その日、小瀬は工藤邸で工藤優作に頼まれたスクラップを探していた。
「優作さん、ありましたよ」
『付き合わせて悪いな。息子は彼女とデートらしくてね。郵送料は払うからこっちに送ってくれ』
「新一くんはデートではなく毛利さんの依頼についていったんでしょう。××ホテルで良かったですか?日本に居るんですから、一度この家に戻ってくれば良くないですか」
そう聞くと何か言い淀みながら返答がくる。
『......頼んだよ。帰る頃には事件解決しているんだから、ドライブデートさ。向こうで事件が起きていなければ、もう帰ってくる頃だけれど、探偵だからね。』
そこにインターホンが鳴る。
「泥棒と思われても困るので出てきますね。説明して貰う必要が出るかもしれません」
『よろしく。また後で』
インターホンに出ると、相手は蘭さんだったので、客人の身で家に入れる訳にも行かないので、ひとまず門まで出ていく。
「
大正解じゃないか。さてはまた無防備に推理してきたか。
「織田......?あーっ!アコなんとかって言う毒のことコナンくんに教えた人!」
「アコ......、アコニチン?」
ああ、小学生らしからぬ知識の情報源ってことにされてるのか。まあ、カモフラージュにたまに受けている翻訳にミステリーは多いから問題ないか。
「新一兄ちゃんのお家で読んだ本に書いてあったのを教えてくれたんだよね!この人、新一兄ちゃんのお父さんのお友達なんだ!」
「優作さんの......友達......。この人が?まあ、服がバロンっぽいと言えなくも......」
じっと見つめながら考え込む蘭さん。まあ、この見た目だから優作さんには繋がらないよな。
「東都大学っていう凄い所を卒業して、今は外国の本の翻訳のお仕事してるんだって!」
凄い勢いで織田を売り払うじゃないか。まあ、蘭さんになら小瀬ってところまでバレたとしても構わないけど、躊躇いないな、名探偵。
蘭さんは何かを納得したようで訊ねてくる。
「優作さんの友達なら新一に会ったことありますか?この子、新一にそっくりなんです!」
「あら、蘭ちゃん?と織田くんじゃない。随分変わった組み合わせね。どーしたの?こんな夜更けにウチの前で......」
痴話喧嘩に巻き込まれかけた所でやってきたのは、優作さんの奥さんだった。
2人が奥さんと話し出したので部外者は出て行こう。
その日の夜、新一くんから電話が掛かってくる。
『助かったけど、なんでうちに居たんだ?』
「優作さんに頼まれた資料を探しにね。鍵は太陽さんに開けて貰ったよ。自分で来ても良かったのではと思っている」
『親父は海の向こうにいるんだから送って貰った方が早かったんじゃねえの。喧嘩してっから母さんが帰ってくること知ってたら余計帰りたくねえだろ』
新一くんは知らないってことは、また彼に対して何か企んでいるのか。
「それより、今回はどんな事件だったんだ?」
『お前が期待するようなことは起きてないぞ。九十九元康ってマジシャンの......』
そう切り出して話し出したのは九十九邸に残されていたダイイングメッセージから始まるサスペンスだった。
それでアコニチンか。私が書いている話で使ったことは無いんだが、毒物としてはメジャーだからな。入手だけなら他に簡単なものはあるが、少量で済むのがメリットか。
それにしても九十九元康ね。昔、aquaから焼き増しした写真を貰ったときに言っていたな、事故として処理されたけど犠牲者が死んで得をしたマジシャンだと。推理だとか直感を働かせるタイプではなかったから、自慢するために態々調べたんだろうが彼女も大正解か。
写真越しでまで他殺か判断できないから保存しておいて良かった。帰ったらアルバムに移さなければ。aquaにも教えてあげよう。
何故、aquaが練習中に発生した事件の写真を持っていたか、それは水死体愛好家コネクションからの流れもの。彼らにモラルはあんまりない。
デスゲームの運営やってる奴すら同好会にいる。
名探偵蟲毒の館もあったし、この世界ならデスゲーム運営は実在するんだ。
ただし、探偵の出番がないから新一くんとはご縁が無い。
きっと公安の人たちがバチバチやりあってる。
原作死亡人物(情報の多い警察学校のみ)、生きていたのは?オリ主の救助・助言ではなく、現場観光・深夜徘徊の影響です。下記の状況は変更の場合あり。うち一人の死亡確定エピソードまで受付
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萩原研二:爆弾魔の勘違いがオリ主に変更
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松田陣平:愛好会が集まり、爆弾場所バレ
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原作通り死亡:人でなし共が盛り上がる