転生したらダイワスカーレットの兄になっ………えっ!?姉ですか!?   作:ミレニア

18 / 18
謝罪祭りと今後の方針

 

あれからチームシリウスのメンバーとトレーナーに謝ってきた。メンバーの皆は俺の悩みと似たようなものを感じたことがあったからか共感をされながら心配していたと案じてくれていた。

トレーナーは俺の事を叱って、その後謝ってきた。俺が間違ってたんだから謝らなくても良いのに、寧ろ感謝しか無いことを伝えても頭を下げてた。だから無理やり「ならお互いが悪かったって事にして!」って言ってようやくだったよ。

 

…そして、まぁ、はい。

まずデジタルから。めちゃくちゃ泣かれた。心配かけまくったのもそうだし、俺がどんどん不調になっていく様に不安しか無かったから改めて俺の声が聞けて安心出来たって。

罪悪感で死にそうです。

 

…で、実際本気で死にそうなスカーレット案件。

電話をかければ即でてきた。

 

「スカーレ『お姉ちゃんのバカ!』ごめんなさい!!!」

 

『アタシがどれだけ心配したか、分かる?!』

 

「いえ、ホントに申し訳ありません」

 

『ずっとずっと連絡は無いし!掛けても掛けても無視されるし!大体お姉ちゃんはね───!』

 

そこから一時間位謝罪しか口にしてませんはい。途中から泣いて叱ってくるから何か死にたくてしかたなかったよ…。

取り敢えずまた会えたら満足してくれるまで構い倒すのが決定した。

 

因みに俺が落ち込んでた間の事なんだけど、まずキングカメハメハの事なんだが。

なんかふつーに走ってるんすよね。神戸新聞杯を勝った後も特段何かがある訳でもなく普通にトレーニングしてるっぽい。ここら辺はアプリ時空に助けられたのか?ただそのレース以降、レースには出ずにいるらしい。

俺も天皇賞・秋からレースには出てない。まぁ出ててもあのコンディションじゃダメダメジャーってな。そんな訳で有記念も終わりゼンノロブロイが秋三冠を達成して年度代表ウマ娘に選出された。…なんかダービーからすっごく時が早く感じるな?

 

「それでトレーナー。話って何さ?」

 

ソファに座りながらぷらぷらと足を揺らして首を傾げる。

 

「メジャーもこれからシニア級だろう?だからシニアの目標を決めようとね」

 

「あー、確かに」

 

「今まで君は不調だったし、今は治っているといっても実戦からは少し離れているからね。四月にある『GⅢダービー卿チャレンジトロフィー』から始動してメジャーの脚が存分に使える安田記念を目標に考えてるけど、どうかな?」

 

「私はそれでいいと思うよ。今年はマイルとか、まぁ私の得意な所で力を付けようかなって思ってたからね」

 

「それは良かった。…因みにこれはまだ確定した訳では無いけど」

 

「んー?どうしたの、そんな勿体ぶって」

 

「…なんでも、キングカメハメハが安田記念を視野に入れている、と」

 

「っ!!」

 

驚きの余りじっと見つめながら立ち上がった。それに対してニヤニヤと笑いながらトレーナーは言う。

 

「ダービーでの借りを返そう。…今度はこっちの領域でね」

 

「…そうだね。まぁ向こうもマイルは得意だって言うのはこの際野暮だろうけど。…あははっ、楽しくなってきた。今度こそ私が叩き潰す!私が勝つ!」

 

「それこそがメジャーだよ。それじゃあ、はい。これトレーニングメニューね」

 

渡された数枚の紙を一つ一つ見ていく度にダイワメジャーの顔は段々と青くなっていった。

 

「……………あの」

 

「なんだい?」

 

「明らかにトレーニングメニューの内容が今までより過酷と言いますかこれ私が落ち込んでるときより酷いことになりそうなんだけど。…ねぇ、トレーナー?」

 

「シニア級になってレースはより白熱するだろう。ならそれ相応のものは作らないとね。…何より、キングカメハメハに勝つ為にトレーニングが物足りないと後悔していたようだからね。これで負けたらお手上げと言えるように徹底的に、だよ」

 

「トレーナーの優しさなのは伝わってくるけどホントにやるの?…あっちょっと待って!お願い!私まだ死にたくないかも!スカーレットー!!!お姉ちゃん生きて帰れたらスカーレットとデートするんだぁぁぁぁぁ!!!」

 




自分の書きたい所だけ書いてるのですいすい進むのが私。という訳でクラシック級は終わりです。

シニア級のダイワメジャーの物語は………数年後?
ナメクジより遅いので期待はしない方が得です。

とりあえずはここまでありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

元モルモット君ダイワスカーレットと、モルモット君が大好きすぎるアグネスタキオントレーナー(作者:雅媛)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

アグネスタキオン担当のトレーナー君がダイワスカーレットのウマソウルに憑依されウマ娘になってしまい、トレーナーになったアグネスタキオンにあれこれ世話をされる話。▼【挿絵表示】▼画像はAIのべりすとに加筆修正しています。


総合評価:3053/評価:8.38/完結:24話/更新日時:2022年12月27日(火) 18:00 小説情報

黒い刺客に成り代わったブルボン推しがデビューを1年ゴネる話(作者:ィユウ)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

なぜよりによって彼女なんだ?▼推しとは戦えない甘ちゃんの保身が、世界を120°くらい変える。▼12/20 告知▼12/21 12:00より、新ウマ娘「ロイスアンドロイス」の登場にあたって、史実における該当ウマ娘の出走レースが描写される『変革─菊花賞─』の修正を行います。また、全話数にて大規模な文面の調整を合わせて行うため、当面の間は当作品を非公開設定といたし…


総合評価:6100/評価:7.36/短編:31話/更新日時:2026年01月01日(木) 12:00 小説情報

純白の悪魔(作者:さすらいとさすらいと)(原作:ONE PIECE)

 ミカに転生した男が海賊になり好きに生きる ▼ ▼ Nanami様から ▼ ▼ AIイラスト▼ ▼【挿絵表示】▼ ▼【挿絵表示】▼


総合評価:1517/評価:6.87/連載:24話/更新日時:2026年02月20日(金) 21:20 小説情報

無敗の八冠?だったら、俺が獲ってやるよ。(作者:流星の民(恒南茜))(原作:ウマ娘プリティーダービー)

目が覚めたらウマ娘、推しはテイオー。▼テイオーに会えんじゃん!なんて高揚も束の間、同世代はカイチョーだった。▼けれど、一時の落胆の末に得たのは天啓、または無謀な思いつき。▼「俺が八冠を……何なら無敗で獲っちゃえば、テイオーが憧れてくれるんじゃね?」▼そんな少々の下心と夢を胸に、突き進んでいくTSウマ娘のお話。▼……なお、スタートは地方だった模様。▼拙いですが…


総合評価:2014/評価:7.04/連載:64話/更新日時:2025年01月28日(火) 23:17 小説情報

漆黒の鋼鉄(作者:うづうづ)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

ブラックプロテウス。▼外見的には普通の黒鹿毛ウマ娘だが、彼女には秘密があった。▼それは、『絶対に故障をしない身体』を得て転生してきた、ということだ。▼ウマ娘の例に漏れず走ることが大好きな彼女は何をしても故障をしないその身体を活かし、周囲がドン引きするようなほどのハードトレーニングを重ねて身に着けた身体能力でレースを駆け抜けていく。▼どんな無茶な、無謀な走り方…


総合評価:26736/評価:8.68/連載:66話/更新日時:2026年04月16日(木) 14:15 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>