバルの返答に笑みを浮かべ、瓦礫を駆け上がりすぐさまその姿を消していった。

 

「さて、マッハキャリバー」

『わかっています、盾の操作は任せてください』

「おう、行くぜ……ッ」

 

身体中を駆け巡るナノマシンからかつてないほどのエネルギーを感じながらスバルは拳を握りしめ、構える。

そんな彼と相対するジエンドもまた、その拳の振動をさらに激しく、強くする。

 

「――――ッ!!」

 

風が吹き、瓦礫が崩れ落ちると同時に駆け出す。

ジエンドの拳が風を切りながらスバルに迫る。

 

対振動フィールド装甲(AVFA)展開ッ!!』

 

だが、その拳が彼に触れることはなかった。

スバルの背後から飛び出した四枚の盾の内の二枚がその拳を受け止める。

 

「捕まえたッ!!」

 

スバルの咆哮と共に、赤熱化した左腕でジエンドのボディと顔面に一撃二撃と叩き付ける。

 

『ナノマシンの稼働率70%突破、目標の人工皮膚およびフレームの破損を確認!』

「もう一発ッ!!」

 

スバルの身体を駆け巡るナノマシンによって左腕の動力が確保された現在のパワーで殴られたジエンドの身体と顔の右半分は皮膚が燃え落ち、機械のフレームが顔を見せていた。

さらに追撃をかけるスバルだったが、その一撃はジエンドの右腕に掴まれ防がれてしまう。

 

「ヤバイッ!!」

「―――ッ!?」

 

左腕が掴まれたことで振動破砕を使用されることに狼狽えるスバルだったが、彼の左腕が破壊されることはなかった。

振動破砕を行おうとしたジエンドだったが、その右腕は逆に肘から異常な音を響かせながら火花が散っていた。

 

「マッハキャリバーッ!!」

『フレアガントレット出力上昇、マックスフレアバースト発動!!』

 

マッハキャリバーの掛け声と共にスバルの左腕が一層強く輝くと同時に肘と前腕の噴射口から炎が噴き出す。

噴き出した炎が左腕に巻き付くと同時に、ジエンドの右腕も炎で包み込む。

 

「―――ッ!!」

「逃がさねぇよ、相棒!!」

『フォートレスカノン発射!』

 

ジエンドの右腕を炎が焼く。

その炎から逃れようとするジエンドだったが、マッハキャリバーが操作する二基のフォートレスシールドがその背後からジエンドの背中に砲撃を加える。

背中からの砲撃によって体勢を崩すジエンドはその右腕の人工皮膚をすべて燃やし尽くされ、フレームも所々炭化していた。

 

「まずは右腕貰ったぁッ!!」

 

スバルは拘束された左腕を振り払い、逆にジエンドの右腕―――特に損傷が激しい肘を右腕で掴み取る。

掴んだ右腕の振動を最大にすることで、ジエンドの右腕は粉々に砕け散った。

 

「損傷甚大―――撤退する」

 

右腕を砕かれた瞬間にジエンドはスバルの周囲にエネルギー弾を撃ちこみ、一瞬の好きを作ると同時に上空に飛び去っていった。

 

「逃がすかよ……ッ!

 飛ぶぞ(・・・)、マッハキャリバー!!」

『了解です、相棒!!』

 

スバルはその言葉を聞くと同時に両手の拳を握りしめる。

 

「最短で……ッ」

『リミッター。解除!』

 

胸部のコアが強く輝きを放ち、装甲が上下左右に展開する。

 

「一直線に……ッ」

『スリット解放、スラスター展開!』

 

胸部と同様にスバルの肩部、腰部、脚部の装甲がスライド、背部のスラスターがXの字を描く。

 

「奴よりも速くッ!!」

『ナノマシン稼働率120%突破、出力マキシマム!』

 

展開されたスリットから光が溢れ出し、背部スラスターから勢いよくナノマシンが噴き出す。

彼の身体中を流れるエネルギーが、彼の髪を深い蒼色に輝かせる。

 

「フォーミュラバースト……ッ」

 

経験したことのないエネルギーを纏ったスバルは歯を喰いしばりながら叫ぶ。

切り札の名を

 

「アクセラレイタァァーーッ!!」

 

 

 

星は地より羽ばたいた。

 

 

 




どうも、お久しぶりです。
就活終わり、学会の準備や発表などをやってたら平成が終わってしまいました。
なのはも15周年ということでおめでたいですねー。
映画、ブルーレイ見まくってます(笑)
すでに次回も大方完成、推敲の途中ですのですぐにお見せできると思います。
それではまた次回!

追伸
GOD編の外伝を考えている際に、ちょっと刺激が欲しかったので、アマゾンプライムでシンフォギアを見ました。
なんか完結したそうで見てなかったから手を出したんですが、なんであれをリアルタイムで見てなかったんだよ!!って後悔しました
GOD編書いたらそっちも書いてみたいなぁとか思ったり




オリジナル解説

『オーバーエッジ』
チンクの固有技能、『ランブルデトネイター』における爆発可能な最大のサイズを持つ小剣。
生成に時間がかかる、ナイフに比べて対応が遅れがちになるなどの短所が目立つが、デメリットに見あうだけの威力を発揮する。
ジエンドの肘関節に向けて突き刺すことで、関節に僅かながらも破損を生み出し、スバルの勝機を作ることに成功した。

『ハザードシェルコート』
チンクの防御兵装『ハードシェルコート』をさらに強化したもの。
地上本部におけるスバルとの戦闘から得られたデータから振動兵装に対しても対策が取られたが、ジエンドの振動破砕が想定を上回ったため、チンクの損傷を完璧に抑えることはできなかった。


『フォートレスシールド』
CWM-ストライカーカノンと同時期に開発されたCW兵装の一つ。
名前の通りシールドとしての機能を中心に、砲撃用の大型粒子砲、捕縛用の大型クロー、近接戦闘用のプラズマソードなどの複数の機能を集約させた複合兵装。
扱いには空間認識能力等の使用者の資質に重点を置くが、スバルは操作のすべてをマッハキャリバーに任せる形で使用した。
詳細は次回

『エクステンドブーストアーマー』
スバルの全身に装着される増加装甲。
装甲としての役割以外にも、後述のナノマシンの運用目的のためにも使用される。
胸部装甲のコアはデバイスの外付けCPUとしても使用される。

『ナノマシン・フォーミュラ』
エルトリアのグランツ博士から資料と一部サンプルを受け取っていたサカキ博士がミッドチルダ式に調整したナノマシン。
その特性は周囲のエネルギーを収集、循環という二つに集約されている。
エルトリア式のフォーミュラと同様に稼働率が上昇、臨界を超えると発光するという特性を持つ。

『フォーミュラバースト・アクセラレイター』
ナノマシンの稼働率が一定値を超えることで発動可能なブースト機構。
前述のエクステンドブーストアーマーの各部が展開、アクセラレイター用の機能を開放することで使用者に莫大なエネルギーを与える。
スバルが使用した際には、フレアガントレットの熱エネルギー、戦闘によって周囲に充満した残留エネルギーなどすべてをフォーミュラが収集したため、かなり早い段階で発動が可能となった。
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