ボーダーは変わり者と人が多い所だから僕を見つけてくれて、友達になってくれそうだという理由で入りました。後悔はしてません。 作:ガイドライン
どうも。
いまワールドトリガーのアニメを見直して、もうアイディアが浮かぶ浮かぶッ!!!
ということで出来上がった一つです。
さて、どうぞ。
「おまえも当然知ってるだろうが、遠征部隊に選ばれるのはブラックトリガーに対抗できると判断された部隊だけだ。他の連中相手ならともかく、俺たちの部隊を相手におまえ一人で勝てるつもりか?」
迅の予知通り3日後に遠征部隊は帰還しその足で玉狛支部に向けて部隊が向かっていた。そして迅もそれを阻止するために今回指揮をしている太刀川の前に立っているが、複数の人間対迅一人では分が悪すぎる。
そしてそれは迅もよく分かっている。分かっているからこそか、余裕な表情で
「おれはそこまで自惚れてないよ。遠征部隊の強さはよく知ってる。それに加えてA級の三輪隊、俺がブラックトリガーを使ったとしてもいいとこ五分だろ」
そう、全く諦めていない。むしろ…
「おれ一人だったら」
と、言い放つと同時に朽ちた民家の屋根に複数の影が舞い降りてきた。
「嵐山隊。現着した」
あの日援軍をお願いしていた嵐山隊が到着したのだ。
忍田本部長の指令で玉狛支部に加勢すると。
「いいタイミングだ嵐山」
「忍田さんからの要請もあったが、やっぱり三雲君には借りがあるからね」
「私はどっちでもいいですけど、
「へぇ。気にはしてたんだね」
「深い意味はないですよ!!!」
何のやり取りなのかは知らないがここに来るまでに玉狛支部に援軍として参加する理由となった何かがあったことだけは分かった。
それを見て気に食わない三輪は
「どうして邪魔をする嵐山隊!!!相手はネイバーだぞ!!!!」
「全てのネイバーが敵。とは限らないじゃないのか」
「ネイバーがどれだけのことをしたか忘れたか…ッッ!!!!!」
「ネイバー全てが敵なら
睨み合う両者。
三輪はネイバー全ては敵。嵐山は敵対しないのならば様子を見ようというすでに意見が食い違っている。
「邪魔をするなら排除する!!!」
「こっちにも都合があるんだ。邪魔させてもらうよ」
「止めるなら今だよ太刀川さん。このままだと俺達が勝つ。
俺のサイドエフェクトがそう言っている」
「………その未来、打ち崩したくなった!!!!」
「まぁ、そういうと思っていたけど……!!!」
………………………………………………………
「残念、移動したのはワイヤーを張りたかったからよ。暗くて全然見えなかったでしょ?」
戦いが始まって木虎は米屋と一対一の戦いをしていた。
場所は廃墟となったビルの一室。
そこで木虎は槍を使う米屋から有利をとりために狭い一室にはいりこんだが、それは対策されており柄を短くすることで動き回れるようにしていたのだ。
だが、さらに木虎はその先を読んでワイヤーを張り僅かな隙をついて米屋のトリオン供給機関を破壊した。
「トリオン供給機関は破壊したわ、終わりね」
「と、思うじゃん??」
すると米屋は木虎ごと部屋から外へと飛び出した。
トリオン供給機関が破損してもすぐにベイルアウトするわけではない。僅かな時間を使って木虎を外へ押し出した。
「弾バカ、出番だぞ」
米屋がと言うと、そのビルの屋上で出水は待ち構えていた。
「誰が弾バカだ、ハチの巣にするぞ。アステロイド」
と言いながらアステロイドを放っていく。
木虎はシールドを展開しようとするが「避けきれない」と考えていたが、時枝が駆けつけシールドを展開していく。
が、その隙に当真が時枝にヘッドショットを決めようと放った。
その時、
「ここから落ちてもダメージとかないんですか??」
「時崎君ッッ!!!??」
突然現れたハジメに驚く木虎。
もちろん時枝も米屋も出水も、そして時枝のヘッドショットを撃った当真も驚いている。
なぜなら
そんなものを見せられたのにも関わらず冷静な当真はもう一発、今度は木虎に向けて狙撃した。が、飛んでくる玉を見極めた時枝が木虎の腕を引っ張り躱させた。
そのまま地面に着地をした木虎と時枝。
一緒に落ちてきたハジメは近くの木々に落ち、そのままぐるぐると身体を回転させながら木虎達の所へ。
「何をやっているのよ貴方はッッ!!!!!??」
「応援です」
「そんなことしてる場合なのッッ!!!!??」
「まぁまぁ、おちついて木虎。助かったよ時崎」
「いえいえ」
そこへ嵐山も合流。
向こうはいま米屋がベイルアウトとして残ったのは出水と離れた所で狙撃しようと狙う当真。そしてここに合流してきた
「……お前は……!!!」
「この間はどうも」
つい最近一悶着あった三輪とハジメが再び出会った。
………………………………………………
「おいおい。なんだアイツ……確かに当たったよな……」
間違いなく当真の放った玉は当たっていた。
なのにそれでも平然としているハジメに寒気がしてきた当真。
そんな中で無線から米屋の声が
「さっきの少年には狙撃は無意味ですよ。至近距離で三輪が撃ちましたがピンピンしてましたんで」
「あれが例のネイバーか??」
「一般人、と言いたいですけど……こっちもハッキリとは分からないんですよね……」
「そうか……当たってもダメージがないなら狙う理由はねぇな……」
……………………………………………………
「三輪。なんだ、そいつと知り合いか??」
「……例のネイバーと一緒にいたやつです」
「ネイバーが二人いたとは聞いてねぇぞ」
「僕は一般人なので」
と、いいながら両手を上げるハジメ。
確かに見た限りでは何の武器もない。それどころか……
「…おいおい。まさか、お前
「そうですよ。正式入隊してませんから」
だからさらに驚いている。
ボーダーのトリガーは一般人に当たっても強い痛みと衝撃によって気絶するまでに抑えてあるために、当たっても死ぬことはない。
なので出水は驚いているのだ。
当たったのはハジメの胸。そうなれば全身に衝撃と痛みが伴って気絶するはずなのだ。なのに全く痛みを感じていない。
いや、それよりも……
「お前……
「「「ッッ!!!??」」」
「数えてませんけど……10階以上ですよね」
そう。一番の驚きは生身なのに10階以上の場所から転落したのにも関わらずに、まるでトリオン体のように平然としていられるところなのだ。
いくら下に木があってクッション代わりになったとは言っても全くダメージかないなどありえない。
「本当に不思議な身体してるよね」
「……だからって無茶しすぎよ」
「無事だったんだからいいじゃないか」
戦いの最中だというのにのんびりとした空気が流れる。
それにイラッときた三輪は銃に手を伸ばすが
「また、撃つんですか??」
「ッッ!!!!」
「いくら死なないからって撃って撃って撃って。
もしかしたら撃ちまくっていたらショック死するかもしれないのにそれでも撃つんですか??」
無表情で近づくハジメ。
それに本能的に三輪の足が一歩後退した。
「まだ感情で動いてるんですね。悪いとは言いませんよ。
それが原動力となり力になるならそれは立派な自分の武器ですから。
……だけど、その武器を理不尽に使うとするならそれは兇器。
復讐をするために貴方は
その言葉が決め手となったのだろう。
銃に手をかけようとしていたのがピタッと止まった。
そしてその瞬間に三輪の胸に穴が……
『トリオン供給機関破損。ベイルアウト』
同時に出水にも玉が飛んできたが間一髪急所はそれ腕一本ですんだ。
離れた場所からの佐鳥のツインスナイプ。
それが見事に二人にダメージを与えたのだ。
そして出水の無線から届いてきたのは
『……出水。引き上げだ』
「おいおい。いいのか??ネイバーを倒すじゃねえのかよ」
『……引き上げてくれ』
「そうか。なら仕方ねえな」
三輪の意思を汲んだのか出水と当真も離脱。
そして同じタイミングで離れた場所で2つのトリオン体が本部へと帰還していた。
『どうやら、そっちも終わったみたいだな』
その連絡は迅。どうやら太刀川と風間との勝負が終わったようだ。
「おい迅。時崎が来るって分かっていただろう??」
『五分五分でこっち来る可能性もあったけど、良い未来のほうに行ってくれたようだ』
どうもこれ以上は話す気はないと悟った嵐山はこれ以上は聞かないことにした。いまはこうして無事に遠征部隊を撤退させることができた事を喜ぶことにした。
ーオマケですー
「で、さっき言っていた応援ってなによ??」
「?? 言葉の通りですけど」
「まさか!本当に応援するだけのためにここまで来たの!!?」
「はい。オッサム達には見つかってませんがそろそろ帰らないと……」
「…な、何なの貴方は……なんでそういう真似が出来るのよ……」
「えっ。応援って間近でやるものじゃないんですか??」
「間近過ぎなのよッッ!!!!!!!」
(時崎になると感情が高ぶってるな……)
(木虎にはいい刺激になってくれそうだ……)
(楽しそう藍ちゃん)
(………えっ。活躍したのにオレこれだけッ!!!??)