甘雨と結婚したい人生だった者の妄想   作:むーしゃか

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素早い誤字報告大変感謝です。

大きな変更点が1つ
本編2話の謎の伴侶にて、留雲借風真君、鍾離との会話内容に夜叉がいたんですが、こちらで調べた結果、魈がモラクスに仕えたのは魔神戦争終結後の可能性がありましたので、そちらの方向で進めさせていただきます。すまんかった。
過去編読んでくださってる方には影響します…

アンケ結果微妙に見たい人もいるみたいだけど無いです。多数決なんで。でも気が向いたら描きます

#我の中の幸卵像みたいな感じでTwitter募集しようかな。

調子乗りましたすまんかった

前回本編なんか文章の途中で終わってた…ぽいのに気付きませんでしたすまんかった。

こいついつも謝罪してるな


日常は渦の中へ

「うーん……やったことないかな。身体能力の問題かなぁ、使う必要も無いし、雷元素付与すると変化して身体能力また上がるし…」

 

「我も仙人の端くれじゃ〜元々の能力もあってだな〜」

 

突然白髭を生やしてドヤ顔で言う。

 

「どこまでも規格外なヤツらだな…」

 

「でも幸卵は…岩の神の目が欲しかったんだ〜」

 

また少し俯いてしまった。苦労しているみたいだ。

 

「どうしてだ?凄く使いこなしてるじゃないか。」

 

こんなに強いのに…?と首を傾げる。

 

「私は……師匠…というのかな?先生に憧れてたから」

 

「先生は岩を使ってて〜すごく強かったんだ〜その力でみんなを護っててね〜私もそうなりたいって思ってたの。だから凄く悲しかったよ?」

 

「でも先生は”その力が望む物でなくともその力がどんなものであろうともお前の使い方次第で如何様にも変化する。そう気を落とすな。護りたいのならその雷で害を成す者達を貫け”ってさ。本当にすごいよ先生は。」

 

「そうなんだな…今度先生についても聞かせてくれ!」

 

「え?先生って…空達も知ってる人だよ?」

 

幸卵の目が点になった。

 

「へ…?」

 

 

 

 

「さてっとそろそろおねむの時間でございますよ〜」

 

と立ち上がり、支度を始める。

 

「幸卵はここで寝るのか?」

 

「ん〜宝盗団の皆様方に逃げられたら困りますしねぇ。取り敢えずこの方々が麻痺してる間に担当の兵士に場所だけ伝えて戻ってくるかな〜寝るのはその後〜」

 

「ちゃんと休まなきゃだめだよ?」

 

壺を取り出しながら空が言った。

 

「大丈夫だ〜空くん!お母さんは幸卵の倍以上頑張っているのだ〜!まだまだ休んでられない〜よっ!」

 

ない胸を張った。

 

「じゃっ幸卵は璃月まで走ってくるね!また今度〜」

 

バチィっと音を立てて走り去った。というより消え去ったという方が正しいのかもしれない。

 

「オイラ達は寝るか…」

 

 

 

次の日………

 

 

璃月港

 

「まま〜ただいま〜」

 

言葉のテンションとは裏腹に執務室のドアを乱暴に開け机に向かう母親の胸に突撃する。

 

「幸卵、おかえりなさい。」

 

飛び込んできた幸卵を受け止めて頭を撫でる。

 

「まだ仕事が終わってないから、待っててね」

 

「………幸卵も手伝うのだ〜」

 

と散らかった書類を整理し始める。

 

すると気になる文章が目に入った。

 

「北斗…?あの船長さん?」

 

要約すると海に違和感があるからまた渦の魔神の何かしらが出るかもということ。

 

「まま、これって?」

 

「ん?確か幸卵は旅に出てたんだものね。前に…」

 

甘雨は幸卵に群玉閣再建、海灯祭の時の事を話した…

 

「はぇ〜申鶴さんともその時初めて会ったのか〜」

 

「そこじゃないでしょ…もう。」

 

そんな雑談をしつつも書類の山がどんどん無くなっていく。

 

「えへへ〜でもあの魔神も懲りないね〜あっ、ままも参加するんだよね?じゃぁ幸卵も頑張ろ〜っと」

 

幸卵が少し伸びをしていた…すると

 

…コンコン

 

「甘雨?今いいかしら、渦の残滓の事なんだけど…」

 

刻晴の声だ。丁度今話していたことについてらしい。

 

「はい。大丈夫です。どうぞ。」

 

ガチャッ…

 

 

 

「こちらが想定していたよりも早いわ。北斗からもすぐ迎撃準備しないとまずいかもって報告が来てるの。」

 

刻晴が地図を取り出し駒を置いていく。

 

「全体的な構成は前と変わらないわ。ただ北斗に渦の残滓の後方まで広く展開してもらうことになるわね。」

 

船の駒を動かしていく。

 

「でも彼らは群玉閣に怒りを向けるはず。だから防衛の要になるのは凝光が指揮する群玉閣陣営ね。」

 

「それで私達は近くの島々から支援する感じよ…場合によっては追撃戦も有り得るから覚悟しておいて。」

 

「あと前の反省点を……甘雨?」

 

新しい紙を取り出して違和感に気付く。

 

仕事にのめり込む甘雨が、虚ろな目をしていたのだ。

 

「あなた最近また休息をとっていないでしょ…頑張りすぎはダメっていつも言ってるわよね?」

 

ため息をついているが刻晴なりに心配はしている。

 

刻晴が椅子を持ってきて甘雨を座らせる。

 

「いえ…私は……幸卵も退屈ではないか…と…」

 

「それはそうかもしれないけど…幸卵ちゃん?」

 

椅子に座った甘雨の顔を覗き込んでいた。飲み込まれそうな程暗い色をした目だった。

 

「まま。」

 

「どうしたの?」

 

無理に笑顔を作っている。

 

「お父さんのこと?」

 

「…っ」

 

ほんの少し笑顔が崩れた。

 

「お母さんらしくないよ?」

 

「幸卵ちゃ…」

 

制止しようとした刻晴を甘雨が”大丈夫です”と止める。

 

「幸卵のお母さんはね、完璧なようで抜けてて仕事ばっかりだけど、色んな人の為に毎日頑張ってて、幸卵にも優しくてすごく強いの。」

 

「でもお母さんだって不安なこといっぱいあるのも知ってる、幸卵も大きくなって少しは頼ってよ。家族だもん。」

 

幸卵が笑う。

 

「……」

 

無言で幸卵を抱き寄せた。

 

「幸卵…」

 

「お母さん。お父さんのことは任せて。必ず…見つける。」

 

「…落ち着いた頃にまた来るわ。」

 

刻晴が気を利かせて席を立とうとした。

 

「刻晴さん。ご心配おかけしました。私は…大丈夫ですので続きを、お願いします。」

 

さっきまでの違和感はどこへやら。活き活きとしている。

 

「そ、そうかしら。なら続けるわ。それと幸卵ちゃんは今回…」

 

少しワクワクする。誰かを護る為の力にしたいから。

 

「待機ね。」

 

(・д・。)…………待……機……?

 

「璃月港に残って、逃げ遅れた人がいないか確認して欲しいの。任せてもいいかしら?」

 

仕事がないということではないようだ。

 

「うぃ〜」

 

不服気味に了承する。

 

「空がまだ滞在してるなら協力してもらいたいわね…」

 

「甘雨、申鶴は今どこにいるかわかるかしら?」

 

「借風真君に聞いてみます」

 

「こちらの予算はどう致しましょう?」

 

「じゃあ兵器の方の…」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

モラの関係する話になってきた。

 

モラは嫌いだ。簡単に人を人で無いものにしてしまう。

 

欲望に歪んで消えていった人を何人も見てきた。

 

その点お母さんや仙人のみんなは欲が薄い。ないと言いきってしまってはそれは生物としてどうなのだろうと思っている。

 

欲の点で言えばお母さんはおかしかった。なんか…こう淫らな…。

 

でもお父さんのせいだってのも分かったからあんまり気にしてない。

 

私は…

 

「……?」

 

誰かが服の裾を引っ張っている。

 

「幸卵…?」

 

振り向くとちまっとお札の貼られた帽子をかぶった少女が。

 

「七七ちゃん…?」

 

「幸卵、それ以上歩くと、落ちる。」

 

前を向くと、海だった。下を向いても、海。

 

「あちゃ〜心配させたようだの〜というか七七ちゃんが港にいるなんてどうしたの〜?」

 

七七は海を指さした。

 

「また、来るから、みんなに、危ないよって、伝えに来たの。」

 

「…だいぶまだ人いるんだね」

 

周りはいつもと変わらない光景。様々な人々が様々な目的のため忙しなく動いている。

 

「七七のはなし、やっぱり聞いてくれない」

 

しゅんとしてしまった。

 

「大丈夫だよ。人間は後悔するまで学ばないって言うし。前の襲撃で何も失わなかった幸せな奴らで。失った人の気持ちも分からず他人に当たるだけの勝手な生き物だ。」

 

「幸卵、怒って、る?」

 

今どんな顔をしているだろうか。怖い顔を作ってしまってるのだろうか。

 

「怒ってはいない。はず。」

 

「あ、千岩軍。」

 

たちまち市民が移動を始めた…

 

「……な、七七は悪くないよ…?」

 

 

 

 

避難に遅れた人はいなかった。

 

空を見上げれば黒い雲と、吹き荒れる風の音。

 

本当に来るようだ。

 

七七と桟橋に座る。

 

七七には避難するように言ったのだが”1人は、危ない、だから、だめ。七七が、いっしょにいる”と。

 

相手は怪物で幸卵が対峙する訳では無いのだが。

 

波に飲まれたら危ないからかな………………

 

 

 

 

 

「北斗……頼りにしているわ。」

 

雨の降る船着場にて豪華な装いの女性と海賊の女性が。

 

「おうよ。任せとけ!」

 

力強い拳を掲げ、荒れた海へ出る。

 

「今度こそ。私達で成し遂げる。」

 

強い覚悟と共に防衛の要となる群玉閣へと向かう。

 

 

 

「皆、もういつ来てもおかしくないわ。配置に着いて!」

 

璃月の海にある孤島に千岩軍の兵士が集まっていた。

 

「甘雨、無茶はしないでね?」

 

「はい。」

 

各々武器を持ち、物資の確認を始める。

 

「うぅ〜空〜本当に大丈夫か…?オイラ前よりなんか嫌な感じがするぞ〜?」

 

パイモンは相変わらずビビっている。

 

「パイモンは心配しすぎだよ?」

 

「だって魈も…

”我はこの地を護る。お前達の港はお前達で護れ。だが……渦の残滓にしては気配が濃い。万が一にも想定外がありやむを得ない場合は我を呼べ。”

って…」

 

「安心しろ、汝が危なくなったら我が護る。」

 

今回申鶴は手を出さないようにとの事だ。

 

前回の事もあるのだろう。

 

「多分そこにオイラは入ってないだろうな……」

 

 

 

「ふむ。今回はどうだろうか。見定めさせてもらうぞ。凝光。」

 

璃月を見渡すように1羽の鶴が佇んでいた。

 

 

人気の無い璃月港…

 

「誰もいない。昨日はあんなに賑わっていたのに。」

 

静かな港に、一人の男。

 

「あぁ、渦か…この感じも久しぶりだな。」

 

男は不敵な笑みを浮かべた。

 

「ん…?」

 

二つの人影が見えた。

 

「桟橋に少女が2人…」

 

何故気になったのか。注意を向けてみる。

 

「あれは…俺の札だな。何故彼女が…?」

 

愛しい者の為の札だったから。

 

「場合によっては…」

 

 

 

璃月港・桟橋

「七七ちゃ〜…この嵐…みんな大丈夫かなぁ…」

 

「七七たちの、ほうが、危ない、と思うの」

 




おまけ

改めて幸卵の見た目について
本編のどこかで書いただろうけど
これが最新版これが1番正しい

幸卵
母親譲りの瞳をしているが、少し青みが強い。
(雷元素付与で黄色に変化)
二重で眠そうな目
犬歯が上側左右にある

髪型はセミショートぐらいでぼさぼさ。
髪色も母親譲り
幸卵から見て右側の角が普通の麒麟
左側の角が麒麟の角が歪に枝分かれしていて青くなっている。(オセルの色がイメージ)

身長は甘雨より低い
胸は無い
厚めでぶかぶかのコートを前開きで
ロングスカートも前開きのもの
ズボンを履いている
装飾はふわふわ(だといいけど多分服に合わないなぁ)

ボロボロのマフラー

文章力無くて伝えられないし、絵も下手だけどキャラデザ…いります?

  • 絵が下手でも欲しい
  • 妄想するからいい
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