ボーダーは変わり者と人が多い所だから僕を見つけてくれて、友達になってくれそうだという理由で入りました。後悔はしてません。   作:ガイドライン

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どうも。
女性人気の風間隊です。
①とは書いてますがその後どう絡ませるか思いついてないので、ここで終わるかも(笑)

では、どうぞ。




風間隊①

「やっと見つけたぞ」

「えーと……あっ。この前の」

 

いつもの通りに鬼怒田に呼ばれた午前、ネイバーのトリオン兵に触れたらどうなるとかの実験。前に中学校でトリオン兵を止めたという報告を受けた鬼怒田がどんな仕組みなのかと興味を持ったようだ。

結局はわからないまま。どんな原理で止めているのか全く分からないようだ。触れただけで相手を止める。戦力として申し分もないのだが……と、渋られながら今日は終わりだとまた割引券を貰って今日はうどんを食べていた所に

 

「風間だ」

「どうも。時崎です」

 

そう。この前失礼なやつをお仕置きするときにアドバイスを貰った人だ。

 

「この前はありがとうございました。

お陰様であの人を泣かす事が出来ました」

 

「そ、そうか……アイツが太刀川というのは知ってるんだよな??」

 

「そうですね。忍田本部長が言ってましたから」

 

「……………まぁいい。ちょっと付いてこい」

 

なんか含みがあるようだったけど気にするのを止めた。

ちょうどうどんも食べ終わったので後片付けをして風間のあとについていった。

 

そこはハジメが食べていたスペースから離れた複数人が座るスペース。そこに風間と同じ隊服を着た人達が集まっていた。

 

「風間さん。そいつですか」

「どうも。時崎ハジメです」

 

しかしどうしてここに呼ばれたのか。

まったく見覚えのないハジメ。風間は空いていた席に座り、隣に座れとジェスチャーをしてきた。

 

向かい合わせの席。右側の奥から女の子、風間、ハジメ。向かい側に男の子が二人いる。

 

「早速だが前置きもなく言わせてもらう。俺達の隊に入れ」

「はい??」

 

いや、いきなり何を言ってくるのだと思っていると風間がさらに説明をしてきた。

 

「上層部から話を聞いている。時崎の特殊トリオンは俺達の戦闘スタイルと合っている。だから入隊前のお前をスカウトしたいと考えた」

 

ここに呼ばれた理由は分かったのだが本当にいきなり過ぎる。

そんなことを考えていると向かい側のなんか優しそうな人が

 

「歌川遼だ。実はな、お前の所の宇佐見からちょっと話を聞いて。といっても今日は時崎がここにくるというぐらいだからな」

 

つまりはずっと探していたのかな??

だから宇佐見先輩に話を聞いてみたと……

 

「だって君全然存在感なさ過ぎなんだよ」

 

と、その隣の人がいきなり言ってきた。

 

「おい、菊地原!」

「風間さん。こんなやついりませんよ。まだ入隊もしてないし実力もないんでしょう。そんなやつ入れたら隊が弱くなりますよ」

 

「菊地原。俺がお前を勧誘したときも同じだったはずだが」

 

「同じじゃないですよ。コイツは弱い。違いますよ」

 

と、言ってくる菊地原にハジメは真正面から。

そう。同じようにハッキリと言ってやった。

 

「言われなくても入りませんよ。貴方がいる隊なんて」

「お、おい!?」

 

歌川という人が慌てているがいまはそれどころではない。

いまはこの失礼な奴に対して文句の一つでも言わないと気がすまない。

 

「なんですか貴方は。いきなり人を呼びつけたと思ったら罵倒なんて。貴方こそ団体行動しないほうがいいですよ。他の人に迷惑をかけますから」

 

「呼び出したのは風間さんだよ。こっちは元々反対なんだ。

君みたいなチートな力を持っていると自分が強くなったと勘違いして真っ先に死ぬんだよ」

 

「どうしてそう決めつけるんですかね。僕のこれはそんなに便利じゃないですよ。人と会えないし見てもくれない。こうやってトリオン体にならないと見えないんですよ。それをチート??よっぽどひがみ体質なんですね」

 

「いうね。こっちだって好きでこんなサイドエフェクトを持ってないんだよ。ただの耳のいいなんて嫌なものだし聞きたくないものだって聞くんだよ。そんなもん毎日聞いていたら性格もこうなるよ」

 

「なりませんよ。それ、単なる貴方の素ですよね」

「そうだったとしても君には関係ないよね」

 

「ありませんね。だからさっき言った言葉取り消してください」

「やなこった」

 

「子供ですね」

「あんたもね」

 

と、睨み合う両者に痺れを切らした風間がテーブルにあった水の入っているコップを二人にめがけて水をかけた。

 

「いい加減にしろお前らッ!!頭を冷やせ!!」

「………物理的にされるのは初めてです」

 

相当頭にきていたのだろう風間は隣の女の子に「お、落ち着いて下さい!!」と言われている。ハジメも流石にやりすぎたと思い

 

「菊地原先輩でしたね。言い過ぎました。すみません。

皆さんもご迷惑をおかけしました」

 

と、素直に頭を下げて謝るハジメに風間も

 

「いや。こっちも悪かった。おい菊地原」

「…………嫌ですよ」

 

「菊地原」

「……………悪かったね………」

 

頭は下げずとも手を首の後ろにやり気まずそうに謝っている菊地原。本当に捻くれているのかと思っていると

 

「ゴメンね時崎君。菊地原君口が悪くて…」

「いえ。そういう人は組織に一人はいますから」

 

「君みたいなやつもいるよね」

 

「なんですか菊地原先輩??」

「なにか言ったかい、後輩??」

 

「……お前ら……」

 

再び風間に怒られる前に二人共黙ったそうだ。

 

………………………………………………………

 

「それで、どうかな??ウチの隊に入るのは…」

 

水をかけたお詫びにとデザートを御馳走になるハジメ。

トリオン体なので風邪を引くことはないだろうが風間も感情的にしてしまったと感じていたそうだ。

 

そして改めてハジメを勧誘しているのは三上、オペレーターである。さっきよりも詳しく話を聞いてハジメは

 

「すみませんが入れません。先約があるので」

「というと、やはり玉狛支部で新たに隊を作るというわけか」

 

「はい。でも僕としては皆さんの訓練には参加してみたいですね。どんな風に"カメレオン"を使うか興味があります」

 

そうすると目の前の菊地原がまた嫌な表情をして

 

「隊は入らずに戦術だけを盗むつもりかい」

「おい、菊地原」

 

「だってそうじゃないですか。まぁ、戦術を知ったところで活かせるとは限りませんけどね」

 

「風間先輩。この人はいちいち悪口を言わないと死んじゃう的なサイドエフェクトでも持ってるんですか??」

 

「…………悪いが許してやってくれ。コイツも色々あったんだ」

 

まったく反省の色を見せない菊地原に本当に苦手意識をするハジメ。友達が欲しいと思うのは変わらないがこのひとだけはいらないと思った。

 

「俺達としてもそれは構わないと思っている。

時崎に関しては色んな戦術パターンを教えるようにと上から通達があったからな。だが教えられるのは()()()()()()()()()使()()()()()()

 

「はい。分かってます」

 

いくら教えるにしても新しい戦術を教えるなんてありえない。

それはハジメも風間も分かっている。

だから妥協できる範囲の戦術をと提案しそれを飲んだ。

 

「なら歓迎する。こちらも三人組以外のフォーメーションを試したいと思っていたところだ」

 

「あれをやるんですか!?」

「ええぇーいりませんよ……」

 

「そんなこと言わないの。いざとなったときの戦術もあったほうがいいんだから」

 

なんか、これがメインだったような気がする……

そううまくハメられたようなと考えていると

 

「覚えておけ。遂行したい目的は隠しておくに限るとな」

「………覚えておきます………」

 

……………………………………………………

 

「……つ、つかれた……」

「だ、大丈夫か、ハジメ??」

 

玉狛支部に戻った時にはクタクタになっていたハジメ。

一体何があったのかと他の者たちも集まり説明すると

 

「それはハジメ。アンタがマヌケだからよ」

「……ですよね……」

 

「ゴメンねハジメ君。風間さんから口止めされてて……」

「いえ。見抜けなかった僕が悪いので…」

 

「しかし。やっぱり羨ましいな〜

ハジメだけ強いやつとやれるなんて……」

 

「いや。あれもうイジメですよイジメ」

 

新フォーメーションとは名だけだとハジメは言った。

確かに四人によるフォーメーションはやったがそれまでに至るまでに()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ということで徹底的に指導された。

 

風間が厳しく教え、菊地原が横から嫌味をいい、歌川がそれを止めて、三上が全体をまとめる。という流れをずっと聞かされ体験しながら、動けるようになってからもそんな感じで指導され終わった時にはクタクタになっていた。

 

それでも最後までついてきたハジメに風間は少なくとも好感を持ったようで「また来い」と言ってくれた。それには歌川も三上も歓迎をしていたが菊地原だけが「もう来なくていいよ」と言ってきた。

 

なので、歌川先輩に教えてくれた方法を

 

「宇佐見先輩」

「なにかねハジメ君」

 

「菊地原先輩が、かまってほしいそうです」

「ほほう。それはいいことを聞いた!」

 

これで、やり返し完了である。

 

 







ーオマケですー

宇佐見「あっ。きくっちー!!」
菊地原「げっ」

宇佐見「そんなに構ってほしかったのか!コノヤロー!!」
菊地原「そんなこと言ってませんけど……」

宇佐見「照れなくていいのだよ。ハジメ君が教えてくれたんだから。照れ隠しでいえなかったんだよね。ゴメンね気づいてあげられなくて……」

菊地原「あのヤロウ……ッ!」
宇佐見「今日はタップリと構ってあげるよー!」

このあと宇佐見が満足するまでタップリと構ったとさ。
若干1名ぐらい、この二人の近くを通り過ぎる際に羨ましい視線を向けたとか向けなかったとか………


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