ボーダーは変わり者と人が多い所だから僕を見つけてくれて、友達になってくれそうだという理由で入りました。後悔はしてません。   作:ガイドライン

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どうも。
また2日連続の投稿です。
今度はハジメのトリオン体についてですね。
これからゆっくりとこのトリオン他にどんな作用があるか書いていきますのでお楽しみ。

では、どうぞ。






チームとトリオン体

「チーム??」

「あぁ。僕と空閑、そして千佳。そこに時崎を入れたチームを作りたいんだ」

 

どうやら千佳もボーダーに入るようだ。

お兄さんと友達がネイバーに攫われた、そしてまだ生きている可能性があると遊真達から教えてもらい、自分の手で何かしたいという強い意志でボーダー入隊を決めたようだ。

 

そしてハジメの前にいる修と遊真と千佳。

そこにハジメを含めた玉狛第2というチームを作るという。

 

「ですけど僕、マトモにトリガーが使えるかどうか分かりませんよ」

 

そんなハジメの意見にレプリカと修が

 

『そうだな。ハジメのトリオンは特殊すぎる。

下手したらトリオン体になれるかどうかも怪しい』

 

「確かにそうだな……よし、試しに出来るかやってみよう」

 

………………………………………

 

「ほほう。ハジメ君がトリガーを使ったらどうなるか試したいとな!」

 

「迅さんが見た未来ではボーダーに入っていたのよね。

なら使えるんじゃないの??」

 

「それでも確かめたほうがいいだろうな

時崎のトリオンは未知数。どこでどんな作用があるか、把握しておいたほうがいい」

 

玉狛支部にいた宇佐見、小南、迅に相談したところ、なら早速訓練室でやってみようとなった。

 

「正式にボーダーに入ってないのに使っていいんですか??」

 

「あくまでも訓練用トリガーだからね。ここから出て使おうとしても使えないんだよ」

 

「なら安心ですね。それでまずはトリオン体になれるかですか?? 」

 

「大丈夫だとは思うが、まあ、やってみよう」

 

渡されたトリガーを手に取り

 

「トリガー起動(オン)

 

するとハジメの全身がトリオン体へと代わり、玉狛支部のマークがついた服へと換装した。

 

「良かった〜!とりあえずトリオン体にはなれたね!!」

「コレがトリオン体……」

 

「なんか違和感はあるか??」

 

身体のあちこちを触るハジメ。

特に違和感はないが確認したいこともあった。

小南に向かって手招きするハジメ。それに対してちょっと不機嫌そうな小南は

 

「なによ。先輩に対して手招きって…」

「殴ってください」

 

「はい!!?」

「ですなら殴ってください」

 

聞き間違えではない。

ハッキリと殴ってくださいというハジメに流石に動揺する小南。

 

「ちょっ、ちょっと待ちなさいよ!!いくら失礼な態度だったかもしれないけど体罰までする気はないわよ!!!!!」

 

(いや……よくやってるような……)

 

すぐに騙される小南はいつも手を出している。なんていまは言わないほうがいいと心にしまう宇佐見だった。

 

「トリオン体って痛覚はないんですよね??」

「それを試したかったの??一応切られた殴られたという感覚での痛覚はあるけど」

 

「それを試してみたいんです」

「それならそうといいなさいよ……」

 

ホッとした小南は軽く頭にチョップをかました。

痛みは、ない。どうやら痛みを感じる器官が止まっているのだろう。

 

「痛くないですね」

「あれ??でも痛覚はオンにしてるけど……」

 

『早速ハジメのトリオンが異常を出してきたな』

 

「なるほど。ならトリオンでの攻撃はどうなるんだろうな…」

 

すると持たされていたトリガーを起動する遊真。

そして装備されていたスコーピオンでハジメに攻撃を仕掛ける。

 

「空閑ッ!!!」

 

修の声が届く前に遊真の刃はハジメの首に当たっていた。

しかしそれだけ。当たってその先が止まったのだ。

首をはねようとしたその運動エネルギーさえも全て止められたのだ。

 

「おいおい。マジか……」

「な、なによ、これ……」

 

驚いて声が出ている迅と小南。修達は声すら上げれないほどに驚いている。

 

そして間近にいた遊真は一気にハジメから離れてたあと、試しに自分の手首を切り落とした。キチンと刃は届いているから遊真のトリガーに問題はない。

 

「本当にハジメは面白いな」

「じ、迅さん……これって……」

「あぁ……こりゃトンデモナイことになりそうだ……」

 

………………………………………

 

「なんですかそれ……」

「マトモじゃないとは思っていたが……」

 

「これはまだココだけにしておこうと思ってな。

林道支部長には連絡してある。あとは……」

 

そういいながらオペレーター室で訓練室で行っている訓練を見ていた。そこでは遊真や千佳や修の訓練よりも前にハジメのトリオンがどんな作用があるかを確かめることにしたのだ。

 

いまはバックワームを使っているが

 

「栞ちゃん。ハジメの居場所、バックワーム使わなくても分からないんだけど……」

 

『そうみたいだね。まさかバックワーム無しでレーダーから消えるなんて……』

 

「って、言ってるそばからハジメ君がいなくなってるよッッ!!!」

「ハジメッ!!!どこにおるんだあ!!!!」

「もしかして、姿も消えてる………」

 

『これって……カメレオンッ!?』

「なんでセット無しで使えるのよッッ!!!!!」

 

と、まるで鬼ごっこをやってる状況になっている。

トリオン体になっても修達から離れれば存在感が消えてハジメを見つけられない。

レーダーにも映らないから本当にどこにいるか分からない。

 

修、遊真、千佳が周りを見渡すが何処にもいない。

 

「これは……ハジメには隠密行動させたらピカイチですね…」

「うん……背後に回られてもコレ気づかないよ……」

 

鳥丸がボヤき、宇佐見が肯定する。

木崎は頭を抱えており迅は苦笑いをしている。

 

そして小南はというと

 

「いい加減にしないよハジメ!!!!ここら一帯ぶち壊すわよ!!!!!」

 

修達と一緒にハジメを探しているが全く見つからない。

完全に遊ばれているこの状況で小南のストレスはすでに限界値を超えており

 

「………いい、度胸ね……ッッ!!!!

メテオラッッ!!!!!!

 

炸裂弾で周りの建物ごと破壊して回る小南。

修達はそれに巻き込まれないように走り回るしか出来なかった。

 

「……おい、止めなくていいのか宇佐見??」

「止められると思いますか??」

「まぁ、無理でしょうね」

「落ち着くまで待つか、ハジメが出てくるまで待つかだな…」

 

その後、小南のトリオンが尽き周りの建物がほとんど破壊されたタイミングでやっとハジメが出てきて

 

「何度か当たりましたけど、ダメージないですね」

「当たったなら出てきなさいよッッ!!!!!」

「何度か小南先輩やオッサム達の後ろも通りましたよ」

 

「近くにいたのかッ!!!?」

「どうやらトリオン体だと存在感のオンオフがしやすいですね。なのでいまはオンにしてますけど」

 

すると突然に、いや、まるで霧が晴れて見えなくなるようにフワッとハジメが姿を消した。

 

「な、何よソレッ!!!!!」

「と、いう感じでこのトリオンの扱い方が分かってきました」

 

小南が驚いているタイミングでまた姿を表すハジメ。

自由に姿を消すことが出来ればバックワームよりも強力な隠密行動が可能となる。

 

「ただ弧月は使えませんね。なんかずっと持ってるものはトリオンが作用されているみたいで」

 

取り出した弧月を抜き近くの壁を切ろうとしたが斬れることなく棒で叩いたかのように反応になった。

 

「これじゃただの棒切れですね」

「じゃスコーピオンも使えないな」

 

「練習すればもしかしたら使えるかもしれませんが、まぁ叩き潰すというのも面白いのでいいかもですね」

 

「………いや、刃があったほうがいいと思うが……」

 

修のツッコミは聞いていないのかすぐに換装を解いたあとに、もう一つのトリガーを起動させた。

 

「逆に狙撃は出来ます。僕から離れたものなら関係ないみたいなので」

 

「ならガンナーかスナイパーになるのか……」

「いえ。ここはアタッカーでいきましょう」

「斬れないのにアタッカーになる気かぁ!!??」

 

「面白くなる方がいいと思います」

 

これには修も頭が痛くなったようで諦めムードになってる。

千佳は笑っているが目が疲れており、遊真はなるほどなるほどとちょっと楽しみだなーと感じている。そして小南は

 

「なんでそうなるのよ!!!隠密行動が出来るならスナイパー1択でしょう!!!!!」

 

「いやいや。背後からズバズバ。あっ、斬れないからドカドカと殴って倒す。うん、面白いじゃないですか」

 

「面白さで決めるなッ!!!!!」

 

いつも騙されている小南もハジメの前では完全なツッコミ役。

しかし、ここまでコケにされてきた小南も堪忍袋の尾が切れたようで

 

「………本当に…本当にいい度胸ねッッ!!!!

一回私が徹底的に締めてあげるわッッ!!!!!!」

 

「こ、小南先輩ッッ!!!!」

 

「何よ!!!!!このまま馬鹿にされたままで!!!!」

 

「……あ、あの………すみません……ハジメ…もう、いません……」

 

修の方を一瞬見たタイミングで姿を消したハジメ。

もうこれは完全に遊ばれている。と感じた修達はゆっくりとそこから離れることにした。間違いなく小南はブチギレると

 

「ハ、ハ、ハジメエエエエエエェェェェェッッッッッッ!!!!!!!!」

 

………………………………………

 

「小南先輩は短気でいけませんね」

「やり過ぎだ」

 

先に戻ったハジメにチョップを入れる木崎。もちろんダメージはない。

 

「でも鳥丸先輩がよくやってましたのでいいのかと」

「いやいや。俺でもあそこまで酷くないぞ」

 

「やっぱり自覚はあったんだね鳥丸君……」

「それはそうですよ」

 

それはそれで問題じゃ…と言いたかったがこの二人に何言ってもムダだと感じた宇佐見は黙ることにしたようだ。

 

 

 






ーオマケですー

「ちなみにビルが崩れる中にいたんだけど、ガレキに挟まったときは抜け出すのは大変でした」

「いや……まずトリオン体が持たないからな普通は……」

「で、次は…」
「生身でやろうとか考えたら怒るからなッッ!!!!!」

「もう怒ってますよオッサム」
「ハジメッッ!!!!」

「修君……怒ってるとき、なんだか小南先輩に似てるかも…」
「ふむ……新たに"ツッコミの鬼"が追加か〜」


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