それでは……
本編どうぞ!
「今日のMVPは叢雲か」
「そうよ。なに、不満なの?それとも何か文句あるのかしら?」
「いや、素晴らしいことだ。よくやっていると思うぞ」
「と、当然の結果よ!はぐれ如きに遅れをとる私じゃないのよ?」
「その調子で頑張ってくれよ(俺の昇進の為にな)吹雪共々期待しているんだからな(それまでいいように使わせてもらうぜ♪)」
「ふ、ふん!言われなくてもわかっているわよ!!」
ふ、ふん!おだてたって何も出ないわよ。まったく、こいつと話しているとなんだか調子狂うわね。私と話しても嫌な顔一つしないなんて変わり者だわ……そう言えば初めからだったわね。こいつが着任した日から。
○○鎮守府A基地、そこは吹雪型5番艦の私が建造された場所であり、地獄の苦しみが始まった場所。それもこれも全てはあいつのせい!前司令官……そう呼ぶ必要なんていらない。寧ろ誰が呼んでやるものですか!あいつは最低な男だったわ。私達艦娘を使い捨ての道具としてしか見ずに、誰かが轟沈しても怒鳴り散らすだけ。沈んで当然と態度を変えなかった。暴力と罵倒で私達を押さえつけた奴よ。あいつに何度殴られたか、何度土下座させられたかなんて憶えていたくないけど、記憶に残っているわ。嫌と言うほど味合わされたから……
あの男も最後は自業自得で提督の座を降ろされたようでいい気味だわ。本当なら私の手で酸素魚雷を食らわせたかったわよ。無論本物の魚雷をね。でもそんなことが出来たなら初めからそうしてたわ。私達艦娘は人間には手を出すことは出来ないシステムのようになってるわ。それにそんなことをすれば当然私は解体事案で、吹雪を一人にしてしまう結果になる。それは避けたかったのよ。姉は……吹雪一人になってしまったから。
白雪、初雪、深雪が沈んだわ。積み重なった疲労が溜まった状態での出撃を命じられた。私は止めたけど出撃しないと罰が待っている。だから姉達は出撃した。「必ず帰って来る」そう言って。けれど帰って来なかった。吹雪はその報を聞いてあいつに詰め寄れば打たれたみたい。醜い私達に近寄られて手を上げない奴なんてここにはいなかったわ。白雪達が居なくなり、穴埋めの為にそのまま吹雪は出撃させられて帰って来た時は記憶が抜け落ちていたわ。
途中から反抗する気も失せたわ。もう永遠に続くものだと思っていたもの……でもあいつは消えて解放されると思ったのも一瞬のことだった。新しい司令官がここへとやってくると聞いた時は腹が立ったわ。今度もどうせ私達のことを使い捨ての道具としてしか見ない奴だと思っていた。けれど……やってきたのはおかしな奴だったわ。
食堂に集められて待っているとあいつが現れた。○○鎮守府A基地に新しく配属された人間……外道とか言う男。勿論信用なんてしてなかった私は睨みつけた。「たった六人……だと?」っと私達を見て驚いている様子だったわ。
何人の艦娘が犠牲になって沈んだのか、そうなる原因を作ったのはあんた達のせいなのに知らなかったみたいな顔をして……私は胸の奥に押し殺していた感情を抑えられずにぶつけてしまった。そのまま殴りかかろうとしたところを取り押さえられたわ。でも我慢できなかったのよ……私達艦娘はあんた達の為に命を賭して戦っているのにその代償がこれじゃあんまりじゃないのよ!!!
私を見下ろすあいつの顔が憎かった……はずだったのだけど、何故か鼻血を出していたわ。それも惚けている様子……あまりの出来事で私の怒りは四散したわ。この時から変だったのよ。私達に対して頭を下げたり、寝床を変えろなんて言って、吹雪と手を繋いでいたなんて幻覚だと思ったほどよ。何が目的なのかしら?私達の為にわざわざ外まで買い物に行くなんて……ま、まぁ、そのおかげでレーション以外の食事にありつけたのだけど……わ、悪くない味だったわ。い、今まで食べたもので一番美味しかった。べ、別に感謝なんてしていないし!!
……ゴホン、それはともかく布団や枕まで用意していたなんて訳がわからないことだらけよ。何がしたいのか、あいつが言うように本当に私達の環境を改善してくれるとでも言うの?使い捨ての道具としてしか見られなかった私達の為に?それともあいつは私達のことを
そんなことってあるのかしら?でも吹雪も時雨達もあいつに気を許しちゃって……私はそうはいかないわ。あいつはきっと内に何かを隠しているに決まっている。私達を騙して利用するつもりなんでしょうね。その内ボロを出すに決まっているわよ!!
そう思っていたわ。そう思っていたはずなのに……どうしてかわからない。あいつに「期待している」って言われると何故か力が湧いて来るのよ。気合いが入るって言えばいいのかしら?
あいつが現れたと同時に妖精達も姿を現すようになっていた。妖精はいい人間に懐くと言うけど……あいつがいい人間ね。ま、まぁ、食事と寝床を何とかしてくれたことは褒めてあげるわよ!けれどその程度で私が警戒を解くなんて思わない事ね!
大本営からの補助として大淀さん達がやって来た後もあいつは相変わらずおかしかったわ。そ、それも不知火や木曾をお、お姫様抱っこするぐらいだもの。自分の方から抱っこするなんて考えられなかったし、変わっているのは事実……醜い艦娘である私達に対等に接してくるあいつは極度の変人よ。ま、まぁ……それがよかったのだけれど。
でも木曾があいつを殴った時は流石に終わりだと思ったわ。どういうわけか艦娘であるはずの木曾があいつに手を上げることが出来た理由はわからないけど、上司に対して暴力行為を起こしたのはまずいこと……最悪解体案件よ。いえ、そうなれば確実に解体ね。ここも勝手にドックを使用したことで怒りをかってしまい解体された子が居たらしいから……でも今度ばかりは庇えない。吹雪と睦月から聞いた話では完全に木曾が悪いもの。でも私としては彼女とまだ短い時間しか過ごしていないけど、絆は確かにあるわ。そんな彼女が解体されるなんて認めたくない……そう思っていたわ。結果的にあいつが彼女を許したことでこの件は終わったわ。殴られたのに逆に彼女を心配するなんて本当の変人よ。でもまぁ、解体しないでくれて……ありがとう。
それから色々とあったわ。建造された熊野達……の中には一際変わった駆逐艦の島風が居た。唖然としたわよ……あんな格好で現れるなんて。「その恰好どうにかしないの」って聞いたら「提督は島風の恰好が好きなんだよ!」って自慢してあいつが何故か狼狽えていた。あいつってもしかして本当に
……はっ!?は、話が脱線したわね。話を戻すけど、遂に私達は海域の制海権を取り戻すことに成功したわ。重巡リ級が最後に現れたけど、私と吹雪のコンビネーションでやっつけたわ!木曾も熊野も戦ったわ。昼間は龍驤さんも活躍してくれたおかげで夜戦まで戦力を維持できたわ。結果、多少の損害はあったものの、誰一人として欠けずに帰って来れた……それだけでも夢みたいよ。今まで轟沈が当たり前だったのに、本当に制海権を取り戻すことができるなんて信じられなかった。けど現実だったわ。あいつも喜んでいるみたいね。まったく、私達の名前をわざわざ呼ばなくてもいいのに……労いの言葉なんて嬉しくもなんとも……お、思ってないわ……よっ!あ、あんたが提督で良かったなんて……そんなこと微塵も思ってないんだからね!!
「……」
「おい?どうしたさっきからボケっとして?」
「――ッ!?な、なんでもないわよ!」
「んぁ?そうなのか?それよりもドックへ行ってこい。軽傷だが痕でも残ったら大変だからな」
「ふん、言われなくても行ってやるわよ!」
……別にこいつのことなんて信用なんかしてないから。吹雪に言われて仕方なくだから……ただ一つだけ決めたことがあるわ。あんたが怖気づいて逃げ出さないように私が見張ってあげる。だからあんたはここに居なさい……逃げたりなんかしたら絶対に許さないわよ!!
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「おい吹雪、その書類は俺がするからこっちは任せた」
「わかりました。どうぞ司令官……って、ああっ!!?」
「い、いきなり声を上げてなんだよ?もしかして漏らしたのか?」
「ち、違います!司令官、もうこんな時間ですよ!」
「んぁ?もう昼時……は過ぎているな。これは気づかなかったぜ」
「仕事に夢中になり過ぎてましたね。司令官、それじゃ仕事は一度ここまでにしてご飯食べに行きましょう」
「ああ……いや、少し溜まっている書類を終わらせてからにする。お前は先に食べてろ」
「――っとかなんとか言って、この前カップ麺を密かに食べようとしていましたよね?」
「あ、あれはだな……た、たまに食べたくなるんだよ。あるだろ?何故か無性に理由はないが食べたくなる衝動ってやつだよ」
「その時も同じ言い訳していましたね。それで?以前は見つかって食べ損ねたカップ麺を今度こそ食べようとしていたんじゃないですか?司令官、本音を言ってください」
「……お、俺はカップ麵を食べようと思ってなんかいないぞ!ただ密かに購入した分がまだベッドの下に残っていたのを思い出してだな、食べないのは勿体ないし、捨てるのは食材に罰が当たる。吹雪が食堂に行った後で処分する為にこっそりと食べようとしただけであってだな、わざわざ食べようと用意していたわけではない!!」
「鳳翔さんと間宮さんに報告してきます」
「おいマジでそれはやめろよっ!!?」
司令官は自分の事を蔑ろにし過ぎです!カップ麺を食べてはいけないとは言ってません。ですけど、司令官って妙に矛盾している方で、カップ麵の食べ過ぎは良くないとか言っておいて、大量のカップ麵が執務室に隠されていたらおかしいですよね!?それに今ベッドの下にあるって自白しましたよね?以前大量に没収したはずですけどまだ残っていたんですか!?どれだけ買い溜めしていたんですか!!?
もう……司令官って私達の健康状態に気を使ってくれる方ですけど、自分のことは蔑ろにしてしまう人なんです。だからみんなの目を盗んで徹夜で仕事を進めていたり、新しい戦術とか色々考えていたりしてくれるのは嬉しいですが、その対価として食事や睡眠時間を削ったりするのはやめてほしいです。私達のことを優先してくれる……それはとても嬉しいことです。だから私は司令官の為を思って言っているんです!その為、大淀さんと私やその日の担当秘書艦が目を光らせておく必要があります。カップ麵の美味しさは認めますけど司令官は食べ過ぎです。絶対司令官ってカップ麵好きですよね?今回のように隠れてこそこそと食べようとしている事はみんな知っているんですからね!以前の件だっていつも私達には「早く寝ろ」「健康的な食事をしろ」と言っている癖に、自分は夜中にこっそりと食べようとしていたのを見つけたの私なんですから。キッチリと鳳翔さんと間宮さんに叱ってもらいました……これも司令官の為です。
司令官は……私、ううん。○○鎮守府A基地のみんなにとってかけがえのない人です。司令官が私達の運命を大きく変えてくれました。
以前の司令官は酷い人でした。何度も殴られたり罵倒を受けました……今でも思い出すと怖いです。私が建造されて初めてかけられた言葉が「チッ、またブスか。気持ち悪い化け物だ」です。そう言われた時、唖然としてしまいました。でも本当のことなので胸が痛みましたけど我慢しました。前司令官からは期待されていませんでしたけど、頑張っている姿を見れば考えを変えてくれる……そう思っていましたけど結局最後まで変えてくれませんでした。
地獄と化していた○○鎮守府A基地、そこには役立たずの烙印を押され、中破しても放置され、最悪大破状態で廊下に転がされている子が居る鎮守府でした。初め私もおかしいって思って前司令官にどうしてこんなことをするのか説明してもらおうとしましたが、私の袖を駆逐艦の子が掴んで言ったその言葉が今でも忘れられません。
「反抗したら私達までも殴られる」その言葉を聞いて私はショックを受けました……だってここはそう言うところだとわかってしまったんですから。前司令官に「醜いのが悪い」だからこんな目に遭うのは当然だと言われたのです。
艦娘はみんな総じて容姿が醜いですが、何で沈んでも代わりはいくらでも作れるなんて言えるんですか?名前すら憶えていてくれないなんて……あまりにも酷すぎます。この現実を私達は受け入れるしかないのか……悩んでいました。そんな時です。白雪ちゃん達が沈んだのは……
こんな優しくない世界なんて嫌でした。消えてしまいたいと何度も思いました。でもそれはみんなを見捨てることになります。私にはそんな勇気はありませんでした……それに白雪ちゃん達が沈んで、私は苦しくてもみんなの分まで生きないといけないと思いました。ですが……あまりにも辛すぎました。
ある日、前司令官は居なくなって新しい司令官がやってくることを知りました。そう、○○鎮守府A基地に所属していた私達にとって運命の出会い……それが今の司令官です。
司令官と初めて会った時、私が出迎えました。出迎えたら……司令官が鼻血を出しました。突然のことだったのでどうしたらいいかわかりませんでしたが、時雨ちゃんと夕立ちゃんがやってきてくれて司令官を運んでこのことをみんなに伝えると叢雲ちゃんが怒りました。妹の叢雲ちゃんの気持ちはわかります。前司令官から散々な扱いを受けていた叢雲ちゃんは人一倍警戒心が強かった。けど司令官は悪い人には見えませんでした。そのことを話しても信じてもらえませんでした……そこで叢雲ちゃんが私よりも白雪ちゃん達が居れば良かったって言いました。感情的になってうっかり言ってしまったことだとわかってたけど、やっぱり心に来るものがありました。落ち着きたかったので港で考え事をしていたら司令官がいつの間にか背後に立っていました。
それからは……なんと言えばいいかわからないですけど、神様が願いを聞いてくれたのでしょうか?○○鎮守府A基地が理想郷になるなんて思いもしませんでした。そして司令官は……私の理想の方でした。
私達に謝罪してくれました。でもそれは本当なら前司令官がするべきことです。司令官が頭を下げる必要なんてないのに……今思えば複雑な気持ちになります。ですがその時は私達艦娘に謝罪してくれるなんて思ってもいなかったので唖然としていたのだと思います。それとその翌日のことなんですが、司令官は私達にお弁当を食べさせてくれました。ホカホカで温かく新鮮でジューシーなお弁当で初めてレーション以外を口にしました。そしてカレーも初めて食べましたが……あれは美味しかったなぁ♪お菓子も甘くてみんな無我夢中になっていたぐらいです。食堂には希望が満ちていました。それにまだあるんですよ。司令官は私達に布団と枕を買ってくれたんです!私は嬉しくなりました。後で布団の温かさを知るんですけど、司令官の優しさに触れることができたみたいでこんなにも温かいんだって……叢雲ちゃんとも仲直りできて、その日は人生で一番安心して眠れました。
大淀さん達がやってきたり、執務室襲撃事件以来、鳳翔さんと間宮さんに苦手意識が生まれたみたいですけどこればかりは仕方ありません。健康は大切ですからね!!
それから厳しい訓練も行われて、龍驤さんと木曾さんによる指導の下で学びました。今まではただ生き残ることで精一杯でしたが、今度は違います。仲間を守り、誰も轟沈せずに勝利する。それを目指します。司令官の為にも頑張らないと!
そうして司令官がやってきてから心に残る出来事だらけですけど、私的にはやっぱりあの出来事が一番に残っています。それは私が第一艦隊の旗艦を任されていて、司令官と共に現れた妖精さんの一報が鎮守府に届きました。それは深海棲艦が地上を目指しているとのことで、木曾さんと龍驤さんと叢雲ちゃんと共に出撃し、深海棲艦を撃破した時のことでした。
司令官が着任して初めての戦闘……前司令官の為ではなく司令官の為の戦いでした。以前はやる気もなにも起きなかったのに、私と叢雲ちゃんはきっと燃えていたと思います。胸の辺りが熱く何かが込み上げって来るのを感じました。司令官の為に戦おうとすると体が軽くなって動きがまるで違いました。深海棲艦を撃破し、こちらの損害はゼロの
敵はまだ残っていて、海中に深海棲艦の潜水カ級が潜んでいたんです。そして狙われたのは私でした。そのことにいち早く気づいた木曾さんが私を庇って大破してしまいました。
私は真っ青になっていたと思います。私のせいで最悪木曾さんが轟沈していた可能性があったんです。旗艦である私が最後まで気を抜いてはいけなかったのに……司令官も油断するなと言っていたのに私は全てを裏切ってしまったんです。
初めての失敗……前司令官は失敗を許しませんでした。どんな小さなことでも……司令官は前司令官ではないのに、私はその時後悔の念でいっぱいで、司令官と前司令官の姿が重なってしまいました。今思えば私はなんてことを思ってしまったのだろうと思っています。司令官と前司令官が重なるなんて……司令官はそんな人じゃないのに。この時の私はそれほど追い詰められていました。殴られると思ってしまっていたんだと思います……でも司令官はそんな私に優しい言葉をかけてくれました。
私は我慢できずに泣いてしまいました。無理ですよ……あんなの反則です。でもそれが嬉しかった。あの時の司令官の優しさは決して忘れることはありません。私の大切な思い出として残しておきますからね♪
色々と騒動はありましたが楽しい日々を送っています。初めは不知火ちゃんですが、木曾さんのお姫様抱っこから暴力事件なんてものもありました。しかしそれを司令官は許してくれましたし、駆逐艦のメンバー(IN龍驤)で女子会をしたり、建造された新しい仲間が加わったことで戦力が大幅に引き上がりましたが、まさか青葉さんが現れるとは予想外でした。大人のれでぃ?な熊野さんに艦隊のアイドルの那珂
司令官は私達艦娘に対して嫌な顔一つせずに接してくれるので青葉さん達も司令官のことを気に入ってくれたみたいで私も嬉しいです!でもどうして嫌がりもせずに接してくれるんでしょうか?青葉さんみたいに私も気になっちゃいます。女子会でも結果は出ませんでしたが、きっと私達のことを信頼してくれているに決まっています。だから私も司令官のことを信じます!!
青葉さん達と共に訓練を積み重ねて……その日は来ました。私と叢雲ちゃんの魚雷で重巡リ級を倒し、制海権を取り戻せたのはみんなの協力があって勝ち取れた勝利です!帰投した私達の名前を欠かすこと無く呼び上げ、労いの言葉をかけてもらいました。こんなにも気持ちのいい勝利は初めてで、歓声と涙がいっぺんに溢れてしまいました。幻に過ぎなかった誰も轟沈せず、みんなで手に入れた勝利でした。これも全て司令官のおかげです!
「司令官、それじゃ一緒に食べに行きますよ」
「あ、ああ……わかった」
「大丈夫ですよ。司令官がカップ麺を食べようとしたことは報告しません。まだ食べていませんから」
「ふぅ……焦ったじゃねぇかよ」
「でも後でカップ麵は没収させてもらいますよ」
「……カップ麵に罪はねぇ……」
これも司令官のことを思って言っているんですよ?司令官ともっと一緒に居たい……もし倒れたりでもしたら大変です。そうならない為にも毎日続けている日頃の行いが大事って言ったのは司令官なんですから。毎日の生活が己の身を守ってくれるって……だから私も深海棲艦に負けないぐらい強くなるだけじゃなく、日常生活に潜む病気からも司令官を守ってみせます!!だって私にとって司令官は……大切な人なんですから!!