諸事情により遅くなり申し訳ございませんでした。ゆっくり更新ですが楽しんでいってくれると嬉しい限りです。
それでは……
本編どうぞ!
「やった!やったぞ夕張!あいつらが戦艦棲姫を倒したんだ!!!」
「て、提督、嬉しいのはわかるけど少し落ち着いt――きゃっ!!?」
「これが落ち着いていられるか!今ぐらい夕張も喜んでも誰も咎めねぇよ!」
「ちょ、ちょちょちょ!?て、提督そんなに強く抱きしめたら……イッチャイソウ❤」
『「あーずるい!」』
『「はぐごしょもう!」』
『「われがさきだ!」』
「ええい、わかったわかった!お前達も喜びを分かち合うぞ!!!」
『「「「わーい!!!」」」』
『「うほ、いいおとこのにおい❤」』
臨時基地の司令部では大騒ぎとなっていた。ノイズ続きだった無線が急に静かになった。もしかしてっと最悪の事態を想像したが、まだ無線が繋がっている状態だった。焦る思いを押し殺さず無事を確かめると全員何とか生きているとのこと、戦艦棲姫を倒し変色海域だった海は以前の青い海へと元通り。この結果に青年は喜びを露わにした。
よっっっっっしゃー!!!あいつらやればできるじゃねぇか!!!流石俺が育て上げた
上機嫌の青年は今か今かと艦娘達が帰って来るのを待った。
「司令官、吹雪以下十名無事に帰投致しました」
「吹雪含めお前達……よくやった。俺は嬉しいぞ!」
「ふっふ~ん、これも鈴谷のおかげだし♪」
「島風だって頑張ったもん。死ぬかと思ったんだから、ねぇー連装砲ちゃん?」
「うぬぬ、吾輩は疲れたぞ……流石にゆっくりしたいのじゃ」
「もう利根姉さんったら、でも私も疲れました」
吹雪、島風は小破、他の者は中破や大破の状態であり、深海棲艦の残党を気にしつつ護衛を兼ねて臨時基地に帰って来た。そこでは上機嫌な青年と夕張、妖精達が待ち受けており、吹雪達は帰って来れたのだと実感した。
「神通達もよく戦い抜いたな、お前達のような艦娘を持って弱樹の奴も誇りに思うだろう」
「そんな外道提督、私達は外道提督の指示に従ったまでです」
「変色海域内では俺は何も役立てなかった。お前達だけで考え勝利をものにした。これは誇れることだぞ?だから素直に誇るがいい」
「そう……ですか。そうおっしゃるのならこの神通、胸を張りましょう。あの人にもう一度会った時、成長したと言ってほしいですから」
「ふふん、神通さんだけじゃないわよ?暁だって頑張ったんだから!」
「私達だって頑張ったわよね!ねぇ響?」
「
「あたしと古鷹だってこんなのになるまで戦ったんだから高級な酒ぐらい奢っても罰は当たらないんじゃない?」
「もう加古ったら、でもそうですね、高級とはいかなくても今回ぐらいは皆さんで酒杯を上げても良いかと」
神通達もボロボロだ。だが皆の表情はやり遂げた顔をして晴れ晴れとしていた。
もうお前ら俺の言う事をなんでも聞いてくれる操り人形だな。
「すぐに入渠ドックへ行け。まだ帰って来ていない連中がいる。高速修復剤はいくら使っても構わん。疲労は残るだろうが、再び働いてもらわないといけない。何心配するな、これが終わったら好きな物を食わせてやるから頑張れ。俺も入渠を手伝ってやるからよ」
「ほぉーぅ!?そ、それって……鈴谷達と混浴……!!?」
「んぁ!?ば、バッカ野郎!!そういう手伝いじゃねぇよ!!か、勘違いすんな!!!」
笑い声が響く。その空間はとても温かいと感じられた。この温かさをみんな求めていた。吹雪達は入渠ドックへ向かう中で青年の下へ戻って来れたことに安堵した証拠に涙を堪えられなかった。
でもまだ終わりじゃない。気を切り替えてまだ残っている仲間達をすぐに迎えに行かないと……そう思った。
「なに?時雨今なんと言った?」
予想外の事態が待っているなんて誰もが予想できるものか。
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「時雨大丈夫っぽい?」
「僕は大丈夫だよ。それよりも夕立の方が……」
「夕立問題ないっぽい!体中痛いけどそんなの気にならないっぽい!」
妹の夕立はそう言いながらと草むらに寝転がる。僕達は今、南西諸島海域のどこかの小島に身を潜めている。海岸から見えた先には森が広がっていて、隠れるなら丁度いい場所だった。すぐに見つかって良かったよ。
吹雪は先に鈴谷達の護衛として帰ってからまた僕達の迎えに来てくれる手筈になっているんだ。木曾と赤城さんは大破状態だけど元帥直属の艦娘としての意地があるのか先に他の損傷した艦娘を優先して残った。全員で纏まって帰れたらよかったけど、この状態で途中深海棲艦に出くわしたら間違いなく誰かが沈む。提督に言われて近くのこの小島に見つからないようにしているけど……寂しいな。早く提督に会いたいよ。
時雨は中破止まりながらも終わったことで脱力してしまった。無理もないことだ、初めての姫級の深海棲艦それも格上の戦艦棲姫を艦娘全員の手でやっつけたのだから。
誰一人も轟沈せずに勝利の勝鬨を上げた。紛れもない勝利を自分達の手で手に入れた。それが嬉しく、生きているという実感に涙すらした。今も身を潜めていても目頭が熱くなる。そして自分達の帰りを待っていてくれる青年に会いたい思いが湧き上がるのを止められない程だ。
「……終わったわね」
「叢雲、お疲れ様」
「ええ、時雨も夕立もお疲れ様」
「っぽい!」
「ムフフ♪叢雲ちゃん、時雨ちゃん、夕立ちゃん、睦月を忘れては困るにゃ。今日のMVPはきっと睦月にゃしぃ。提督にうんと褒めてもらうにゃしぃ……いひひっ!」
「い、電も頑張ったのです!でも頑張ったのは全員同じなのです。だから提督さんはきっと公平に褒めてくれるのです」
「夕立、頑張ったからいっぱい頭なでなでしてもらうんだ!」
そうだね、提督なら「みんな偉いぞ!」って褒めてくれるよ。みんな提督の為に頑張ったんだから……僕達は艦娘、戦うの為に生まれて来たんだと思ってたけど、思い出すのも嫌な前提督に「戦え」って命じられたけどこれじゃないって思ってた。でも提督に出会って「生きて戻って来い」って言われてこれだって思うようになって、戦う為だけに生まれていないんだ僕達は。心の奥底で戦う以外の意味を……幸せを見つけたかったんだ。そして見つけた。
提督とまた一緒に過ごしたいから頑張った。提督のおかげだよ、僕達が生きようとするのは……やっぱり生きているって素晴らしいね。
初期艦娘組が集まって話し合っていた。何気なく他愛のない話をしているが、それが今はとても居心地の良さを感じさせた。生きていると言う実感を自分達に無意識のうちに感じさせているのかもしれない。
そんな時雨達に近づく影、木曾と空母組の姿があった。
「なんだ、全員ボロボロじゃないか」
「あら?そういう木曾あなただってボロボロじゃないの?血だらけだけど大丈夫なの?」
「ふん、切り込み隊長の俺をなんだと思ってんだ?」
「ふふ、そうね。でもそんなボロボロの状態で待つことはないわ。吹雪達と先に帰ってもよかったのよ?」
「何度言わせるんだ。俺はお前達よりも練度は上だし、こういった状況は何度も経験しているんだよ。慣れっこだよ、慣れたかないけどな。それに俺は先輩だぞ?後輩に気配りできないでどうするんだ」
「言うわね、でも帰ったら真っ先にドックへ行ってもらうから。これは絶対よ?」
「仕方ねぇ、入ってやるか」
叢雲から見ても木曾が重傷に見えた。服は灰と血に染まり下着が丸見え、艤装も原型を留めていない程に損傷しこれでは使い物にならないだろう。こんな状態でも残ったのは彼女の気質故のものだろう。そういうところは何かと叢雲と相性がいいのかもしれない。
「あの……赤城さんは大丈夫なのですか?」
「ありがとう電ちゃん、私は大丈夫ですよ」
「そ、それでも無理はしないでほしいのです」
「そうですよ。一度、座って安静にしておかないと」
「翔鶴さんも、本当に大丈夫なのに……」
「大丈夫って言っている本人が一番大丈夫じゃないんだから……ねぇ翔鶴姉?」
瑞鶴の言葉にコクコクと頷く翔鶴。事実なので言い返す言葉もなく加賀と翔鶴の肩を借りていた赤城はゆっくりと腰を下ろした。瑞鶴の肩を借りていた木曾も同じく腰を下ろす。
「酷い有様だね。でも大丈夫だよ、帰ったら高速修復剤を使ったら元通りになるよ」
「……他に属する艦娘に高速修復剤を使ってもいいのかしら?」
時雨の言葉に加賀が意外な顔をして質問してきた。
「いいよ、提督が良いって言ってるんだからさ」
「……貴重な物を私達の為に使うのね?」
「当然だよ。高速修復剤は僕達艦娘の為にあるものだよ?使わなかったら意味ないだろ!って提督ならきっと言うよ」
「……そう……なのね」
「そうよ。加賀さんは提督さんのことよく知らないから疑うんだろうけど、提督さんはいい人なんだから!」
加賀に対して瑞鶴は青年の良さを語る。始まりから現在に至るまで彼と過ごした時間が楽しいものとなっていることが語る彼女から伝わってくるし、時雨達も同調するように頷き、皆笑顔で語り合っている姿を見て……
「大事にされているのね」
「えっ?なに加賀さん?」
「なんでもないわ……
「なんでもって……今、私の名前を!?」
「言ってないわ」
「嘘!ちゃんと聞こえた!」
「……言ってない」
「言ったって!!」
「………………………………………………」
「ちょっと無視すんなー!!!」
「ふふ、加賀さんったら♪」
ギャアギャアと騒ぐ瑞鶴に絡まれた加賀は素っ気ない態度をしていたが、彼女の表情はどこか柔らく、赤城もそんな彼女達を見て笑みを浮かべていた。
ううん……まだかな?吹雪はもうついていると思うけど……早く迎えに来てくれないかな?
待つことしばらく経ち、勝利の酔いも抜けきらぬ中で時雨はボーっと空を眺めていた。
「うぅ……まずいにゃしぃ……」
「ん?どうしたんだい?」
「ちょ、ちょっと……用を思い出したのにゃ。時雨ちゃん、ちょっと睦月は向こうで……」
先ほどまで自慢げに己の活躍を話していた睦月は今では大人しく、何やらソワソワと落ち着きがない様子を視界に入った時、疑問に思ったがすぐにティンと来た時雨。
「ああ、
「時雨ちゃん、寒いにゃしぃ……」
つまらないギャグを見に受け、そそくさと森の中へと消えた睦月。
……僕自身なんでこんなつまらないこと言ったんだろ?きっとあれだ、暇すぎて僕自身どうにかしてたんだ。だからこれはまだ迎えに来ない吹雪のせいだねきっとそうだ。
などと暇を持て余す時雨だったが、キョロキョロと辺りを見回して誰かを探している叢雲と電がこちらに気づいて近づいて来た。
「ねぇ時雨、睦月を見なかったかしら?」
「睦月ならトイレに行ってるよ」
「そうだったのですね。どれくらい前なのかわかるでしょうか?」
「う~ん、あれこれもうすぐ十分ぐらいになるんじゃないかな?」
「そんなに?どこまで遠くに行っているのよ……もしかして……」
「はわわ!?叢雲さん不潔なのです!!」
「ちょ、ちょっと!?まだ何も言ってないじゃないのよ!!」
顔を真っ赤にして電に抗議する叢雲を眺めている時に、時雨の通信機に連絡が入った。一瞬提督からの連絡と期待したが、意外にも睦月からで少し落胆したのは内緒だった。
「どうしたの?」
『「時雨ちゃん、ちょっと島の奥まで来て欲しいの!」』
睦月が言うには島の奥地で何かを発見したらしい。連絡を受け取った時雨は電と叢雲をお供に添え、他のメンバーにはすぐ戻ると伝えて足を進めた(夕立はお疲れでお昼寝中)
森の中をしばらく歩いていると「こっちにゃしぃ!」と睦月の下へと向かうとそこには自然とは程遠い人工物が散らばっていた。何かの残骸だろう、大きいものやら小さいものがそこら中に散らばってどこかから飛んできたものだろうと予想できた。
「ちょっとこれって……」
「はわわ!?こんなところにこんなものがあるなんて意外なのです」
「ねぇ?おかしいでしょ?睦月もこれを見つけてビックリしたにゃしぃ」
「……叢雲、これなんの残骸かわかる?」
「そうねぇ……何となくだけど、建物の残骸かしら?」
「うん、何となくそんな気がするね」
でもおかしいね。もしかしたら深海戦艦に支配される前はここ誰か住んでいたのかな?ちょっと気になる……そうだ、提督に聞いてみよう。
『「なに?時雨今なんと言った?」』
時雨の連絡を受けた青年は初め何のことかわからなかったが、状況の説明と付近に人が生活していたのか確認を取ったところ、大本営から貰った資料には以前もこの付近は人が生活するには不便であり、鎮守府が存在していた記録は一切ないとの事。これを知った時雨達は顔を見合わせて何か嫌な予感がした。
『「時雨、動けるメンバーを引き連れてその一帯を調査してくれないか?」』
「うん、わかったよ」
『「だがくれぐれも注意しろ。何があるかわからないからな」』
「了解!」
一度無線を切り、仲間の下へと戻った時雨は先に青年から連絡を入れていてくれたようで、動けない赤城と木曾、そして大破ながらも気持ちよく眠りこけてしまっている夕立は翔鶴に付き添ってもらい、加賀に瑞鶴の二人を連れて再び森の中へと足を踏み入れる。奥に進むにつれて人気を避けるように木々が影となって光を遮る。太陽が空に浮かんでいるのにここは薄暗い夜のようだ。睦月と電はちょっと腰が引けているようで、辺りをやたらと気にしていた。
その中でも明るい場所は何か所もあった。何かが爆発したようにそこだけ木々が吹き飛ばされたように削れ、太陽光が差し込んでいる。考えられるとしたら深海棲艦の砲撃によって作り出されたのだろうと予想する。それが何か所にも存在していることから深海棲艦はこの小島を必要以上に攻撃していたようだ……何の為に?その疑問も含めて時雨達は調査を進めていると……
「こんなところにも人工物が……」
時雨はまた残骸を発見する。今度はやたらと数が多く、元々の場所から飛ばされて来たが、木々に引っかかったり接触してこの場に残ったのだろう。そうなると目的地はこの近くにあると言う事だ。時雨達は警戒心を強くして辺りを調査していると、それはあった。
「なに……これ?」
「これは……!?」
瑞鶴と加賀は目の前に広がる光景を見て唖然としていた。そこが爆心地と呼べるほどに木々が無残な姿を晒していた。だがそれが原因ではなかった。
廃墟だ。規模は小さかったそうだが、何かしらの建物が建っていた形跡だった。外壁がボロボロで、真っ黒に焦げた内装が丸見えとなっていた。人工物はこの建物の残骸だったようだ。しかし何故こんなところに人工物の建物があったのだろうか?
一体誰が何の目的でこんなものを?きっとみんなもそう思っているに違いない。折角戦艦棲姫を倒したのに、厄介事に巻き込まれるんだよね。僕達って運がついてないや。とりあえず提督に連絡しないと……
「提督?聞こえる?」
『「んぁ、聞こえるぞ。調査はどうだ?」』
「廃墟を発見したよ。外見は小さい建物だったみたいだけど、人気を避けるように森の中にポツンとあった」
『「怪しいな、ひとまず周囲と内部を探索、危険と判断すれば速やかに退去しろ」』
「了解!」
『「それと時雨、俺も吹雪達と一緒にそちらに向かう」』
「えっ、提督も?」
『「ああ、何か嫌な予感がするんだよ……提督の勘ってもんかもな」』
「奇遇だね、僕もだよ」
『「まぁそういうわけだ。俺が付くまでは無理はするんじゃないぞ?」』
無線を切り、青年が吹雪達と一緒にこちらに向かうことを伝えるとやる気を出す睦月達。きっと何かを発見して手柄を立て、褒めてもらおうとの魂胆が見え見えだった。一方で加賀は驚いていた様子である。深海棲艦がどこかに潜んでいるかわからない状況で生身の人間が海に出る事など普通はしない。だが青年の行動は加賀の常識を覆すばかりで彼女は心底驚いたのだ。
そうして一同、周囲と内装の二組に分かれて探索し始めたが、元々そこにあったものは持ち去られたか爆発で消し飛んだかどういった目的で建てられた建物かもわからず手掛かりは発見は出来ずに時間が過ぎていく。
……何か見つかるかと思ったけど、残骸だらけでこれといったものは見つからない。ガラスの破片とか何かの部品のようなものはあったけど決定的な証拠にもならないもの、爆発で大体のものは無くなったんだと思うね。それか持ち去られたか。どちらにしても困ったな、何かないと逆に不安になるじゃないか……ん?加賀さん?
時雨と共に行動していた加賀が廃墟の床を一点に見つめていた。それに気づいたのは時雨だけでなく、瑞鶴もその姿に不思議と注目しており、瑞鶴は加賀に声をかける。
「………………………………………………」
「どうしたの加賀さん?」
「……隠すとしたらここね」
「えっ?」
「残骸を退かすの手伝いなさい」
「あ、はい」
そんな中で加賀は突如残骸を退かし始めた。その奇怪な行動に瑞鶴はただ眺めていたが加賀に促され次々に残骸をどけていく。時雨達も手伝い、廃墟の床の残骸は撤去した。すると加賀は床を何度も拳で軽く叩き始めた。
「ねぇ加賀さん、何してるの?」
「悪い事をする人間の隠し場所ってどこかわかる?」
「えっ?」
瑞鶴の質問に質問で返しつつ、しばらく床を叩いていると一ヶ所だけ音が違う場所を発見する。
「……ここね」
その場所を探ると意図的に隠された取っ手があった。それを掴んで力いっぱい引き上げるとそこには地下に通じるだろう階段が暗闇へと続いている。
艦娘達は唾を呑み込んだ。怪しいと思った廃墟にこんな場所が隠されていたこともあって、何があるのかもわからないこの先に待ち受けているものに不安を感じた。
「……行くわよ」
隠された扉の奥には光無き地下へと続く階段があった。
……嫌な感じだ。この先に一体何が待っているの……かな?
加賀を先頭に不安を抱きながら時雨達は闇の中に光を灯しながら足を踏み出した。