ボーダーは変わり者と人が多い所だから僕を見つけてくれて、友達になってくれそうだという理由で入りました。後悔はしてません。   作:ガイドライン

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どうも。
ハジメの戦っている姿を見たかったと思いますが、漫画とかアニメみたいな戦いを文書として書くスキルを僕は持ってませんのでご勘弁を(笑)

全く書かないというわけではないですが、基本は日常を描く感じですね。いやー大規模進行、どうしようかなー(笑)

では、どうぞ。






本部と風刃とハジメ

遠征部隊と迅、嵐山隊の攻防戦を見ていたボーダー上層部の会議室では

 

「一体どうなっとるんだ!!

迅の妨害、トップチームの潰走。だが問題は何よりも、忍田本部長!!なぜ嵐山隊が玉狛側についた!?なぜネイバーを守ろうとする!?ボーダーを裏切るつもりか!?」

 

と声を荒げている鬼怒田に忍田は

 

「"裏切る"??論議を差し置いて強奪を強行したのはどちらだ?」

 

低い声が会議室に響く。

 

「もう一度はっきりと言っておくが、私はブラックトリガーの強奪には反対だ。ましてや、相手は有吾さんの子。これ以上、刺客を差し向けるつもりなら……次は嵐山隊ではなく、この私が相手になるぞ。城戸派一党」

 

と静かに怒りをあらわにしていく忍田。

城戸司令の言うとおりボーダー内のバランスが悪くなるというのは分かる。だがそれでも強奪してまでやることではない。

 

そうハッキリという忍田に鬼怒田や根津はどうするかと頭を悩ませた。忍田は現役から離れていても"ノーマルトリガー"に置いて最強。そしてあの太刀川の師匠でもある忍田を敵に回すのは………

 

「ならばこっちは天羽も出す」

「ッッ!!!??」

 

その城戸の言葉に全員が衝撃を受けた。

迅と同じS級でありながらコントロールの難しい天羽。

それを知っているからこそ根付が

 

「い、いや、しかしですねぇ、彼を表に出すとボーダーのイメージが…………

……なんと言いますか、天羽くんの戦う姿は、少々人間離れしておりますからねぇ。万が一市民に目撃されると非常にまずい」

 

と、遠回しにそれはダメだといっているが城戸は

 

「A級トップを一人で倒す迅の"風刃"に忍田くんが加わるとなればこちらも手段は選んでおれまい」

 

「城戸さん、街を破壊するつもりか??」

 

と、どっちも引かない状況の中、会議室に現れたのは

 

「どうもみなさんお揃いで。会議中にすみませんね」

「何の要件だ、迅」

 

この議題の中心にいる迅本人だった。

 

「宣戦布告でもしに来たか」

「ちがうよ城戸さん、交渉しに来たんだ」

 

「交渉だと!?裏切っておきながら」

「いや、本部の精鋭を撃破して本部長派とも手を組んだ。戦力で優位に立った今が交渉のタイミングでしょう」

 

と、城戸、迅、鬼怒田、根津がそれぞれ言葉を言ったところで迅が本題に入った。

 

「こちらの要求は()()()

まずうちの後輩空閑遊真のボーダー入隊を認めて頂きたい。

太刀川さんが言うには、本部が認めないと入隊したことにならないらしいんだよね」

 

「なるほど。"模擬戦を除くボーダー隊員同士の戦闘を固く禁ずる"か……」

「ボーダーの規則を盾にとってネイバーを庇うつもりかね!?」

「私がそんな要求を飲むと思うか?」

 

唐沢、根津、城戸の順で思ったことを言っている中で迅は

 

「もちろん、タダでとは言わないよ。

かわりにこっちは"風刃"を出す」

 

………………………………………

 

結果を言えば遊真のボーダーへの正式入隊は認められた。

そして代わりに迅が風刃をボーダーへ差し出した。

それだけ遊真のこれからの活躍があるという判断と、ブラックトリガーである風刃の適応者の多さから城戸司令がOKを出した。

 

「そしてあと一つあるんだけど…」

「まだ要求するつもりかね!?」

 

「こっちは要求というよりお願いって感じかな??」

「………言うだけ言ってみろ」

 

不機嫌そうなのか、元々なのか、険しい表情で見てくる城戸に苦笑いする迅。

 

「時崎一にボーダー本部の精鋭達からの指導をお願いしたい」

「は、はぁーッ!!!!!??」

 

「自分が何を言っているのか分かっているのかッッ!!!!!」

 

当然の反応にまぁまぁと落ち着いてと言ってくる迅。

 

「もちろん本人達の了承が前提。ただそこでこっちからとやかく言ってほしくないってところかな??」

 

「…………なにが、目的だ??」

 

「ハジメの思考は柔軟というか、突拍子もないというか、色んな経験をさせたほうがこれからの未来にいい影響がある」

 

しかしそれでは他のボーダー隊員に示しがつかない。

もちろん個人が強くなることはいいことであり、それがボーダー全体の強さとなる。だが、たった一人に固執して強くさせようとする行為は他のボーダー隊員から特にC級隊員から反感を食らう可能性が高い。

 

それは迅も分かっているだろう。そこを押し通してまでハジメを強くするのは……

 

「………攻めてくるのか、迅??」

「「「「ッッ!!!!??」」」」

 

「大規模侵攻。来るよ城戸さん。だから()()()()()()()()()()()()()

 

………………………………………

 

「はああああああぁぁぁッッッ!!!!」

 

玉狛支部に響き渡る声はこれまでの中で一番の大声を出す小南だった。近くにいた宇佐見は両耳を塞ぐほどに五月蝿かったみたいだ。

 

「なんで迅が風刃を差し出さないといけないのよッッ!!!!」

「だから遊真の入隊とハジメの指導を有利にするためだよ」

 

「良かったのか迅さん??」

「いいんだよ。気にするな」

 

頭をポンポンとされる遊真。

平気そうな表情をするがそのブラックトリガーは迅の師匠の形見。同じように大切な人がブラックトリガーになっている遊真にとってはどんな心境か、分かっているからこそこれ以上何も言わなかった。

 

「それでだ。遊真と千佳ちゃん、そしてハジメは入隊までにある程度強くなってもらう必要があるんだが……ハジメに関しては明日から別メニューだ」

 

「それって迅が言っていた色んなパターンの経験をさせる。みたいなやつですか??」

 

「ちょっと待ちなさいよ!!!」

 

小南が何か言いたそうだが

 

「じゃ、明日本部へ行かないと行けないのでそこで誰が見つけてきます」

 

「いや、見つけるって……どうする気だ??」

「僕を知ってもらうために大量の履歴書を……」

「やめろッ!!!軽いテロみたいになるからやめろッ!!!」

 

「ちょっ、ちょっと!!私の話を……」

 

誰も気づかない。という感じで話を進める。

 

「じゃ、どうするんですか??」

「……なら、木虎とかに頼んだらどうだ??」

「うわぁ。結局他人任せですよそれ」

 

「だ、だって僕にも訓練があるんだよ」

「わ、私も、ムリ……」

「オレも無理だな」

「俺も用事があるからな」

 

「……ねぇ、聞いてる??」

 

あっ。弱ってきた。

 

「そういえばちょっと遊真と修との連携を試しておきたいだった」

 

「なら、千佳ちゃんも参加させてみようか」

「それがいいな。千佳は俺が見て鳥丸が修と遊真だな」

 

「………ちょっ、ちょっと……」

 

半べそかきそうになってるのでもうやめたほうがいいな。

 

「じゃ、小南先輩。よかったら明日付いてきて下さい」

「………へぇ??私??」

 

「他に誰もいないので()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

すると一気に表情が変わり嬉しくてニヤニヤしたい気持ちを必死に抑えながら先輩としての威厳を保とうと

 

「し、しょうがないわね!そこまでいうなら付いてあげてもいいわよ」

 

「では、お願いします」

 

ということで余計なことを言わせないように皆で回避することが出来て良かった……小南はきっと特別メニューというのが気に入らなかったんだろう。

 

一番はこの前思うようにもて遊ばれたのが気に入らなかったというのが強いだろうが忘れてくれて助かった。

しかしまだハジメの小南イジリは続く。

 

「あっ。でも訓練のトリガーを貸していただけるなら換装して状態でいけば周りから見てもらえますよね」

 

「あぁ!!確かに……」

「林道支部長に貸し出せるか聞いてみます」

 

「えっ。ちょっと……」

 

そしてここで烏丸がもちろん乗ってくる。残りのメンバーもその提案に乗っており、小南だけが乗り遅れる。

 

「それならハジメ君の意思でON-OFF出来るね」

「いいですね。オッサムを驚かすのにも使えます」

 

「頼むから使わないでくれ……」

「他にも色々出来そうだな」

「わ、悪いことに使ったらダメだよ…」

 

「しませんよ。なんなら使った時の記録を残せばいいじゃないですか??」

「念のためにしたほうがいいかもね。

あとで言いがかり言われても証拠になるしね」

 

「…………………………」

 

今度はわざとではなく完全に取り残された小南。

このままだと自分はハジメに付いていく必要性が……

 

「でも小南先輩、明日はお願いしますね」

「わ、分かってるわよ!!!!!!」

 

(ちょっと行けないかもって、凹んでいたよな……)








ーオマケですー

修「……今日はなんだか、小南先輩おかしくなかったか……」
千佳「うん……私もそう思ってた……」
遊真「小南先輩、疲れてるんじゃないのか??」

宇佐見「そうかもしれないね〜明日が気分転換になればいいけど………」

木崎「ハジメに振り回されそうだがな……」



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