執筆の傍らで今期のJリーグの日程を調べているとBBSに書き込みがあった。
pyro:サッカーの中岡が逮捕されたってよ。テロ事件との関与は不明
その翌日。中岡はすぐに釈放された上に、毛利探偵周りは変わらず警察が多いらしい。
まだ、あの事件が解決していないのは間違いない。
だが、情報はなく、見物に行くなら事務所を張る必要がありそうだが......。その前に心当たりは当たっておくか。
そして夕方、阿笠博士に電話を掛けた。
結果は。
新一くんが現在の同級生が居る場で話していたということで、あっさり訊きだせた。
博士は新一くんのワトソンかも知れない。
pyro:スタジアムより多い人数.....、十二月三日の十万人コンサートはどうです?
pyro:一番熱いのは、Jリーグか。手分けして、全員でいくつかでカメラ回さね?事件起きたら撮影する隙あるって
pyro:なら競技場はいいとして、サッカー観戦?ランチ?
pyro:流石、会長!大雑把!
-国立競技場近くのホテル-
「良い部屋っすね」
「危機感あるのは金持ちが多いからな」
競技場の良く見える部屋に集まり、テレビをつける。
「ここらの名探偵はどうしてんの?」
「毛利探偵は十万人コンサートで見たってよ」
テレビから流れるニュースを聞きながら、今回のテロをまとめた資料を広げて、意見を交す。
「5時になったな、Jリーグに絡んでいるなら後1時間ぐらいか」
「まだ、逮捕されたりはしてなさそうですね」
競技場の様子を窺うも持ち寄った写真を交換したり、最近見つけた現場の話をして過ごした。
「試合終わったな」
「今回の爆破クジは外れましたね」
「まあ、この規模だと10回に1回成功するかどうかだからな。今回はハズレだったってことだ」
そう言った会長はニヤニヤしていた。人が一世一代の掛けを外す瞬間も好んでいるこの人は、大抵の状況を楽しんでくる。
「犯人が失敗するにしても、死人が出ないのは肩透かしもいいとこだ」
一番期待していたであろうpyroは不満そうだが、テロが簡単に成功するなら、態々事件にトリックを仕込むような犯罪者は今より少なくなっている。
「米花近辺はテロも多いが警察側もベテランが多い。観光にはいいが、悪巧みしたかったら余程のことが無ければ近づかない方がいいぞ」
「米花の都市伝説で、悪の結社と正義の探偵団がなんとか、っていうのがありましたね。一部真実だったりするんですか?」
伝奇ものを書くことの多いロノエくんは伝奇や都市伝説に詳しい。
都市伝説そのものの会長の生態も気になるようだ。
「どちらかといえば悪の暴力対、正義の暴力だがあるっちゃあるな。今は烏が煩いからこっちはやりやすくなった。そもそも正義の暴力のテリトリー外で遊んでいるが面倒なのは面倒なんだ」
「ロノエくん、余り聞くと巻き込まれるよ」
言っても大して変わらないから、口出しをする。
「失礼な。ロノエはそのうちスカウトするから安心しとけ」
「いや、殺したい訳じゃないからゲームには興味ないです。死体が良いってだけで」
そう返事をするロノエくんに会長は手をひらひらして返した。
「あ、速報。一連のテロの犯人逮捕だって。......え、東都スタジアムが!?」
「オフ会にしちゃ豪勢で良かったろ。当たりしかないクジなんざ得するだけで面白くねえし。楽しみたけりゃ自分でも動かねえと」
「それで言うと織田はどうなんだ?」
「別に死体が欲しけりゃ手前でやれとは言ってやるが、殺してでもどうこうしたい奴はこういう趣味の連中にも少ねえし、なんならお前らみたいな方が一般よりも殺傷割合は低い。俺とropeとそもそも裏の連中ぐらいだ。それはそれとして勿体ないから、いつでも一線を越えて欲しい」
「それこそ勿体ないだろう」
私がそう返すと、会長は首を振った。
会長のことなので、どう転がっても構わないのだろう。
そういえば、今回事件を引き寄せたのは毛利探偵だが、十万人コンサートに居たなら今回も新一くんか。
まあ、死人の有無が変わらないのならどうであっても重要ではないな。
彼の趣味を知らない博士視点では織田(小瀬)は保護者枠なのである。
教えたところで博士の頭脳を汚すだけだからね。
気付いていると不快なだけで日常において害はない(はず)から。(例外あり)
原作死亡人物(情報の多い警察学校のみ)、生きていたのは?オリ主の救助・助言ではなく、現場観光・深夜徘徊の影響です。下記の状況は変更の場合あり。うち一人の死亡確定エピソードまで受付
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