それはそれとして、ゴエティア作家回です。
今日は満天堂の新作発表会に出席するため、ゴエティア賞受賞者たちと控え室に集まっていた。
事件を起こしそうな人とここに入る途中ですれ違ったので、この発表会には期待している。
「私達がこの人数で顔を合わせるのは初めてですよね」
「御大と小瀬さんだけで充分でしょうに、流石は満天堂さん」
御大と呼ばれたのは初代受賞者のラボラスだ。
この場にいるのは私とら初代受賞者の御大こと
「本物の名探偵の毛利さんも別作品の協力者として招待されてますし、今年は各地で探偵が活躍しているおかげでミステリー需要伸びてますからミステリー部門の気合の入り方が違いますね」
「私、あの名探偵の毛利さんが来るってきいて早めに来たわ。御大より早かったの今日が初めてよ。残念ながら、まだいらっしゃらないようですけど」
そういったのはフルフルだ。相変わらず新一くんの目眩ましは有効らしい。
「名探偵であろうと抗えない絶望って奴を教えてやらないとね」
ロノエくん曰く、ファッションサイコであるカイムが張り切っているが、対決したとして期待通りに行くかは新一くん次第だ。
「絶望って、昼前の"満天堂、推理の舞台"のこと?毛利さんが出るとは聞いてないけど」
「回答がきてないから枠だけ取ってあるそうですよ。サービス良いから当日誘ったら参加してくれるかもとの話でした。ギャラも決めてあるとか」
「へえ。そういや、みんなはソロゴエ試遊したかい?俺は初回、復讐ENDだったよ」
五井さんが話題にだしたソロゴエは、今回呼ばれた理由であるゴエティア作家監修のミステリーアドベンチャーゲーム、『探偵王ソロモンとゴエティア街の悪魔』のことだろう。
このゲームはマルチエンディングで、別エンドに辿り着く度にルートの分岐が主人公の推理という形で解放されていく。
「私は名探偵ENDですよ。今回欠席のロノエくんは殺人鬼ENDとききました」
そう答えると、五井さんに不服そうな声で、
「なんで似合わないエンディング迎えてるんだよ!まあ、ロノエさんは納得しかないというか、世間に公開できんのか心配になるな」と言われた。
「模範的な探偵になりそうな選択肢選んだらそうなったんですよ。ところで、ストラスさんは?」
選択肢を選ぶときに参考にしたのは
「いつも時間には間に合ってますし、連絡はあります。駅には着いていたのでじきに来るでしょう」
「流石、御大。ストラスちゃん、心配させる割に遅刻したことないわよね」
「そういや俺ら『ゴエティア街タイプ診断』ってのやるんだろ?初回エンドに近いもん引くかな」
五井さんの言った『ゴエティア街タイプ診断』は、今回のイベントの1つで質問に答えていく占いのようなミニゲームだ。これは一般来場者も体験できる。
五井さんはアウトローぶるが根が几帳面なので、仕事の前はこうして段取りの復習をするところがある。
そうして一同で話していると、午前の部最後の1人、白いドレスのようなワンピースを着たストラスが入ってきた。
「遅くなりましたぁ!すとらすです!!」
スタッフが呼びに来たのはそれから5分後のことだった。
『探偵王ソロモンとゴエティア街の悪魔』ブースは大画面PVとミニゲーム『ゴエティア街タイプ診断』、ゴエティア作家交流会の3コンテンツで15分後に作家陣のトークイベントとしてミニゲーム『ゴエティア街タイプ診断』をプレイし、診断結果と担当シナリオをトークテーマに話すことになっている。
時間になり、トークイベントが始まった。MCは満天堂のスタッフだ。
『それでは、”探偵王ソロモンとゴエティア街の悪魔”のトークショーの開幕です!まずは皆さんの自己紹介から!!』
「皆さん初めまして。畏れ多くも悪魔達の元締めと呼ばれている
「真の第一回ゴエティア賞受賞者、
「第六回ゴエティア賞受賞者、
「第十回ゴエティア賞受賞者、
「第七回ゴエティア賞受賞者の
最後に私が自己紹介を終えると早速『ゴエティア街タイプ診断』が始まった。
そして順に診断を行い、私の番がまわってきた。
今までの診断結果は
自分のシナリオに関する結果を出したのはフルフルとストラスか。カイムさんの結果はロノエくんのシナリオ関係だろう。
コントローラーを受け取り、選択肢を選んで行く。
『探偵に必要なものは?』
『現場に残されていたのは、お茶の入ったコップ、包丁、髪の毛、犬。最初に調べるのは?』
『杖をついた老人、被害者の妻、被害者の同級生、黒タイツの人物。この中で犯人は誰?』
質問に直感で選んでいくと、結果が表示された。
“下宿の隣人アルバートタイプ”
『小瀬先生の結果は、下宿の隣人アルバートタイプ!......人当たりがよく、世渡り上手。隠し事の多い一面も。これは仮面作家の小瀬先生にぴったりですね!』
一瞬の沈黙はアルバートの正体の所為だろう。アルバートはルートにも寄るが、半分を越えるルートで犯罪者であり、うち3つは人殺しだ。
これはオープニングで主人公と接触するため、重要人物に採用しやすかったからだろう。
私も殺人鬼にした。
トークイベントを進めていると突然会場内に女性の叫び声が響いた。
『早く帰ってきなさいよ、新一ぃ!!!』
どこからか聞こえてきた名前は、ほぼ間違いなく新一くんのことだった。声も聞き覚えがある。
爆発音と共に部屋が揺れ、イベントは中断された。
伝わってきた情報によると、トイレで爆発があって一人死んだらしい。
残念ながら、死体は直ぐに警察に回収されてしまった。
「そっ、そうだ!犯人はこいつらじゃないか?」
そう私たち作家に嫌疑をかける人もいたが、現場のトイレに入ったことが無かった事とクロークを使用していなかったことで、すぐに警察からの嫌疑ははれた。
「いやあ、僕が犯人ならそんな端に仕掛けませんよー」
サービス精神旺盛な五井は楽しげに態々容疑者に躍りだしているが、取り調べで警告されて帰って来るだろう。
ロノエくんだと無実でも参考人ぐらいにはなる。
帰宅許可がおりるまで作家同士集まっていると、新一くんがやってきた。
「ねえ!ナイトバロン書いた人と推理対決した人でしょ!?小五郎おじさんが呼んでたよ。推理の参考にしたいんじゃないかな」
「ねえ、私もついていって良いかしら?」
「俺も!
「駄目駄目!1人じゃないと訊けないみたい!」
そういって人気のない場所まで手をひいてくると組織のことを話し出した。
「なあ、被害者の男のこと知らないか?」
「警察に写真見せられたけど心当たりはないね」
「お前にもねえのか。そういやお前、いつもの勘で気づかなかったのか?犯人と被害者が分かるって奴」
「殺しそうな人は居たけど結果にピンと来なくてね。偶然が絡んでるんじゃない?」
「何だよ、それ」
「今回は期待できないし、帰宅許可が出て、発表会に中止されたら帰るよ」
その後、帰宅許可が出る前に推理ショーに集められて話を聞くことになった。
カクテルと言うバーは危険性の割に死体に期待できないから、
新一くんが黒の組織と呼ぶ彼らは、引き金が軽いから深部には近づかないに限る。
事件解決で開放されたものの社員に犯人が出たことで発表会は中止、私は二人に連絡して自宅に戻った。
ゴエティア作家はみんな本人か作風、あるいは両方が個性派です。
少年探偵団級はセーフ、お酒の人級はギリセーフ。盛れるところは盛らなければ!
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