転生したらダイワスカーレットの兄になっ………えっ!?姉ですか!?   作:ミレニア

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謝罪祭りと今後の方針

 

あれからチームシリウスのメンバーとトレーナーに謝ってきた。メンバーの皆は俺の悩みと似たようなものを感じたことがあったからか共感をされながら心配していたと案じてくれていた。

トレーナーは俺の事を叱って、その後謝ってきた。俺が間違ってたんだから謝らなくても良いのに、寧ろ感謝しか無いことを伝えても頭を下げてた。だから無理やり「ならお互いが悪かったって事にして!」って言ってようやくだったよ。

 

…そして、まぁ、はい。

まずデジタルから。めちゃくちゃ泣かれた。心配かけまくったのもそうだし、俺がどんどん不調になっていく様に不安しか無かったから改めて俺の声が聞けて安心出来たって。

罪悪感で死にそうです。

 

…で、実際本気で死にそうなスカーレット案件。

電話をかければ即でてきた。

 

「スカーレ『お姉ちゃんのバカ!』ごめんなさい!!!」

 

『アタシがどれだけ心配したか、分かる?!』

 

「いえ、ホントに申し訳ありません」

 

『ずっとずっと連絡は無いし!掛けても掛けても無視されるし!大体お姉ちゃんはね───!』

 

そこから一時間位謝罪しか口にしてませんはい。途中から泣いて叱ってくるから何か死にたくてしかたなかったよ…。

取り敢えずまた会えたら満足してくれるまで構い倒すのが決定した。

 

因みに俺が落ち込んでた間の事なんだけど、まずキングカメハメハの事なんだが。

なんかふつーに走ってるんすよね。神戸新聞杯を勝った後も特段何かがある訳でもなく普通にトレーニングしてるっぽい。ここら辺はアプリ時空に助けられたのか?ただそのレース以降、レースには出ずにいるらしい。

俺も天皇賞・秋からレースには出てない。まぁ出ててもあのコンディションじゃダメダメジャーってな。そんな訳で有馬記念も終わりゼンノロブロイが秋三冠を達成して年度代表ウマ娘に選出された。…なんかダービーからすっごく時が早く感じるな?

 

「それでトレーナー。話って何さ?」

 

ソファに座りながらぷらぷらと足を揺らして首を傾げる。

 

「メジャーもこれからシニア級だろう?だからシニアの目標を決めようとね」

 

「あー、確かに」

 

「今まで君は不調だったし、今は治っているといっても実戦からは少し離れているからね。四月にある『GⅢダービー卿チャレンジトロフィー』から始動してメジャーの脚が存分に使える安田記念を目標に考えてるけど、どうかな?」

 

「私はそれでいいと思うよ。今年はマイルとか、まぁ私の得意な所で力を付けようかなって思ってたからね」

 

「それは良かった。…因みにこれはまだ確定した訳では無いけど」

 

「んー?どうしたの、そんな勿体ぶって」

 

「…なんでも、キングカメハメハが安田記念を視野に入れている、と」

 

「っ!!」

 

驚きの余りじっと見つめながら立ち上がった。それに対してニヤニヤと笑いながらトレーナーは言う。

 

「ダービーでの借りを返そう。…今度はこっちの領域でね」

 

「…そうだね。まぁ向こうもマイルは得意だって言うのはこの際野暮だろうけど。…あははっ、楽しくなってきた。今度こそ私が叩き潰す!私が勝つ!」

 

「それこそがメジャーだよ。それじゃあ、はい。これトレーニングメニューね」

 

渡された数枚の紙を一つ一つ見ていく度にダイワメジャーの顔は段々と青くなっていった。

 

「……………あの」

 

「なんだい?」

 

「明らかにトレーニングメニューの内容が今までより過酷と言いますかこれ私が落ち込んでるときより酷いことになりそうなんだけど。…ねぇ、トレーナー?」

 

「シニア級になってレースはより白熱するだろう。ならそれ相応のものは作らないとね。…何より、キングカメハメハに勝つ為にトレーニングが物足りないと後悔していたようだからね。これで負けたらお手上げと言えるように徹底的に、だよ」

 

「トレーナーの優しさなのは伝わってくるけどホントにやるの?…あっちょっと待って!お願い!私まだ死にたくないかも!スカーレットー!!!お姉ちゃん生きて帰れたらスカーレットとデートするんだぁぁぁぁぁ!!!」

 




自分の書きたい所だけ書いてるのですいすい進むのが私。という訳でクラシック級は終わりです。

シニア級のダイワメジャーの物語は………数年後?
ナメクジより遅いので期待はしない方が得です。

とりあえずはここまでありがとうございました。
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