甘雨と結婚したい人生だった者の妄想   作:むーしゃか

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大ッッッッッ変お久しぶりです。
3年半ぶりですね……

スメール辺りで執筆していたのですが気づけばフォンテーヌ、ナタ、ナドクライ……

時の流れは早いものですね。

皆さん閑雲さんや藍硯、兹白さんは引きましたでしょうか?
え、前者2人はいつの話やねんて?
イジメヌンデ……

はい。雑談はここまでにして、
可能性は限りなくゼロに近いと思いますか当時読んでくれていた方々がふとたまたま戻ってきた時のために怒涛の投稿をする予定です。
前話で話した通り完結させますので、当時読んでくれていた方も、更新があって新規で読みに来てくれた方も、
くだらない男の妄想に最後までお付き合い頂けますと幸いです。


決着と悪い予感。

「かはっ……!!」

 

体の限界が先に来てしまったようだ。

 

吐血し、地面に膝を着く。

 

「…体に負荷をかけ過ぎだ。元素の使い方が荒い。」

 

溜息を着いた男はまた歩き出す。

 

そして男とは別に水溜まりを踏み抜く音が聞こえる。

 

ぱしゃぱしゃぱしゃ…

 

七七が幸卵の元へ走り出していた。

 

「……ま…だ…」

 

少女の小さな声は、雨の音にかき消されていた。

 

「休め。命を奪う為に来た訳ではない。」

 

だが幸卵は服を掴んでいる。何としても行かせまい、と。

 

服を握る手に力を入れる度、血反吐を吐いていた。

 

「…」

 

服を握る手がだんだん弱くなっていく。

 

既に呼吸もしているかどうか分からないほど小さい。

 

少し押すだけでももう倒れてしまうだろう。

 

男が少女に手を伸ばした時。

 

「…っ不味い!!」

 

少女の身体から雷が放たれる。

 

無意識のまま、ただ、行かせまいと。

 

何故そこまでして行かせたくないのか、男には分からない。

 

だがこれでは少女の友であろう札の少女や街にまで被害が及んでしまう。

 

男は咄嗟に自身と少女を岩で囲み自身の元素操縦を用い空に逃がす。

 

それは大きな音を立て雲を突き抜けていった。されど雨はまだ降り止まない。

 

驚いて目を閉じていた七七が幸卵の方を見ると、男は幸卵を支えていた。

 

煙を上げ真っ黒に焦げていたが…

 

そのまま幸卵を抱き抱え、歩いていくる。

 

マフラーの端の雷蛇に威嚇されていたのだが、男の顔を見て何かを察してただのマフラーに戻っていった。

 

「……札の少女よ。すまない、こっちに来てくれないか?」

 

幸卵を抱え、男は屋根のある場所で立ち止まる。

 

警戒していた七七も、今の男に敵意はないと感じたのか、心配故なのか、

幸卵のもとへ駆け寄る。

 

「幸卵……」

 

「幸卵というのか、甘雨の娘は…」

 

七七の呟きに対して…男は思う事があったのだろうか。

 

優しい微笑みを浮かべ男は幸卵を床に寝かせる。

 

「札の少女、君には治癒能力があるように見えた。この子を頼む……まぁ、なんだ。先程も言った通り、死なれては困るからな…」

 

そう行って男は海を歩いて行った。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

そして舞台は名も無き孤島へ

 

「街のみんなはもう既に避難は完了しているはずよ。それにこの雨なら家が焼けてもすぐに燃え広がる事は無いわ!今はこの場所を守るわよ!」

 

刻晴は最悪街の被害は大丈夫だという結論を出し、千岩軍を指揮する。

 

ただでさえ忙殺されているというのに……

 

「総員、攻撃準備……放て!」

 

邪念は捨て刻晴は合図する。

 

渦の残滓とはいえあの巨体。そう簡単に避けれるものでは無い。

 

今はまだ物量で攻められる。だが問題は…

 

(あの高波を使えるとすれば……)

 

また申鶴に海を凍らせてもらうのか?

 

それは最終手段だし、またあれほどの力を出せるのか分からない。

 

そもそも可能な限り仙人達の力は借りたくない。

 

仙人が居る今は良くても、ずっと先の後が怖い。

 

だから、先手を打つ。

 

「各員、左翼から順にからくり式元素矢用意!反対側の南十字船団に合図を!右翼側は動きを見せた首を優先に撃ち続けて!攻撃の手を緩めては駄目よ!」

 

もし次があるならば…と開発を進めていた弓矢。

 

元素を扱える者達に協力を仰ぎ、なんとか実用段階までこぎつけたからくりで渦に大きなダメージを追わせる。

 

波を起こされる前に、早期決着を付けるために…

 

「準備完了、南十字船団からも完了の合図がありました!」

 

「ありがとう。次の合図を送って!その合図で一斉にたたみかける!!」

 

量産体勢はまだ整っていない。

 

数は少ないが、威力は十分のはず。怯んでくれさえすれば次の一手に間に合う…!

 

準備完了を示すの花火玉が放たれた。はるか上空にて爆発し…

 

「総員、一斉射撃!!」

 

爆発と同時に元素を纏った矢が放たれる。それはやがて渦に刺さり爆発する。

 

爆発した元素は別の矢の爆発と反応し、、、元素反応を巻き起こしていく。

 

突然の爆発に耐えきれないのか渦が雄叫びをあげる。

 

「矢を打ち切った船から順次渦の残滓から距離を取れ!各船に伝達しろ!」

 

怒り心頭と言ったところか、身を捩り津波を起こそうと…

 

「あとは頼むわよ!凝光!」

 

刻晴は空に浮かぶ建物を見上げ、そう言った。

 

璃月港上空から渦の上空まで移動していた群玉閣。

 

下部に取り付けた砲台に毎日少しづつ元素を溜めていた。

 

「なんとか間に合ったわね。この時の為、準備を進めておいて正解だったわ。」

 

いざとなれば群玉閣を放棄するが、今回は策がある。

 

「覚悟なさい渦の残滓。璃月は私達が護ります。」

 

凝縮された元素の塊が、渦目掛けて放たれる。

 

収縮された1本の光は渦の残滓に直撃し、それらは甲高い叫び声をあげながら海中へと潜り込む。

 

「旅人!申鶴!準備はいいかしら?行くわよ!」

 

「あぁ。」

 

「問題ない!行こう!」

 

海に大穴を空けた残滓を追撃すべく、飛び込んでいく。

 

「甘雨!あなたは地上の現場指揮をお願い!」

 

「は……はい!」

 

穴を空けられた海水の滝に囲まれた地面の上、幾つもの首に囲まれる。

 

消耗し、大技もろくに出せないのでは、ただ首が多い大蛇だ。

 

単純な質量での攻撃、噛みつきなど旅人たちに当たるはずもなく、易々と躱されカウンターを食らう。

 

「旅人!上からよ!」

 

単純な攻撃では効果が無いと悟り、意識外からの攻撃を仕掛けてみるも旅人たちの連携には敵わない。

 

攻防を繰り返すうち、あっという間に大蛇の数が減っていく。

 

「塵となれッ!」

 

最後の大蛇を岩で突き刺し、渦の残滓が完全に沈黙する。

 

「これで終いか?」

 

「そうね。2人ともお疲れ様。甘雨も心配してるだろうし、 ここもじきに沈むわ。早く戻りましょう。ちょ、待ちなさい申鶴!?なんで旅人はもう抱えられてるのよ!」

 

抱えた方が早いと言わんばかりに旅人と刻晴を抱き上げた申鶴は、刻晴の悲鳴を無視してその場を後にする。

 

「う……ちょっと酔ったわ……」

 

祝勝ムードの戦場の中、

準備も何もできてない状態で移動した為か、少し体調を崩してしまったようだ。

 

「こ……刻晴様、大丈夫でしょうか……?」

 

心配した甘雨が駆け寄り背中をさする。

 

旅人はと言うとケロッとした表情でパイモンとこの後のご飯について話しているようだ。

 

「良い手際ではないか、玉衛。」

 

尖った岩山の上で傍観に徹していた者。鶴の姿をした留雲借風真君が降り立ち、刻晴に言葉をかける。

 

「ありがとうございます。でもまだまだ改善する点があります。今回は旅人や申鶴の力を借りてしまったし……」

 

「仙人に全てを任せるのも、人間のみで全て成すのも結局は変わらぬ。ゆくゆくは汝らの時代になっていくとしても我々の知恵を利用せぬとも限らぬ。現状で思案すれば十分な出来ではないか。」

 

「そうですね。次に備えて色々考えてみようと思います。この度は……」

 

留雲借風真君との会話を終え、事後処理に移ろうと言葉を紡ごうとした時。

 

「……凄いね、本当に人間たちだけで怪物を撃退したんだ。」

 

聞き慣れぬ男の声が戦場に響き渡った。

 

祝勝の歓声を上げていた兵士たちは静まり返り。

 

雨は止んだが曇天は晴れず。

 

仙人でさえ嫌な予感がすると言っていた。

 

その予感は正しく。

 

先程まで仙人が鎮座していた岩山の頂に⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯

 

1人の男が立っていた。




おまーけいのこーなーDA!!

游潾くんについては最終話で裏設定大放出しようと思ってるんですけどね
まだ幸卵ちゃんについてあったかな……

こんなことしてないで続き書け?
じゃあ一つだけ

幸卵ちゃんの声優は、加隈亜衣さんとか、いいかなって思ったんすけど、ロリボすぎますかね……?
もちっとダウナー感あってもいいか……?

文章力無くて伝えられないし、絵も下手だけどキャラデザ…いります?

  • 絵が下手でも欲しい
  • 妄想するからいい
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